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<br />     ・・・山口市内の窯元を訪ねる・・・<br /><br /> また山口にやってきた。山口市内の主な観光地はほとんど見て廻っているので、あまり人が行かないようなところへ行ってみることにした。<br /><br /> 地元タウン紙を見ていたら、萩焼窯元の“明善釜・めいぜんがま”で、作陶展 「小さな花入れと小さい器展」が4月28日〜5月3日までの間、開かれているとの案内があったので行ってみた。<br /><br /> “明善釜・めいぜんがま”は、前から歩いて行ける距離にあることは知っていたが、まだ一度も訪れたことがなかったので散歩がてら行ってみることにした。<br /><br /> 山口市内から国道9号線を萩・津和野方面に向かうと、左手にモダンな山口県立大学キャンパスが見えてくる。さらに進み、県立大学交流スペース・Yuccaと“宮野動物病院”の間のさほど広くない道路を左折し、道なりに歩いておよそ20分。道は木立に囲まれた簡易舗装道が続きその道を進むと、突き当たりに駐車場があり、窯元があった。<br /><br /> 目指す萩焼窯元の“明善釜・めいぜんがま”は、古民家をリニューアルした建物の隣にあり、民家の半分が作品の展示即売場になっており、あとの半分はロクロや釉薬を塗る作業場になっている。<br /><br /> その建物に隣接して、”登り窯”があった。<br /><br /> この日から作陶展が始まったので、数人の陶芸ファンたちが訪れ熱心に作品を観賞していた。<br /><br /> 先客の邪魔にならないように、先ず隣にある”明善窯”を見学させて頂くことにする。<br /><br /> 既に釜だしも終わった登り窯の前には、作品が雑然と並べられており、その写真を撮らせてもらいながら見学していると、格好のいいイケメン青年が現れ萩焼について詳しい説明をしてくれた。<br /><br /> 後でわかったが、この青年が“明善釜”のオーナーである大和潔(きよし)さんの息子さん(次男)の大和佳太(けいた)さんだった。<br /><br /> 佳太(けいた)さんの父でもある師匠の大和潔(きよし)さんに師事し、陶器の修行を積んでいるという。頂いた名刺から現在27歳だと判明、若い、これからが嘱望される新進陶芸家の一人である。<br /><br /> 今年の10月17日〜23日にかけて、山口井筒屋で ”大和佳太個展”を開く予定だそうだから、その頃また山口へやって会場まで足を運ぶことにしますか・・・。<br /><br /><br /> なお所在地は、山口市桜畠6丁目(旧宮野)です。<br /><br /><br /> 大和佳太さんの略歴や作品などが紹介されているので、”明善釜”のHPをどうぞ・・・<br /><br /> http://meizengama.jp/<br /><br /> 

山口萩焼窯元 ”明善釜(めいぜんがま)”で、「小さな花入れと小さい器展」があった・・・・

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2012/04/28 - 2012/04/28

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Elliott-7

Elliott-7さん


     ・・・山口市内の窯元を訪ねる・・・

 また山口にやってきた。山口市内の主な観光地はほとんど見て廻っているので、あまり人が行かないようなところへ行ってみることにした。

 地元タウン紙を見ていたら、萩焼窯元の“明善釜・めいぜんがま”で、作陶展 「小さな花入れと小さい器展」が4月28日〜5月3日までの間、開かれているとの案内があったので行ってみた。

 “明善釜・めいぜんがま”は、前から歩いて行ける距離にあることは知っていたが、まだ一度も訪れたことがなかったので散歩がてら行ってみることにした。

 山口市内から国道9号線を萩・津和野方面に向かうと、左手にモダンな山口県立大学キャンパスが見えてくる。さらに進み、県立大学交流スペース・Yuccaと“宮野動物病院”の間のさほど広くない道路を左折し、道なりに歩いておよそ20分。道は木立に囲まれた簡易舗装道が続きその道を進むと、突き当たりに駐車場があり、窯元があった。

 目指す萩焼窯元の“明善釜・めいぜんがま”は、古民家をリニューアルした建物の隣にあり、民家の半分が作品の展示即売場になっており、あとの半分はロクロや釉薬を塗る作業場になっている。

 その建物に隣接して、”登り窯”があった。

 この日から作陶展が始まったので、数人の陶芸ファンたちが訪れ熱心に作品を観賞していた。

 先客の邪魔にならないように、先ず隣にある”明善窯”を見学させて頂くことにする。

 既に釜だしも終わった登り窯の前には、作品が雑然と並べられており、その写真を撮らせてもらいながら見学していると、格好のいいイケメン青年が現れ萩焼について詳しい説明をしてくれた。

 後でわかったが、この青年が“明善釜”のオーナーである大和潔(きよし)さんの息子さん(次男)の大和佳太(けいた)さんだった。

 佳太(けいた)さんの父でもある師匠の大和潔(きよし)さんに師事し、陶器の修行を積んでいるという。頂いた名刺から現在27歳だと判明、若い、これからが嘱望される新進陶芸家の一人である。

 今年の10月17日〜23日にかけて、山口井筒屋で ”大和佳太個展”を開く予定だそうだから、その頃また山口へやって会場まで足を運ぶことにしますか・・・。


 なお所在地は、山口市桜畠6丁目(旧宮野)です。


 大和佳太さんの略歴や作品などが紹介されているので、”明善釜”のHPをどうぞ・・・

 http://meizengama.jp/

 

  • <br />  国道9号線を山口市内へ向かう途中、山口県立大学キャンパスの手前に、「明善釜」の案内がある。<br /><br /> 宮野動物病院の建物が目印・・<br /><br /> ここから山の方に向かって、約1kmくらい行ったところにある、


      国道9号線を山口市内へ向かう途中、山口県立大学キャンパスの手前に、「明善釜」の案内がある。

     宮野動物病院の建物が目印・・

     ここから山の方に向かって、約1kmくらい行ったところにある、

  • <br /> <br />  途中花畑が・・・


     
      途中花畑が・・・

  • <br /><br />  さらに進む・・



      さらに進む・・

  • <br /> 木立の中を進む・・ 


     木立の中を進む・・ 

  • <br />  竹林を抜けて・・


      竹林を抜けて・・

  • <br />  古民家が見えてきた・・


      古民家が見えてきた・・

  • <br /> 「明善釜」に到着・・・


     「明善釜」に到着・・・

  • <br /> 家屋の中は、展示場に改装されている・・


     家屋の中は、展示場に改装されている・・

  • <br /> 展示品の一部・・


     展示品の一部・・

  • <br /> 展示されているものは、タタキ文皿・粉引皿・焼〆花入れ<br /><br /> 白萩・青萩茶碗・ビアマグ等々<br /><br />


     展示されているものは、タタキ文皿・粉引皿・焼〆花入れ

     白萩・青萩茶碗・ビアマグ等々

  • <br />  急須も・・


      急須も・・

  • <br />  花器・・


      花器・・

  • <br />  展示されていた作品を紹介しよう・・・


      展示されていた作品を紹介しよう・・・

  • <br /> 隣にある 登り窯を見せて頂く・・


     隣にある 登り窯を見せて頂く・・

  • <br /> 釜出しされたばかりの陶器が・・


     釜出しされたばかりの陶器が・・

  • <br /> 庭にも作品が・・


     庭にも作品が・・

  • <br />  作業場を拝見・・


      作業場を拝見・・

  • <br />  釜の中を・・


      釜の中を・・

  • <br />  周囲には釉薬がところ狭しと・・


      周囲には釉薬がところ狭しと・・

  • <br /> 作業場の中で・・


     作業場の中で・・

  • <br />  ろくろも拝見・・


      ろくろも拝見・・

  • <br />  個性ある作品が・・


      個性ある作品が・・

  • <br />  白萩を見せて頂く・・


      白萩を見せて頂く・・

  • <br /> 青萩も見せて頂く・・<br /><br /><br /> 焼き物には詳しくないが、作家の個性がよく出ているようだ!<br /><br /> この世界も奥が深いことは素人にもよくわかる・・・  <br />  


     青萩も見せて頂く・・


     焼き物には詳しくないが、作家の個性がよく出ているようだ!

     この世界も奥が深いことは素人にもよくわかる・・・  
      

  • <br />  お茶とお菓子をご馳走になった・・<br /><br />  街中の喧騒から逃れて、萩焼の奥深い趣を一人静かに<br /><br />  堪能するのもまたよし・・・<br /><br />  <br />  山口にやってきたら、ここ明善釜を訪ねてみるのもいいだろう・・<br /><br /><br />   次回は製作中に訪れたいと思う・・     


      お茶とお菓子をご馳走になった・・

      街中の喧騒から逃れて、萩焼の奥深い趣を一人静かに

      堪能するのもまたよし・・・

      
      山口にやってきたら、ここ明善釜を訪ねてみるのもいいだろう・・


     次回は製作中に訪れたいと思う・・     

  • <br />  ”木漏れ日の トンネルを抜けると<br /><br />   そこは明善釜です。<br /><br />   2000年1月 大内氏ゆかりの<br /><br />   この地に開釜しました。<br /><br />   萩焼本来の柔らかさ、味わいを大切に<br /><br />   飾らず、気取らず、<br /><br />   日常で使える器を中心に<br /><br />   創作しています。”<br /><br /> <br />    「明善釜」の案内パンフから転載させて頂きました・・・


      ”木漏れ日の トンネルを抜けると

       そこは明善釜です。

       2000年1月 大内氏ゆかりの

       この地に開釜しました。

       萩焼本来の柔らかさ、味わいを大切に

       飾らず、気取らず、

       日常で使える器を中心に

       創作しています。”

     
        「明善釜」の案内パンフから転載させて頂きました・・・

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