2012/05/27 - 2012/05/28
145位(同エリア499件中)
Kenさん
フェニックス空港(PHX)経由フラッグスタッフ空港(FLG)へ。
そこから約180マイル(約290キロ)の砂漠路ドライブでモニュメントバレーで最高の眺望を誇る
The View Hotel へ向かい、日没とご来光の両方を鑑賞しました。
この行程の続きとなります。 http://4travel.jp/traveler/ken1212/album/10678755/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- USエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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昨夜のVIA-Railエドモントン駅からエドモントン空港脇のホテル着が25:30。
そして翌04:30にラディックエドモントン国際空港(YEG)近くのホテルからホテル巡回バスで空港へ向かいます。
ホントは空港施設内で一晩過ごせたらいいのですが、それが不可能の空港のようです。 -
午前4時台ですが空港はソコソコの混雑でしたので搭乗手続きと受託手荷物のタグ付けをしてもらい、荷物持参でアメリカ入国申告書を記載して
カナダの空港なのに「アメリカの入国手続き所」へ向かいます。
実はカナダ発アメリカ行の航空機はすべての空港でこのような手順。
だからアメリカ国内の到着地は国内線扱いされるようで着後の負担や乗り換えは容易にできるようです。 -
無事、カナダ国内でアメリカ入国審査を通過しゲートへ。 この空港も最近のトレンドである搭乗客全員が免税店を通らなければゲートに行けない、と言うスタイルのようです。
カナダドル使い切りのために当然お買い物をしたりしますから空港施設会社の思う壺ですねw -
飲食店等は午前5時頃に開くようです。
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空港内で迎えた日の出。
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空港内フードコートでの朝食。
まぁまぁなクオリティーです。 -
日本では見かけませんが世界的にはよく知られたA319型機です。
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今回はUS Airways便でアメリカ南西部のハブ空港フェニックスへの4時間弱のフライトです。
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コーヒー社会のアメリカですが、この先も乗るUS Airwaysのコーヒーはイマイチです。。。
またCAも無愛想です。 -
エドモントンから飛行して約2時間半。 グランドキャニオンの上空を飛行します。
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アメリカの航空機は基本的には窓はとても汚れています。
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アメリカ南西部でアメリカ第5位のUS Airwaysのハブ空港でもあるフェニックス・スカイハーバー空港(PHX)に定刻より15分遅れて09:20(!?)に到着。
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e-tktsには09:05到着で10:00の便へ乗り換えと記載されていたので大急ぎで降機して出発便案内の画面をみてゲートを確認。
エドモントンでもらった搭乗券と同じゲートでしたからそのゲートへ。
帰国後気づいたのですが、ゲート案内の画面を注視すれば慌てる必要なかったんですよね。 -
確かにこのe-tkts観ると06:20に出発して09:05に到着で搭乗時間3:45というトコでおかしな点に気づくべきでした。
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私の時計が09:50となっても搭乗案内もなく、ふと他のゲートに目をやると 09:00発のフライトのゲートに[On Time / Now Boarding]と掲示が。。。
確認のため近くの家族連れの方に時間を聞くと「08:50だ」と言われてビックリ。
フェニックスはエドモントンからほぼ真南に2215キロ離れた同じ山岳時間というタイムゾーンですがアリゾナは全米で3州のみのサマータイム不実施地域と言うことを知らずに「時間がギリギリだ」と勝手に焦っていました。
ただ、フェニックスはこういう事は珍しくないようで、近くの男性の方も空港職員に時間を聞いている光景も複数、目にしました。 -
フラッグスタッフへはこのフェニックスからしか飛べないのですがゲートはB1から全便出るようでわかりやすい運用です。
ただしB1と搭乗券に書かれててもB1、B1A、B1B、B1Cと細かく分かれています。 -
小さく古い飛行機ですが、廻りのスタッフはみなフレンドリーです。
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US Aiewaysから業務委託されているMesa AirlinesのDHC-8-200ですね。
旧型の高馬力型なので確か、日本では定期旅客就航していないはずです。 -
この便の機内持ち込み手荷物サイズは他の便と違って制限が厳しいため、乗り継ぎ客は搭乗直前に無償で受託手荷物扱いとなります。
当然、バルク積み。。。 -
35人乗りの小さな双発プロペラ機です。
確かにバックパックだと32リッタークラスが限界かも。 -
砂漠地帯の飛行機。 機内は冷房がしっかり効いていたのですが日向側(すなわち左側)の窓は結露。
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離陸して25分ぐらい。 荒々しい大地が見えてきます。
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一番後ろの座席でしたので最後に降機すると、日本人女性の副操縦士さんがお出迎えして下さいました。
なにやら「搭乗名簿を観ると日本人のお名前でしたので」との事。 コチラに来てかれこれ10年だそうです。
まさか、こんな場所でプロフェッショナルとして働いている日本人の方にお会いするとは思っていなかったのでお驚きです。
お名前を失念したのが悔やまれますが、お写真を撮らせて頂きました。 -
標高7014フィート(≒2140メートル) の空港です。
砂漠地帯だから熱いと思っていたのですが、降機しての第一印象は「肌寒い!」でした。 よく考えると富士山5合目ぐらいなんですよね。。。 -
空港はこじんまりとしていますがどことなく落ち着く雰囲気です。
ただ、グランドサークル方面への拠点のせいかレンタカーカウンターが受託手荷物受取場の真後ろに配置されています。
フェニックスで預けなおした機内持込制限に引っかかった52リットルのバックパックは受領できたのですが、エドモントンで預けたスーツケースが待てども出てこない。
これは『ついにロスバケか?』と思いながら職員に聞くと「一本前の便で届いてたよ。」と手渡しで引き渡してくれました。
確かにフェニックス時間08:50の便があったのですが、早く着くこともあったのにはビックリです。 -
今回は日本では馴染みのないアラモレンタカーという業者から借りました。
http://www.alamo.jp/Hotdeals/738/jp/aljp_promotionsbox1psc?sissr=1
日本語HPもあるため日本で予約ができます。
24時間単位の課金なので51時間利用する私たちは仕方なく72時間分の利用代金を払いますが保険も全部つけて、距離無制限・超州・追加運転者登録・ガゾリン満タン返し免除・日本語カーナビ搭載で 約410USD(≒33500JPY)でした。 Chevrolet Traverse ですが1LT2なのでFWDのV6車のようです。
ちなみに交通法規等についてはハワイ編ということですが、コチラのハーツレンタカーのサイトがシンプルでわかりやすいです。
http://info.hertz-car.co.jp/guide/drive.html#step4-1
実際、このサイトを見ていたため、スムーズに運転できました。
あと、いくらカーナビがあっても日本のものほど性能も操作性も良くないので紙のロードマップは持っていったほうがいいと思います。
今回、私は RAND McNALLYのArizona(ISBN-13:978-0-5288-8109-1)を日本からした準備の段階で色々と書き込みをして持参しました。 -
途中、フラッグスタッフの街中で、これから始まる砂漠地帯のドライブに備え、念のためスーパーで、1ガロン¢99という価格でもあったため、1ガロンの水を2本購入。
店員に「今からレスキューにでも行くのかい?」と冷やかされますが、デカい車なだけに積載スペースもあるし、初めての海外ドライブが、これまたなれない砂漠路ドライブということもあるので保険の意味も込めて購入。
ちょうど日曜ということもあり、駐車場でホットドックを振る舞うイベントをしていたため頂く。
旅先補正もあっただろうけど美味しかったなぁ。 -
フラッグスタッフ市街地89号線北東に約1時間。 Cameronと言う街を過ぎたあたりに日本で言うところの「コテコテ」の【キャメロン トレーディング ポスト】というドライブインがあったので遅めのランチを兼ねて休憩。
左ハンドルで、右側通行という慣れない環境なので300キロ弱を100キロごとに休憩を取る計画でしたが、昨夜の寝不足も相まって結構疲労が溜まっていました。
中は日本人ツアーのバッジをつけた観光客が多い様子。
ちなみにお土産物コーナーは大きいのですが、申し訳ない表現だが私達には、典型的な「なんでもあるが、欲しいものは何もない」というパターンです。 -
この近辺のご当地グルメらしいです。 Navajo Hot Beef 12USD
なかなか美味しかったのですが下のピタパンみたいなのが分厚く、脂っこく胃にもたれました。
上のお肉は味付けとしてはオイシイのですが分厚く固い。。。 -
Bowl of Chili 8USD
ある意味、雑多なアメリカーンなお味。。。 -
mini navajo taco 11USD 全然ミニじゃないですw
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1時間強ほどランチ休憩しをして再びドライブへ。 思った以上に交通量も住宅もあるので安心です。 ただ景色が壮大なのですが短調で眠たくもなります。
またところどころにバーストしたと思われるタイヤが転がっているので少しは気になります。
ただスピード違反の取締は比較的されているのか、僅かの間で2回捕まっている車は見ました。 -
89号線から160号線へ乗り換えTubaCityを過ぎたあたり。 キャメロンドライブインから約30分ぐらいで交通量も民家も急激に減ります。 65マイル制限(104キロ)なんですが大体皆さん80マイル(128キロ)ぐらいで走っています。
日本に比べれば道路もそんなに良くないし対面通行の1車線道路。 標高もソコソコある ガタイのいい車にして正解だったと思います。 -
イチオシ
TubeCityから小一時間。 Marsh Passというところで2回目の休憩。 小さなモーテルとそのレストラン件、売店があります。
このへんの標高は6700フィート = 2042メートルです。 -
先程の休憩地点から約10分でKayentaの街へ。 そこから今度は163号線へ乗り換えいよいよ、モニュメントバレー地帯を目指します。
なおモニュメントバレー方面へは実質的には最後のガソリン補給地点となります。(モニュメントバレー地区でも給油ができるらしいですが営業時間等が不確かなカンジがしました。)
モニュメントバレー地帯に宿が確保できないとKayentaに泊まることになりますが40キロ程度あるため、陽が照っていない時間の運転は、日本人の感覚から言えば「怖いかもね」というのが正直な印象です。
しかも163号線は160号線以上に道路に穴が開いていたりクラックが入っていたりと足回りがしっかりした車でないと厳しい気がします。 -
ユタ州境に近づくにつれ、不思議な形をしたメサ群が増えてきます。
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メサ群が増えてくると、今度は近くなってきます。
このへんに近づくと路上に車を止め、写真撮影している車輌も多く見られます。 -
イチオシ
カイエンタの街から途中に何度か止まったりしましたが、24マイル20分強でアリゾナ=ユタ州境に到達です。
フラッグスタッフからは187マイル(≒300キロ)の距離、途中、昼食や運転手交代を含む2回(計2時間)休憩をしましたので休憩を除くと約3時間の走行です。
ただ慣れない左ハンドル右側通行っていうストレスは日本で国道を300キロ走るのとは違うストレスがあります。 -
さらに、ユタ州を直進します。
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イチオシ
背中側にメサ群を見れる場所へは州境から約10マイルほど進みます。
ちなみに州境から13マイルの場所まで進むと映画フォレストガンプで出てきた「フォレストガンプポイント」へ到達します。 -
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さて、ユタ側から州境方向に戻ると州境手前にこの看板。
これを曲がればモニュメントバレービジターセンターへ行けます。
なお、このモニュメントバレー・ナバホ自治区へは料金所を通ってお金を払わなければいけません。
そしてソコだけ時差が+1時間となります。
このへんは要注意! -
モニュメントバレーで最高と称されるナバホ族経営のThe View Hotelへの入口にこの看板が。
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「これでもか!」と主張するエントランスです。
この右側に駐車場が広がります。
宿泊客は車種とナンバーをフロントで聞かれます。 -
高級感はないですがゆったりとしたロビーで無料Wifiが使えます。
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ツインルーム。 部屋自体はそんなに広くないですが、、、
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イチオシ
2階中央部の部屋からの眺望です。
テラスからは絵葉書のような絶景が観れます。 -
ナカナカ予約困難というのも理解できます。
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建物内唯一のレストランからの眺望。
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メニューは、モニュメントバレーを舞台にした映画スターの名称がついています。
これは「クリント・イーストウッドチキン」という『フツーのフライドチキン』
価格はモノの割りに少し高いかなぁ、と思います。
味は良くもなく悪くもなく。。。 -
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モニュメントバレーの夜明けです。
5月下旬、現地時間午前6時(アリゾナ時間午前5時)です。 -
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イチオシ
実はこのホテルだと客室内のプライベートテラスからメサ群から昇る日の出が見れるということでも優位性があります。
カイエンタのホテルだとこれより1時間弱早起きし、かつ暗い中をドライブしなければならないからです。 -
完全に陽が登ると逆光。 メサ群を見るならば順光がよいので午後がいい眺望と思います。
この先、プランを立てるにも1時間の独自の時差が混乱しますが基本的には「1時間余裕が出る」という考えでいいようです。
今日の午前中はアンテロープキャニオンを目標地点とします。 -
さて、昨日通り越したアリゾナ=ユタ州境を右に見て、再びアリゾナ州へ戻ります。 アリゾナ入側は極めてシンプルな標示です。
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昨日来た163号線でKayentaへ、そこから160号線もTubaCity方面へ戻ります。
そして45マイルほど進むと98号線Page方面へ右折します。
今回のドライブの中で日本並に路面が整備されていた数少ない道路でした。
また起伏もカーブもあったので道路だけは日本に近い雰囲気で運転もしやすかったです。 -
98号線道中、1箇所だけ物売りが展開している展望所がありました。
ただ基本的には途中に飲料品の調達はKayentaまでに済ませておくべきでしょう。 -
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赤茶けた砂漠地帯をドライブして遠くに大きな湖とこの煙突が見えるとアンテロープキャニオンのロウアーがあり、さらにソコから10分弱進むと、この煙突の工場の脇にアッパーがあります。
この工場、アリゾナ州政府の施設とのこと。 あまりにナバホの勝手さにアリゾナ州政府が報復のために建てた、とも言われているそうです。 -
モニュメントバレーから約125マイル(≒200キロ)約2時間弱でアンテロープキャニオン・アッパーへ到着できます。
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ココだけはナバホの自治区ってことでやりたい放題な気もします。。。 ちなみにこれはアンテロープキャニオンの入場料ではなく「敷地の入場料」です。
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これが2012年5月下旬の段階での価格表です。
正直、11時と12時の回の40USDは「高いなぁ」と思いましたが、25USDとの差はあったと、今にして思います。 -
集合時間に各々名前を呼ばれ、指定されたトラックに乗ります。
そしてそのトラックごとに集団行動となります。 -
トラックで5分ほど揺られるとアンテロープの入り口です。
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洞内は非常に狭く、大きな三脚を持った韓国人旅行客がいましたが迷惑になるだけでした。
三脚を展開すると他の方の通行の妨げにしかならならないので持参されないほうがいいと思います。 -
ところどころ、上部から光が差し込むと、洞内に舞う砂埃と相まって神秘的な光の光線が形成されます。
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直接光が差し込まない場所も光のコントラストで濃淡が付きます。
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上部穴のカタチや大きさも全て違うため、見ていて飽きませんが、感動できるものとそうでないものの差もかなりあるのも事実です。
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イチオシ
ガイドさんがところどころビューポイントを作ってくれたりします。
私たちは「砂を投げてはいけない」というルールですが、ガイドさんが投げて神秘的な砂の滝を作ってくれたり、ビューポイントでは写真を順番にとってくれたりします。 -
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イチオシ
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イチオシ
このような真下への光の筋は正午付近でしか見れないとのこと。
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色々と神秘的な光景が多い洞内です。
デジカメのバッテリーやメモリーカードの容量はしっかりと準備しておくことをお勧めします。 -
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イチオシ
青空の反射のせいか、赤っぽい洞内なのに鮮やかな空青が見えることもあります。
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イチオシ
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さて、折り返し地点に来て戻り始めます。この頃から13時台突入です。 急に光の入り具合が悪くなり、正直はハナシ「イマイチ」な景観となります。
ガイドの方いわく「11:00〜13:00でなければ綺麗に光が入らない」とのこと。
思えばこれが光の入り具合の良い時間帯の40USDとそうでない時間帯の25USDの差なんだと思います。
是が非でも11時の回か12:00の回に参加されることをお勧めします。 -
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13:00台になると上からはもちろんナナメからも光が差し込んでこなくなります。
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またトラックへ載せられ駐車場へ。
各々のガイドにチップを渡して車へ戻ります。
これから車で5分ほどのPsgeの街へ行き、昼食と給油を経て、いよいよ140マイル先のグランドキャニオンへ向かいます。
http://4travel.jp/traveler/ken1212/album/10680688 に続きます。
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