ミャンマー鉄道の要、ヤンゴン中央駅

2012/05/03 - 2012/05/03

私は鉄道が好きである。
乗るのも、撮るのも、触るのも好き。
しかしマニアの様に詳しくはない。キハXXとかXX系とかさっぱりわからない。
それでもホームにたたずむと旅に出発する高揚感がわきあがる。
今回のミャンマー国内旅行の目的のひとつはミャンマー鉄道を体感すること。
始発駅のヤンゴン中央駅はどんなところ？

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

ヤンゴン中央駅はヤンゴン市中心部の北側のある。
立派な建物ではないか。

内部は東ホールと西ホールに別れている。
これは西ホール正面である。

西ホールの天井は高く忙しそうにして歩くのはドコも同じか。
左側にホーム側に出る入り口がある。

とりあえずはすわりこんで井戸端会議。

ホームに近い方の待合所。
TVをなんとなく見上げて待つ。

どこであろうと暑いし体を休めるには横になるのが１番。

このボックスでどこへでも連絡は可能。
英語はOKなので手助けしてくれる。

ホームの清掃は列車さえ入って来なければいつでも出来る。

またホーム自体が低いので隣のホームにはそのまま線路を
またいでくればいい。危険度は少なく合理的である。

ホームにも時間待ちの人たちの姿がちらほら。

水飲み場も用意されている。水道利用なので外国人が飲んで
腹具合は大丈夫だろうか。ペットボトルは常に持参しているけど。

どうやって運ぶのか、商売用だろうか。

ホームに置かれた電話机。
公衆電話の代わりに使えるのだ。

ヤンゴン市内、市外にかけられる。
使用料金は電話番のおねーさんが時間を計り請求される。

列車が着くのを待つ物売り。

フルーツ、串もの、水に揚げ物、種類はさまざま。

客車が到着するとかけ声をかけて売り歩く。

それではここで列車の等級を見てみよう。

最上はアッパークラス。

座席がリクライニングになる。
いたんでいるのはしょうがないけどゆったり感はある。
アッパークラスでは他に寝台車もある。

ファーストクラスである。

リクライニングは出来ないがシートがクッション付きだ。

向かい合わせの４人がけ座席になる。

オーディナリークラスの車両。

ファーストクラスとほぼ同じだが木製でクッションなし。
懐かしい。短距離ならこれでもOKかな。

近距離用にはこういう座席もある。

木製の縦型座席。

材質違いの同形座席。

次々と入線してくる列車たち。

ミャンマー鉄道はどの車両も古いがこれらもどこかの国で走っていたのだろうか。

乗客たちは慣れているのか線路側に降りて改札口に向かう。
たしかにこの方が早めに出られるけどね。

荷物も手際よく運び出される。

再び
駅舎に戻ろう。
今度は東ホールだ。

当日券売り場らしい。
なにしろこの駅にはミャンマー語だけで英語表記は一切ない。
なにか知りたいときは駅員らしき職員にいちいち確認してまわることになる。

外国人専用のチケット売り場。
予約券を当日券に換えるのもこの窓口。
使用出来るのはUSドルになる。

帰り際に見た駅裏口方面。

引き込み線に並んでいる客車車両。
これらも古いが廃車なのか現役なのかわからない。
ミャンマー鉄道、乗るのが楽しみになってきた。