2011/09/11 - 2011/09/14
127位(同エリア586件中)
アツシさん
アンダルシアとはスペイン南部の地域を指し、温暖な気候でフラメンコの本場である。
9月のアンダルシアはピークは過ぎたとはいえ、まだまだ夏そのもの。
強烈な太陽の日差しと抜けるような青空、地中海コスタ・デル・ソルの深い藍、白い建物のコントラストは、美しすぎてどこか現実離れして感じられた。
今回の旅行記はグラナダ、オルベラ、ロンダ、アルコス・デ・ラ・フロンテーラ、ジブラルタル(英領)、カサレス、ミハス、フエンヒローラ、マラガを反時計周りに車を走らせた4日間の記憶。
スペインギターの哀愁を帯びた音色、フラメンコのバイラドール(踊り子)の指関節一本まで意識した緻密な所作など、心を動かした旅の一瞬一瞬を切り取ってみた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
-
【グラナダ】
アンダルシアの玄関ともいえるグラナダ。
9月とはいえ、南スペインの夜明けは遅い。
アルハンブラ宮殿が開場される時間になっても、まだ街は静けさを保っている。 -
アルハンブラ宮殿は丘の上に聳え立つ。
グラナダの街からは坂道をずっと登っていく必要があり、森を抜け、ようやく到着。
ちなみに入場時間はチケット予約時に指定する必要あり。
チケットはインターネットで予約した後、予約に利用したクレジットカードで発券。(発券はイザベル・ラ・カトリカ広場横の本屋入ってすぐ左にある発券機を利用する) -
最後のイスラム王朝が首都を構えた地・グラナダの宮殿・アルハンブラ。
壁の紋様もアラビア風で異国情緒を醸し出す。 -
カラフルなグラフィックパターンのモザイクタイル。
他に類をみない。 -
これが「アラベスク」っていうのだろうか?
精緻な彫刻が織り成す、幾何学模様の建築物は、いくら見ていても飽きることがない。 -
建物を一歩出ると、緑と水に囲まれた空間に癒される。
宮殿の下に広がるもう一つの丘・アルバイシンの景色も絶景! -
婦人の塔と呼ばれる建築物も、水面に映る姿は清涼感に包まれている。
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宮殿の端・ヘネラリフェはかつての夏の別荘。
暑さにまけじと、花々も咲き誇っている。 -
要塞「アルカサバ」。
機能的な部屋の構成が、かつての宮殿の軍事施設であったことを偲ばせる。 -
最上部の「ベラの塔」からは、風に揺れる旗ごしにシェラ・ネダバの山々から市内全体まで見渡せる。
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グラナダ発祥の名産品といえば、寄木細工。
木材に貝や真珠、金属類をはめ込んで作るといった素材を生かしたデザイン。
アルハンブラ宮殿内にあるこのアトリエ兼ショップは創業1877年と歴史を感じさせる佇まい。 -
アルハンブラ宮殿を後にして、街の散策を開始。
スペインギターの販売店では、職人が製作真っ只中!
かなり欲しいがお土産にしてはかさばるのが、玉に瑕。 -
「アルカイセリア」というアラブ系のショッピングエリア。
狭い路地にところ狭しと商品が並んでいる。 -
趣のある電灯から水タバコ入れやら何やらかんやら、雑多な魅力ある商品が数多く並び、旅行者を悩ませる。
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グラナダのもう一つのランドマークといえば、このカテドラル。
様々な建築様式が混在して、独特の魅力を放っている。 -
中は豪華絢爛の一言!
黄金の礼拝堂など見所も豊富。 -
小腹がすいたら、どうするの?
スペインでは「Menu del Dia」という日本のランチに相当するものを出す文化があり、比較的リーズナブルにコースを堪能できる。
写真は看板につられ、ぶらりと入ったお店。
ガスパチョ(冷たいトマトベースのスープ)が火照った体をクールダウン。 -
闘牛の看板は発祥のアンダルシア地方であることをうかがわせる。
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カルメン広場の市役所は、凛々しい騎馬像がアイコン。
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レストランもお洒落!
市役所の前、カルメン広場を挟んだところにある、この「プエルタ・デル・カルメン」はゴシック調のインテリアが特徴のスペイン料理店。 -
食事をしていると、次第に夜の帳が舞い降りる。
グラナダの街もほんのりライトアップで、雰囲気十分。 -
やっぱりグラナダにきたら、フラメンコ見ないと!ってことで、やってきました洞窟タブラオ。
老舗の「ロス・タラントス」は観光客向けではあるが、それなりの気合の入ったショーを見せてくれる。 -
バイラドール(踊り子)の一挙手一投足に、観客は釘づけ!
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グラナダの夜の散策もなかなか乙なもの。
アルバイシン地区から市街地まで、薄暗い中浮かび上がる古い建物には趣が感じられる。 -
【オルベラ】
織田裕二の映画「アンダルシア 女神の報復」でも一瞬だけ映ったオルベラ。
アンダルシアを旅していると、このような丘の上に白い家が立ち並ぶ景色を良く見るが、ここオルベラはまた特別。
頂上の教会がひたすら目を引く美しい街。 -
【ロンダ】
ロンダは新市街と旧市街を深い峡谷で隔たれた白い街。
ふたつの街をつなぐヌエボ橋は100m以上はある絶壁に架かっている。
ちなみにここは上記映画のラストシーンが撮影されたスポットでもある。 -
迷路のような一方通行の道を右往左往しながらようやく到着した「ホテル・サンガブリエル」。
入り口のドアを開けると、吹き抜けのホールにはシャンデリアが下がり、アンティークの調度品と相まって落ち着いた雰囲気を醸し出している。 -
吹き抜けの上部も個人のお宅にお邪魔したかのような面持ち。
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街歩き開始。
街の通りを示すカラフルなプレートに心も躍る! -
展望台からの景色は絶景。
渓谷が天然のビルティングのように聳え立っている。 -
サンタマリア・ラ・マヨール教会。
やしの木がどこか南国風。 -
その横を闊歩する女性。
う〜ん、絵になる! -
この街では、クラシックカーも映える。
運転手のおじさんも撮られなれてるようで、わざわざ一旦停止&スマイルのサービス。 -
ソコロ広場の噴水と像の横には、おしゃまなお嬢ちゃん。
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街の中心を外れると、徐々に下り坂となってゆく。
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峡谷をつなぐ一番下の橋「ビエホ橋」は、観光スポットでもあり、地元の人々のよい散歩道でもある。
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「FIGARO Japon Voyage」アンダルシア特集の表紙で使われてた場所。地元のおじさんに雑誌を見せて場所教えてもらえた。
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路地裏も趣きあり。
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街のはずれからは、他の白い家が立ち並んでいるのをが見ることができる。
夕暮れの白い家もオツなものです。 -
夕日に照らされる「エスピリツ・サント教会」。
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ちょっとした壁の模様も華やかなイメージ。
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日が落ちた後のヌエボ橋のあたりは徐々に街灯が点りだし、町を別の雰囲気に塗り替える。
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闘牛場の目の前「レスタウランテ・ペドロ・ロメロ」。
闘牛士たちも御用達の郷土料理レストラン。
写真はロンダ風特製ミガス「Migas a la Rondena」。
パンとチョリソを一緒に炒め、目玉焼きを乗せた料理。 -
【アルコス・デ・ラ・フロンテーラ】
さながら天空に浮かぶ白い村。
ちなみに「フロンテーラ」という地名はイスラムとカトリック勢力の境界線を表している。 -
石灰で塗られた家が眩しい。
街の奥に行くためには急な坂を上ってゆく必要がある。 -
「サンペドロ教会」
坂を上りきったところに聳え立つゴシック調の教会。 -
小さな村だが、お土産屋も一風変わったこじんまりした感じ。
路地裏に発見した雑貨店「ガレリア・デ・アルテ・アルクス=アルシス」。 -
中は量産品でなく、アンダルシアのアーティストのハンドメイド製品。
陶器や雑貨が目白押し。
ちなみにアルコスの名産はウールの絨毯だそうで。 -
こちらは「サンタマリア教会」。
もともとはイスラム寺院メスキータがあった場所で、教会自体は15世紀に建てられた。 -
教会の前のカビルト広場にはパラドール(国営ホテル)が営業中。
中はイスラムテイスト溢れるお洒落なつくり。 -
イチオシ
展望台からはさきほど通ったサンペドロ教会の他、はるか彼方まで見通すことができる。
かつて見張り塔として重要な役割を果たしていたことがよくわかる。 -
アンダルシア独特の壁にかかった鉢植え。
鉢植えは壁掛け専用のため、半分にカットされた形となっている。 -
観光地でありながら、静寂にかこまれるといった一風変わった空間が楽しめる。
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坂道を下って、街を後にする。
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振り返ってみても、如何に高いところに建物が集中しているかがわかる。
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【ジブラルタル】
地中海に向かうとジブラルタルのトレードマークでもあるターリクの山が見えてくる。 -
国境。
ここを一歩越えると、ダブルデッカーが走る英語圏となる。
ビーチからは対岸のアフリカ大陸がうっすら見えた!感動。 -
イチオシ
【カサレス】
海岸より14km北上すると、人口3000人の白い村が見えてくる。
アンダルシアの中でも代表的な白い村だけあって、非常に美しい。
展望台にあがると、放し飼いのヤギが出迎えてくれた。 -
車を走らせて村に近づくと別の展望台を発見。
こちらは十字架をバックに白い家が立ち並ぶ絵になる一枚。 -
車を止めて、セントロへ向かう。
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時間が遅かったせいか、観光客の姿は見えず地元の人たちが井戸端会議。
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凛と路地を通り過ぎる女の子。
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セントロの奥にはおなじみ白い家が立ち並ぶ風景を楽しめる。
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教会はシンプル。
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のんびりした空気に猫ちゃんもリラックス。
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道の脇には花が植えられており、白の世界に彩を添える。
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玉遊びしていた坊やも帰宅の時間。
広場の噴水で手洗い。
そろそろゴハンかな? -
後ろ髪ひかれつつ、美しいカサレスを後にする。
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【ミハス】
ミハス名物「ロバ・タクシー」。
大勢がスタンバイ! -
街はこじんまりしているが、カサレスと異なり観光客でごった返していた。
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お腹が減ったのでレストランへチェックイン!
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ミハス風パエリアとやらを注文してみた。
う〜ん、普通のシーフードパエリアっぽいが。。。
どのへんがミハス風なのかは今世紀最大の秘密。 -
お土産屋がやたら多い。
いままで行ったどの街より、観光地として整備されているので、イマイチ面白みにかける印象かな。 -
よく雑誌で紹介されてる白い小道「サン・セバスチャン通り」。
家の窓の鉢植えがアクセント。 -
上から見てみるとまた違った雰囲気を楽しめる。
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坂を上って展望台へ向かう。
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ワンちゃんの家の横には展望台。
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コスタ・デル・ソルの海岸線が一望!
美しいの一言。 -
白い自転車が街に映える。
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広場に出て、闘牛場に向かう。
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闘牛場。
今は闘牛自体は行われておらず、博物館のような位置づけになっている。 -
中にも入れる。
こじんまりした開場は、逆にマタドールとの一体感が感じられ、盛り上がっていたんだろうなと想像できる。 -
出入り口には、牛の剥製。
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お皿がきれいなお土産物屋。
アンダルシアを象徴する風景。 -
ミハス名物「ガラピニャーダ」の屋台。
アーモンドに砂糖をかけ、フライパンで和えた甘いお菓子。
意外と甘すぎず、美味しい。 -
【フエンヒローラ】
コスタ・デル・ソルのリゾート地の一つでもあり、ビーチではマリンスポーツも盛ん。 -
9月でもまだまだ夏真っ盛り。
ビーチには人が溢れていた。 -
ちなみにビーチにはトップレス美女も多し。
とりあえず男前なバックショットのみ掲載。 -
【マラガ】
いよいよ最終地点「マラガ」。
小高い丘の上に古城を抱く港町。
人口は56万人で、スペイン第6位の大都市。地中海に面し、リゾート地コスタ・デル・ソルの中心である。画家のピカソの出身地としても有名である。
写真は街のランドマーク「カテドラル」。
錚々たる佇まい。
右の塔の頂上は未だ完成してないとのこと。 -
カテドラル前の広場は、白色だけでなく明るい配色。
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隣のホテルはお掃除中。
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「アルカサバ」は古代ローマ要塞の跡に11世紀モーロ人によって築かれた要塞。
イスラム宮殿が残されており、さながらアルハンブラ宮殿のような佇まい。 -
壁の模様はアルハンブラにもなかった独特の模様を楽しめた。
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アルカサバの奥には14世紀の城壁が続き、ここからは地中海と港が一望できる。
こちらはカテドラル方面。 -
逆方向は闘牛場などを見下ろすことができる。
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頂上の「ビブラルファロ城」。
下から歩いてくるには距離も長く、ちょっとしたハイキング気分。
時間に余裕を持って、登るべし。 -
闘牛場も入場可能。
中では練習中のマタドールを発見。
見習いかな? -
日が落ちても、マラガの人通りは途切れない。
アンダルシアの玄関口ともいえるこの街は夜も活気がある。
写真は夜のアルカサバ入り口。 -
レトロな佇まいの郵便局。
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こちらは市庁舎。
オレンジの光とピンクがコントラストとなり、美しい。 -
ビブラルファロ城もライトアップ。
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お腹が減ったので街の通りのど真ん中に席を設けてるレストランへ。
スペインの夕食タイムは22時から。
なので、遅くからでも食事が楽しめる。 -
生ハム(ハモンセラーノ)とパン・コン・トマテ。
う〜ん、日本のスペイン料理店にはないボリュームと味に大満足。
いろいろ食べ歩いたが、どの料理もハズレなく美味しいのがスゴイ。
アンダルシアの追憶のほとんどは食の記憶なのかも。
一度味わってみてください!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- rennさん 2012/06/04 18:36:57
- 懐かしいです
- スペイン
どこを切り取っても絵になる街ばかり・・・
モザクタイル、ガウディ、闘牛、フラメンコ、風車 etc
数え切れないですよね!
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