上海・朱家角4泊5日（2012年4月）前編

2012/04/21 - 2012/04/22

ゴールデンウィーク前にうまく休暇が取れたので上海へ行った。
上海は2001年、2006年に続き3回目。
行くたびに風景が変わり、街がパワーアップしているのに驚く。

5日間のうち、1日は郊外の水郷の街、朱家角にも日帰りで行った。

4月というのに、2〜3日目は気温が26〜28度まで上がったが、
総じて天気にも恵まれ、気持ちの良い休暇を過ごすことができた。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

2006年以来、6年ぶりの上海。

相変わらず街にはエネルギーがみなぎっている。
車の量が以前よりもかなり増えていて、
渋滞が目立つようになった。

ちょうど新緑の季節。

中国には多い街路樹のプラタナスもちょうど芽吹いて、
鮮やかな緑がまぶしい。

ホテルはル・ロイヤルメリディアン上海。

人民広場に面した66階建ての高層ホテル。

20階にあるホテルのロビー

ロビー階のエレベータホール

部屋は23階だった。

23階のエレベータホール。
金ぴかだ。

部屋は38?で、ものすごく広いということはないが、
モダンなデザインで気持ちのよい空間。

ソファのほかにライティングデスクもあり、
出張で泊まっても便利そう。

室内は鏡とガラスが多用されている。

クローゼット。コートかけが手前に引き出せるようになっている。

また下部の収納部分も手前に引き出すことができて、
ここにスーツケースを置くと便利。

こういう細かい部分にいろいろな「仕掛け」があって面白い。

ベッドルーム側から見たサニタリースペース。

バスルームとベッドルームの境はガラス。
ボタン操作でブラインドが下りて目隠しができるようになっている。

バスルームは、通常のシャワーとレインシャワー
（天井からのシャワー）とがあった。

ただ、脱衣スペースがないのは、ちょっと不便。

部屋は人民広場ビュー。

広場の向こうに見えるとんがり屋根はJWマリオット。

50階以上などの高層階だともっとすごい景色なのだろうが
23階の部屋からでも十分。

ホテル内の部屋や廊下などには現代の中国人画家の
絵がそこかしこに飾られている。

20階のロビー階にあるレストラン。

毎朝の朝食はここでとる。

200〜300人は入ろうかという大きな空間。

料理は種類も豊富で美味しい。
4〜5日なら全然飽きない。

2日目は上海市内の観光。

とりあえず浦東へ行き、
金茂大廈（左）の展望台へ上る。

金茂大廈って、直訳すると「成金ビル」？

過去に上ったことのある東方明珠塔を見下ろす高さ。

420m、88階建て。

浦東地区の高層ビルの数も以前よりも増えている気がする。

黄浦江岸に広がる比較的古いアパート群。

金茂大廈のすぐ脇にある上海環球金融中心。
2008年に完成したこのビルは更に高い492m。

浦東地区のマンション群。

不動産バブルの崩壊が伝えられるが、
マンション建設は際限なく続き、
郊外のスプロール化も留まることがないように見える。

金茂大廈の53〜87階はホテル（グランドハイアット）で、
展望台からは、ホテルの吹き抜けのアトリウムの空間を
見下ろすことができるようになっている。

豫園近くの上海老街へ。

ハイパーモダンな浦東とのギャップが激しい。

上海老街からつながる四牌楼という美食街への入り口。

遠くからでもすぐにそれと分かる「臭豆腐」が焼かれている。

残念ながら食べたことはないし、食べたいとも思わない。
日本における納豆のようなものか。

『地球の歩き方』の記述によれば、
「地元の人々の生活感が伝わってくるローカル度満点の道沿いには、（中略）小さな飲食店が密集している。上海焼きそばや生煎、湖南料理などさまざまな料理店が並んでいるので、いくつかをはしごして食べるのもいい。」

しかし、何となく衛生面なども気になり、
どうもここで食べようという気にならなかった。
わりにどんなところでも大丈夫な方なのだが…。

この日の夕食は、ホテル近くの洪長興というレストラン。

ここは羊のしゃぶしゃぶが有名な店で、
日曜の夜だったこともあってか店内はほぼ満員。

ガイドブック等でもいわれているように、
中国で食べる羊肉は、臭みもほとんどなく美味。

夜の南京路。

南京路で目についたのが、社交ダンスを踊る人々。

老若男女、というよりも結構年配の人が多い。
こういう風景は日本では見ない。

日本よりも中国のほうが、中高年の人々が元気に見える。

南京路の西の端付近に立つと、
われわれの泊まるホテルがそびえたっているのが見える。

（後編へ続く）