2010/12/31 - 2011/01/05
3110位(同エリア7228件中)
はぴさん
あこがれのガウディ作品に会うべく、いざバルセロナへ。
サグラダファミリア、主任彫刻家が日本人とは、我々の誇りです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田からはKLMにて、オランダ経由、夜バルセロナ着。
観光地だけあって、空港から町中までの足がしっかりしている。誰もが利用する水色の空港バスが頻繁に出ているのでまず困らない(約30分〜40分)。片道5.05euro。また、このバスの終点、カタルーニャ広場から徒歩圏内にあるBergara ホテルを予約したので、遅い時間着とはいえ、ホテルまでの道のりはとってもスムーズだった。画像の噴水はカタルーニャ広場内。 -
大晦日の夜ということで、この広場付近は人であふれている。カウントダウンにはまだ早いが、とにかく荷物をおいて、すぐ町にくりだす。付近のデパートはこんなにかわいくライトアップ。
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通常安価な一人旅を楽しむ私だけれど、今回ばかりはガウディ様という目的をともにした連れが一緒なので、そこそこリッチに行ってみようかしら。
カタルーニャ広場で花火でもあがるのではないかと、付近のちょっとお高めレストランで時間をつぶそう。と思ったら、おいしいのなんのって。たいしてお腹すいていないと言っていたのに、やわらかいタコとポテト、野菜プレートをワインとともにペロリ。あぁ、スペインって本当においしいのね。。。 -
そしてカウントダウン。それそのものは、結構地味でした。花火も、一般の人があげている程度で、あとはみんなが口々にHAPPY NEW YEAR! 的な事を言ってる雰囲気でした。それが終わると、みなさんあっという間に撤収でした。意外と健全。
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翌朝の元旦、早起きしてさっそく念願のサグラダファミリアへ。
ディズニーランドのアトラクションばりに行列するという噂だったので、とにかく目玉は朝一で行くのが効率良く動くポイント。オープン前に到着したので、15分程度の待ちで中に入ることができました。
普通に生活が営まれている街中に、ドーンとものすごいものがある、という印象です。ちょっと合成に見えてしまうくらい。その繊細さ、ため息が出るほどです。
この一番古く色も深みが出ている東面部分が生誕のファザードだそうです。 -
本当にまだ作成中なんだと感じる部分。
塔のトップには各種フルーツがついているんです。ガウディは、そういった自然のものを大切にしていて、植物モチーフなどを建築に多用しているのだそうです。 -
生誕のファザードと真逆になる西面のこちらが受難のファザード。キリストの磔刑場面を描いているそうです。
確かに華やかな東側とは全く違った印象です。 -
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内側のこの採光。ここから昇天するのでしょうね。
どうやったらこんなに美しく光を取り入れるすべが考えられるのでしょう。。。 -
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ここもまだ未完成部分です。
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ふたたび生誕のファザード側
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やはり、ここが一番サグラダファミリアのイメージですね。
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でもまだ絶賛作業中なわけで。
こんなすごい建築物の主任彫刻家が、現在日本人であるという事は誇らしいですね。
この外尾悦郎氏は、直接関わる建築家や石工など約200名の中で、最も長い間働いているそうです。 -
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地中海を見立てたという波打つ外観をもつカサ・ミラ。
地元の人達には石切場=ペドレラと呼ばれているそうです。
私にはケーキに見えましたが。
今日のところは外観のみで、後日中の見学に来る予定です。 -
ランチ。もちろん昼からワイン。
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カサカルベット。
1800年代終わりから1900年代初めのモデルニスモの時代に、テキスタイル会社のオーナー、カルベット氏の家。現在は住居とレストランになっている。 -
これはおそらくガウディさんじゃないと思いますが・・・
待ち針みたいなのがいっぱい刺さっています。油断しているとそこにはアートがあるのです。 -
もちろん我々が宿泊しているホテルもちゃんとアートしています。
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日本からチケットを予約しておいたカタルーニャ音楽堂でのコンサートへ。
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夕食は、めぼしをつけていたレストランがどこも行列をなしている。
最終的に選んだのは海沿いの
オイスターを頼んだら、日本では見た事のないまんまるな形状。 -
本場のパエリヤ!!
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2日目の朝、徒歩でバトリョ邸を目指します。
街並みを見ながら歩くだけでも、なんだか楽しくなってしまいます。 -
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カサ・バトリョに到着。
バトリョさんの邸宅をガウディがリフォームしたのだそうです。
仮面のように見えるのは私だけでしょうか。 -
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バトリョさんが住んでいた2階。
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どこもかしこも、やわらかい曲線で作られています。
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サロン。企業のパーティーなどに使われているそうです。
なんて遊び心のある窓でしょう。 -
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採光には並ならぬ研究がしつくされており、
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上の窓に近づくほど(上層階になるほど)窓が小さくなり、どの階でも同じぐらいの光量がとれるように計算されているとか。可愛いとか、オシャレとか、そういう事だけじゃなく、実用性も実に深く考えられているのがガウディさんのすごいところ。
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最上階の7階には、お手伝いさんの部屋や、洗濯部屋などがあります。
アーチは狭い空間を広くみせるガウディ独特の技だそうです。 -
屋上にあがると、そこは絵本の世界。
見られる事を意識したキノコのような煙突があります。 -
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ガウディさんデザインの家具があるカフェでお茶します。
不思議な形状の椅子で、それでも人間の体とフィットするように計算しつくされているところがやっぱりガウディ。もちろんスイーツも美味。 -
隣接するカサ・アマトリェーは、建築家カダファルクによるものだそうです。
ガウディさんはこれを意識してバトリョ邸を作ったとか。 -
バスに乗って、グエル公園に来ました。
ガウディのパトロンであったグエルとガウディのプロジェクトで、バルセロナの街並や海を見渡せる高台に住宅地を作る計画があったそうです。結局宅地は2戸しか売れず、バルセロナ市に寄付されたのだとか。 -
この波打つ形状の部分がベンチになっているんです。
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天井部分ですが、本当に細かいところまで装飾がほどこされています。
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こんな柵まで、植物をイメージして作られています。
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定番のカメレオンの周りは観光客でいっぱい。
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これも定番
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とにかく観光客でいっぱいでした。
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クアトラ・ガッツ(4匹の猫)という、ガウディもピカソも通ったというレストランにやってきました。予約してなかったのですが、なんとかすべりこむ事ができました!中が吹き抜けになっています。
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メニューの前菜のところにイカスミ的な、ライス的な、そんな事が書いてあったので、フレンチみたいなプリンサイズの小さなイカスミ風味ライスでも来るのだろうと思っていたのです。普通に一人前では多すぎる量のパエリヤがドーン!!とやってきました。もう笑うしかないのです。なんで前菜のところに書くんでしょうねえ。
このガッツのおかげで、夜は何も食べられない状況におちいるのです。。。 -
教会。
絵画のようです。 -
なんと重厚な。。。
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博物館、今回は時間不足で行けませんでしたが、その付近にある噴水です。
ミカンゼリーみたい。 -
イベリコがたっくさん。
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夜のサグラダファミリアも素敵です。
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どのアングルで撮れば一番スゴさが伝わるのでしょう。
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本日のメイン、カサ・ミラにやって来ました。
下から見上げるとこんな感じ。 -
真ん中は抜けているようです。
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ガウディが地元の実業家ペレ・ミラに依頼されて1906〜1912年に建築。
ミラ夫妻は3階に住み、他の住居を貸していたらしい。
現在も4世帯が居住するも、昔からの賃貸契約を代々引き継いでいるそうで、7部屋ある豪邸がなんと月1200EUROという破格の家賃! -
ガウディが設計した他の建築物の模型や、インスピレーションを受けた動物や植物の展示がされています。
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19世紀後半〜20世紀初めのブルジョワ階級の生活空間を再現したものだそうです。
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本日のランチは、昨日の食べ過ぎ失敗をふまえてピンチョス。
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カラフルなジュースが美味しそう!
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お土産の生ハムをゲット。
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このイルミネーションのおかげで、常に方角を把握することができました。
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まだ帰りたくない〜
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アムステルダム経由、KLMで帰る予定でしたが、まさかのオーバーブッキングで最後の最後に大慌て。でもなんとかイタリア経由の席を確保してもらえたため、予定より数時間早く日本に帰国できる事になりました。でもスキポール空港でチーズ買う予定だったのに。。。
またサグラダファミリアの進行具合を確認しに来なくては。
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