2012/05/01 - 2012/05/01
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eurokoさん
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ザルツブルグからのワンデー・ショートトリップ。
湖の美しいハルシュタットと塩抗を見学。
ザルツブルグからOBB(OeBB)のOICとローカル線を乗り継ぎ、鉄道でハルシュタットへ移動。
ハルシュタット湖周辺はユネスコの世界遺産にも登録されており、その名に恥じぬきれいなところでした。
駅からは船で市街地へ行き、ハルシュタット塩抗(Salzwelten)やバインハウスを見学。塩抗では滑り台も経験。
山の上の清々しい所で美味しい昼食も食べれました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ザルツブルグからの日帰り観光でハルシュタットへ向かう。
昨日24時間のザルツブルグカードを購入したので、今朝はまだ有効だ。ホテル付近にはKreuzstrasseとWerkstattenの2つのバス停があるが、本数の多少多いOBUS3番のWerkstattenまで数分歩き、Salzburg Hbfまでバスに乗る。
ザルツブルグでは8:10発の電車なので駅にあるOBB VIP LOUNGEで発車まで待つ。
あらゆる飲み物とスナックが置いてある。
1等車の切符があると入れる。
ドイツにも同様のラウンジがあるが、日本でもこういうサービスをしてもらいたい。 -
発車前にホームに向かう。ザルツブルグ駅は工事中で手前(新)と奥(旧)にホームがあり、中央部分のホームが工事中だった。
改装前の33番ホームから出発。 ここは行き止まり式のホームなので、この列車は方向転換をして発車するようだ。
前よりが一等車だったので、歩いて先頭方向へ向かう。 -
広々とした一等車の車内。個室とオープンタイプがあったがオープンタイプの方に陣取る。
この列車(8:10発Wien Westbahnhof行)にはViennaleという名称がついている。
以前は著名人や地名の列車名が多かったが最近はネーミングライツみたくなっている。
車内にはこの列車の乗換案内のような時刻表が配られるが、そこに広告が出ており、どうやらウィーン国際映画祭のことをいうようだ。
Salzburg Hbfを8:10発のOIC545でAttnang-Puchheimへまずは向かう。1時間も乗らず8:57にAttnang-Puchheimに到着し乗り換える。 -
このザルツブルグ〜ウィーン間はオーストリア一の幹線でWestbahnと呼ばれる。
このWestbahnにその名もWestbahnという会社の電車が運転し始めた。
赤基調のオーストリア国鉄の車両でなく、水色と黄緑のさわやかな色をしている。線路やホームはオーストリア国鉄のものを使うが私鉄の模様でレールパスも使えない。(英語ではPrivate Railway Operator)
2011年12月11日に開業したばかりでウィーン〜ザルツブルグ間だけを運行している模様。
写真にも写っているが青色の帽子のGパン姿の方(Service Staff)が各車両で案内をしている。
車両はスイスのチューリッヒのS-Bahnの2階建て車両を長距離用に改造し200km/h運転にも対応するようにしたそうな。
オーストリア国鉄ともバリバリに競合しているが、これから成長するのか楽しみだ。 -
話は元に戻りAttnang-PuchheimからはObertraun Koppenbrullerhohle 行きのローカル線に乗り換える。9:11(R3410)に発車し、短い間隔でちょこちょこ止まりながら、9:28にグムンデン焼のGmunden(グムンデン)に到着。
グムンデンやこの先バード・イシュルなどでも観光客らしき人の乗り降りがあるが、写真のように自転車も電車に乗れる。 -
グムンデンを出ると、進行方向左にトラウン湖が見えるところもある。そのトラウン湖ともEbensee(9:54着)(エベンゼー)の手前で別れる。ここからはトラウン湖にもつながる、トラウン川沿いを走り、温泉地のBad Ischl(バード・イシュル)に10:19に到着。
ハルシュタットまで30分弱の距離になる。
写真は車窓からトラウン湖。 -
10:46のHallstatt(ハルシュタット)到着を前に、ひとつ前のObersee OO駅あたりから右手にハルシュタット湖がついに顔を出す!
-
そして、定刻にハルシュタット駅に到着。
無人駅で駅から一本道をちょっと下ると、船着き場につく。
船着き場(Hallstatt Bahnstation)で暫し船の到着を待つ。
船は電車に接続して向こう岸のハルシュタットの街(Hallstatt Markt)まで出ている。 -
写真を撮りながら船を待つ。
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向こう岸から船がやってきた。11:05発の船。
船に乗ってきた係の方から切符を買い(2.40EURO)船に乗り込む。
ハルシュタット駅には何もないので、降りた人はこの船に乗る。
ハルシュタット泊の方も多いようで、大きなトランクを持った方もちらほらといた。 -
鉄道駅から5〜6分で向こう岸の街であるHallstatt Marktに到着した。
まさに観光地に来たという感じで、ハルシュタット湖も噂通りのきれいな湖だ。
フランスのアヌシーにも多少似た感じがする。 -
帰りの時間を調べ、まずは近くのバインハウスへ向かう。
船を下りて右手に向かい、路地を登っていくと、カトリック教会があり、そこにバインハウスがある。
ハルシュタットは土地が狭かったので、埋葬し10〜20年経つと遺骨を取り出し、その納骨堂がバインハウスとなる。
故人を特定できるよう頭蓋骨に名前や絵が描かれている。 -
バインハウスを見た後、Hallstatt Marktに戻り、そのまま進む。湖畔のお土産やを通過し、もうひとつの船着き場とバス停のあるHallstatt Lahnも通過しハルシュタット塩抗(Salzwelten)を目指す。
山の上にあるのでケーブルカーで上を目指す。12:00のケーブルカーで上へ向かうこととなった。
ケーブルカー乗り場でハルシュタット塩抗(Salzwelten)とのセット券と日本語の音声ガイドを借りる。 -
ケーブルカーを降りるとこんな感じで近代的。
奥に見える建物は見晴らしも良く、清々しい気候だったので昼食をとった。
その後この写真をとっているあたりから山を登りハルシュタット塩抗(Salzwelten)を目指す。
音声ガイド用に、1,2と書いてある案内板(塩の結晶をイメージしたといっていたような)があり、そのポイントでガイドを聞きながら進む。このポイントが結構多く、歩きながらというより立ち止りながら、次のポイントの手前で全部聞いてから次に進む感じであったが分かりやすかった。 -
山の上からのハルシュタット湖。Obertraun(オーバートラウン)方面。景色も抜群!
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ハルシュタット塩抗の少し手前の風景。
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ハルシュタット塩抗(Salzwelten)の建物につくと、次の塩抗ツアー開始を待つ。次は13:30スタートとのこと。
時間になると改札開始。下で買ったチケットで通過し、作業服に着替え荷物を預ける。
荷物と一緒に音声ガイドを預けてしまったが、中でも聞く箇所があった・・
展示物をみて待っているとガイドさんがあらわれ、いざ見学開始。
まずは洞窟のようなトンネルを歩く。中は結構冷える。 -
見学の目玉の滑り台。計2回あり、2回目の方がスピードも出る。
スピードの計測もしてくれるので、ブレーキをかけずいっきに滑る落ちるのがBEST!
怖い人は横の階段を歩いて降りることも出来る。 -
塩?
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塩が昔々に出来た過程の説明映像
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結構、視覚的なものも多く、非常に楽しめる。
写真の下は水面で映像が水面にも写っている。
全部を回ると、塩の出来た過程から採掘など色々なことが理解できる。 -
最後はトロッコが迎えに来てくれ、ツアーも終了。
一周1時間30分だった。
かなり楽しく大満足だった。
ツアーの最後には小さいながら塩をくれる。
オーバートラウンの方にも行こうと思っていたが、思ったより時間もかかったので、オーバートラウンはあきらめ、ゆっくりと下山。 -
塩抗内部はかなり広かったが、外にマップがあり、出てきてから全体像がわかった。
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家にきれいに木がはまっている・・・
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路地に入ると道も狭く、このように階段も多いのがハルシュタットの街の特徴
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家と家の間を水が流れる。
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ゆっくりとお茶とお土産や散策をした後はザルツブルグへと戻る。
16:50の船に乗り、17:08の電車(R3439)でAttnang-Puchheim へと向かう。
写真はHallstattに到着する電車。
帰りは新しい電車が来た。 -
Attnang-Puchheim に18:46に到着すると突如向かいからSLが通過していって驚いた。
往路の電車は空いていたが、復路はAttnang-Puchheimに近づくころには立ち客も結構いた。 -
Attnang-Puchheim 19:00発のOIC646を待っている間に
18:55発 R5893 Freilassing 行きはHotel Palais Strudlhof Wien号
18:59発 OIC649 Wien West行きは HOTEL IBIS号
が発車をしていき、この名前をみてネーミングライツに違いないと確信した。
OIC646に乗車(写真はAttnang-Puchheimに到着するOIC646)。19:49にSalzburg Hbf到着予定だが若干の早着。オーストリアは今回かなり電車の時間が正確だったが、余裕ある設定にもなっているのだろうか?
ちなみに乗った列車はAlpendorf Bergbahnenというスキー場の名前だった。
さて本日はメーデーということもあり、都市部は閑散。ザルツブルグ駅周辺のレストランもお休みでバーガーキングで夕食をとり、23番のバスでホテルへと戻った。
オーストリアらしい、湖と山に囲まれたザルツガンマークートの旅は行った甲斐があった。
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