オーストラリア大陸一周の旅⑥

2008/10/23 - 2008/10/24

１８日目
朝起きたら案の定、足がパンパンに張って歩けない。多分しばらくはこの痛みは収まりそうにない。 BPをチェックアウトしてさらに北に向かう。ハイウェイを８０キロで走行しているせいか、後ろから来る車が気になり、ミラーでつい確認してしまう。というのもいきなり後方から猛スピードで追い越されると、身構えてないので突風で振られてしまい、転倒しそうになるので。 ハービーベイから１時間ほど走ったところで、ふと燃料計を見るとガソリンが残りわずかとなっているではないか。今までの道中でガソリンスタンドが頻繁にあったので、つい油断して満タンで街を出発しなかったせいだった。次のチルダーズの街まであと１０キロのところで、エンジンの出力が下がりだし、スピードが出なくなる。しかたなく道端の草むらに入り、念のために用意しておいたジュリカンから予備のガソリンを補給する。オーストラリアではGS間の距離が長いので、燃料タンクの小さいバイクには予備のガソリンが絶対に必要だとわかっていたので、今回は事なきを得た。もっと田舎で車が滅多に通らないところでのガス欠は死につながる。 ガソリンを何もない道端で補給していたので、通ったドライバーが停車して「大丈夫か」と声をかけてくれた。確かに、道端で停車しているのは普通ではないので、故障か何かのトラブルがあったと思われるのは当然だ。今度からは、ガス欠の前に道中にある休憩施設で補給しよう。 昼過ぎにバンダバーグに到着。昔ワーホリで来たときに１週間ほどピッキングで訪れて以来だ。さっそく前回泊まっていた駅前のBPを探す。覚えていたのですごく懐かしい。前と全然変わっていなかった。街中では日本人らしきワーホリ労働者がちらほら見かける。今も多くの日本人が働きに来ているようだった。 今夜の宿は、町の入り口にあったツーリストビレッジにテントを張って野宿することにした。トイレと水道があるだけの道路沿いのただの休憩施設。夕方に買い物から戻ると、車で旅行しているヨーロッパ人のカップルがいたが、夜になると自分一人だけになる。しかも横のグランドでラグビーのナイター練習が始まったので、終わるまでしばらく見学することにした。今日の走行距離は約１８０キロ。

エリア バンダバーグ(オーストラリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

赤線・・・バイク
黄線・・・鉄道
橙色・・・車/バス
青色・・・飛行機

バンダバーグの教会。

タウンホール。

バンダバーグ市内の踏切でチルトトレインを目撃。

郊外に出るとサトウキビ畑と製糖工場からの甘い匂いがそこらじゅうに広がっていた。

昔、ピッキングで滞在していたBPも変わらずにあった。

今は、こちらの日本語インフォメーションセンターで、ピッキングの情報提供や仕事の斡旋、長期の宿泊もできるとのこと。それだけ多くのワーホリの日本人が働きにこの街にやって来るようだ。

そんな労働者と同じ宿に泊まるのはなんだか申し訳なく、ここで野宿することに。