2012/04/25 - 2012/04/25
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frau.himmelさん
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ゲルンハウゼンで私は爽やかなステキな青年と出会いました。
これも私につきものの失敗のおかげ?
◇◆
実は、今回の旅も初っ端から大失敗しているのです。
26日出発と思い込み、スケジュールもホテルもそれに沿って進めていました。
中盤までの予定がほぼ決定したころ、ANAのお知らせメールをよく見たら24日出発だったことに気がつきました。
それからが大変!スケジュールを前倒しというわけには行かず、2日間を何とか組み込まなければならなくなったのです。
そこで1日はフランクフルト近郊のゲルンハウゼンとシュタイナウに行くことにしました。
調べてみると、ゲルンハウゼンってとても魅力的な街なのですね。
にわか歴老女の私としては、大好きなバルバロッサが制定した歴史ある街であることに惹かれました。
神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世、通称赤髭王(イタリア語でバルバロッサ)に、とてもロマンを感じています。
彼は、混乱した神聖ローマ帝国を収拾した実力ある皇帝であったにもかかわらず、あっけなく溺死しています。
人民は彼の死を信じられず、いつか帝国が危機に陥ったときには赤髭王が助けに来てくれる、という伝説を信じていました。
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昨年は自販機でのチケット購入が出来たはずなのに、齢なのかしらねー、操作を忘れてしまいました。
駅構内の案内所で買おうとしたら自販機で買えといわれるし、自販機が出来ないからここに来たのよというとインフォに行けと…。
やっとのことで教えてもらってチケットを手に入れた時には予定した8時26分の電車は出発したばかり…。
次は8時42分、ホームに列車は到着しているものの「Nicht einsteigen(乗れません)」の指示板が…。
まだ早すぎるからかしら?
ホームのベンチに座って日記をつけたり資料を読んだりしてたら、その電車がすーっと発車していった。
時間を見ると42分。ええっーーーー!! -
次の列車は9時26分。結局予定よりここで1時間も遅れてしまいました。
私が行こうとしているゲルンハウゼンはフランクフルトからフルダに向かう途中にある街です。
とても歴史のある街で、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世、バルバロッサというほうが通りがいいですね、によって皇帝居城が置かれました。
バルバロッサ・シュタットとも呼ばれています。 -
私の今日のチケット。
RMV(ライン・マイン交通)の形態はDBとはちょっと違っています。
今日はゲルンハウゼンとシュタイナウを訪れる予定なので、50ゾーン(フランクフルト市内)から34ゾーンまでのターゲスカルテ(1日乗車券)。
この区間だったら1日何回でも往復できますし、バスや市電にも乗れます。
ただちょっと高いのが玉にクズ。ヘッセンチケットは個人用がないので仕方がないんです。 -
30分くらいでゲルンハウゼンに到着。
駅構内の張り紙に目を引寄せられます。
5月12日から20日まで、近くの街のヴェヒタースバッハというところで日本フェアがあるらしい。
太鼓、盆踊り、書道、生花、茶道、折り紙など催し物満載ですね。
異国で日本に出迎えられてちょっと嬉しい気分になった私でした。 -
駅前に街の地図がありました。
あー、あの赤丸の真ん中にオーバーマルクトとあって、そこに観光案内所はあるみたい、あそこに行けばいいのね。
だけど地図が読めない日本のおば(ぁ)さんはこれを右に行くのか左に行くのかわかりません。 -
こういう時はいつもの私の伝家の宝刀、タドタドしいドイツ語で教えてもらうに限ります。
話しかけやすそうなおじいさんを見つけて聞きました。
「この先の信号を左に曲がって、まっすぐ行きなさい。」って。 -
この通りは商店街のようです。人も車も結構通っています。
そう、ここをまっすぐ、まっすぐね。 -
ここでとんでもないものを見つけてしまったのです。バス停。
よく見ると行き先に「オーバーマルクト」と…。
「ここのバス停からオーバーマルクトに行けるんですか?」
「そうよ。」おばあさんが答えます。 -
出発前に忙しくて足を鍛えていなかった私はすぐ足が痛くなります。
そうでなくてもこの齢だし、膝も悪いんだし…、楽できるところは楽をしよう!
迷わず車中の人になりました。 -
ところが…。
駅から歩いてもいける距離なのだから、もうそろそろだと思うんですけど、なかなかオーバーマルクトには着きません。 -
心配になって、このバス停で大勢の人が降りたので私も一緒に降りました。
ここまで来たら歩いても大したことはないでしょう。
バスから降りた人達はみんな三々五々散ってしまい、私一人が取り残されてしまいました。
さあ、どっちに向かっていったらいいんだろう?
向かいのバス停で一人の好青年がバス待ちをしていました。
「オーバーマルクトにはどうやっていけばいいの?」 -
「歩いては無理だよ、あの小高い山の上だからね。バスがすぐ来るからバスで行きなさい。」
と言って私を違うバス停に案内してくれました。
どうやら私はバスに乗ってわざわざ遠回りをしたらしい。
「あと5分で来るからね。」
この爽やかな青年はバスが来るまでついててくれるようです。
ところが時間になってもバスは来ない。
私をバスに乗せるまでは責任があると思ったのかその子も残っています。
「私はここでバスを待ってるからもういいわよ」と、言ったのですが、
「大丈夫すぐバスは来るから」と。 -
その間いろいろな話をしました。
と言っても私の怪しげなドイツ語ですから、半分も伝わらなかったと思うけど。
「高校生?」
「いや、フランクフルト大学に通っているんだ」
「えーすごいのね。」
「どこでドイツ語習ったの?」
「日本の老人教室でね。」
とっても私のこのドイツ語レベルでは、ドイツにも何度か短期留学したことなど恥ずかしくて喋れません。(汗)
彼がこう訪ねました。
「どうしてゲルンハウゼンに来たの?もっと有名な街はたくさんあると思うけど。」
それに対して私。
「ドイツが好きで何度も来ている。大きな町には殆ど行った。今回はフランクフルトから近い町を探していたら、ここが歴史があってステキな街だと知った。バルバロッサ・シュタットでしょう?」
って答えました。 -
そしたら今考えても不思議なのですが、彼がまるで日本語で言ったかのように私にははっきり聞こえました。
「そう、あなたは素晴らしい選択をした。この街にきて正解だった!。」って。
こんなにはっきり言い切れるのは、彼が生まれたこの地、ゲルンハウゼンをとっても愛しているからでしょうね。
私にとっては孫くらいの年齢のこの若い子が…、と思うとますます好ましい青年に見えました。
結局バスは1本抜かされたみたいで30分後の通常のバスが来ました。
35分間私に付き合ってくれた青年は、私がバスに乗ったら「チュース!」って去っていきました。 -
私の心の中に爽やかな風を残してくれた青年、ありがとう!。
駅から歩いていたらもうとっくに着いていたかもしれないオーバーマルクト。
でも、ステキな出会いが出来てよかった。
バスはラートハウスの横に着きました。 -
広場は美しい木組みの家々に囲まれています。
ここもドイツの木組みの家街道の一つなのです。
ラートハウスの前では灯りに火をともしているモニュメントが…。
後で来ますネ。 -
先ずは観光案内所に行って地図をゲットしましょう。
バルバロッサ・シュタットに相応しい単頭の鷲が誇らしげに輝いています。
この建物の中に案内所は入っています。 -
昔の修道院だったというこの立派な建物の中にあります。
-
建物の前の愉快な噴水。
あらあら、樽に穴があいて水が漏れていますよー。 -
観光案内所で地図をもらって、さあどこから回りましょう。
この立派な建物は郷土博物館や交通局、街の資料館、図書館などが入っているようです。 -
うわぁー、八重桜がきれい!
思わずそちらの方向に引き寄せられます。 -
そこは公園でした。
あんまり子供達が可愛いのでカメラを向けると、奥の方から母親の鋭い声が聞こえました。
「すみませーん!子供達を撮らないでくださーい!」。
そうですね、世の中には変なやからがいますものね、ごめんなさい。
顔が映っていないからいいですね。 -
この建物の中には郷土博物館や図書館のほかにいろいろ入っているんですね。
ん?
グリム何とか?
グリム兄弟の資料室もあるのかしら?と思ったのですが…。
後でグリンメルスハウゼンで検索するといろいろ出てきました。
この土地が生んだ有名な作家だそうです。 -
桜の公園とそれらのいろいろ入った博物館を後にして…。
-
昔から残っている石畳の小道を抜けて…。
あの真ん中の窪んだところは、中世のころ排泄物を流したところね。
思わずニヤリとします。 -
そこを抜けるとまた木組みの家の連なり。
奥に小さく塔が見えるところが市庁舎です。 -
マリエン教会が見えてきました。後でゆっくり伺います。
-
マリエン教会の前に凄く古い建物があります。
これはもしかしてバルバロッサの時代のもの? -
この遺跡のようなものにも、バルバロッサの時代の紋章である単頭の鷲の彫像が彫られていますもの。
神聖ローマ帝国時代には皇帝は決まった居城を持っていませんでした。
各地に置いたカイザー・プファルツを転々と移動しながら統治していました。
バートヴィンプフェンにもありましたね、ゴスラーにもありました。
有名なのはニュルンベルクのカイザーブルクでしょうか。 -
バス停での青年とのやり取りを思い出しながら石畳の道を歩きます。
「この街でどこが見所なの?」
「木組みの家とマリエン教会、それに聖ペテロ教会…。」 -
ここにも期待を持たせるような鷲の紋章、それにこれまた歴史ありそうなライオンの噴水。
もしかして、カイザープファルツ(皇帝居城)ってこの近くにあるんじゃないの?
でも、さっき
「カイザープファルツってどこにあるの?」
って聞いたとき、あの青年は、オーバーマルクトとはちょっと方向が違うんですよって言っていたからここではないわよね。 -
よく見ると、堂々としたつくりだけど建物はまだ新しそうだし…。
-
先にマリエン教会に行くことにします。
-
たぶん4つの尖塔(ここからは三つの尖塔しか見えませんが)を持つ砂岩で出来た立派な教会です。
ラインロマネスク様式だそうです。 -
入口も物凄く精巧なつくりです。
かってのゲルンハウゼンの繁栄振りを物語っています。
ゲルンハウゼンはフランクフルトとライプティヒを結ぶ交易路で、神聖ローマ皇帝は商人たちがこの街を素通りできないような措置を講じ、この街を発展させました。 -
あちらがロマネスク様式の建物ね。
-
中に入ります。
頑丈な賽銭箱。 -
歴史を感じさせる洗礼盤と十字架。
-
落ち着いた色合いの教会内部。
十字架のキリスト像に窓の光が反射しています。 -
別な角度から撮ったら、まるでタイタニックのポーズをしているキリスト像になりました。
あ、あれはカップルでしたっけ。
ところで、このキリストが乗っかっている台はとても有名なんです。
作りが見事で、13世紀の装飾建築の最高傑作に数えられているそうです。 -
聖母子像の祭壇も素晴らしい。
-
お髭をたくわえているからって、この人がバルバロッサ(赤髭王)?のはずはないわよね。
(追記)
この人物はシュルタイル・コッホ。なんと魔女狩りの裁判官だそうです。
魔女裁判というと残酷な拷問場面を思い出しますね。
どうしてこんな人が神聖な教会の壁に飾られているの?
実はマリエン教会に説教壇を寄贈したからなんですって。
ももであさんから貴重なコメントをいただきました。 -
教会の広場にはこんな面白いオブジェがありました。
-
教会はちょっと高台にあります。
この階段の出口を下りて再び街歩き再開です。 -
なだらかな坂道に沿ってよく手入れされた木組みの家々が並んでいます。
-
こっちの通りはちょっと下町っぽい感じです。
大勢の女学生とすれ違いました。
みんなキャーキャーととても楽しそう。 -
こんな無造作な飾りがこの街にはとてもよく似合います。
-
石畳の坂道に自転車もよく似合います。
-
またステキな木組みの家を見つけました。
壁に、Gotisches haus(ゴシック様式の家)、1340年築とあります。
ここゲルンハウゼンもドイツにいくつかある木組みの家街道の中の一つなのです。 -
そのお隣の家の壁に這ったツタの見事なこと。
-
ツタの這った家を正面から見ると…、ずいぶん大きな家です。
壁の木骨組みの構造もいろんな模様がありますね。 -
その先の木組みの家。
壁の色と木骨の色がそれぞれ違っていてとてもカラフルです。 -
大きな倉庫みたいな建物、これはレンガ色だから木組みではないわよね。
-
ところが、この家もよく見たら木骨組みの家でした。
ちょっと木組みの家にしては珍しい色です。 -
細い路地の先にはマリエン教会の塔が…。
そちらの方にもカラフルな色の木組みの家が覘いています。
行って見ましょう。 -
美しい広場に出てきました。
ここは先ほどのオーバーマルクト(上の広場)に対して低くなっているのでウンターマルクト(下の広場)というそうです。
木組みの家がいっぱい!
屋根の上からマリエン教会の塔がこちらを覘いています。
ステキな風景ですねー。
自動車がなければさながら中世ですね。 -
面白いものを見つけました。
よく見てください、左の建物、アルトシュタット・ホテルの屋根の上を。
屋根のすみっこにコウノトリが見えるでしょう?
実はオブジェなんですけどね。
この風景に溶け込んでいますね。 -
歩きすぎてちょっと疲れてきました。
2時間の遅れを取り戻そうと休憩もしないで歩いています。
この後シュタイナウにも行くので、余りここでゆっくりするわけにはいきません。
マリエン教会の前を通って…。 -
オーバーマルクト広場に戻ってきました。
この噴水の先に、さっきの孫のような若者が言っていた聖ペトリ教会があります。
ここも見なければ…。 -
ピンク色の聖ペトリ教会。
また先が切れて写っています。
どうして私が撮ると先がきれてしまうのでしょうね(笑)。
この教会は13世紀にロマネスクとゴシック様式で造られました。 -
マリエン教会に比べるととてもシンプルな祭壇。
-
パイプオルガン
-
教会内部からお庭を臨みます。
ヨーロッパってこの窓枠の模様がステキなのよね。 -
聖ペトリ教会の前からマリエン教会の尖塔がはっきりと見えます。
-
また市庁舎の前に出ました。
-
市庁舎前のこのモニュメントを見て思い出しました。
電話の発明者フィリップ・ライスのことを。
たしかこの近くに彼の生まれた家があるはず。 -
こっちかしら?
電話の発明者はベルなのですが、ベルが特許を申請する5年も前にフィリップ・ライスが電話を発明していたのだそうです。
ですからドイツではライスが電話の発明者として扱われているのですって。 -
それともこっち?
でももう足が痛くてライスの家はどうでもよくなりました。 -
市庁舎の横のバス停で待っていたおば様に、駅に行くバスは何番ですか?って聞いたら、もうすぐ来るわよ、って。
-
バスの中からステキな街並みを見ながら考えます。
もうとっくにお昼を過ぎています。
フランクフルトでの電車乗り遅れの1時間と、バスで遠回りをした約1時間、計2時間のロスさえなかったら、途中で休憩しながらゆっくり観光できたかも知れない。 -
バスの中から見えたSchifftor。
今日は、バルバロッサのカイザープファルツも行けなかったし、ライスの家も見つけられなかった。
でも、美しい木組みの家をたくさん見て、なによりあの爽やかな親切な若者とであったことは、何事にも代えがたい思い出になりました。 -
駅に着きました。
さあ、これからグリム兄弟の育った街、シュタイナウに向かいます。
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この旅行記へのコメント (11)
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- 迷子さん 2012/11/27 07:48:21
- お早う御座います。
- 今度は今年お出掛けになられた
ドイツ1人旅編(と、呼びましょうか?)にお邪魔してます。
街角での何気ない親切と出会い
これも旅の宝物の1つになりますね〜(^.^)
しかし・・・・
ドイツ語を始め、ドイツってか
この頃は神聖ローマ帝国か?
歴史もバッチリと頭に入れられていらっしゃる!
こちらへ書き込みされる方々の知識も凄い。
好きだから極められる
極めようとすれば好きになる
ドイツ好きのリピーターさんの
精通振りにはビックリ!&尊敬しちゃいますョ。
ああ、次はチャンとドイツ旅行をしてみたいっす。
(何時も通りすがり観光ばかりで・・・後悔してます〜^^;)
- frau.himmelさん からの返信 2012/11/27 22:25:27
- RE: こんばんは。
- 迷子さん こんばんは。
またまた、朝早くから私の旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
一人旅の失敗談の数々、私のマヌケ振りをとくとご覧ください、ってとこですね。
> 街角での何気ない親切と出会い
> これも旅の宝物の1つになりますね〜(^.^)
そうそう、異国での親切はありがたいです。
これも私がシルバーだからかしら?(笑)
> 歴史もバッチリと頭に入れられていらっしゃる!
> こちらへ書き込みされる方々の知識も凄い。
いえいえ、歴史はこの旅行記を書くようになってから勉強し始めたものです。
コメントくださる方がいろいろ教えてくださって、ますます面白くなったというのが本音です。
> ああ、次はチャンとドイツ旅行をしてみたいっす。
> (何時も通りすがり観光ばかりで・・・後悔してます〜^^;)
何をおっしゃいますやら…。
昨日でしたか今日でしたか(それすらも忘れるほど耄碌しています・笑)、
迷子さんのトラーベントラーバッハの旅行記を見せていただきました。
イギリスやスペインだけでなく、ドイツもスゴイ!と、
ますます見直しました。
実は私もかの地は、ある方の影響で行ってまいりました。
あら、迷子さんも…、と一瞬よぎりました。
とっても楽しい迷子さんの旅行記、
そうだす、そうだすと相槌を打ちながら読んでいます。
またお邪魔させて下さい。
-
- 哈桑湖さん 2012/09/13 10:14:37
- バルバロッサ
- frau.himmelさま
バルバロッサとは、神聖ローマ帝国の皇帝だったんですね。
赤ひげの皇帝の意味だとは、知っていましたが。
ヒトラーのソ連侵攻作戦が、バルバロッサ作戦と名づけられていました。
戦史好きの私は、バルバロッサというと、独ソ戦しか頭になかったのですが。
それにしてもドイツの町は綺麗ですね。まだドイツには一度も行ったことがありません。
食事もホテルも清潔なのかなあと思います。
ウズベキスタン、カザフスタン、ロシアともハエまみれの食堂で、食事をします。食前にペニシリンは、欠かせません。
ドイツの駅では、障害者の車いすを、周りの人が押してくれるみたいですね。とても感心します。日本人みたいに優先席に高校生が座る、こんなことは、ドイツではないようですね。
今回はバルバロッサのきれいな街のお写真、有難うございました。
- frau.himmelさん からの返信 2012/09/13 14:54:17
- RE: バルバロッサ
- 浦潮斯徳さま こんにちは。
バルバロッサといえば、私もどうしてもバルバロッサ作戦が頭に浮かびます。
でもどうしてヒトラーがバルバロッサ作戦と名づけたのか解かるような気がします。
亡くなり方が余りにも簡単だった(確か溺死)ので、民衆は信じられず、窮地に陥った時は必ずバルバロッサが助けに来てくれると信じていたようです。
まるで月光仮面ですね。
ドイツの町は国民性もあるのか本当に清潔です。ホテルもどんな小さなホテルでも、いつもきれいにしてあります。
それにしても
> ウズベキスタン、カザフスタン、ロシアともハエまみれの食堂で、食事をします。食前にペニシリンは、欠かせません。
食前にペニシリンが欠かせないって、どんな国なのだろう…と想像もつきません。
でも、浦潮斯徳さまは、そんな国の国民性、歴史、それに美しい湖を持つ自然に憧れて訪れていらっしゃるんですね。
お写真の湖の青さをみても、惹きつけているものが解かります。
> ドイツの駅では、障害者の車いすを、周りの人が押してくれるみたいですね。
と言うか、ドイツに日本みたいに障害者の優先席ってあったかしら?と首をかしげているところです。思い出せないくらいですからたぶんなかったのでは…。
優先席をわざわざ設置しなくても何ら問題ないからなのでしょうか。
浦潮斯徳さまのいらっしゃった、ウズベキスタン、カザフスタン、ロシアなどの国は戦史的にはドイツと深い関連のあったところばかり。詳しくそれらの歴史が旅行記で説明されていると、つい惹き込まれてしまいます。
楽しみにしています。
himmel
-
- ももであさん 2012/06/04 20:44:42
- バルバロッサもどき
- himmelさん、こんばんは。
爽やかな青年との出会いは、いい想い出ですね。
観光そのものも、もちろん良いですが、人との出会いがあっての
想い出の素晴らしい旅ですね。
こんな話を聞くと、ぼくも日本に来て困っている海外の人には
親切にしようって、改めて思います。
タイトルの“バルバロッサ”の文字を見て、まるで赤ひげだな〜
なんて思ってたら、正真正銘バルバロッサの開いた街なんですね。
マリエン教会の髭男さん。ぼくも気になって調べてみました。
すると…。 やはりバルバロッサではありませんでした。
シュルトハイス・コッホ氏 なんと冷酷な魔女の裁判官だとか。
なーんでそんな人物が、教会に奉られるのかと思ったら、
この教会に説教壇を寄贈したとのこと。
教会には、もうちょっと人を選んで欲しいものですねぇ。
Schultheis Koch (verst.1603)
Er war ein unbarmherziger Hexenrichter,
stiftete aber auch die Kanzel für die Marienkirche
本物の“バルバロッサ”さんの登場は、おあずけですね。
ももであ
- frau.himmelさん からの返信 2012/06/05 21:00:23
- RE: バルバロッサもどき
- ももであさん こんばんは。
すごーい!
どこでバルバロッサもどきさんの本名を調べられたんですか?
ももであさんは何でもお見通しの千里眼なんですね。
ヒントをいただいてさっき片っ端からSchulthiss Kochで検索してみました。
ありましたね。もどきさんの写真(教会にあったもの)が。
その前に実は投稿した写真を拡大して見たんです。
ちゃんと 彫像の枠の端っこに
「Koch Schultheis und Schoff alhie dem Gott GNADE」
と、あるではありませんか。
不覚でした。もっとも私の頭ではあれが名前だなんて思いつきませんでしたが…。
私も大好きなんです。街角に建っている像や名碑を写真に収めてきて、何をした人か調べるのが。
ですからももであさんのこのコメント飛び上がるほど嬉しかったです。
しかも魔女裁判の裁判官だったとはね…。
そういえばあの街にも魔女の塔がありましたよ。
もどきさんのことは、のちほど旅行記に加筆させていただきます。
> 爽やかな青年との出会いは、いい想い出ですね。
> 観光そのものも、もちろん良いですが、人との出会いがあっての
> 想い出の素晴らしい旅ですね。
ええ、本当にいい思い出になりました。
異国のシニアならぬシルバーが困っているからと、皆さん親切にしてくださいました。 嬉しいですね。
これからも旅行記の中で現地の方との触れ合いを載せていきたいと思っています。
興味深いコメントありがとうございました。
himmel
-
- 近鉄バッファローズさん 2012/05/31 22:43:50
- 私も行く予定です
- frau.himmelさん、こんばんは。
近鉄バッファローズです。
実は、7月下旬に世間で言うところの新婚旅行というヤツに行ってきます。
行き先は、当然ドイツです。
で、その行き先の一つにゲルンハウゼンを入れています。
なので、この旅行記は大変参考になります。
ロマネスクの教会や遺物があるんですね。
Fachwerkもあっちこっちにありましたね。
わたしもあまり時間が取れないので、効率的に回ろうと思います。
町のホームページなどで下調べ中です。
frau.himmelさんは、旅行を楽しまれてますね。
私は人見知りしてしまうので、なかなか出来ません。
frau.himmelさんの様な楽しみ方がしてみたいです。
人との出会いは、旅の楽しみの一つですもんね。
ドイツの田舎には、本当に気のいい人が多いです。
次も楽しみにさせて頂きます。
- frau.himmelさん からの返信 2012/06/01 18:34:34
- ええーーーーっ!!!!
- 近鉄バッファローズさーん、おめでとうございます。
もうビックリです。
Hochzeitsreiseがドイツだなんて素晴らしーーい!
ゲルンハウゼンはそれは可愛い街です。
きっとFrauも喜ばれること請け合いです。
その他にどちらにいらっしゃるんですか?
ドイツ通の近鉄バッファローズさんのことですから、
きっといろいろ考えていらっしゃるんでしょうね。
もーおっ、うらやましいーー!
> frau.himmelさんは、旅行を楽しまれてますね。
> 私は人見知りしてしまうので、なかなか出来ません。
> frau.himmelさんの様な楽しみ方がしてみたいです。
そう言っていただけて嬉しいです。
私は写真はヘタだし、文章もヘタですから、
せめて失敗談を書いたり、土地のエピソードなどで膨らませないと
私の旅行記など見向きもしていただけませんから…。
それに私の齢のせいでしょうかね、現地のみなさん優しくしていただけます。嬉しいことです。
さーて、これから近鉄バッファローズさんはいろいろと忙しくなりますね。
どうかFrauを大切にしてくださいね。
himmel
-
- ハッピーねこさん 2012/05/31 21:34:49
- ゲルンハウゼン!!
- himmelさん、こんばんは。
タイトルを見て興奮しました!
ゲルンハウゼンは、まさに次の渡独の際には訪ねたいと思っている街なのです!
初日か最終日かに時間を作って、フランクフルトから。
やはり素敵な街ですね〜。
木組みの家も教会も街並みも。
ナイス青年との出会いも素敵な思い出ですね。
35分も付き合ってくれるだなんて、ドイツの人って本当に温かいですよね。
フランクフルトからの列車はDBのものではないのですか?
ジャーマンレイルパスなどでなくチケットは別のものを購入しないといけないのでしょうか?
後学のためにお聞かせいただけますと幸いです。
余談ですが”バルバロッサ”は今回の旅で私が最後に宿泊したヴュルツブルクの
小さなホテルがその名前を冠していました。
それもあって親近感がとても湧きます。
あ〜、早く次の旅に出たくなりました。
でも早くても来年ですけれども・・・。
ハッピーねこ
- frau.himmelさん からの返信 2012/05/31 22:30:17
- RE: ゲルンハウゼン!!
- ハッピーねこさん こんばんは
ゲルンハウゼン編、見ていただいて、投票もありがとうございます。
> タイトルを見て興奮しました!
> ゲルンハウゼンは、まさに次の渡独の際には訪ねたいと思っている街なのです!
> 初日か最終日かに時間を作って、フランクフルトから。
そうなんですか。やっぱり考えていることは似ていますね。
私も本来は最終日に訪れる予定でしたが、出発日を間違えていたものですから強引に最初にもって来ました。
ステキな街でしたよー。ぜひいらっしてください。
私の孫くらいの青年との出会いも楽しかったです。
やはり異国のお年寄りを労わる気持ちで35分も付き合ってくれたのでしょうね、うれしかったですね。
> フランクフルトからの列車はDBのものではないのですか?
> ジャーマンレイルパスなどでなくチケットは別のものを購入しないといけないのでしょうか?
> 後学のためにお聞かせいただけますと幸いです。
いえ、DBに間違いはないようです。
ただ、地域によって地域近郊型交通(言い方が違うかも知れませんが)というんですが、フランクフルト周辺はラインマイン交通?(RMV)と言って、ヘッセン州だけではなく、バイエルン州の一部も含めた地域形態になっているようです。
もちろんジャーマンレイルパスは使えますが、金額的にもったいないので、私はいつもコレを使っています。今回は1日券が25,6ユーロでした。
バイエルンチケットやヘッセンチケットと同じようなものだと考えていただければいいかと思います。
ジャーマンレイルパスは地域のバスやトラムなどには乗れませんが、このチケットはこれらにも使えるので、その点では大変便利です。
夜、それらの街を観光してからフランクフルトに帰ってからも市内交通に使えますし。
> 余談ですが”バルバロッサ”は今回の旅で私が最後に宿泊したヴュルツブルクの
> 小さなホテルがその名前を冠していました。
> それもあって親近感がとても湧きます。
えー、またヴュルツブルクにもいらっしたのですか?
ハッピーねこさんもヴュルツブルクお好きですねー。
という私も実は今回行きました。(笑)
と言ってもビュルガーシュピタールで日本にワインを発送するのと、
系列のレストランでワインとシュパーゲルをいただくためでしたけど…。
もう次の旅行を考えていらっしゃるなんて、やはりお若いですね。
私は今回が過酷過ぎて、しばらくは考えられません。
でも旅行記を書いていると、また行きたくなるのかなー。
himmel
- ハッピーねこさん からの返信 2012/06/01 23:38:37
- ご返信ありがとうございます。
- himmelさん、こんばんは。
himmelさんもヴュルツブルクへいかれてたのですかー!
本当に訪ねた街がかなりラップしていますね〜。うれしい偶然です。
ワインの手配とお食事のためのお立ち寄りなんて旅慣れた方の成せる技ですね。さすがです。
旅行記のアップされるのが楽しみです。
ゲルンハウゼンへの移動の列車の件、ご丁寧なご説明をありがとうございました。
なるほど、地域近郊型交通ですか。
私はこれまでそういうローカルのチケットを使用したことがないのですが、
フランクフルト市内でも使用できるとは、次回トライしてみるのもよさそうですね。
ありがとうございます。
himmelさんは今回長旅でいらっしゃったので今はまだお腹いっぱい、という感じかもしれませんが、
きっとまたお出かけになりたくなりますよ!
私もいろいろ妄想する毎日です。(笑)
では、よい週末をお過ごし下さい。
おやすみなさい。
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