富山出張　駆け足町巡り

2012/06/14 - 2012/06/15

富山でのお仕事初日。意外と、羽田からの便が少なく、前泊することにした。JALは飛んでいない。
お仕事本番の日、大阪から合流したメンバーが、口々に、「遠かった〜」
3時間半の列車の旅。
お仕事が終わって、懇親会の席で、地元の人に尋ねてみると、「東京へ出張するなら、列車が一般的」とのこと。新潟新幹線を使うのだそうだ。
北陸新幹線の開業が待ち望まれる理由が、実感できました。

エリア 富山市(富山)

• 交通手段: ANAグループ

富山城。地上10階からのアングル。
戦争で焼け野原となった富山市。街区は整然としていますが、町全体は「平ら」な感じがする。
富山駅から徒歩10分。唐突に富山城があらわれる。
城跡の公園と、天守と石垣。見所は少ないけれど、飾り気のない、威嚇されることのない建物の雰囲気になんだかほっとする。

富山駅の北側から出ているポートラムに乗って、日本海の方へ出かけてみた。
夏至が近いので、もうすぐ6時なのにまだまだ明るい。
富山は、江戸・明治時代の北前船の寄航地。当時の繁栄をしのぶ界隈があるそうだ。

Wikipediaによると、
「北前船とは、江戸時代から明治時代にかけて活躍した主に買積み廻船の名称。買積み廻船とは商品を預かって運送するのではなく、航行する船主自体が商品を買い、それを売買することで利益を上げる廻船のことを指す。」

廻船貿易で栄えた、富山市の岩瀬地区。
廻船問屋の森家の屋敷は国指定重要文化財に指定されている。

本日は、もう閉館だけど、
お屋敷内も見学できるそうだ。

通りの佇まいが落ち着く。
当時は、賑やかな往来だったに違いないけれど、
今日は、とてもとても静か。

岩瀬銀行こと、現在の北陸銀行。

名物、どら焼き屋さんも。

通りの茶店だったんでしょうね。

通りには、昔ながらの酒屋が３軒も軒を連ねている。

酒蔵の天井は高い。
太い木組みが印象的

屋根瓦も立派。

暫く界隈を散歩していると、こんな立派な料亭が。
富山湾の海の幸を堪能してみたい。

ようやく夕陽が落ちる時間となりました。

町へ戻らなければ。