袋田の滝　～真っ白に氷結した滝の見事さは想像以上でした

2012/01/14 - 2012/01/14

袋田の滝は日本三名瀑のひとつ。高さは120ｍ、幅73ｍというのですが、全体が大きく二段になっているので、全景をうまく撮るのは難しいです。展望台は、下半分の滝を見る第一展望台と全景を見る第二展望台がありますが、迫力があるのは第一展望台。目の前にまっしろな氷に覆われた滝が広がります。想像以上に、インパクトのある景色でした。
なお、この景色が見れるのは平年だと1月中だけだとのことでした。

エリア 大子・袋田温泉(茨城)

水戸駅に到着。今日は天気がいいので、いい旅が期待できそうです。

ここからは、水郡線で袋田まで。しかし、本数が少なくて、けっこうな待ち時間が出来ました。

近くの水戸城跡へ。

これが薬医門。佐竹氏の時代のもの。

旧本丸跡にある県立水戸一高敷地内です。

さて、袋田駅からは、さらにバスで。

終点のバス停からも、街まではしばらく歩きます。

おみやげ物屋さんとか食事どころとか。けっこう賑わっていますが、とにかく、滝を見なければ。ここが入り口で、料金を払います。

トンネルを行きます。人が通るだけなのに、ずいぶん立派なトンネルです。

トンネルの途中に見晴台。この時期は、冬枯れで、寂しい景色でした。これは仕方ないでしょう。

と。突然、滝が見えます。なんじゃこれはあ。すごい迫力じゃないですか。水しぶきがかかってでもきそうな近さです。

すごい。すごい。

さらに、近寄って。じっくり眺めます。この真っ白な氷。まさに氷結です。
それでも、氷結した滝には、大量の水が容赦なく降り注ぐ。うーん。ダイナミックです。

滝全体がモンスターのようにも見えてきます。。しばし、感嘆。
で、気がつくとここは第一展望台。第二展望台は、ここからエレベーターで上がるのだそうで。

第二展望台から。

第一展望台から見ていたのは、滝のごく一部だったんですね。滝の規模の大きさに、改めて、驚きました。

第二展望台から戻って。第一展望台の下の方にも回ってみます。写真左上に第一展望台が見えますが、わかりますか。

氷がさらに間近に。

改めて、第一展望台から滝つぼから先の氷を確認します。

氷の固まりと激しい水の流れ。すばらしい光景です。

帰りの時間もあるので、余裕を持って帰ってきました。気づくと、川も凍っています。

けんちんそばの元祖という蕎麦屋さんへ。昔屋さん。

冷えた体にはうれしい熱々のそば。野菜もたっぷりでヘルシーです。

これが袋田駅。バスと列車の接続があまりよくないですねえ。ここでもかなりの待ち時間です。

列車が着ました。ちなみに、駅での情報だとここは寅さんのロケ地にもなったことがあるのだとか。ここでも、ロマンスの花が咲いたのでしょうか。
ところで、袋田の滝は、別名「四度の滝」。西行法師いわく、「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」滝。さらに、いろんな顔を確かめる必要があるようです。

この旅行記へのコメント （2）

• eibonさん 2012/06/08 08:30:38

  迫力満点！

  はじめまして、たびたびさん
  eibonです。
  
  いつもご訪問ありがとうございます。
  
  圧巻ですね！
  私も10年以上前の7月に袋田の滝に行きました
  その時も、水量が多く其れは其れで迫力がありましたが
  真冬の滝はそれ以上ですね驚きました！！！
  
  今後ともよろしくお願い致します。

  たびたびさん からの返信 2012/06/09 09:59:42

  RE: 迫力満点！

  三大滝はこれで全部回ったのですが、少し感想を言わせてもらうと。
  やはり、那智の滝が一番だと思いました。三つに分かれた滝口から流れ落ちる神々しさはほかの滝にはない姿です。それに対して、華厳の滝は、どうしてか、何度見ても、感動がイマイチ。日本平から見ても、近くで下から見ても、どうにも感動が沸いてこない。実は、この袋田の滝もあまり期待していなかったのですが、これは感動しました。夏の滝を見て、改めて那智の滝と比べてみたいなあと思っています。
  現時点の評価は、那智の滝１０、袋田の滝８、華厳の滝４くらいでしょうか。
  それと滝は規模感とか、音や周囲の雰囲気があるので、写真ではなかなか伝えられない。どうしても、行って見ないと分からないのが辛いところです。そういう意味で、行った方ならではの感想をいただきまして。ありがとうございました。