★祝★初ベトナム！ホーチミン・クチ・カオダイ寺院　フォー三昧の旅（２）テゥテゥ～シュリ

2012/04/29 - 2012/05/03

（２）テゥテゥ（刺繍グッズ雑貨店）～シュリ【2日目AM～夜】
　★ショッピング：テゥテゥ（刺繍グッズ雑貨店）、イパニマ（バッグ、ファッション小物ブティック）、ＣｏＣｏ（ファッション雑貨ブティック）、カシミヤ・ショップ（カシミヤショール、ラグ）、
　★グルメ：ボンセンホテル・ランチビュッフェ、多国籍料理シュリ　レストラン＆ラウンジ

◆旅行の経緯◆
　1999年の春、行こうと思い立ったものの、ダーリンの仕事の都合でキャンセルし、キャンセル料と共に消えたベトナム旅行。

　なんと、13年ぶりのリベンジ?!ということで、今年はいつもの台湾を１回休んで、ホーチミンシティに行ってきました☆彡

　目的はなんといっても「フォー」!!!麺類＆お米＆パクチー大好き！な私にとって、フォーは最高の麺類。

　それに加えて、ベトナム雑貨にもずっと目をつけていたので、バッグを中心に色々買い込みご満悦の旅になりました！

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

　フォー24で小腹を満たした後は、パスター通りを南下します。

　そして、今回のホーチミン旅行で絶対に買う！と心に決めていた「刺繍ボタン」を買いに、刺繍雑貨ショップの『Teu Teu』(テゥテゥ)へ。

　「テゥ」とはベトナム語で「刺繍」のこと。可愛い刺繍が施された様々な雑貨や、アパレルが売られています。

　私は刺繍ものが大好き!!!すっごく期待していろいろ買おう！と思って楽しみにしていたのですが、なんとなく店内は品薄〜って印象でした。私の前に誰かドドッと買いあさった人達がいたのかも？それとも、いつもあんな感じなのかな？

　写真の刺繍ボタンは一個US$1.5(約120円)。こんな細工の細かい、きれいな刺繍ボタンが120円！安い!!幸せ！

　テゥテゥでもう一つ買ったもの、それはランチョンマット。

　ランチョンマットは比較的よく見るお土産物で、しかもその国の特徴が良く出ると思うんですよ。だから海外旅行に行くと必ずチェックするようにしてます。
　今までラスベガスのコカ・コーラミュージアムやタイ・バンコクのデパートで購入しました。我が家では食事時に必ずランチョンマットを使うので、何枚会ってもじゃまにならず、見るたびにその国のことを思い出せる、お土産のベストチョイスですね。

　というわけで、テゥテゥでめちゃくちゃ可愛いランチョンマットをお買上。
　ただし！この子達は普段使いはしません(笑)!!!スコーンとか焼いて、特別にお茶を飲む時にでも使います。
　超可愛い裏地がついて、レースの縁取りがまた可愛さ倍増って感じ☆彡
　お値段は2枚セットでUS$22(約1,760円)。

　続いて道路を挟んで向側にある、バッグ＆ファッション小物屋さん『イパニマ』にGO!

　ここは特に寄る予定はしてなかったんですが、陳列してあったバッグにもう、目がハート状態!!!

　ダーリンを有無を言わさず引き込んで(笑)、アレコレ手にとっては肩にかけたり、手に持ったりして、鏡の前でポージング。

　でも、どれもこれも、一つ15,000〜20,000円するものばかりで、どうしてもベトナム物価にしてみると、お高く感じられるものばかり…。

　それも当然、刺繍とかビーズとかスパンコールの使い方がすごく洗練されていて、しかも出し惜しみなくふんだんに使われている様はまさにゴージャスの一言！

　ここではセール品の中にすごく私好みの色合いで、サイズもピッタリのものがあったので、迷わず購入！
　更に、現在求職中のナヲミに良い仕事が見つかって、そのうち使えるように…♪という願いも込めて、名刺入れをチョイス。

　店員さんは片言の日本語と完璧な英語で接客してくれる、笑顔の素晴らしいちっちゃい女の子達です。

　カードを切った後、「後でブログに載せるのに、値段がわかるようレシートが欲しい」と言ったら手書きの明細書をわざわざ書いてくれました。そういうホスピタリティの高さも高評価☆彡

　これが一目惚れして買ったバッグ。

　日本にはなかなか見られない黒×ピンク、しかも布地も多種使いでビーズの縫いつけに色違いの糸を使っていたり、刺繍まであり、とナヲミの好きなものが全部！つまったまさに"奇跡"のバッグ！

　お値段は2,800,000VND(約11,200円)。

　写真左手に写っているのは、バッグを買った時に入れてくれる巾着バッグ。これまたしっかりした布地で、このままいろんな用途に使えそう。

　も一つイパネマで購入した、名刺入れです。

　刺繍の薔薇が前面に施された、落ち着いたピンク色の革製です。

　お値段は1,230,000VND(約4,936円)。

　一緒に写っているのは保管用の布巾着。これまた超カワイイ！

　さて、買い物も存分にして、次は腹ごしらえです。

　ベトナムナビ(http://vietnam.navi.com/)で紹介されていたのをダーリンが見つけてきたドンコイ通り「ボンセンホテル・ランチビュッフェ」(http://vietnam.navi.com/food/27/)へ。

　ホテルのセールスマネージャーにメールで依頼して、日本にいるうちに予約を入れてもらったんです。

　お値段はアルコール別で、１人169,000VND(約676円)と激安!!（お茶とジュースは含まれます）。

　英語が分からなくても、見ればなんとなく味は想像が付くし、料理の前で迷っていると、沢山いるウェイターさんがすぐに寄ってきて色々と助けてくれます。ここらへん、ホント、社会主義国とは思えないホスピタリティで、感動ものです。みんな笑顔だしねー。

　ここでもやっぱりビールが飲みたくなります。だって、暑いんだもん!!!

　ビールの銘柄を２種類言われたので、値段も一緒だし試しに２つの見比べてみることに。

　私は無難に３３３。ダーリンはビアサイゴン。
　それぞれ１本：59,000VND(約236円)。

　料理には、ベトナム語と英語で名前が着いています。

　が！全然分からないので(笑)、とにかくちょっとずつ取ってきては、食べてみる、というのを２人で繰り返します。

　これが結構楽しい！

　ナヲミはここでもフォーをチョイス…と言っても、正確にはフォーではなく、『ブン』。

　日本のビュッフェと同様、ブンコーナーにはシェフが常駐していて、注文に従って１杯ずつ作ってくれます。

　厚揚げに血豆腐(と私は呼んでいる血を固めた豆腐状の具)、トマトや香草をたっぷり入れてできあがり☆彡

　とっても美味しい！

　もちろん、フルーツも食べます。
　でも、やっぱり日本と違って全部薄味であまり甘くありません。
　唯一の例外が、バナナ。モンキーバナナも大きいバナナもしっかり！甘いです。

　写真右にあるのは、ナゾのどろどろスウィーツ。
　丁度ジュンサイ(蓴菜)みたいな感じの米っぽい豆？が、すっごいぬるぬる・どろどろな液体と共に暖かく煮られていて、そこに甘いココナッツミルクをいれて食べるものです。

　このどろどろがなかなか…卵の白身っぽくて、ナヲミはダメだったんですがなんとか半分程度まで食べました。

　ちなみに、あの『孵化寸前のアヒルのたまご（ホビロン）』もしっかり有りましたよ、ええ！しかも山盛りで!!
　そして、周りのベトナム人はこれまた山盛りで取ってきて、老いも若きも、男も女も、み〜〜んな美味しそ〜〜〜に嬉しそうに(?)食べてました。

　…ナヲミとダーリンには、無理無理無理〜〜でしたけどね…(笑)。

　外は暑いし、お腹がいっぱいになったので、一旦ホテルに戻ります。

　そして、せっかくホテルの「Luxury Package」でSPAメニューがオール50％オフ！なので、マッサージに行くことにしました♪

　直接受付で頼むと１時間半後に来てください、とのこと。

　ナヲミは「フットマッサージ60分」＋「スウェーデン式マッサージ60分」。
　ダーリンは「フットマッサージ60分」＋「タイ式マッサージ60分」。

　フットマッサージは足だけではなく手や肩、背中も揉んでくれます。

　スウェーデン式はオイルを使ったリンパマッサージ系の揉み方。キモノ式の着衣をはだけて、ほとんど裸で施術を受けます。

　一方タイ式は着衣はそのまま、足や手を持ち上げたりしてストレッチメインのダイナミックなマッサージです。

エステの時間までぼんやり待っているのもなんなので、せっかくだからホテルのすぐ近くにあるお店まで買い物に出かけました。

ベトナム雑貨とオーダーメイドのお店「Coco」です。

色々見てみたのですが、ここではカゴバックを２個購入。

多色使いのカラフルな方が189,000VND(約756円)

白×緑青の市松柄の方が168,000VND(約672円)

　ここで意外だったのが、ドル払いとドン払いで損得が発生する、ということ。

　私は予めガイドブックやWEBの旅行記で「ドルでも支払いができるが、ドン払いの方がレートがよい」というのを読んでました。

　だから、スパの支払いをする時、良く確かめもせず「ドンで！」と言って、その場で現金払いをしたのです。

　ところがこのホテルでは宿泊料もスパのメニューもすべて基本はドル計算。写真の手書きの数字が総合計です。

　ドルだと58.9。これを1ドル=80円で換算すると約4,712円。
　一方これをホテル規定の換算値でドンに直すと、1,273,000ドンとなり、これを円にすると、約5,092円。
　つまり、ドンで払うとドルで払うより380円「損」をしたことになるわけです。
　日本国内で380円だったら「それくらいいいじゃん(笑)」って額ですが、ベトナムだったらビールを飲みながらフォーが１杯食べられる！結構バカになりません。

　おそらくこの『ホテル規定の換算値』って奴がポイントなんでしょうが、次にベトナムに行った時は気をつけよう、と思いました。

　さて、マッサージで英気を養ったら、次は腹ごしらえです。

　ガイドブックからダーリンが選んだお店「shri」(シュリ)という多国籍料理のレストランに向かいます。

　お昼にベトナム料理をたらふく食べたことと、ちょっと高級な料理をベトナムプライスで楽しみたい、ということ、そしてオフィスビルの23階、ルーフトップにあり美しい夜景が楽しめる、ということで選んだようです。

　詳しくはクチコミを読んでくださいね☆彡！

　美味しいご飯でお腹いっぱいになったので、買い物がてら、ドンコイ通りを散策することに。

　一旦ホテルへタクシーで戻った後、ドンコイ通りを歩いていたら、素敵なカシミヤ屋さんを発見！

　でも、そこで売られていたショールは皆、US$175!!
　もうイパニマのバッグも買っちゃったしなーー、と思って一件目は断念。

　ところがもう一件同じようなお店を発見。さっきの店とは違って店員も一人しかいないし、お客さんも皆無。ゆっくり見られるかな〜と思って入ったら、さっきの店よりグンと安くてUS$120から交渉が始まった！

「ってことはさっきのお店って、ぼったくりだったわけ？それとも印僑らしく交渉制だったってこと？」

内心穏やかならぬ思いで丁々発止のやりとりの末、帰ろうとした私を引き留めたお兄ちゃん「じゃあ、何ドルだったら買う？」と言い出した。

　内心「これだけの刺繍だし、7〜8千円だしてもいいかな」と思ったのですが、そこはそれ、疑心暗鬼になっていたナヲミ、思い切って「US$75なら」って言ってみた！
（つづく）

　するとお兄ちゃん曰く、

「今日はあんまり売れなかった。
　もうすぐ閉店だし、これを売って今日一日を良い終わりにしたい。
　私とお客様の間をとって、US$90でどうだろう？
　そうすればお客様もhappy、私も今日を気持ちよく終えられてhappy」

　ヲヲ！内心7〜8千円って思ってたら丁度7,200円まで下がったよ！
　私の予算範囲に入ってきたので、ここで手打ちとしました(笑)。

　見てくださいよ、この刺繍！美しいわ丁寧だわ、もう、これが7,200円て、良い買い物したーーー☆彡って自分では思ってるんですが、どうでしょう？

　もしかしたらその半額くらいで買った！なんて人もいるかも知れませんが・・・(笑)←もしそうだったら立ち直れないかも…(笑)！

　さて、買い物から戻ったら、今回の旅で思いがけなく日程が合った、「解放記念日」の花火鑑賞です！

　なぜ、今回のホテル「La Jolie」を選んだのかと言えば、ひとえに「サイゴン川がよく見える高層階である」という理由が一番大きいのです。

　つまり、せっかく日程があったんだから、花火が見たい、と思っていたというわけ。

　もちろん、もっと高価なホテルでリバービューのところもあったんだろうけど、ここが一番リーズナブルだったので。

　結果は見ての通り大満足！

　思ったよりも下流で花火が上がったのですぐ目の前、というわけにはいきませんでしたが、十分でした。

　さすが、国が上げているだけあって、色々なバリエーション（様々な色、様々な形）の花火が午後９時から15分間ほど上がりました。

　でも、15分って、ショボすぎない(笑)？

　しかもひたすらばんばん上がって、終わり。

　これを見ていたダーリンが一言

　『ベトナム人には花火の演出を教えてやらねばなるまい…』

　だって(笑)?!

　え、演出って?!

　まぁ、イメージはかの有名な『長岡の大花火大会』のように、ちゃんとアナウンスを入れ、一区切りずつ、誰がスポンサーなのかを明言して、区切りと区切りの間に少し空白を入れることでメリハリをつける、ってことなんでしょうが。

　ちなみにナヲミとダーリンは長岡で大学生活を送った為、『長岡の大花火大会』には、けっこう親しみがあります。

　もー、アレを見ちゃうとね、他の花火大会は「ふぅーーん・・・」って感じになっちゃいますね。

　ナヲミはいつも有名なことわざをもじっています。曰く、

　『長岡の花火を見て死ね！』

　わかりにくいんですが、この花火、ハートマークをしています。

　ピンク色の火薬で、ハートマークが飛び散るように出来ている花火。

　ベトナム人もなかなかやるな！（←偉そう…）

　最後は一枚オマケ。

　ホテルの窓から見えたすっごくネオンが美しいビル。

　方向から察するに、ANZ BANKビル？かな？？

　とにかく、色も変わればネオンの動きも変わる、というすごいイルミネーションでした。