フィンランド夏至祭2012 ｉｎ小海町

2012/06/02 - 2012/06/02

ちょうど１年前、私がひとり旅したフィンランド。
たった１週間の滞在だったけどフィンランド大好きになって帰ってきた私。
そんな私に朗報！！
長野県の小海町には在日フィンランドの方々の保養施設があり、そこでは毎年フィンランド式の夏至祭が開催されているとのこと！！
行くしかあるまい♪

エリア 南牧・小海(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅から小海町まではドライブしていきました。
この「メルヘン街道」とよばれる国道299号線をひたすら走ります。

途中路肩に車をとめて休憩。
森だ〜

しばらく癒されました。

しばらく走ると国道で２番目に標高が高い「麦草峠」に到着です。
思わず撮影♪
下界とは比べものにならないくらい寒かったです。

バイクツーリングの人たちもたくさん走ってました。

麦草峠から一気に下り、本日のお宿に到着。
「ファミリーロッジ 宮本屋」
お部屋は狭く、かなり古さを感じましたが
夏至祭会場から徒歩10分の便利な場所です。
会場の近くには他にも小さな民宿がたくさんあったので、遠くから来る人も安心だと思います。

宿の裏には松原湖という湖が。
ここで持ってきたお弁当を食べつつまったり。。

湖ではボートを漕いだり、釣りをしたりする人がいて和やかな空気が流れていました。

夏至祭の会場までお散歩です。

まだまだ準備中の会場。
夜、どんな風になるのか楽しみ！

14時くらいから？会場ではお祭りで使うキャンドル作りに参加しました。
昼間から会場にきたのはこのためだったのです♪
２個作って１個はお祭り用、もう１つはお持ち帰り用です。

完成！
みんなそれぞれ味があってステキ。
アイスクリームみたいです。
あとはロウが冷めるのを待って型から抜くだけです。

出店していたオーガニックコーヒー屋さんでコーヒーを注文するとこんな可愛いカップに入ってきました。
紙コップだと思ってたからビックリ！
コンビニお菓子でしばしティータイム。。

16時からは、会場近くの「ヤルヴィホール」という音楽堂でフィンランドの民謡楽器「カンテレ」の演奏会。
小さいけれど、立派な音楽堂です。

カンテレは日本の琴のような形の楽器。
優しい心癒される音色です。

最初は１〜２曲くらいで終わるのかな？と思っていたらなんと１０曲も、カンテレや曲にまつわるお話などを交えつつ演奏してくれました！
無料でこんな立派なコンサートを楽しめるなんて感激でした。

カンテレ演奏者の高橋さん。
衣装はフィンランドの民族衣装だそうです！
かわいい衣装はみんなに大人気で演奏会の後はみんなで取り囲んでの撮影会に快く応じてくれました。
ここではモザイクをかけてますが、高橋さん自身も優しい声と雰囲気をもったキレイな方でしたよ♪
フインランドの空気感が大好きだ！とのお話に、うんうん、とすごく共感してしまいました。

演奏会が終わり、会場に戻ってくるとキャンドルがずらっと！
きれいきれい〜っ

このあとお祭り参加者のみんなでチャッカマン片手にどんどん点火していきました！
楽しかった〜！

17時、ついにお祭り開始！
フィンランド大使館の人のご挨拶に始まり、和太鼓の演奏。
となりで巨大コッコ(kokko)も点火の時を待っています。
このコッコがフィンランドの夏至祭では無くてはならないものだとか。

あたりが薄暗くなってきた頃、ついに巨大コッコに点火です！

火、入った〜！
興奮してきたわ(笑)

最初は煙がモクモクと･･･

だんだんと全体に火がまわってきて･･･

勢いよく燃え始めました。
これがフインランドに夏を告げる大切な火なんだ、と思うとグッときます。

夏が短い北欧では夏至の日がクリスマスの次に重要な日なんだとか。
そういえばムーミン谷でも夏祭りは盛大だったな〜

会場にいるみんなが火に見入っていました。
本当に大迫力です。
そしてもう熱くて近くには寄れません。
さっきまで肌寒かったのに、一気にカラダが温まりました。

湖畔ではみんなで点火したキャンドルたちも光を放っていてとってもきれい。
キャンドルの光って、優しくて大好きです。

見とれてしまう〜っ

私たちの作ったキャンドルも彩りを添えています。
小さいことだけど、自分たちもお祭りづくりに参加できたのかな？と思えて嬉しい。

そして湖上のコッコにも点火！
湖の上でコッコを燃やすのはフィンランドでも珍しいのだとか。

キャンドルの光との相性もバッチリで、本当にきれいです。

そしてそして湖上から花火が打ち上げられました！
夏や〜っっ
今年初・花火です。
まさかこのお祭りで見られるとは思ってなかったので私にとってはまさかのサプライズ！

そしてコレ、何をしているかわかりますか？
お祭りが終わりに近づいたころ、火が小さくなってきてようやく近づけるようになったコッコにみんなが集まりフランクフルトを焼いてるところ！
１ｍくらいある長い竹串にフランクフルトを刺して火にかざして焼きました。

火が小さくなったとはいえ、やはり近づくとまだまだすごい火力。
5分たらずで、こんがりジューシーな焼き上がりに。
うまい〜っ
大・大・大満足♪

みんなでウインナーを焼いた後はラストの演目、ファイヤーダンス！
かっこい〜っ

きれい〜っ

こうして楽しいお祭りはおしまいとなりました。

地元の方々、そしてフィンランドを愛する方々の手作り感あふれる、ゆる〜い雰囲気の中での楽しいひと時でした。
フィンランド好きの女の子と友達になれたのも嬉しい出来事でした。
日本語ペラペラ！の在日フィンランド人の方々も参加されていました。

湖畔で過ごす初夏のひと時、おすすめです！
※夜は冷えるので上着は忘れずに♪

6/3お祭りの翌朝。
湖畔の部屋からはすばらしい松原湖の眺めが。

今日は湖畔を散歩して♪それから小海の美術館にも寄って♪･･･っと楽しい計画は満載でしたが、ダンナ様の歯の詰め物がとれるというハプニングにより急遽帰宅！笑
絶対またくるぞ〜！

この旅行記へのコメント （2）

• eahawkさん 2012/06/04 22:14:52

  こんばんは！

  tsukiさん
  
  こんなとても素晴らしいイベントが日本で開催されているんですね！
  私も思いますが、フィンランドは何故こんなにも慕情を感じるのでしょうか。
  ４年前に行ったフィンランドのことは今でも新鮮に思い出せます。
  
  民族楽器の音色、是非生で体験したいなと思いました。
  
  火やキャンドルのコントラストもとても素敵すね！！
  自作したキャンドルが飾られるなんて、素晴らしい演出ですね。
  
  とても癒された旅行記でした、ありがとうございます。
  
  eahawk

  tsukiさん からの返信 2012/06/05 00:21:31

  RE: こんばんは！

  eahawkさん
  
  こんばんは☆
  夏至祭の旅行記楽しんでいただけたようで何よりです!!
  eahawkさんもフィンランドを訪れたことがあるのですね。
  観光臭を感じない、といったら変かもですが、ヘルシンキの街中にいてもゆったり落ち着いている雰囲気があり、私も本当に大好きになりました。
  
  カンテレもフィンランドにぴったりの優しい音色でした。
  民族叙情詩「カレワラ」の物語中にもこの楽器が出てきているらしく、フィンランドの象徴的楽器なのだそうです。
  日本では北欧やフィンランド関連のイベント等で演奏される機会があるそうですのでeahawkさんも機会があれば是非♪
  
  そうそう、eahawkさんの滞在しているキルギス!!
  私もいつか行きたい！と思い、よく旅行記を拝見しています。
  まだまだ先になりそうですがもし旅行する機会に恵まれたら色々教えてくださいっ
  今後ともよろしくお願いします☆