2011/09/14 - 2011/09/15
1640位(同エリア2652件中)
アツシさん
スペインの首都・マドリッドは、イベリア半島のほぼ中央部、マンサナーレス川沿いに広がる都市である。
中でも王宮と旧市街地は、18世紀に整備された建造物で構成された歴史地区。
現在でもマドリッドにおける商業・観光・文化の中心地となっている。
またトレドはかつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地でマドリッドの南71kmに位置する。
この2つの地域を中心に、流離い(さすらい)歩いた旅のスナップを紹介!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
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Hola!
まずはマドリッドから古都トレドへ。
鉄道チケットはネットから予約できなかったので、アトーチャ駅の窓口で直接購入。
定刻どおりに出発! -
アトーチャ駅からAVANT(短距離の高速列車)の直行便でわずか33分。
あっとゆう間にトレドへ到着。 -
トレド駅はアラブ風建築物になっていて、ここからマドリッドとは違う空気感を醸し出している。
構内にはカフェやお土産物屋まであり。
伝統工芸品の「ダマスキナード」(彫金細工)なども購入可。
ここから市バスに揺られること約15分。
トレドの街の中心地へ。 -
イチオシ
トレドの全景。
中世の佇まいを今に残す。
タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されているだけあって、とても美しい! -
トレドの中心地「ソコドベール広場」。
観光の起点だけあって、道も広く、お店も沢山。 -
トレドは、ドンキホーテの物語の舞台である「ラ・マンチャ地方」ということもあって、お土産物屋でも大活躍!
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イニエスタ(サッカー・スペイン代表)がイメージキャラのアイスメーカー。
日本でいうと本田がCMでるようなもんで、こういうのは世界共通だなあ。 -
広場からすぐの所、街の頂きに聳え立つ要塞「アルカサル」。
流離いの散策開始。 -
細い路地が幾重にも入り組んでトレドという街を構成している。
正直ガイドブックの地図はあてにならない。
カテドラルなど大きな建物を目印に動くしかないが、多くの場所ではその目印すら見失うことが多い。
迷子感を楽しむのが、トレドの楽しみ方の一つ。 -
狭い路地でも、車の交通量は多い。
周りに注意しつつ、散策を続ける。 -
標識は貴重な位置確認情報。
見つけるとホッとするが、数が少ないのが玉に瑕! -
広場に出ると一安心。
青空をバックに市庁舎が開放感を演出。 -
アラブを感じさせるアーチの門には、イスラムの女性が映える。
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路地に迷いこんだと思ったら、猫も迷子?
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通りを示す看板下部には、美しいトレド全景のイラストが描かれていた。
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ランドマークであるカテドラル周辺を散策。
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スペイン・カトリックの総本山でもある、ゴシック様式の建造物。
そのカテドラルへ入場。 -
中は荘厳の一言!
凛とした空気に思わず緊張。 -
聖堂内を彩る数々の彫刻物に目を奪われる。
そのほか、宝物室や聖器室など見所十分。 -
天井も美しい宗教画で覆われている。
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カテドラルを出て、ホッと一息。
そんなに広くない街だけど、迷ったりしてかなり足への負担も大きい。
このベスパに乗って観光できたら楽なんだけどなあ。 -
「汗ばむわ〜」と休憩がてら、バルで朝食。
早い時間だけど、沢山のタパス(小皿料理)が並んでて食欲を刺激される。
氷&コーヒーのコンビネーションは良い清涼剤。
料理はどれも美味しかった! -
トレドのもう一つの名産といえば、アーモンドのお菓子「Mazapan」。
この「サント・トメ」は13世紀当時と同じ作り方を続けている老舗で、メニューも豊富。 -
「サント・トメ」はちょっとお高めだが、街の露店でも安価で購入できる。
まずはここで味見してみるのがいいかも。 -
お腹が満たされたので、散策再開。
アラブ風の建物が多く、歴史を感じさせる佇まい。 -
トレドといえば、ルネサンス期のスペインを代表する画家「エル・グレコ」の住処があることでも有名。
内部にはアトリエ、書斎、寝室などが復元されており、トレドの景観を初めとする沢山の絵画が展示されている。 -
トレドを堪能し、マドリッドへ帰還。
マドリッドのアトーチャ駅は熱帯植物が植えられた植物園になっていることでも有名。 -
そのアトーチャ駅からメトロに乗り換え、マドリッドの中心地である「プエルタ・デル・ソル」へ。
プエルタ・デル・ソルとは『太陽の門』を意味し、15世紀にはマドリードを取り巻く城壁の門の一つだったとのこと。 -
広場のランドマークはこの像。
「熊と岩梨」の絵柄はマドリッド紋章のデザインでもある。 -
カルロス3世の騎馬像とマドリッド自治政府庁の間、マヨール通りを西に向かう。
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歩くこと5分弱、「マヨール広場」に到着。
フェリペ3世の騎馬像とカサ・デ・パナデリア。
カサ・デ・パナデリアの壁には伝説のシベレスの女神をあらわした壁画が描かれている。 -
広場の東西南北には9つの門があり、交通の拠点としても重要な位置づけとなっている。
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また広場にはカフェやバルが多く出ており、市民や観光客の憩いの場にもなっている。
広場南にあったバル「CERVECERIA CRISTINA」でちょっと休憩。
ここは広場にもテーブルを設置しており、開放感も上々! -
では、いただきま〜す!
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マヨール広場からサン・イシドロ教会方面に歩を進める。
立ち並ぶとあるカフェの前に座り込んでた、かわいいお嬢さん発見。 -
看板も歴史を感じさせる風情。
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お店の壁には、見事なタイル画。
カラフルだぜぇ〜。
思わず中も覗いて見たくなる。 -
「カバ・バハ通り」はかつては城壁外に抜けるカバ(坑道)だったとのこと。
老舗レストランや洒落たバルが並ぶ。 -
建物の色もカラフルで心も躍る!
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プエルタ・デ・モロス広場から12世紀に建てられたという「サン・アンドレス教会」を望む。
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こちらは市庁舎。
ハプスブルク時代の面影を残す、壮麗な建物。
花壇の花々がピンクの建物に彩りのアクセント。 -
マドリッドでは伝統の闘牛も開催されている。
至るところに看板を見つけることができた。
スペインでは残念ながら徐々に闘牛の文化が萎んできているが、何とか遺していってほしいもの。 -
街歩きの楽しみの一つとして、通り名を示す看板チェックが挙げられる。
通り名をイラストで表したデザインが素敵! -
旧市街を散策していると、美しい「アルムデーナ大聖堂」が視野に飛び込んできた。
マドリッドの守護聖母を祀る白いカテドラル。 -
大聖堂の隣には「王宮」が並び立つ。
16世紀に建てられたこの王宮は、未だ国の行事に利用されている -
敷地内には、13世紀以降の兵器類を収める「王立武具博物館」など見所多し!
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この大階段を上ると、壮麗な部屋の数々を見学することができる。
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数々のスペイン史の見所を余すことなく堪能できるマドリットとトレド。
見所が多いスペインの中でも、一度はゆっくり時間を取って観光すべきエリアであることは間違いない。
美しい中世の建物・歴史・料理を是非、味わい尽くしてみてください!
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