2011/10/16 - 2011/10/26
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ジール250さん
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クルーズ旅行最後の目的地、クロアチアのドブロブニクです。
最初の頃は何度聞いても「どぶろくナントカ」としか覚えられませんでしたが、
聞けばこの地はクロアチアきってのリゾート地として世界的に有名なのだそうで、
その美しい街は世界遺産に登録され、海から見る街の景色は「魔女の宅急便」のモデルにもなったとかならないとか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さあクルーズ最後の一日です。
最後の寄港地です。
やってきたのはクロアチア。
ミルコ・クロコップの故郷であったりネクタイ発祥の地(正式国名はフルヴァツカっぽい発音。イタリア・スペイン語あたりでネクタイの事はクラヴァッタ)だったりする事でそこそこお馴染みの国。
首都はザクレブです。
そして今回寄航するのは、そのクロアチアの中でもちょっと飛び地的な感じになっているアドリア海沿岸の町、ドブロブニク-Dubrovnik-。
うーんこの入り江からいきなり始まる街の景色は浮世離れする程被写体向きです。
サントリーニは神話の島。
ロードス島は騎士の島。
そしてドブロブニクはメルヘンの街。
いやいや流石大手クルーズ船。
タイプの違う街を実に効率よく見せ付けてくれます。 -
では、そのドブロブニクに行ってみましょう。 -
世界遺産となっている旧市街はかなり小さく、しかも周囲をかなり高い城壁に囲まれているため非常にコンパクトです。
-
そしてメインストリートから一歩でも外れると、基本的に道が絶壁。
大通り以外の道は道路というか全部階段。
世界遺産の町ってのはどこもかしこもバリアフリーのバの字も見受けられません。 -
港から見て一番奥にあった教会兼美術館(?)
入場料がかかったのですが、受付のおっちゃんが
「お前さんはちびっこいから学生料金でいいよ」
とまけてくれたためお安く入ることができました。 -
おっちゃん、年齢が身長に比例するのはせいぜい中学生くらいまでだよ。 -
他にも伝統工芸として有名な刺繍を見にお店にも入ってみました。
するとそこにいらしたおじさん、
今まで会った誰よりも流暢な日本語で話し始めました。
もうお前の体の中には小さな日本人のおっさんでも入ってるのかと疑ってしまうほどにつつがない喋り。
「この伝統的な刺繍は私の奥さんと義理のお母さんの作品です。
私は婿養子として今家庭に入っているので発言権がほとんど無いんですよ。だからこうして一日中店でおとなしくレースやクロスを売るばかり。気分はまるでマスオさん状態です」
と、ここまで完璧な標準語で喋り倒すクロアチアのおっさん。
あんた一体何モンなんだ?
「そこの旦那さんも気をつけた方がいいですよー。女は化けるって言いますからねー。今のうちにヘソクリをこしらえといた方が身のためです。私なんて毎日の売り上げは全て妻のもとに行きますからねー。その妻からもらえるお小遣いなんてまさに雀の涙程。売っているのは私なのに!」
余計なこと言うなよ。完璧な日本語で余計なこと言うなよ。
ちなみに広場にはこのように朝市のような出店も小さいながらあって、そこでもクロスは売られたりしています。
しかしまあこの謎の日本人内臓クロアチアおっさん(日本へ一度は行ってみたいらしい。行った事ないのか!?)のいるお店では、
それはそれは詳しい刺繍柄の特徴やら婿養子の辛さとかを色々聞けるので、どうせ買うならコチラの店をお勧めします。
住所は忘れちゃったけど、確か『バチャン』って店名だったはず。
「僕の義理のバチャンが建てた店だから」
とつかみのギャグでおっちゃんも言ってたから覚えてる。
地球の歩き方とかにも載ってるらしいので行くときは参考にしてください。 -
実はリゾート地というだけあってこのドブロブニクはずいぶん物価が高いらしいのですが、そうは言っても元が安いため(EUに組していない独自通貨の国です)、日本人感覚では色んな物が安く手に入る素敵な場所でした。
刺繍を初めとする可愛らしい雑貨があらゆる店にあるので、恐らく女の子には非常に堪らないお買い物スポットだと思います。 -
そんなドブロブニクの市場近くでランチです。 -
こちらはカキ専門店。なんでもアドリア海近郊のこの地ではカキの養殖が盛んなんだそうで、ここでは生牡蠣をお安く美味しく頂けると評判のお店でした。 -
「養殖したカキのほとんどはフランスに輸出するのよ〜」
といいながら出してくれたカキ。
日本でよく見る牡蠣はマガキ(真牡蠣)という種類、ここで作られているのはヨーロッパヒラガキという別の種類なんだそうです。
見た目的にはこっちの方が若干小ぶりでそして名前の通り平たい。
味の違いは、正直分かりませんでした。すんごい旨かったです。
しかも安い。牡蠣1個を大体6〜70円ぐらいで食べられた計算になる。
あーなんで3個でやめちゃったんだろう。あと10個くらい食べれば良かった。 -
本当はそのぐらいの勢いだったんですが、何せ付け合せのつもりで頼んだイカフライがメインディッシュ並みの量できちゃったもんで。
いやあでも牡蠣美味しい。うれしいなぁこんなに各地の港で新鮮な魚介類が食べられるなんて。
これぞ船旅の醍醐味じゃないですか。
ねえご主人。
あれご主人? -
ひたすら魚介の日々にうんざりして牡蠣屋でミートソーススパゲティを頼む我がご主人の図。
……そういや魚介そんな好きじゃなかったっけ。
よく一週間耐えられたね。
主人「これ、あんま美味しくない……」
そりゃそうだよ。
牡蠣専門店でミートソースが旨いわけないだろ。
そこで魚介嫌いの甘党主人のために、 -
大通りのカフェテリアでデザート物色。
ここでは同じくクロアチア名物と紹介されていた
クレームシュニッタ KremsnitaとパラチンケPalacinke
ってやつを食べてみたいと思っていたんですが、
私がクロアチア語のメモを読み読み「く、くれーむしゅぬ…っえ?」
と言った感じでちっともオーダーが進まなくても、イケメンの店員さんはじっと黙って待っていてくれる。
なんかこのドブロブニク全体が、私の「5秒おきに1単語喋る」みたいなへっぽこクロアチア会話でもちゃんと聞こうと骨を折ってくれるそんな優しさに満ちていました。
この時のイケメン店員もそんな感じ。
名前はどうにか覚えたが、果たしてどんな食べ物かもあまり分かってない我々に、
「Kremsnitaはティラミスみたいなヤツ。Palacinkeはクレープみたいなヤツだよー」
と至極分かりやすいようにくだけた解説をしてくれました。
ありがとうイケメン兄さん。
これでようやくデザートにたどり着けます。とヘコヘコ頭を下げる我々にウィンク一つを返すと、お兄さん店内に戻りながら厨房に、 -
「あい、クレープ一丁とティラミス一丁ぉー!」
とオーダー。
おいパラチンケはどこ行った。クレームシュニッタは?? -
そんなわけで来たクレープとティラミス。
飲み物はカヴァスシュラゴム-Kava s slagom-を頂いてみました。 -
それは何かと言えば、コーヒーに生クリームを入れて飲む、
ようするにウィンナー(ウィーン)コーヒー。
ココまできてわかるかもしれませんが、このクロアチアというのはかなり近辺に色んな国が密接している事もあって、思ったよりも「独自の食べ物」というのが存在しないようなんです。
でもやっぱりちょっとずつこの国独自のアレンジも入っているようで、どのお菓子もとっても美味しかったです。
ご主人大満足。良かったね。 -
そして昼過ぎには船へと戻り、そのまま出航。
最後の寄港地であるこのドブロブニクの美しい景色を甲板から眺めながら、もうすぐ終わる旅を少しだけ惜しんで船の出発を向かえる。 -
……はずが、どうやらこの旅で初めてとなる、「船に乗り遅れ乗客」が発生してしまったようで(しかもよりによって日本人)、
肝心の出航時刻を過ぎてもちっとも船は進まず、船内アナウンスでは日本人スタッフ真央さんの「お客様の中に○○様およびそのご友人はいらっしゃいませんかぁ〜〜!?」
という必死の呼びかけが繰り返される。
今までもらっていた航海日誌には、『万が一船に乗り遅れちゃったらココに電話してね。次の寄港地で合流するから』
といった説明書きがあったのでこれは○○さんはそのまま見捨てられるのかしら。
と他人事なのを良い事にのんびり待っていたわけなんですが……、
コレがただ見捨てる割にはずいぶん長い間船が留まり続け、結局要約出航したのは予定時刻の40分超え。
後のディナーの時に他の日本人仲間に聞いてみると、
どうやら結局行方不明者を探し当てて船に間に合わせたんだそうです。
行方不明者が、乗り遅れた場合の連絡先に電話できるような携帯電話を持っていないであろう日本人だからなのか、
それに加えてココがEU加盟国ではないため色々と面倒な話になるためなのか。
ともあれ我々がのんびり船上で出航を待っている間に地上スタッフは必死で○○さんを探し周り、最終的にはクロアチアの警察すらも出動して、ドブロブニクを歩いているアジアっぽい人間に片っ端から職質。
ようやく見つけた○○さんを引っつかんで警察水上ボートで乗り付けたんだそうです。
ドブロブニクの警察の方、ご苦労様でした。
多分乗り遅れちゃった人は後で真央さんにこてんぱんに怒られた事でしょう。
そんな若干風情の無い余韻を残して船は出発。
そしていつもよりあわただしく食事を済ませたら、
荷物を整えて就寝。 -
翌朝目が覚めてレストランにいけば、
窓ガラスの向こうには再びヴェネツィアの街が広がっていました。
帰ってきましたヴェネツィア。
お帰りなさいヴェネツィア。 -
こうして無事8日間の船旅を終えた我々は、翌早朝ヴェネツィアから離陸、フランス経由で日本へと戻ってきましたとさ。
以上で我々のハネムーンも終了です。
初めての二人だけでの海外旅行の時間はあっという間に過ぎて行き、本当に10日も旅行に出ていたのかと疑いたくなる程に矢のごとく過ぎ去っていきました。
私にとっては本当に忘れられない最高の新婚旅行となりました。
ご主人も楽しかったと思ってくれていたら幸いです。
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