アジア3都物語　②広州、看病の幕開け

2012/05/09 - 2012/05/12

広州で働くMちゃんを訪ねに。
でも当のMちゃんがエライことにーっ(愕)。
中国の病院事情を知った1日デス。。

【今日の行動】
･香港観光協会で中国菓子作り体験の申込
･広九直通車で広州東へ
･Mちゃんと落ち合い遠洋賓館にチェックイン
･Mちゃんと中山一院へ

エリア 広州(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月９日(水)

朝から暑いっす。
電車は9時24分発だけど､観光協会で中国菓子作り体験の申込をしたいので早めに宿を出発。
観光協会は8時からなので開くまで朝の散歩。
こんなｵﾌﾞｼﾞｪが転がってた。

釣り師が数名。

Mcdullに会って行こうと思ったけど暑さで断念。
代わりにKIOSKにいたこの子をパチリ。

8時ちょっと前に観光協会へ。
工事中でﾌｪﾘｰ乗場の中環一等入口階段そばに移設してた。
日本だと8時に準備万端だけどｺｺは香港。
8時にOPEN準備にとりかかる(苦笑)。
ﾊﾟｿｺﾝを立上げ資料類を運び､私にｲｽも用意してくれ､
5分過ぎ頃ようやく受付。

係｢最後の1人よ｣
私｢わーラッキー♪｣
ﾊﾟｽﾎﾟｰﾄを見せ手続きしてもらい終了。
体験代金は現地払いデス。

8A巴士でﾎﾝﾊﾑ駅へ。

城際直通車入口そばにある両替所2ヵ所で計USD150分両替。
どちらの店もﾚｰﾄは同じ。それもそのはず同じ店〜(笑)。
第一國際資源有限公司
(FIRST INTERNATIONAL RESOURCES LIMITED)

でも角っこの店(H7號舗)では細かい端数くれなかったけど､
通路入った店(H11號舗)は細かいのまでちゃんとくれたので通路店のほうが印象ヨシ。
ちなみにこの日のﾚｰﾄ､6.08でUSD150→CNY912

荷物検査し出国審査済ませ待合室へ。

こんなとこにまで泰昌餅家がー!!
(支店出しすぎやん!!)
ﾎﾞｰﾛｰ包購入。
蛋達も売ってるよ〜。

T820に乗車開始。
乗り込む前にもちろんパチリ(笑)。

席でもパチリ。

席は一番前の進行方向反対向きの席…。
陽がサンサンと差し込む進行方向右手の席…。
ｸﾁｺﾐ見て期待はしてなかったけどそれにしても小汚い…。
和諧号の方が何倍も何倍も心地良い。
次に直通車に乗る機会があれば絶対KTT車両を選ぶっ!!!

私を挟んで3人連れで座ってた西洋人さんにはこの席窮屈だったのか､早々と空いてる別の席に移動して行きましたー。

ここはまだ香港

ここもまだ香港

そして羅湖。
香港、しばしの別れじゃー！

シンセンに入った。

乗務員室でダラリとする乗務員の足。
配り終わったWatson'sの水の空ﾀﾞﾝﾎﾞｰﾙは
ｺﾞﾐ箱に早変わりー(笑)。

東莞

田舎くさい電車
(良く言えばﾚﾄﾛ？笑)

さらば東莞！

あれ？まだ東莞(苦笑)。

5分位の遅れで無事広州東駅に到着。
入国審査で混むと思いそそくさ移動。
前に5人程だけでさくっと入国完了！
Mちゃんとの落ち合い場所へ。

しばし待ってるとMちゃんがふら〜っと登場。
あれ？Mちゃん顔赤いよ！！
昨日の電話の時点では鼻声だけだったのに。
聞くと昨夜遅くから高熱で今も39度超えとのこと。
アイヤー、私の電話が大陸で使えないから連絡のしようがなかったのね…。ごめんよ…。

お昼食べるのはやめて､早々と広州で３日間お世話になるホテル､遠洋賓館(OCEAN HOTEL)へ。

遠洋賓館は花園酒店と同じく5号線の淘金が最寄駅。
徒歩7分位で着くのでまぁまぁ便利。
親会社が船会社らしくﾎﾃﾙもﾏﾘ-ﾝなｲﾒｰｼﾞ。

ﾌﾛﾝﾄのお兄さんもにこやか爽やかでｸﾞｯｸﾞぅｰ!!
早めに部屋に入れたものの掃除が済んでなかった…。
いきなりの洗礼…(苦笑)。

で､ﾌﾛﾝﾄに戻り聞くと40分位かかると。
何をそんなに？どこをそんなに？
別の部屋を用意してもらったらツインになり､
後々のことを考えたらむしろラッキーだった。
うちら何かに導かれてる！？

3日間お世話になる1818号室。
最初のダブルルームより格段に広いし明るい!

バスルームはシャワーのみだけど
湯量もバッチリで全く不便無し。
リンスインシャンプーとボディソープあり。
夕方過ぎに新聞はいかがですか〜とルームサービスがやってきて､ついでにシャワー室の滑り止めマットも敷いてってくれる。

洗面台下に体重計があったけど敢えて乗らず(苦笑)。

アメニティ。
何故かくしが3本も(笑)。

トイレも清潔〜。
トイレットペーパーが少なめだったので､もう1個おくれ〜と自己申告(笑)。

左の紺色の巾着袋の中にドライヤーが。
パナソニック製だよ。

文具類が用意されてるのがイカスぅ〜！
箱にはしっかり『贈答品ではありません』のシールが(爆)。
クリップ2個だけ頂いてきましたー。
ﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙの水も毎日2本ｻｰﾋﾞｽされるよ。

ﾎﾃﾙとしては3.5〜4つ星らしい。
(ｻｲﾄによって若干の違いが)
今回はJHCのﾎﾃﾙﾊﾞｰｹﾞﾝで予約をし､1泊\2000也。
JHCよ､ありがとう〜〜〜♪

ﾍﾞｯﾄﾞでしばし横になるもMちゃん一向に良くならず。
ﾌﾛﾝﾄで一番近い病院を聞きﾀｸｼｰで中山大学の一院へ。

急患の方が早く診てもらえると思い急患手続き。
診察室に行くと(ってか扉も何もなく超オープン)､医者の周りを患者が取り囲んで順番なんてあったもんじゃない(唖)。
割込み上等!おとなしく待ってたら死ぬまで診てもらえない。
そしていたるところでﾍﾞｯﾄﾞで横になる病人。野戦病院か？

診断結果は薬飲んで水いっぱい飲んで寝てろと。え？40度近い熱で衰弱してるのにそれだけ？
点滴してと言うと｢え？する？要らないでしょ｣と。いやいや、絶対してもらいます!!

でもね､全てがまずは支払い。
さっきの診察代と薬代と点滴代を1階で払い､2階の薬局で処方された薬と点滴薬を受け取り､別棟の輸血室で順番待ってやっとこ点滴。席はいっぱい空いてるのに20分近く待たされ､この時点でもうヘロヘロ…。

点滴(ﾌﾞﾄﾞｳ糖)と薬成分が入った点滴もしたのに､ますます悪化…。
熱を測ると40度超えーーーっ!!!こりゃ大変だ!!!
たまたま近くにいた医師を呼び解熱剤の注射を。
ﾃﾞｺぴたないか看護婦に聞くと｢ｺｺにはないからもう一度医者のとこ行って診てもらって貰って｣と。は？？
横のﾍﾞｯﾄﾞで付添いしてた人がﾃﾞｺぴた持ってたのでどこで買ったか聞くと､病院左隣の薬局に多分売ってると。ﾊﾟｯｹを借り薬局へ。

冷やしても注射しても熱が下がらずますます苦しそうなMちゃん(涙)。40度の高熱が続いたら脳がやられるよ…。
看護婦に先生呼んでと頼むと病人連れて診察室まで行ってと。はーーー！？
やっとこ診察室へ行き次に診てもらえると思いきや､医者が何も言わず診察終了。はーーー！？
別の医者に診てもらい最後の最後で血液検査。順番逆やん!!!

14時頃着いてﾎﾃﾙに帰ったのが25時過ぎ。その間診てもらった医者5人。。薬局に行った回数4回。支払った金額500元前後。大陸での病院体験Priceless…。

日本のｼｽﾃﾑと違うのは当たり前だけど､病人をいたわるって気持ちが医者にも看護婦にも皆無に等しいってのは何だかね…。
病院でさえも割込まなきゃ診てもらえないなんて､大陸で生きていくのはやはり大変だ…。

そんなこんなで､今日の夕飯は病院近くのｺﾝﾋﾞﾆで買ったネギ饅頭(っての?)。
医者や看護婦と違い､ｺｲﾂはふかふかで優しい奴だった。

それと今日思ったのは患者さん達の優しさ。
広州では広東語が思いの他通じず､広東語を話す患者が普通話を広東語に訳してくれたり､ｼｽﾃﾑ解らず困ってたら説明してくれたり､フラフラのMちゃんを見て順番先にしてくれたり(涙)。
助けてくれた患者&付添いの皆さん本当にありがとう!!
皆さんの回復を心より祈ってます☆
(あれから10日以上経ってるからいい加減治ってるか。苦笑)

Mちゃん39度を維持したまま広州の1日目終了☆