最新鋭旅客機Ｂ－７８７でＪＡＬ新路線成田～ボストン、ＮＹの旅ー④　機内　　５月　２０１２年

2012/05/03 - 2012/05/10

ＪＡＬの最新鋭機　ボーイング７８７型機は、２０１２年４月より

新路線である成田～ボストン間で就航されました。

７８７型機は、最新鋭機にふさわしい新技術、新素材を

盛り込んだ中型長距離飛行機です。

長年使われた７４７型ジャンボ機に替わる飛行機で新世代の

期待を一身に背負った夢の飛行機ドリームライナーと

呼ばれるのもむべなるかなと思います。

エリア ボストン(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: JAL

boeing 787-8

機体の長さ：56.7ｍ　　翼の長さ：60.1ｍ　高さ：16.9ｍ

推進力：21,800kg X 2 巡航速度：マッハ0.85

航続距離：14,800km

優れた環境性能

　ＧＥ（米ジェネラル　エレクリック社）のエンジン

　燃費（従来機より１５％強低い）、性能の大幅な向上、静音性

　等環境性能の画期的な改良がなされている。

離陸時の騒音の低さ、ぶれの少なさ、機体部品のきしみ音のなさ等が

　感動的でエンジンを含め最新鋭機の素晴らしさを体感しました。


　＊ANA787型機は、ロールスロイス製（独）のエンジン搭載。

ＪＡＬ　００８便　ボストン行き（ﾏｻﾁｭｳｾｯﾂ州、ＵＳＡ）は、

１１：３０ＡＭ。定刻離着率の高さの世界チャンプのＪＡＬ。

この日も定刻通りの出発でした。ビジネス/エコノミー両クラス満席。

　窓の大きさは今までの中型機の窓に比較して

　1.3倍ほど拡大されています。

　写真は、手動によりシェイドを少し入れた状態。

窓の下にあるシェイドの強弱ボタン


　強弱ボタンで窓のシェイドを調整出来ます。

　旧シェイドは上げ下げのみでしたが、薄明かり光線から

　太陽光線の遮断まで調節が可能の優れものです。

窓のシェイド（明かりとり）

　左の窓はシェイドを一杯にとった状態で太陽の光線を

　遮断しています。右の窓はシェイドを外した状態です。

　全てボタン操作です。いままでのカーテンを下げる必要は

　無くお洒落且つ近代的な機内と感じました。

　太陽がこのように見えます。一見眩しいように感じましたが

　時間が経つにつれて目が慣れてきました。

　しかし、もう少し濃いシェイド状態にした方が良いかも、、、。

　機内は広く快適

　機体には腐食に強く、強度の高い炭素繊維（カーボン

　ファイバー）を使用し気圧を高く設定できるようになった。

　快適になりました。湿度も高く家内、娘のお肌も潤いが

　増したとのことです。乗客に優しい技術です。

LED照明の機内。

　暖かさや優しさが機内を包み込みます。

　ＪＡＬは、季節に合わせた照明色を考えているそうです。

　機内照明は機内にいる事すら忘れさせてくれる重要なポイントです。

ＬＥＤ照明の効果は長時間の飛行には安らぎを与えてくれます。

窮屈感、圧迫感、浮遊感などの負の感じを和らげてくれました。

シートは最新式のＪＡＬ　シェル　フラット　ネオ。

　プライバシーパティｼｮンが隣席同士の安らぎを与えて

　くれます。シート厚、柔らかさ、体のすべり止め等申し分ありません。

コントローラーでシートのポジションが自由自在に

　調節可能の優れもの。

ノイズキャンセリングヘッドフォン。

　音質、ノイズ共に素晴らしい。

　完全なフラットではありませんが、睡眠には支障はありません

　優れた機能は、全ての調節が微調整できる点です。

　足から頭までの高さ、角度及びスラント（傾斜角）を

　動かして自分の調整度合いでストップさせることが出来る

　のは、体格の違う乗客毎に合わせる事が可能です。

寝た状態でも頭の位置が高いのでＴＶが見やすい。

タッチスクリーンが年配の乗客には便利です。




　

　15.4インチ大型ＴＶスクリーン

　漫画も楽しめました。

　シートの廻りには、個人用マガジンラック、小物入れ（メガネ

　入れ）が役に立ちました。又、ペットボトルホルダー、
　
　収納ポケット、等が使い易い機能です。

シートの頭部を支える枕の両端が上下し睡眠時の頭を

　支えてくれる機能付きでぐっすり睡眠が取れます。

　トイレのドアーの開閉が軽く楽です、上品です。

　トイレも明るく広い快適です。

　臭気もなく正に化粧室です。

ウワッシュレット機能装備です。

　便器のふたも自動で閉まります。

　トイレのウオッシュレットの操作盤。

頭上にあるエアコン調節


　快い爽やかな風が吹きます。

　成田〜ボストンまでは１３時間余りの長旅です。

　最新鋭旅客機７８７型機は大変快適で乗客に優しい

　中型旅客機です。他航空会社には、大型旅客機が

　就航していますが、hamaは列車のような沢山の乗客を

　運ぶ飛行機には興味がありません。やはり１５０名〜

　２００名の乗客数が乗降がスムース、機内が静か等の

　利点が楽しい飛行機の旅には不可欠です。

　ボストンまであと数時間です。

　疲れも無く快適な飛行機の旅です。

　７８７型機は想像以上のハイテック機で環境、乗客に大変優しい

　ドリームライナーです。

　

　次回は機内食をご紹介いたします。

　家内の言葉；あまりにも快適な新型飛行機、ボストンから
　　　　　　　折り返し日本に戻りたい(笑）、、、。
　　　　　　　７８７型機の技術者の方々に敬意を表したいですね！

　＊以上はビジネスクラスのご紹介でした。

　hama

　

この旅行記へのコメント （2）

• zzr-cさん 2012/05/16 17:09:26

  前評判

  空調の湿度調整とか今までの国内線では判りにくかったものも、
  長距離路線ではその効果を発揮出来た訳ですね。
  
  女性にとって湿度が低く寒いし乾くというのは大敵だったので
  この飛行機は革命的な事になるでしょう。
  
  窓や照明にしても今までにはない物ですからね。
  
  これから沢山の787が就航して空の旅が快適になる事に期待が持てますね^_^
  
  じぃ〜

  hamaさん からの返信 2012/05/17 16:06:31

  RE: 前評判

  > 空調の湿度調整とか今までの国内線では判りにくかったものも、
  > 長距離路線ではその効果を発揮出来た訳ですね。
  >
  > 女性にとって湿度が低く寒いし乾くというのは大敵だったので
  > この飛行機は革命的な事になるでしょう。
  >
  > 窓や照明にしても今までにはない物ですからね。
  >
  > これから沢山の787が就航して空の旅が快適になる事に期待が持てますね^_^
  >
  > じぃ〜
  
  じぃさま、　こんにちは　hamaで〜す。
  
  　そうですね、７８７の優れものは乗客特に女性に優しい飛行機設計
  
  　でしょうね。１万メートルの上空を飛ぶ事は体に負担をかけていたかも
  
  　知れません。じぃさまも早く７８７に乗る機会があれば宜しいですね。
  
  　今朝フィリピンに戻りました。暑いです！
  
  　hama