(旧.満州奉天市の今昔) 中国遼寧省瀋陽市 東京駅オマージュ

2011/11/25 - 2019/12/15

旧満州国奉天市

日本建築が残る街.東京駅のオマージュ、学校、ビル、
戦前の満州國奉天市地図で散策
　
現在：中華人民共和国遼寧省瀋陽市

エリア 瀋陽(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: 中国南方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

戦前の満州地図巡り。

1910年（明治43年）10月完成
南満州鉄道株式会社　奉天駅として造られました
建築様式は東京駅と同じ辰野式建築

日本建築家の辰野金吾の学生であった太田毅と吉田宗太郎によって設計。
赤レンガ造りの駅舎　遼寧省文物保護単位

2019年12月撮影　旧奉天駅
東京駅のオマージュ　
赤レンガ造りの旧奉天駅

現在の名称　瀋陽駅

駅舎の詳細
http://4travel.jp/traveler/64hitoshi/album/10753411/

瀋陽駅 駅

奉天駅

昭和18年
奉天駅前から千代田通り

奉天駅前　グリコサイン
1912年 (大正元年)施工　奉天満鉄ビル
昭和18年頃

奉天駅前

瀋陽駅前2014年

奉天駅前~浪速通り
奉天は日本が開発・整備し、そこに多くの日本人が住むようになり鉄西工業区に
昭和15年迄に進出していた会社の一部
鐵西事情案内　奉天市公署　昭和15年発行

白鶴酒造株式会社 浅野スレート 亜細亜麦酒 麒麟ビール 嘉納酒造 川崎鉄鋼
関西ペイント金鑛精錬所 グリコ奉天工場 恵燐火柴 興亜印刷 康徳染色
国華ゴム工業日華ゴムつちや足袋 三立製菓 神東塗料 鶴原製薬 東亜鉛筆 東奉製菓
東洋製粉 東洋タイヤ 東洋木材 秋田商会木材 中山鋼業所 七福醤園 日満鋼材
川崎東洋製鋼 日満製菓 日満鎔材 日本水産 日本ペイント奉天工場 富士電気工廠
奉天酸素製造公司 東芝 石川島 奉天紡紗廠 奉天窯業 本加納商店 前田工務所
満洲小野田洋灰有限公司 満洲機器三菱系 満洲鋼機 満洲紙工 満洲車輌 日本車輌
大阪汽車 川崎車輌 日立車輌 田中車輌 住友金属工業 神戸製鋼 日本光学
日本ｴｲﾔﾌﾞﾚｰｷ 大阪発動機 三菱重工業 東京機器 満洲機器 満洲酒造
高岡組鉄工場 武田薬品 東京電気
満洲野田醤油 大日本麦酒（朝日麦酒、札幌麦酒）日立製作所
福助産業 明治製菓

昭和16年の大日本奉天詳細地図で移動。
(中国国内満州関係資料)

駅前

奉天満鉄ビルデｲングの現在

1　
旧浪速通

満洲電々　奉天自動電話交換局
昭和3年　1928年関東庁内務局土木課設計
施工：奉天木組

大日本帝国の影響圏下で設立された電気通信事業を一括して運営する通信網の設定は関東軍と満鉄調査部、関東逓信は帝国官営に在りては期待し難しまた民営であっても資本を日本及日本人で編成しさえすれば、実質的な通信権の確保は可能だという政治上の判断があった
満洲電々は有線の電信電話、無線の電信電話、ラジオ放送という総合的な電気
通信会社であったが、局の序列を定めて総括局に中継させる「星環型回線網」
とするべきであり、それも満洲においては大連―奉天―新京―哈爾浜の四大都
市を「培養幹線」として中継通信で接続していく「帯域型回線網」とさ
れた。
満洲における長距離電話重視の方向性は、無装荷ケーブル建設から 日本・大阪と満洲国・奉天を接続することによっていっそう加速された。
満洲電々社員数は1941 年 16,760 名
奉天自動電話交換局

2019年12月12日撮影
旧奉天自動電話交換局
現在は中国聯通
和平区太原北街34号

奉天市浪速通り
満州国時代は左側通行
七福屋ビル
施工:1935年(昭和10年)11月

2019年撮影
奉天市浪速通りの旧、七福屋ビル周辺の現在
瀋陽市中山路

奉天浪速通り

奉天郵便局

1915年竣工（大正4年）
日本郵便局 (奉天郵便局)
japanese post-offce,Mukden

旧奉天郵便局　2019年12月撮影
旧浪速通り　現在中山路

現在は瀋陽市郵政局

奉天・東亜勧業株式会社
1921年(大正10年)竣工
満鉄の関連会社　勧業公司

2011年撮影
奉天・東亜勧業株式会社跡

2019年撮影
奉天・東亜勧業株式会社跡

2019年撮影
奉天・東亜勧業株式会社跡周辺

奉天赤十字社支部
施工　大正9年1920年

旧奉天赤十字社支部　2019年12月撮影
大正9年　1920年
現在　瀋陽市公安局老幹部処
瀋陽市中山路118号

奉天地図(中国国内満州関係資料)
https://www.youtube.com/watch?v=Oi1E2lfrIL0&feature=youtu.be
旧満州国奉天　大広場の夜景2011年12月2日20:42撮影
遼寧省瀋陽市　中山広場

奉天大広場の今

瀋陽中山広場

奉天地図

奉天大広場付近
満州国時代の歴史的建築物重点保護建築群

奉天ヤマトホテル


設計 ? 横井謙介・太田宗太郎（小野木横井共同建築事務所）
施工 ? 清水組
構造 ? 鉄筋コンクリート造地上3階、地下1階建
竣工 ? 1929年4月　昭和4年
延床面積 ? 8,872m?

リャオニン ホテル ホテル

奉天ヤマトホテル跡

現在は中国経営ホテル
遼寧賓館

リャオニン ホテル ホテル

旧奉天ヤマトホテル
2011年12/01～３日宿泊
日本建築クラシックホテル

旧大和ホテルと
旧国立満州医科大学

東洋拓殖奉天支店

日本における南満州鉄道株式会社と並ぶ二大国策会社であり日本農民の植民事業を推進することを目的として設立

1922年(大正12年)竣工
設計者　宗像主一　中村與資平

東洋拓殖奉天支店跡

現 盛京銀行

奉天警察署
1929年(昭和4年)
設計 関東庁土木課
施工 長谷川組

奉天警察署跡

現在は瀋陽市公安局

奉天三井ビル
1937年(昭和12年)
設計：松田軍平
施工：高岡組

奉天三井ビル跡

現在　中国招商銀行

大日本国立満州医科大学
南満医学堂 満鉄が創設した医学校で、日本人と中国人の共学による授業が行われた。日本の文部省より専門学校の認定を受け、授業は日本人教員によって「内地」の医専と同じ教育課程で日本語による教育が行われ、中国人学生のために予科を設置し、日本語を中心とした予備教育も行われた。
1911年(明治44年)
施工:大倉土木

学部
教育学、理学、工学、基礎医学、臨床医学、歯科学、公衆衛生学・予防医学、薬学、管理学

医科大学

医科大学2019年撮影

1921年(大正10年)医科大学画像

2019年12月(令和1年)撮影
明治44年建築の医科大学

2019年12月(令和1年)撮影
明治44年建築の医科大学
1945年：日本の敗戦により中国に接収され変更
1948年：中国医科大学へ合併
現在　中国医科大学（China Medical University）
2016年　在校生合計 22,476名
専任教員合計 1,145名

遼寧省瀋陽市瀋北新区

満州国崩壊後は中華民国に接収され、教職員・生徒は順次日本本土へ引き揚げ校舎をはじめ設備は中国側の学校に利用されている。

https://www.youtube.com/watch?v=-mQRNk9Q3vM
日本人学校

日本建築
奉天浪花高等女子学校　1923年竣工　大正12年
(奉天浪速高等女子学校”。1945年日本帝国主?投降，奉天浪速高等女子学校撤?，此?主楼因遭火灾，内部受到破坏。1946年，改?私立?民女子学校，1950年?北人民政府?生部迁入，1952年底至1954年，大楼??宁省的几家?位同?使用)

旧奉天浪花高等女学校の今2019年12月撮影

旧奉天高等女学校の今2019年12月撮影

旧奉天浪花高等女学校の今2019年12月撮影

現在は沈阳市第二十中学
1923年竣工　大正12年の建物です。

学校周辺

奉天第一中学校

南満州鉄道株式会社が創設
1919年(大正8年)

2011年撮影　奉天中学校跡
大正時代に日本が作った学校

現在な中国の中学校として使われています。无北中山中学校

2011年撮影

旧千代田公園給水塔跡

現在は中山公園

旧千代田公園給水塔
瀋陽路地から
2019年撮影

満州中央銀行奉天千代田支店
満州奉天千代田区
１９２８年(昭和3年)竣工
施工は奉天木組

満州中央銀行奉天千代田支店跡　2016年撮影

現在:享吉利世界名表中心HARMONY WORLD WATCH 店

平安通り
昭和初期の平安広場ロータリー

Shenyang Minshan Hotel ホテル

2019年12月撮影
現在のロータリー
現在（民主路）

平安広場

奉天地方事務所画像

2019年12月撮影
旧奉天事務所の現在

奉天城壁に包囲されて、絢爛たる宮殿群、建造物群が残っております

奉天城内　旧市街地　四平街の今、

奉天城内の今、

ユネスコ世界遺産
瀋陽故宮

瀋陽北駅

旧文官屯神社の鳥居
七二四鳥居　
豊受大神・明治天皇・大国主命
1942(昭和17)年11月設立
旧満州国奉天市趙家溝区文官屯藤見町

遼寧省瀋陽市大東区正新路
大連市在住　安藤様から2019年

9・18歴史博物館
2017/4撮影


遼寧省瀋陽市大東区望花南街45号

満洲事変の満鉄爆破地点。

1931年 昭和6年9月18日
関東軍の南満州鉄道警備隊柳条湖分隊は柳条湖で線路を爆破し、それを中国国民党による関東軍への襲撃という狂言を放しこれを機に、瀋陽への侵攻命令を下しました

満鉄爆破地点

9・18歴史博物館

9・18歴史博物館

日本の防空警報機

9・18歴史博物館

9・18歴史博物館

日本酒の白鶴酒造株式会社
満洲菊正宗　(満州奉天鉄西南二路)
嘉納家、嘉納合名会社、嘉納株式会社、白鶴酒造株式会社、

9・18歴史博物館

2011/12撮影
瀋陽　ヤマダ電機

ヤマダ電機