2012/04/29 - 2012/05/03
81位(同エリア707件中)
YU_KAさん
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今年のゴールデンウィークは念願だったインドへの旅。
いつか必ず行こう、そう思いを馳せ何年経ったんだろう。
やっとインドに行くことが出来ました♪
最初インドは「絶対に行きたくない国」だった。
「あんなひどい国はない」そう聞いていたから。
だけどいつしか旅行が趣味になり、様々な旅の本を読むようになり、
インドへの思いは大きく膨らんでいったのでした。♪
‐ヒンドゥーの聖地ヴァラナシでガンガーを眺めたくて‐
2日目の夜、デリーを出発し寝台列車に乗ってここヴァラナシにやってきた。長い長い列車での旅路。色んなことがあったけどいい思い出。
ヴァラナシはヒンドゥー教最大の聖地。インドに行くなら必ず訪れたかった。
ヒマラヤから悠々と流れる水はやがてここガンガーに辿り着き、ヒンドゥー教徒によればこのガンガーの聖なる水で沐浴をすれば全ての罪は浄められ、またここで死に、ガンガーに遺灰を流してもらうことを望んでいるという。
寝台列車で相席だったインド人の家族もそうだった。
そうやってインド全土からやってきて輪廻の解説を得ると信じられているそうだ。
‐昨日のガイドさんの話‐
ヴァラナシは危険、とても素晴らしい所だけど良い所と同じくらい悪い所もある。それだけは分かって向かってほしいと言われた。
彼によれば自身がブラックマジックにかかった時の話がとても印象的だった。とても宗教色が強い場所なためそう言った強い念もあり、思いだにしない場所でそうなってしまうそうだ。とくにマニカルニカー・ガードは行ってもすぐ戻ることと言われた。
そしてガードで客引きをしてる子供を操るマフィア、途上国はどこもそうだ。きっと一部の子供の話なんだろう。だけどやっぱりその先に結局マリファナなどの薬が横行してるそうで、道で倒れてる人もいれば、広場で普通に吸ってる人、安宿での長期滞在etc...
全てが本当でうそかなんて分からない。
だけどどちらにしても素晴らしいところ、悪いところ、
その両方が混在してこそ本当のヴァラナシなんだろうと思った。
まるで長い長い人生を凝縮したかのような場所で、
だからこそ自由気ままに街を歩きたくて、色んな人と触れ合った。
とても色濃い場所だった。もっと時間がほしかった。
4/29NRT11:00-HONG KONG14:50 CX501(FLIGHT TIME4h50)
HONG KONG19:50-DELHI23:05 9W7720A(FLIGHT TIME5h45)
4/30 DELHI06:15→AGRA8:15 BhoopalShatabdiExp.(TIME2h)
AGRA11:50→DELHI18:00(TIME5h)→DELHI20:40----→(TIME12h)
○5/1 VNS08:35→Varanasi------19:15→
5/2 DELHI07:40(TIME12h30)-------Delhicity
5/3 DELHI00:35-HONG KONG08:35 9W78 17A(FLIGHT TIME5h30)
HONG KONG15:10-NRT20:35 CX500(FLIGHT TIME4h25)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ニューデリーを出て13時間、
午前9時過ぎ頃ここヴァラナシに到着した。
おおよそ40分遅れての到着だった。
やっとやっとヴァラナシに到着したんだ〜!
電車を降りるとフルーツなどを売る屋台が
沢山並んでいた。 -
ここヴァラナシもすごくローカルだった。
時間の流れがゆったりとして、
また独特の雰囲気だった。
新聞読んでるおじさん。 -
ホームに到着した時は、
すごく小さな駅に思えたのに
外に出ると結構大きかった。
寝台列車ではどこに到着したかのアナウンスが
一切なく、無事に到着出来てよかった。 -
駅を出るとすぐにリクシャーの客引きの人が
沢山集まってきた。
色々言い値を言ってくる。
だいだい相場は分かってたので、
それより少し高かったものの、
1人のおじさんと交渉成立。 -
そのおじさんについて行く。
途中、自転車のリクシャーのおじさんに
写真を撮らせてもらった。
インドでは大人も子供もみんな英語を話せて、
そればかりか他の言語を話せる人も。
本当に尊敬だ。 -
じつはこうして街を走るまで、
一悶着あった。
交渉成立していたにもかかわらず、
自分がコースを案内してあげると言い出した。
いやいや、自分たちで歩きたいと伝える。
だけどヴァラナシの街は危険だから、
オートリクシャーで観光した方がいいと。
それならここまで来た意味がない。
結局振り切って目的地まで運んでもらう。 -
近くにスクールがあったので、
そこに通ってるのかな。
この近くで人が道のど真ん中に横たわってた。
「ほらね、へんなやつも多い。
だから誰も助けたりはしない。
ここを自分たちで歩くのは危険だよ」
とオートリクシャーのおじさん。
道に横たわってたのは20代くらいの男性だった。
どうしてなのか大体想像はついた。 -
街を走ってたら店頭でシャンプーしてる人。
そしてしばらくして目的地付近に到着。
オートリクシャーのおじさんは、
セールスはしてくるけどとても親切で、
オートリクシャーが入れるぎりぎりの所まで
運んでくれてぼったくられることもなかった。 -
早速道なりに歩いていくと、
どどーんと牛がいた。
インドの人は誰も気にすることなく、
道に普通に牛がいる。 -
この日も気温は45度近くあった。
燦々と照りつける太陽の下、
ヴァラナシの街を歩く。
シャッターを押したい景色ばかりだった。 -
この先を進んでく。
ダシャーシュワメードガードに繋がってる。
ガードのほぼ中心に位置するところ。 -
街では野菜やフルーツをこうして、
路上で売っていた。
地元の人が沢山だった。 -
沢山の写真を撮った。
-
そしてダシャーシュワメード到着。
(Dashashwamedh)
デリーからここまで遠かったぁ〜。 -
やっと来たんだガンガー。
目の前にガンガーの景色が広がった。
独特の雰囲気と、
これまでのヴァラナシへの思いが重なって
何とも言えない感動だった! -
イチオシ
おじさんカッコいい♪
-
ワンコも、
ふぅ〜〜〜っと、背伸び。 -
視線いただきました〜〜〜♪
ワンコも花の首輪。
きっと地元の人がつけてあげたんだ。 -
そして到着して早々、
地元の男性に声を掛けられる。
しかも日本語で。
インドではみんな英語だったので、
「どうして話せるの?」って聞いたら、
自然と覚えたんだってすごい(驚)
だけど最初は胡散臭く思えて話を流してた。
何かの客引きだしその時単純に面倒だったから。
そんな気持ちを糸も簡単に見破られる。
「後で少しだけお店来て。買わなくてもいい。
嫌なら離れる。だけどヴァラナシ20分だけ案内させて」
面倒だけど嫌いではない不思議。
だから少しだけ案内してもらうことにした。
この家族は結婚式でここを訪れてるそう。
このすぐ近くに寺院があってそこから出てきた。
こうして多くの人が結婚式でもここを訪れるんだとか。 -
ガンガーのすぐ近くにも牛がいる。
インドではシバ神の乗り物ナンディン。 -
パンツ丸出し、かわい〜!
-
ガンガーの元まで歩く。
インドでは沢山の人の写真を撮った。
本当に沢山の写真を撮った。
「一緒に撮ってもいい?」と
どこに行っても声を掛けてきてくれる。
よっぽど日本人が珍しいのかも。
わたしたちも「撮ってもいい?」声を掛けると
みんな笑顔でいいよと答えてくれた。
赤ちゃんかわいい。 -
イチオシ
しばらくガンガーを眺めてた。
僕はどこを眺めてるのかな?ガンジス川 滝・河川・湖
-
とくにどこを案内してもらった訳ではないけど、
やっぱり自分たちで歩きたくなって
話かけてくれた彼とはここでばいばい。
所どころで沐浴したり、泳ぐ人たち。
本当は早朝来たかったな。
ガード一面に沐浴する姿を見たかった。 -
ガードには美容院!?もあった。
カラフル〜〜〜。
ここで髪やひげを剃るんだね。 -
ガンガーに沿ってガードには、
こんな風に古い街並みがずっと続いてる。 -
しかし暑くてバテバテ。
とどこからか「YU_KA〜〜〜」と声が聞こえる。
ん、どこかで聞いた声。
さっきの案内してくれてた彼でした。
登場するの早くない!?
しかも名前覚えるの早くない!?
この後、7、8回はこのパターンが続く。
ついてきてる訳ではないんだけど。
だけど随分と好かれてしまったものだ・・
何故か旦那の名前は覚えず、
簡単だったわたしの名前ばかり呼んでくる。 -
イチオシ
なのでまた少し一緒に歩いた。
ガンガー沿いに
こうしていくつも日よけがあって、
そこには説法をするバラモンがいた。
この人たちも沐浴後ここで説法を受けるため、
はるばる南インドから来てるそう。 -
そしてガンガーを一旦後にし街を歩く。
日差しがすごくて予想以上に体力消耗・・
いいところがあるよ、
と彼にカフェを案内してもらった。
ガイドブックに載ってるところに行こうとしたら、
そこよりこっちの方がいいよと案内してくれる。
面白い! -
そしてカフェに到着した。
彼は色んなバックパッカーと友達のようで、
ここには安宿に泊まる長期滞在者も多くいた。
日本語もそうやって覚えたんだね!
だけど話せてもやっぱり字は読めなくて
わたしの持ってた「歩き方」を興味深く見る彼。
ガンガーでは色んな人に声を掛けてて、
英語、日本語、フランス語、韓国語と、
色んな言葉をしゃべってた。
話せれば十分。本当すごいよ。 -
ドリンクだけにするつもりが、
やっぱりインドカレーも食べたいと注文。
昨日のお昼からまたまともな食事をしてなかった。
暑さにやられてるせいだ。
一緒にバナナラッシーも注文した。
これも本当おいしかった!
やっぱり本場のインドカレーもおいしい♪ -
こんな細い路地を歩いてあったお店。
ここをやっぱり牛も人も自転車も通る。
路上でアクセサリーを売ってるおじさんがいて、
何枚も写真を撮らせてもらった。 -
路地を戻ってシヴァ神と牛とお供え物。
-
地元の人はこの水を飲んでた。
YU_KAたちは飲んじゃ駄目。
絶対にお腹壊すよ、と彼が言う。
確かにこれはこわい・・ -
何だかんだで仲良くなった。
強引じゃないし布を見てみたくなった。
まさかこれが手!?
いやそうでしょ!いやただ人が好きなだけ!?
だけどそれでもよかった。
気に入ったものがあれば購入するし、
なければ当然出てく。そう決めてたから。
彼はその辺で売ってるシルク等の生地は
ほとんどは偽者だと言う。
実際にライターで糸を燃やして、
どういう風に違うのか説明してくれた。
確かに匂いと燃え方は全く違った。
そしていくつか本当にほしいデザインがあった。
これが本物でも偽者でもよかった。
本物が欲しければ日本で買えばいい。
ただデザインがすごく気に入ってしまって、
どうしても欲しくなってしまった。
旦那と合わせて計5枚購入。
最初の言い値からいくらか下げてもらう。
これは購入しなかったけどシバ神のシンボルマーク。 -
満足して外に出た。
そしたら今度は置物が欲しいと旦那。
外に並んでたとても狭い店に上がりこんで、
店主とあれこれ選んでる。 -
旦那が選んでる間撮った写真。
とまた後ろから「YU_KA〜♪」と声がした。
あれさっきの彼だ。布を買ったからもう来ないと
思ってた。やっぱり人が好きなのかも。
何だかんだで朝から結構一緒にいる!?(笑)
だけど一緒にいて面白いから問題はなかった。
暇そうにしてたわたしを見て、
一緒に街を歩こうよと誘ってくれた。
なので旦那を置いてく。 -
ここはフルーツと野菜が多い通りだった。
-
クリニック。
この近くに薬局もあった。
お腹壊したらそこで買うんだよ、
と彼が言う(笑) -
バラモンも普通に買い物してる。
-
これはレモンなんだそう。
インドのレモンは小さいんだ。
そう言えば昨日アグラで見たお守りの
レモンもこのくらいのサイズだった。 -
ちょっと並んでみた。
同じ目線で見てみたかっただけ。 -
無邪気でかわいい。
兄弟!? -
インドのたばこ、紙たばこ。
基本的に禁煙法があるので
インドでたばこを吸う人の姿はなかった。
その代わりこの紙たばこは沢山見かけた。
彼もそうだったけどこれを噛んでる人は
すぐ分かる程独特の話し方をする。 -
さっきのはわざわざ、
紙たばこを写真に撮りたいって言ったら、
彼がここで買って見せてくれた。
色んなタイプがあるみたい。 -
少し疲れた?
とチャイをご馳走してくれた♪
衛生面が少し不安だったけど飲んだら
とんでもなくおいしかった♪
地元の人しかいないベンチに座り、
温かいチャイを堪能した。
彼のお陰だ、ありがとう。
(オレンジの布を巻いてるのがその彼) -
そして30分くらい一緒に歩きまわって、
旦那のもとに戻った。
すっかり待たせてたようで、
わたしの分も小物を購入しててくれた。 -
少し暑さもひいたので旦那と二人
ガンガーに再び戻ってきた。
階段にあったシバ神の置き物。
横にはバラモンが座ってた。 -
おいおいこっちだよ、
とニコニコと声を掛けられた。
額に3本線が入ってる、シバ派だ。
片手にはそれを表す大蛇も・・おぉ
そしてバクシーンと引き換えに
いくつか一緒に写真を撮らせてもらった。 -
歩いて歩いてガンガー沿いに、
アッスィーガード方面を目指す。
聖なる河で洗った洗濯物を
ここで広げて干していた。 -
ガードの階段は結構急だった。
ムンシーガード辺りで
一先ず少し休憩を。 -
ここからの景色が最高だった。
人も少なく落ち着いて
しばらく無言でガンガーを眺める旦那と私。
三脚を持ってきたのでここを背景に
一緒に沢山の写真を撮る。 -
MUNSHIGHAT。
-
皆ゆったりしてるな〜〜〜。
-
SAIBABA!
-
歩いても歩いても先は長い。
とまたまたどこからか「YU_KA〜〜〜」と、
地元の友達と歩くさっきの彼の姿が!
ここまでくるともう笑えてくる(笑)
「どこに行くの?」と言うので、
アッスィーガードに行くと伝える。
そしたら、
「そっち側は結構危険だよ、ハイになってる
へんなやつも多いから気をつけて」と。
本当?そうなんだぁ。 -
ガンガーで体を洗ってる人。
ここでは何でもありだ。 -
しばらく歩いてたら向こうから、
日本人らしき男の子二人組が歩いてきた。
インドでは日本人にあまり会わなかったので
何だかうれしくて声を掛け少し談笑した。
アッスィーガード付近まで行ったそう。
小さな火葬場はあったけど他には・・と。
そうなんだぁ。 -
バックパッカーの宿、
久美子の家に立ち寄った。
ここは有名すぎますね。
じつはシバ神の大きな柱がどこにあるか
分からず近くにあったので寄らせてもらった。
階段を上がるとワンコもいた。 -
旦那が入って聞いてくれ、
中には久美子さんがいて対応してくれたそう。
わたしはこの彼と話ていた。
久美子の家の入口にいた男性。
さっきのワンコとこの男性と私。 -
何とも言えない、
時間の流れが止まってるかのような
独特の雰囲気が流れている。 -
いつの間にか結構歩いてたようで。
さっきまでいた、
ダシャーシュワメードが向こうに。
鮮やかなピンクだ。 -
ローカルタイム。
思いのまま歩いた。
人は少なくてもやっぱりここでも
地元の人は声を掛けてくる。
ガイドの要請、一緒に写真を撮ろう、バクシーン、
単純に外国人と話したい人etc...
そしてさっきインド人3人に声を掛けられた。
「カメラを貸して、撮ってあげる」と。
何だかすでに怪しい雰囲気が漂ってた。
そしたらすぐ近くにいたバックパッカーの女性が、
(上の写真でかがんでる欧米人の女性)
「気をつけて、その人たちひつこくお金を要求してくるわ」
と声を掛けてくれた。ありがとう。 -
RAJA GHAT。
よし、そろそろ引き返そう。
アッスィーガードはあまりに遠く、
結局途中で諦めることにした。
ここでは地元の人がカードゲームしてた。 -
沢山の牛が沐浴していた。
-
どこまで繋がってるの!?
-
ワンコと子供たち。
この後こっちに気づいて、
手を振って笑ってくれた♪ -
階段をかけてく小さな子。
そこに沢山猿いるよ!
気をつけて! -
そんなこんなでシヴァ神の柱に到着した。
だけどシヴァって何だか怖い。
ヒンドゥーの三大神だけど、
他の神様と違ってシヴァは破壊の神。
確かブラフマーは想像、ヴィシュヌは維持の神。
シヴァは世界を破壊する時とんでもなく恐ろしい
黒い姿になると言う。だけど破壊と同時に再生の
神様でもあるらしい。
また少し歩くと向こうから1人の日本人の男の子が。
何やらインド人を振り切っている。思わず、
「大丈夫!?」と声を掛けた。
大学生の彼と少し話をした。そしたら、
「さっき路地で囲まれてお金を取られた」と・・
1人で路地に入り込んでしまったらしく、
気づいたら後ろをインド人若者3人程に囲まれ、
ナイフを突きつけられたそうだ。
それでバックの所持金全て渡しすかなかったと・・
彼は再び客引きのインド人(←強盗した人ではない)を
振り切りながら、「路地には気をつけて下さい!」
と言って去っていった。
突然で話を聞くことしか出来なかったけど、
その後彼は大丈夫だったんだろうか・・ -
そしてマニカルニカーガードも行った。
(Manikamika Ghat)
24時間煙が途絶えることない火葬場だ。
ここを訪れるヒンドゥー教徒は皆、
ここで灰になり、ガンガーに流れることを
望んでいると言う。
ガードいっぱいに家族が並んでいて、
その目の先には絶え間なく煙が上がっていた。
写真は厳禁。当然。撮ろうなんて思わなかった。
ただ、死を目の前にし何とも言えない思いになった。
ガンガーには人の生と死、両方が混在していた。 -
色んなことを思いながら、
再びダシャーシュワメードガード。
牛も人も同じところで水分補給していた。 -
とまたもやどこからか、
「YU_KA〜〜〜」と声がした。
おいおい何回目!?また彼だ。
だけど一緒にいると面白かったので、
また少しだけ3人で歩いた。 -
ここの路地はがたがたなんだね。
この先に入ったところにある寺院で、
左手に赤と黄色の糸を巻いてもらった。
ヴァラナシを訪れた地元の人は皆、
沐浴をした後説法を受けこれを巻くらしい。 -
再びダシャーシュワメードガード。
旦那とわたし2人で階段に座る。
そしたら欧米人の同年代くらいの男性に声を
掛けられた。彼はバックパッカーの様で、
バクシーンを求め群がるインドの子供を、
「ナマステー、ナマステー」と交わし、
「インドの子は皆チップをねだる。
いくらお金があっても足りないね」
と笑顔で言ってきた。すごくかわいい顔をした人で、
ヒッピースタイルでブルーの瞳が素敵だった。
少しお互いの話をし一緒に写真を撮り合った♪
彼は自分で作った巻きタバコを、
ゆるーい時間の中で少しハイになって吸っていた。 -
そろそろ日も落ちてきた。
ガンガーのすぐ脇に降りる。
いくつもこうして対岸へと船が流れてく。
何だかこのままどこかへ逝ってしまうような景色。 -
少しだけガンガーに入った。
ガンガーに行ったら全身入りたい!
そう思ってた頃の若さはもうないようで(笑)!
だけどここまで来たんだから、
少しだけでも触れたくて、
旦那もわたしも足だけ入った。
入った感想は、
何だか底がぬるぬるしてた!
そのままサンダルも履けないので、
しっかりミネラルウォーターで洗浄(苦笑)
だけど入れてよかった。 -
地元の人は顔も洗ってる。
そう、ガンガーは聖なる河。 -
沐浴をしている姿は、
不思議でもあり何だか美しい姿でもあった。
1日中、あっという間に過ぎた。
だけど長く充実した1日でもあった。
ここヴァラナシを訪れて人と触れ合え、
そして少しだけどガンガーに入れてよかった。
だけど夜のプジャーは見たかった。
絶対に次回は何日か泊まりたい。
そろそろ、と歩き出す。 -
アッラー万歳!
と一斉に掛け声が上がった。
ヒンドゥー教徒の聖地ガンガーで何故。 -
ヴァラナシのガードへと繋がる道は、
ほこりもすごかった。 -
夕日と同じオレンジ色した正装。
-
男の子がラッシーも売っていた。
-
どんどんと日が沈むヴァラナシの街。
あぁ戻りたくない、
もう少しここにいたかった。
何日でもいられる場所だった。
こんな景色はきっとどこを探してもない。 -
戻りもオートリクシャーで駅まで。
結構遠いのでしばらく走る。
値段交渉が少し面倒で、
向かう時より高くついた。
途中、なぜか地元の人が一人飛び乗りし、
しばらくして無言で降りていった。
いいのここはインド。何でもあり。
むしろ面白い。 -
そして15分程して駅に到着した。
ヴァラナシ駅からまたデリーに戻る。
日が沈んでもまだまだ、
クラクションは鳴り止まない。
いいの、ここはインド。何でもあり。
うん、本当面白い。
ヴァラナシもまたこれまでの自分の人生を、
価値観を試されているかのような場所だった。
受け入れるも受け入れないも自分次第。 -
どこから発車するのか分からず、
掲示板を探す、探す、探す。
ない・・・
結局外国人チケット売り場で聞いて、
何番ホームか分かった。 -
そしてこれが乗車する寝台列車。
ここヴァラナシからまた12時間かけて戻る。
只今夜、19時30頃。
しばらく時間もあったので、
ホームでドリンクなんかを購入した。 -
そして無事に乗車した。
デリーからの行きよりも何だかいい列車。
最初向かいはインド人男性3人だった。
えっと、そこ二人席なんだけどー!?
インドは驚くことばかりだ。
そしてしばらくしてインド人男性3人は、
途中の停車駅で、次々と降りていった。
誰もいなくなった???と思っていたらすぐにぞろぞろと
お付きの人3人をつれてインド人ご夫妻が登場した。
シーツのセットも全てお付きの3人と奥さんが颯爽と
支度を始めた。インドで裕福な人なんだろう。
かなりお歳を召してて何だかお互いしどろもどろ。
一体この後どうなるんだ?・・・
?インド?へとつづく?
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この旅行記へのコメント (4)
-
- すずかさん 2012/06/11 22:46:42
- 濃いなぁ
- YU_KAさん、こんばんは。
インド。呼ばれましたね〜〜〜。
めちゃくちゃ行ってみたいけど、まだなぜか足を踏み入れる勇気がない国。
私はまだインドに呼ばれてないのかもしれませんね。
やっぱり濃い!インド。
私が今まで行った事がない濃さです。
実は私インドで行きたい場所はこのヴァラナシなんです。
ベナレスだったときからずっと行きたくて。
死と生が交わる町。そして母なるガンガー。
いやーYU_KAさんの旅行記拝見して、期待以上に濃さでした。
アグラのタージマハルも素敵だったけど、このヴァナラシの濃さ。
いろんなインド人達と上手に付き合ってて。
すごいっす。
読みながら、私だったら途中で気がめいってしまいそうなシチュエーションだらけでしたもん。
私も早くインドに呼ばれて行ってみたいです。
でも、YU_KAさんのようにパワフルな旅はできないかも(^^;
これからもダンナ様と一緒にパワフルな旅を見せてくださいね。
では、またお邪魔させてもらいま〜す。
すずか
- YU_KAさん からの返信 2012/06/14 00:48:15
- RE: 濃いなぁ
- すずかさん、インドと香港の旅行記に寄ってもらって、
また沢山の投票をいただいたようで本当感謝ですヾ(_ _。)
ありがとう御座います。
インドついにお声が掛かりました♪
いつかいつかと思いながらなかなか時間もかかりましたが、
やっとやっと行ってきましたよ〜〜〜。
やっぱりヴァラナシだけは特別な思いがありましたよ、
すずかさんおっしゃる通りここの濃さはまた格別でした。
何とも言えない空気が流れていて、
いいも悪いも人生の面白ろさが詰まってる場所でしたよ〜!
ガンガーでの景色は同じ人間として、
不思議でもあり何だか惹かれるものもありました。
インドは皆パワフルなので知らず知らず自分たちもパワフルに(笑)
本当に驚くことばかりで。
インドは質のいいホテルも揃ってるようなので、
いつかふらっとすずかさんも!
また旅行記に遊びに行かせて下さい。
YU_KA
-
- saikai99さん 2012/05/27 18:57:19
- うわーっ!!!
- YU_KAさん こんばんゎ♪
インド編その?も完成ですね
でも。。。このブログを見れば 私メにとっては Oh my God!
TVでも見ましたが、あの「聖なる河」での表情には。。。?
街中をやせ細った牛が のそのそと歩き廻る姿も。。。?
そんなインドに。。。 >学生だったら私もここに長期滞在したかったな
⇒とは。。。東京育ちのYU_KAさん らしくもないなぁ。。。
「ひるブラ」いかがでした?
saikai99
- YU_KAさん からの返信 2012/05/27 19:45:00
- RE: うわーっ!!!
- saikai99さん、こんばんは!
そうですよね〜、インドはとにかく強烈でした。
だけどなぜか惹かれるんですよね♪
saikaiさんはきっと。。。と思っていました(笑)
多分あまりにも普段と違う環境だからこそだと思います。
とても生活は出来ないと思いますが、
これまでの価値観が全く通じないインドは面白かったですよ。
ヴァラナシはぜひまた行きたいところです♪
またsaikaiさんのところにも遊びに行きます(^^)/
YU_KA
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