2012/04/23 - 2012/04/25
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kurakuraさん
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上海滞在3日目は、日帰りで郊外の水郷の街、朱家角へ行った。
この日は気温が28度くらいまで上がって暑く、
残念ながら、ゆっくり街歩きを楽しむという感じにはならなかった。
以前行ったことのある西塘と比べると、街は小規模だが、
建物や運河などの雰囲気が異なっていて、面白い。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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朱家角への往復はタクシーを予定していたが、
行きは人民公園のバスターミナルからバスに乗った。
片道約1時間で12元(約180円)は安いが、
バスの乗り心地は良くはないし、
窓も大きくなくて、期待した車窓の景色もあまり楽しめず。 -
朱家角到着。
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街の原型が作られたのは明代(1500年代後半)。
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メインストリートの北大街。
伝統工芸品や粽(ちまき)、蓮根煮、豚の煮物などを売る店が所狭しと並び、月曜にもかかわらず人出もかなりのもの。 -
名物の粽(ちまき)を売る店。
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豚の煮物。
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この一帯の建物は本当に古い。
明・清代の街並みがそのままに残る。 -
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北大街を抜けたところにある放生橋。
全長72m、幅5.8m、高さ7.4m。1571年建立。 -
橋の上から見た運河沿いの街並み
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運河を手漕ぎの遊覧船が行き交う。
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かつてこの橋の下では魚を取ることが禁じられ、
放流のみが許されていたためこの名が付いたといわれている。 -
われわれも遊覧船に乗ることに。
約25分の遊覧で1艘120元(1800円)。 -
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円津禅院
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狭い水路にも入っていく。
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放生橋の遠景。
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運河にはいろんな種類の橋がかかる。
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これは廊橋という朱家角に唯一残された木造の橋。
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ワンコものんびり日向ぼっこ。
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遊覧船は乗る価値大だった。
すっかり満足した我々は再び上海へ。
復路はタクシーを利用。
途中、かなりの渋滞にあって約250元くらいかかった。 -
滞在4日目は、曇りときどき雨というぐずついた空模様。
同行の両親も少々疲れ気味で、
室内中心の観光にする。 -
外灘にある上海市档案館という歴史資料館。
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20世紀初頭から現在までの上海の現代史を
記録写真やパネルなどで展示している。 -
20世紀初頭の外灘。
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1920年代の南京路。
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日本など外国の横暴に対して
自分たちを守ってほしいという
中華民国政府への陳情書(?) -
日本軍が物資調達のために発行した軍票。
乱発されインフレと経済的混乱を招いた。 -
中国共産党が上海の解放を宣言したビラ(1949年)
上海市当局が運営している資料館だが、
質・量ともにやや物足りないし、
クレジットも隔靴掻痒な感じもあって
ちょっと見づらいという印象が否めない。 -
この日の昼食は、花園飯店(オークラガーデン)内のレストラン「白玉蘭(バイユラン)」へ。
写真はホテルのロビー。
なかなか趣のある日系の老舗ホテルだ。 -
店の入り口。
若干敷居が高い。 -
食べたのは飲茶メニューのオーダーバイキング。
一人128元+飲み物代+サービス料で計160元くらいで
今回の滞在中もっとも高い食事。
期待以上に美味しかったが、
もう少しお腹を空かしていけばよかった。
日本ではなかなか食べられない繊細な中華料理。 -
海鮮焼売
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大根餅
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野菜の湯葉巻き揚げと胡麻団子
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海鮮麺。
まるでスープパスタのよう。 -
午前中の資料館がちょっと不満足だったので、
人民公園内にある上海城市企劃展示館へ。 -
ここでは上海の過去と未来が展示されている。
こちらのほうが過去の写真も豊富。 -
1920年代の南京路
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1930年に撮影された蘇州河と黄浦江の合流地点。
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これは19世紀の外灘の風景。
高い建物が少ない。 -
近未来の上海のジオラマ。
ワンフロアほとんど全部がジオラマになっている。
世界最大級のジオラマだそう。 -
これが中心部。
向かって左側が浦東。 -
時間が経つと夜景にもなる
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本当に精巧に作られていて、見ていて飽きない。
見学者は欧米からの白人の観光客が目立った。 -
外灘から見た浦東のおなじみの夜景。
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この日は空気が澄んでいて
これまでになくライトアップが鮮やかに見えた。 -
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上海。
戦前から横光利一や谷崎潤一郎などの文豪を含めて
多くの日本人を惹きつけ、
「魔都」と呼ばれて独特の光彩を放った街は、
今、世界でも最もエネルギッシュな街だ。 -
成田へのフライトはわずか2時間20分ほどだったが、
機中、千葉市で震度4の地震のニュースに接する。
今も大地震の発生におびえる東京と、
地震等の災害もほとんどなく経済発展を続ける上海。
両者のあいだの、
いろいろな意味で近くて遠い距離について
改めて考えさせられる旅だった。
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