子連れdeグランドサークル★キャンピングカーの旅（5）＠アンテロープとホースシューベンド

2012/05/02 - 2012/05/02

二家族合同モーターホームの旅も中盤です。
モニュメントバレーを出たのが夕方5時過ぎ。
明日の正午、ページの街でアンテロープキャニオンのツアーに参加することは決まってたけど、実は今日、どこで泊まるかは決めてなかったのです。
ページの街まではモニュメントバレーら2時間ちょっと。
ここで宿泊するか、ページの街まで移動しちゃうか、もしくは途中の街のRVパークに泊まるか。

実はこの時、よ〜いち（運転手）の頭の中は今日中にページまで到着して明日を楽にする事でいっぱいだった。
でも、たくぉ氏は途中の街でRVパークを探して泊まるつもりだったのです。

時刻はP.M6:00過ぎ。
お昼ごはんが遅かったのはあるけど、ページまで突っ走ると食事をどこで食べる？？
なんとなくみんな頭の中でこれからのストーリーを描いていたものの合意するわけでなくモーターホームを走らせます。

でも、これが、トラブルの原因に・・・。
モニュメントバレーからページの街の間にはＲＶパークがありそうな規模の街が1か所しかありません。
その街を通過する直前にiPadとかでＲＶパークを探し始めたものの、インターネットの接続が激遅で、検索不能！

拓ぉ氏は車を停めて調べたいとなったんだけど、
よ〜いちは、急には止まれないし、ここで停まってもよいＲＶパークが見つからないとふんで停まらない。

結局唯一の街を大きく通りすぎ、ページへ行く選択肢しかなくなりました。
で、お食事どうしよう問題勃発。
そして、今夜の宿泊場所どうしようか問題も併発。

街もなけりゃスーパーもレストランもない道で、よ〜いち＆たくぉ氏のケンカも勃発です。

私は、なんとなくこうなるんじゃないかってのは予想がついていたので、食事は適当にありものでつないでしのぎました。

ＲＶパークのオフィスは閉まってるけど、適当に入って朝会計すればよいという情報をGetし、ページのＲＶパークへ一路向いました。

エリア ページ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー

それからまもなく、ページのあかりが見えてきました。

ページのRVパークと思われる付近も非常に道がわかりにくくウロウロ。
RV車が停泊していて、なんかそれっぽい場所に着いた？と思っても、Officeらしきものは見つからない・・・。
いったん車をとめて付近をウロウロしたのですが人気も無。

う〜ん。困った。

その時、旅のメンバで一番のイタズラ娘が静寂な夜の中、クラクションを「プップー♪」
闇にクラクション響き渡り、その音で犬が吠えまくり！

キラたんめっちゃ怒られる。
が、その犬の飼い主が愛犬がうるさいと叱りに外に出てきてくれた！！

飼い主さんに事情を話すと、どうやら私たちがいた場所は業者専用のキャンプ場だったみたい。一般人が宿泊できるキャンプ場にわざわざ車で案内してくれました。
助かった〜！！
キラナイス★

こうして長い一日が終了です。
子達を寝かせた後は大人たち、本日の反省会。
まぁ、いろいろトラブルがつきものの旅だけど、これが旅の醍醐味だという事で結局まとまります。こんなハードな旅を一緒にできるのは恐らくうちらだけだろう
（しかもこんな密室でがっぷり10日日・・・）
と、互いの熱い友情を確かめあいました（笑）

全てを自分で決めて、手配して、自力でまわるだけでも結構大変なのに、幼い子を連れてよくやるねって感じ？

4人とも旅がほんとに好きなんでしょう。

さて、本日の反省会が終わったら、明日の計画です。
明日はこの旅一番？の長丁場。
やることたくさん、しかも、途中途中家族で別ツアーに参加するのでタイミングと時間管理が非常に重要になってくるのです。
グランドサークルでの観光はフィナーレを迎え、一気にラスベガスまで目指します。
分単位の勝負なので、とにかく綿密にプランを練り上げ就寝。

5月3日6日目。
朝7:00．
私たち夫婦が一番楽しみにしていた一日が始まります。
起き抜けの外のこの景色！
最高のロケーションからはじまりました。

昨日夜到着したから全然わからなかったけど、湖がとっても美しく輝いています。
うわ〜！！
こんなRVパークならもう一泊してBBQとかしたいよ〜！！

が、そんな時間は当然無。
いっそいで昨日やっぱり浴びれなかったシャワーを浴びに向かいました。

ところが、なんと、シャワーを浴びるのに25セントの硬貨が6枚も必要です。
お金忘れてきたから車に戻る・・・。
コインは当然ないので両替機があることを願ってもう一度シャワーのあるオフィスへ。

・・・両替機無。オフィスが空く時刻は8:00・・・。
がっくり。
早くも出発に遅れの兆しです。
8:00によ〜いちに両替に行ってもらって、シャワールームに向かったけど、
シャンプー＆リンスの忘れ物に気付き3度車に逆戻り。
往復するのに5分かかるからやりきれません・・・（涙）

今度こそ4回目のチャレンジで無事シャワーかと思いきや、
お湯が出ない（涙）
いつまでたっても水のまま・・・・（泣）

ついに、シャワーをあきらめ、せまいモーターホームのシャワーで我慢することになりました。
ほんと、なにやってんだか、私（涙）

早くも時間おせおせムードで湖に向かって出発です。
今日朝一のイベントはよ〜いち家＋セリ＆アキは湖でボートツアー。

私とたくぉ氏は、去年見逃した絶景ポイントホースシューベンドに向かいます。
このホースシューベンドは、駐車場から20分も砂地を歩かないとたどりつけない場所にあるため、子ども達を連れていくのには非常にためらいがあったの。
さらに断崖絶壁を見下ろす形になるから、子ども達には危険すぎ。

みぃぴょんとに息子と娘をたくしました。

6人を無事湖に送り届けた後はダッシュで車に戻って一路ホースシューベンドに向かいます。
往復15分。
ボートツアーが終わる時刻にはまた戻っていなければなりません。
かつてないほど急いで向かいました。

駐車場に到着。

ここから砂地の上り坂、下り坂を必死に超えて、
ついに、現れました！！！！

すっご〜〜〜〜〜〜〜い！！！！！！！

なんという事でしょう。
なんと、完璧な馬蹄形。

これは強烈すぎる光景です。

そしてなんという断崖絶壁っぷり！

高所恐怖症とは縁遠い私ですら、崖っぷちにはさすがにドキドキしました。

たくぉ氏も内股がゾワゾワして大変だったそう！

これは本当に子ども連れてこなくてよかった。
しかも往復子ども達を歩かせるのは正直無理なレベルでした。

でも、本当にこの場所に来てよかった。
生きててよかった！
絶景最高です★★

景色を満喫した後は、再び猛ダッシュで元来た道を戻ります。
正午から始まるアンテロープキャニオンに間に合わせるため、いっそいでマックでお昼ご飯を調達し、湖にお迎えにあがらなければなりません！

一方、子ども達組は・・・

ボートで湖を満喫！
私たちが見下ろしていたのとは逆に、湖から断崖絶壁を見上げるパターンです。
貸切1時間のボートツアーでした。

あ、ここ、「猿の惑星」っていう映画の舞台になったとこなんです。
確かに宇宙っぽい光景。
ほんと、世界には信じられないような絶景が存在するんですね。
私を旅行にかりたてるものもこの絶景にあるような気がします。

ボート内。
5歳児2人組。

結構入り江のギリギリまで進んでくれます。
子達、楽しんでくれてよかった！

こうして、午前中のノルマを無事に果たす事ができました。

さて、ボートツアーの後は猛ダッシュでアンテロープキャニオンのツアーの場所へ。
約束の時間5分遅れでなんとか到着。

無事にモーターホームから4人を降ろしました。
が、ここからよ〜いちのドリフ級ドタバタ劇が始まります。

まず、ツアーに参加するにあたって、きらたん（2歳）にはチャイルドシートが必要だとの事。
しかし、モーターホームにはそんなの設置しておりません。
なんか法律上も義務がなくなったみたいね。

仕方ないので夜はベッドに早変わりする座席の背もたれを持ってシート替わりにしたいと交渉。しかし、それじゃダメだと言われたらしい。

よ〜いち君、あわててまた車に駆け戻り、今度は二人掛けシートの細長い背もたれを持って飛び出した。
背もたれ、細長いから車から降りるときにぶつかって、あせってなかなかドアをすり抜けられないっ！
やっと下りるかと思ったら足に転がっていたバケツを蹴って、バケツまでモーターホームからガラガラドッシャーンと飛び出る始末。
周りに日本人の観光客も何人もいたからかなり笑われる。
そのシートもだめだと言われて三度車に逆戻り。
何を思ったか枕を持って駆けだした！

おいおい大丈夫なのか？と思ったら、枕でOKってなったらしい（笑）
座席ではこんな感じにきらたんが座っていたそうな。

砂漠をかけぬけてキャニオンに無事到着。

この中に入ります！

キャニオンの中には去年私たちが見たときよりは少し傾いていたけど無事光のビームが見えたそうです。

この砂が流れ落ちるのがきれい。

子達は砂遊びに盛り上がります。

二人とも超ご機嫌。

でも・・・・
これはキラたんやりすぎでしょう！

周囲の外人もビックリ的な？？

一方我が家は・・・。
去年行かなかったロウワーアンテロープキャニオンへ。

何がアッパーとロウワーで違うのかと言うと、こういうことでした。
ロウワーはこの裂け目の中を下って入っていくのです！

ロウワーには光のビームはないけど、
規模はこちらの方が大きくて、険しい感じ。

こちらのテクスチャも見事！

大人の体一人通すのがやっとみたいなところもたくさんありました。

うちの子達ももちろん砂遊びに夢中ですな。
（きらほどの大胆さはないけど）

アッパーアンテロープキャニオンとロウワーアンテロープキャニオンは道路はさんで反対側にあるんです。

この工場の煙突が目印。

今回ロウワーを見て、アッパーもロウワーもどちらも甲乙つけがたしだね。

やっぱり、正午に光のビームを見るならアッパー。
ロウワーは広くて自分のペースで周れるから、正午以外に行くならロウワーの方がよいかも。

さぁ。ふた家族ともアンテロープキャニオンを満喫して、再集合です。
時刻は2時すぎ。
ここから3時間の移動を経てブライスキャニオンへ向かいます。