2012/03/21 - 2012/04/23
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marcopanさん
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そもそもきっかけは、DVDで「Seven years in Tibet」という映画を見たときに、「チベット行ってみたいな」と何となく思った事でした。
ところで、チベットって旅行で行けるものなのかな?
と、思いネットで調べてみると某サイトで「余裕で行けますよ〜」みたいな調子で書かれてあったので、チベット行きの旅行を計画し始めました。
成都か西安あたりの都市をスタートして陸路でラサ、カトマンズ、インド、というルートで計画してみたのですが、近年の情勢をよくよく調べてみると2008年のチベット動乱の後、特に最近は昨年来、中国政府への抗議で多数のチベット人僧侶が焼身自殺をしている問題などでチベット自治区へ行くためには多くの規制があることが分かりました。
強行突破も考えはしましたが、そこまでしてラサにこだわる必要も無いと思ったのと、四川省の西部などにもチベットと呼べる場所がいくつか有る事も分かったのでルートを変更することにしました。
それで、スタートは成都(中国西部の都市で成田からの便が一番安かったから)として、成都近辺の観光を少ししてガンゼチベット族自治州からデチェンチベット族自治州を目指します。
その後、中国南西部の都市を通過して、ついでにラオス、タイへ行きバンコクから帰国と言うルートにしました。
中国へ行くのは今回が初めてです。
自分にとって中国は行ってみたく無い国のひとつでした。
中国のイメージというと、列に並ばない、偽物、うるさい、反日、痰をそこらじゅうに吐く、中華思想など悪いイメージだらけで、さらに昨年テレビでは車に轢かれた子供を見て見ぬふりをする映像が話題になったり、日本で得られる中国のニュースはネガティブなものばかり。
もちろん、実際は悪い人ばかりではないとは思いながらも行きたいとは思えませんでした。
しかし、今回チベットへの足がかりとして行くことを決めてしまったので、中国旅行に備え一ヶ月前になってから慌てて中国語を勉強し始めました。
基礎的な勉強しか出来なかったし英語はあまり通用しなさそうですが、いざとなれば筆談でなんとか押し切る覚悟で行ってきました。
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- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回は初めて片道航空券のみで出国。
ほんのちょっと不安だったのですが、チェックイン時も中国入国時も何も聞かれませんでした。
北京経由便だったので、北京に着いてもそのまま乗っていればいいと思い座っていたらみんな降りていくので、不安になって乗務員さんに聞いてみたら荷物を持ってさっさと降りろと言われる。
ここで入国審査をして、手荷物検査を再びしてまた同じ飛行機の同じ席に戻る。
4時半に成都到着。
両替所が一箇所あったけど、中に誰も居なかった。
その先、少し歩いたところでATMを見つけたので中国元をキャッシングする。 -
ターミナルビルを出たところで(公共汽車→)の看板を見つけたので歩いていくと、Airport busのチケット売り場があった。
10元と書いてあったので100元札を手に窓口にいくと、
さっそく中国らしく?みんな並ばずに競うようにお札を持った手を窓口に突っ込んでいる。
自分も負けずに手を突っ込み切符とお釣りを受け取りバスに乗り込む。 -
乗客がいっぱいになると、すぐに走り出した。
バスの前で女の人がマイクで何か説明して地図の様なものを配りだしたので1枚もらう。
成都のホテルの紹介と地図が載っていた。
ちょっと高級そうなホテルばかりなので自分には関係なさそう。 -
5時35分、成都の中心地の岷山飯店前に着く。
さて、ホテル探し。
中国の安宿の情報がいまいちよく分かっていなかったのですが、今回の予算は一泊70元(1000円)程度。
とりあえず何となく北東の方へ歩いてみる。 -
う〜んと、酒店はホテルで間違いなさそうかな?
飯店はホテルっぽい所と本当に飯屋ぽいところがあるみたいだけどな〜、など考えながら安そうなホテルを探し歩く。
で、だいぶ歩いてからやっと意を決して**酒店に入ってみる。
値段を聞くと320元(4500円)だと言う。
うわっ、高い!とは思ったものの、もうすでに宿探しが嫌になってきたので、初日だけはいいか?と思ってOKしたのですが、身分証の提示を求められたのでパスポートを出すと外国人はダメと、逆に断られてしまった。
中国って外国人が泊まれる所、もしかしてあんまりないの?
ちょっと不安になりはじめる。
2件目も○○酒店に行ってみたが今度はあっさり部屋は無いと言われる。 -
3件目、***酒店、
受付で部屋はあると言われ値段は318元(4500円)、
日本人でも大丈夫か聞くと大丈夫だと言われ一安心。
高いけどこのさい泊まれればいいや。
パスポートを出し手続きをしてお金を払おうと思うと、
「〜〜〜リャンバイ〜〜〜ヤージン〜〜」
とか言われ600払えと言われる。
え、リャンバイって両倍だったから、外国人は2倍払えってことなの?
と戸惑っていると焦れたように紙に(押金)と書いて見せてきた。
あっ、そういえば中国の宿は(押金=ヤージン=預り金)が必要だと何かに書いてあったや!
600払い部屋へ。 -
高い割にはベッドの幅だけの狭い部屋。
-
でも嬉しいことにパソコンがあってネットに自由につなげられる。
日本のサイトは一部バグって表示されるけど。
夕食も食べずにさっさと寝る。
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