アンドラの桜と町のようす

2012/04/18 - 2012/04/29

　　バルセロナから片道４時間余りでアンドラまで直通バスが１日４回出ている。（フランスのトゥルーズからも）
バロセロナ滞在２日目の4月26日9時過ぎにアンドラへ向かった。
　以前からスペインとフランスの国境のピレネー山脈の中にある人口84,000人のアンドラを訪れたいと思っていた。理由は、世界遺産にもなっている美しい自然、高い生活水準、軍隊がない平和な国、犯罪が少ない国、等であった。
　ましてや、２年前にインターネットで４月には町中で桜の花でいっぱ咲く、と言う情報をインターネットで得たのである。　この時の桜旅のメインであった。
　バロセロナから１時間もすると、バスはピレネー山脈を目指して上る。今まで山峡のバスは何度も経験したことはあるが、こんなにファンタジックな美しい景色はめったにない。
　国境に入管はあるがノウチェック。やがて30分もすると沿道に桜の並木があった。
　薄ピンクの満開の桜を見た時は、「オー、トレビアン」と叫んでしまった。（私が知っている数少ないフランス語）
　首都、アンドラ　ラ　ヴェリア着くと町のいたる所に八重桜が咲いていた。町の中央を流れるバリラ川の両岸に千本以上の桜並木があった。
　この桜は残念ながら殆ど散っていたが日本の桜でなく自生の桜だと思う。
　私のアンドラ滞在は２時間余りだ。もう、マラソン選手の如くあっち、こっちと走り回った。
　町の中央部でギンギラギンに着飾った日本のショッピングツアーのご婦人たちに会った。
　彼女たちはマルセーユから来たのだそうだが桜見物が目的ではない。フランスやスペインの高級ブランド品がアンドラでは３割以上も安いのだそうだ。新市街地にはショッピングセンター、高級レストラン、高級酒店がズラリと並んでいたが私は関心がなく、アンドラの八重桜を時間が許す限り堪能した。

エリア アンドラ・ラ・ヴェリャ(アンドラ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機

町の中心部の八重桜

高級ブランド店の前の桜

町の中を流れる川の岸辺には1000本以上の桜並木がある。残念ながらそこの桜は散っていた。

岸辺の桜が一枝だけ咲いていた。日本にはこの種の桜はないと思う。

どんな建物にも桜は好く似合った。

多分、官庁だと思う。

古い建物もあった。

バスの車窓から観たピレネーの山脈

同じく車窓から観た景色

同じく車窓から観た景色