2011/10/20 - 2011/10/20
2位(同エリア3件中)
ももんがあまんさん
- ももんがあまんさんTOP
- 旅行記342冊
- クチコミ65件
- Q&A回答26件
- 622,423アクセス
- フォロワー97人
今回もまた、バス・ノルマンディ地方の旅です、バス・ノルマンディー(Basse Normandie)と言うのは、低地・ノルマンディーと言う意味らしいのですけれど、地図で見ると、南西部と言う感じです、県としては、カルヴァドス・マンシュ・オルヌと言う三つの県の事なのだとか、マア、一介の旅行者としては、殆ど、どうでもよいのですけど、今回はその、南の果ての地域、オルヌ県の旅です。
県都は「アランソン」で、フランスの歴史では良く出てくる「アランソン公」と言う名前で有名な、由緒正しい町です、中でも、百年戦争末期のアランソン公・ジャン二世は、ジャンヌ・ダルクの戦友と言える人物、彼女の熱心な支持者でもあったことでも有名で、ジャンヌを見捨てたと言われるシャルル七世とは、その後、仲違いして、反逆罪に問われ、死刑宣告の後、獄死するという、数奇な運命を生きた人、でもまあ、日本のガイドブックでは、あまり知られていない地域です。
写真は、そんな、アランソンの町から、約15km西南にある「フランスの美しい村」、「サン・セヌリ・ル・ジェレイ」の村、城も大きな教会も、何もないですけれど、それでも、間違いなく「美しい村」、「太鼓判」押しときます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月20日(木) アルジャンタン バス・ノルマンディ
本日は、ノルマンディの一番南、「オルヌ県」へと、深く入ります。
目標は、「フランスの美しい村」として認定されている、「サン・セヌリ・ル・ジェレイ」 St Ceneri le Gerei フランスの文字の読み方と言うのは、時として、さっぱりわからない場合も多いですけど、これはほぼ、そのまま、ツーリスト・オフィスのお姉ちゃんにも確かめたから、間違いは無いはず。 -
アルジャンタン Basse Normandie
アルジェンタンの町を出たところ、今日も寒い朝です。
体感温度は、約1℃くらい。 -
D 958号線 バス・ノルマンディ
ノルマンディの農業地帯です。 -
D 26号線 モルトレ Mortree
村はずれにあった「Chateau」。
入り口は閉まったままで入れず、誰かが住んでる、現役のお城。
観光用では無いらしい。 -
D 26号線 バス・ノルマンディ
またまた黄色い、菜の花もどきの畠です。 -
D 26号線 Foret Domaniale d`Ecouves
地図の上では、かなり広い範囲の、ノルマンディの森です、とはいっても、あちこち農地として、かなり開発されてるので、かなり虫食い状態の森です。 -
D 26号線 ノルマンディの森
森の中の、ど真ん中の交差点。
何故か戦車が有りました? さすがノルマンディ、多分この森の中を、戦車が走ったのです、森の中の戦車と言えば、ドイツの機甲師団が突破した、ベルギーの「アルデンヌの森」と言うのが有名ですけど、この森は、フランス版アルデンヌの森と言ったところかも?
これも一種の「慰霊碑」のようです。 -
D 226号線 ノルマンディの森
北フランスでは、珍しい山?(丘かも?)がありました。
記念に一枚。 -
D 226号線 Fontenal les Louvets
森に囲まれた、小さな村です。 -
D 350号線
所々に丘の見える、「森林地帯」・・と言うほどの森でも無いです、道端に、鹿に注意とか、イノシシに注意とか、立て看板が有ったりしますけど、この旅の間、ついに彼らを見たことは、一度も無しでした・・・残念。
自然の豊かさと言う点で、フランスはイギリスに劣るのか、少なくとも、北フランスに関しては、イングランドやスコットランドにみられるような、手付かずの荒地と言うのがあまりない感じ。 -
D 350号線 St Denis sur Sarthon
森を抜けたところの村。
フランスの、田舎の村の街並みです。 -
D 350号線 サン・ドニ・スル・サルソン
村の教会、塔と屋根が、ノルマンディの、良くあるスタイル。
村の名前から見て、多分、サン・ドニ教会? -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ St Ceneri Le Gerei
到着です、今日の目的地「フランスの美しい村」第10弾です。
村の入り口。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
森の中の村と言う感じの風景です。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
だんだん、村らしくなってきました。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
村の広場、交差点。
こんな小さな村にも、「ツーリスト・オフィス」が有ります、宿の世話をしてくれるかどうかは解りません? 「美しい村」認定なのだから、宿は有るけれど、数は無いと思う。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
村の猫。
マア田舎ですから、のんびりはしてます。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
ここにも猫。
日向ぼっこしてるようなので、あまり、脅かさない様、隣を、すり抜けます。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
村の家並です。
振り向けば、猫・ねこ・ねこ・・・すみません、わりと、猫好き人間なもので、つい撮ってしまうのです。
さすが田舎、都会では大体、飼い猫は、部屋飼いと言うのが、最近は普通ですけど、このあたりは、昔ながらなのですね。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
村の突き当りです、谷間のチャペル。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
谷間のチャペルから、村の方角です。
と、まあ、あっという間に、通過してしまう、小さな村です。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
チャペルのある谷間の風景です。
緑がいっぱい、葉の落ちた木々に、あの「毛玉」が有ります。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
村の教会です、ノルマンディスタイルの、素朴な建物。 -
イチオシ
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
大きくは無いけれど、味のある教会。
建築様式なんて解らないけど、どうでも良いです、絵になる教会。
因みに、この村は、聖セヌリさんと言う、イタリア人の聖人(何故、聖人なのかは、まるで知りません)によって、拓かれた村なのだとか(だから名前がついてる)。
だとすれば、この教会も、彼の建てた教会なのか? それは知りませんけど・・・多分です?。 -
イチオシ
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
教会から眺めた、下の村。
小川のある風景が「美し・・・」です。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
もう一枚おまけで、小川のある村の風景。
緑に包まれた、美しい村です。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
もうもう一枚、おまけです。。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
教会の方角から、村の中心の方へ戻ります。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
真っ赤に紅葉した「蔦」が見えます。
フランスには、日本の「もみじ」のように紅葉する樹は、無いことは無いのですけど、あまり多くは無いです、ですから、日本なら「紅葉の季節」でも、こちらでは、せいぜい「黄葉の季節」なのです、でも、家に絡みついている「蔦」は、真っ赤っ赤になるようです、多分この後、葉が落ちて、冬には、ツルだけの姿になるはずです。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
真っ赤っ赤の蔦に、絡みつかれた民家です、ほんの一例、もっとすごいのもあります。
いつも、こういうのを見て思うのですけれど、家や壁に、害は無いのか? 何かメリットでもあるのか? ですね。
マア、壁が少々汚れても、ペンキを塗り直さなくても済みますね、面倒がなくなる、そのあたりがメリットカ? これはこれで、一つの壁のデザインですから・・・多分? -
イチオシ
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
下の村へ行きます、良く、この村の写真で出てくるアングルです。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
とっても雰囲気のある、古そうな橋です。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
下の村から眺めた、教会です。 -
イチオシ
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
も一つおまけに、小川と教会、残念ながら、ちと逆光。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
小川の風景ですけど、何処からか、煙がたなびいてます。
何処かの庭で、落ち葉を燃してるようです。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
村で一番高い、丘の上の道です。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
村の風景です。
壁際には、すっかり色が落ちて、真っ黒になった「紫陽花」です。
紫陽花の季節に来るのも良いかも? -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
同じく、村の街並み。 -
サン・セヌリ・ル・ジェレイ
この村は、ミレーやらクールベと言った、印象派の絵描きにも愛された村なのだそうです、それは十分納得できる、美しい村です。
因みに、この人は「Paul Sain」と言う人なのだとか、聞いたことが無いけど、この村の絵描きなのだとか?
村の印象 ★★★★★ 勿論の五つ星、何も派手なものが無くとも、美しい村は美しい、周りの森や自然と、溶け合っているような、そんな村、大満足。 -
イチオシ
D 101号線 バス・ノルマンディ
サン・セヌリの、近くの風景です。
この村もなかなか、遠目には、魅力的に見えます。 -
D 101号線
馬のいる風景です。 -
アランソン Alencon バス・ノルマンディ
本日の最終目的地です、なんとなく、貴族的雰囲気。
さすが、公爵様の町です。 -
アランソン Alencon バス・ノルマンディ
城が有りました、多分、アランソン公の城ですね?
数奇な運命を辿った、百年戦争時代のアランソン公・ジャン二世と言う人は、何故、シャルル七世と仲違いしてしまったのか? アラスの協約での、ブルゴーニュ派との和解に反対したと言われているけれど・・・ジャンヌが好きだったのかも? などと、かつてに考えております・・・ジャンヌを捕えて、イングランドに売ったのが、ブルゴーニュ公だし、拘りがあったのかも?ですね、だとすれば・・・純情。
それにしても、シャルル七世は、ちと、いけすかない奴です、性格が、ねじくれるのは、その育ちや環境からも、理解はできるけど、だからと言って、恩を仇で返すとは、好きにはなれないタイプの人です。 -
アランソン 今宵の宿
「Hotel de Paris」何だか、日本の何処かの、ラブ・ホにでも、付いてそうな名前ですけど、マア、普通のホテルデス、駅の近くの安宿です。
宿の評価 ★★★ 31.50ユーロ ★★ホテルとしては安いです、僕の評価では、★ひとつ追加。 -
アランソン
宿の近くの、交差点にあった、戦争の慰霊碑です。
車がびゅびゅん走ってる、大通りの交差点です、正面から写真を撮るのは、なかなか、ひと苦労です。 -
アランソン
ズームアップです。
ここにもいました、羽の生えた女神、でもこれは、手に剣と盾を持ってるところから見て、勝利の女神「ニケ」だと思いますけど?
マア、絶対の確信が有るわけではありません。
ひょっとしたら、アルジェンタンにあった奴も、バイユーにあった奴も、アヴランシュにあった、あの羽の生えたのも、タイプは違うけど、「ニケ」なのでしょうか? -
アランソン
アランソンの町を歩きます、わりと貴族的な雰囲気の町です。 -
アランソン
立派なカテドラルもあります。 -
アランソン
ツーリスト・オフィスの有った、歴史的な建物と庭です。 -
アランソン
アランソンの風景です。
悪くない町でしょ。 -
アランソン
ノルマンジースタイルの、木組みの家です。
ブルターニュとは、ちょっと違う気がします、色も、黒系が多いですし、何処か、イングランドのチェスター・ブラックを思い出します、イングランドは、ノルマンディ公ウィリアムの国ですし、似たところが有って、不思議は無いはず。 -
アランソン
夕暮れの町です。
毎朝、寒いので、手袋屋さんを探してます。 -
イチオシ
アランソン
雰囲気の良い、ショッピングタウンです。
派手じゃないけど、品は良い街並み。 -
アランソン
石畳も美しい、アランソンの町です。
町の印象 ★★★★ 公爵殿の町ですから、雰囲気は有ります、隣の、アルジェンタンよりも、大きくて、美しい町です、県都ですしね、派手じゃないけど、落ち着いた町。
本日の走行距離 (62km)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ももんがあまんさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
54