
2011/05/31 - 2011/06/02
156位(同エリア1533件中)
shinchanmama93さん
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スペインの旅、3つ目の目的。
それは、「パラドールに泊まりたい!」
パラドールといえば、真っ先に思い浮かぶのがグラナダ。
アルハンブラ宮殿の敷地内で、朝も夜も過ごせるなんてステキじゃない☆
でも、それだけではありません。
グラナダのパラドールは、イサベル女王が「もしグラナダを征服することが出来たら、一番最初に修道院を建てる」と約束し、それを実現させたという歴史も持っているのです。
「パラドール・デ・グラナダ」は予約が取り難い事でも有名ですが、HPで調べたら、
おっ、ラッキーにも空いている日があったぁー!
という訳で、この編では、パラドールの様子とグラナダの街歩きを綴っていきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
午前9時。
マドリードのアトーチャ駅から、グラナダへ行くため列車を待つ。 -
1等車は、Preferente(プリフェレンテ)というそう。
1等とはいっても、この列車は至って普通のシートでした。 -
しばらく走ると、車窓から見えたオリーブ畑。
これが延々と続く。
意外とヴィンヤードが少ないなー。
コルドバを過ぎた頃から、列車はかなりのノロノロ運転です。 -
ちゃんとランチが付いていました。
飲み物は、スペインを代表するフレシネのカヴァにしよーっと。
コルドンネグロは、日本でもすっかりお馴染みになりましたよね。
お値段の割には、飲みやすいスパークリングワイン。
このサイズはスクリューキャップで開けやすいのもいい。 -
約4時間半で、やっとグラナダ駅に到着。
駅前のロータリーにはたくさんのタクシーが停まっていました。
順番を待ってその1台に乗り込み、
「では、パラドールまでお願いします。」 -
思っていたよりも賑やかな街中を通り過ぎ、狭い小路の坂をぐんぐん上って20分ほど。
今夜1泊する「パラドール・デ・グラナダ」に着いた。
トレドのパラドールよりも歴史を感じる佇まい。
そうか、ここはもうアルハンブラ宮殿の庭園なのよね。 -
建物までのアプローチは、宿泊者でなくても入れるエリア。
そのため、エントランスまでは自分で荷物を運びます。
おっとっと、
モザイクだから、スーツケースのキャスターが動かないよ〜。
仕方ない。
よいしょ、よいしょ、と運びましょ。 -
レセプションでチェックインを終えて客室へ。
ほ〜〜〜、これがパラドールですか。
すごく小ざっぱりしているのね。
元は修道院だったこの建物。
なのに、窓にはイスラム風の装飾が。
その当時の面影はあまり感じないけれど、低い天井とさほど広くはない部屋。
それが、修道士たちが暮らしていたという証なのかも。 -
ほとんど座らなかった椅子。
だって、壁掛けTVが頭の上にあるんですもん。 -
ベッドサイドに置かれていたキャンディー。
こんな所にもパラドールのロゴ。 -
バスルームは、、、
あっ、ホントだ。
クチコミにあった小学校を思い出すというシンク。
蛇口にレモン形の石鹸をぶら下げてみた〜い。
トイレとの仕切りはモダンアート風なガラス戸になっているのに、シンクだけなんでこのような造りにしたんだろう? -
可動式のシャワーが付いたバスタブと、別途シャワーブース。
このスタイルが、2人旅ではありがたい。
同時にシャワーを浴びられるから助かるわ〜。
アメニティは、必要なものがほとんど揃っていて◎。 -
ラウンジには人影なし。
ここは、外観とはちょっとミスマッチかな(^_^;)
PCが2台設置されているので、たまにインターネットを利用している人を見掛けたくらい。 -
建物内部は少々入り組んでいて、最初はウロウロ。
外光が差し込む階段。
アラブとキリストの文化が融合し、独特の空間演出がなされています。
好きだな〜、この感じ。 -
2階へあがると、中庭に面した廊下の所々に椅子が配されています。
夜、こういう場所で静かに過ごすのもいいな。 -
グラナダのパラドールに泊るなら必見だというアーチ型の窓。
なるほど〜。
これは、きっと普通のホテルには無い設計でしょうね。 -
イチオシ
では、1階に降りて、と。
やっぱりこのパティオよね〜。
中央にある噴水は、イスラム風で8角形。
アンダルシアの明るい陽光に包まれた空間。
これが建物の中だと思うと、なんだか不思議。 -
パティオを取り囲む回廊。
こうして見ると、修道院の面影を感じるな。 -
回廊の一角には、こんなアラビア〜ンな部屋もあります。
はぁ、涼しいー。
ここが客室でもいいくらい落ち着いちゃう。 -
建物から出てみよう。
こちらは、一般の方でも入れるエリア。
実はここに、アルハンブラ宮殿に来たなら立ち寄ってみたい、グラナダを語る上で意味のあるものが見られるからです。 -
そう、これがイザベル女王のお墓跡。
イザベル女王といえば、コロンブスの新大陸進出に大貢献したことで有名ですよね。
その女王が、自らの意思でここを埋葬の地に選んだのだそう。
お墓があった場所には、ただ記念碑が埋め込まれているだけ。
これも、「飾り立てをせぬように」という女王の遺言によるもの。
お墓は現在、市内のスペイン王室礼拝堂に移されたとのこと。
美しいアルハンブラは、波乱の人生だった女王の安息の地でもあったんですね。 -
この一角には、イザベルとフェルナンド両王の遺体が一時安置されていた礼拝所もあります。
中へ入ることはできないけれど、こうしてガラス戸越しに見られます。
小さいけれど、とても優美。
長きに渡りスペインを支配してきたイスラム教国の最後の砦だったグラナダを陥落させ、キリスト教国に統一した両者にとっては、思い入れの深い地であったに違いない。
でも、それと同時に滅亡したナスル朝の栄華と隣り合わせになっている訳だしぃ…。
イザベル女王の本心は、今なお謎なんだそうです。 -
イチオシ
一番奥から入口の方を見るとこんな感じ。
モザイクの石畳が絨毯みたい。 -
なかなか味のあるプレートね。
パラドールは、スペイン政府が経営するいわゆる国民宿舎。
だけど、いち大国を築いた国のものは、どこまでもカッコいい!
それに、なんてったってここは世界遺産ですもんね。 -
ちょこっと外へ出ると、土産物屋が数軒並んでいます。
この寄木細工の店は、よくTVでも紹介されるのよね。
きっと老舗なんだろうな。
寄木細工は、イスラム文化の伝統工芸品のひとつとして、スペイン土産の代表格。
幾何学的な模様がいかにもイスラム〜。
あれ!? これに似たような物、インドにもあったっけ。
インドの物は大理石で造られていて、嵌め込んでいる物が色鮮やか。
何かつながりがあるんでしょうね。 -
イチオシ
おおーーー、匠が黙々と作業中。
お邪魔しまーす。
グラナダの寄木細工は、紋様の白い部分に牛骨を使っているのが特徴なんだとか。
図案は、各材料を貼り合わせて棒状のパターンを作り、これを薄くスライスする。
と、同じ断面のモチーフがどんどんできていく。
まるで金太郎飴みたい。
そのモチーフを1つ1つ組み合わせていくという細かい作業。
現在では、職人さんも随分減ってしまい、写真の彼などは貴重な存在だそうです。 -
ディナーは、やはりパラドールの中で頂こう。
チェックイン時に予約をしておきました。
レストランで食事だけをしに来ている人もチラホラと。
満席の中、日本人の割合もそこそこ。
中には、誕生日を祝いにファミリーで訪れていた地元風の人達も。 -
このレストランでは、アンダルシア地方の料理を頂けるとのこと。
2人でシェアしながら食べたいので、スターター、メイン共々別のものをオーダー。
ウ〜ン、お味は取り立てて「旨い!」ってほどではないかなぁ。
街中のバルの方が美味しいものを食べられるかも。
これは雰囲気モンですねぇー。 -
夜になると、最小限のライトアップで幻想的。
-
パティオもひっそりと静まりかえる。
-
館内のランプは、この時とばかりに美しい存在感をアピール。
-
ぐっすり眠った翌日。
朝食は、気持ちが良さそうなオープンテラスで頂こう。
藤棚の下の方が、眩しくなくていいかな。 -
せっかくこういう所に来たんだから、朝はゆっくりと過ごしたい。
ビュッフェ式は、好きなものを選べるから好き。
ちゃんと彩りやバランスを考えるのも楽しいもんね。
ここは、各料理が小皿になっているんです。
あれこれと取ってきたら、テーブルがいっぱいになっちゃった。 -
チェックアウトまでにはまだ時間がある。
天気もいいし、庭園の方へ行ってみた。
見事なまでに整備されているなー。
「あぁ、アルハンブラに抱かれているのね〜」とじわじわ感動が込み上げてきた。
ベンチに座りながら、しばし感慨にふけるとしようじゃないの。 -
イチオシ
ヘネラリーフェがドーンと真ん前に。
中を歩いているとわからなかったけれど、こんな風になっていたんだぁ。
なんか、完全プライベートって感じ。
こういう光景を見られるのは、パラドールのゲストならではの特権かも。
※プロフの写真はここで撮ったものです。 -
庭園は横長に広くて、所々にまだバラが咲いている花壇がありました。
なんと立派な大輪の薔薇だこと。
サン・フランシスコ修道院にちなんで、『イザベル』って名付けたいな。 -
これは、当時の建物の一部なのかな。
いくらリノベされたとはいえ、これだけアルハンブラを感じられるんだから、やっぱりすごいや。
スペインに数あるパラドールの中でも、なぜグラナダが一番人気なのか?
その理由が、庭園を歩いてみたら、なんとなくわかったような気がした。
1泊だと、どうしても観光で時間を費やしがち。
でも、せっかくパラドールに泊まるなら、歴史的存在価値っも含めてじっくり味わないともったいない。
そうすれば、多少のお値段は高さは納得できるんじゃないかしら。 -
いよいよチェックアウト。
チェックイン時は閑散としていたロビーも、あまりスペースがないせいか少々混雑ぎみ。
レセプションでは、英語で話しかけると、英語を話せる人に変わってくれた。
前日、アルハンブラ宮殿の効率的な周り方を尋ねた処、地図に印を付けながら丁寧に教えて下さり助かりました。
とりあえず会計を済まし、21:30の寝台車に乗る旨を伝えて、それまで荷物は預かって頂くことに。 -
「グラナダスの門」の方から出てみる。
緑に囲まれた坂道を下り、町らしい一角に出た。
数人のオバサンたちが、何やら小枝のようなものを買ってくれと寄ってくる。
あら、ローズマリーね。
でも、なんでローズマリーなんだろう? -
細いコメレス通り。
土産物屋やレストランが建ち並ぶ。
午前中だからか、人影はまばら。 -
そして大通りへ。
ちょうどヌエバ広場の前へ出た。
この一帯は、さっきとはガラリと変わってごく一般的な街の光景。
たくさんのレストランやショップが軒を連ね、とても賑やか。
昨日は駅からパラドールへ直行したから、一気に優雅なアルハンブラモードになったけれど、やっと現実に戻ったって感覚。 -
グラナダ街散策は、まずこのアルハンブラバスで、世界遺産のアルバイシン地区まで行ってみよう。
小型ながらも乗降客が多く、常に満席状態。
ダーロ川沿いをしばらく進んだら、狭い坂道へと入り込む。 -
細い路地を器用にすり抜け、バスは進む。
どんどん上へ上へと昇っていき、やっと終点。
うわっ、相当高い所まで来たのねー。
街が一望できるわー。 -
アルバイシン地区のサン・ニコラス広場。
で、サン・ニコラス教会。
ギターを演奏する3人組や、大道芸の人がちらほら。
だけど、ここに集まる人々は、そんなものには目もくれず。 -
イチオシ
だって、ほら!
Wow〜〜〜!
アルハンブラ宮殿が、大パノラマで臨めるんです。
ひゃぁーーー、全体を見ると、ホントにすごいスケールだこと!
それに、あんなに高い丘の上に建っていたなんて。
さっきまで、あそこに居たんだよね!?
あそこで一夜を過ごしたんだよね!?
そんなことが信じられなくなるくらい、壮大な迫力で鎮座している歴史の産物を目の当たりにし、しばし感動に耽る。 -
はぁ、来て良かったぁ〜。
さんざん写真を撮りまくったし、今後は周辺を歩いてみよう。
アルバイシン地区は、イスラム教徒の住居だった場所で、一説にはグラナダ王も住んでいたという丘陵地帯。
グラナダで最も古いエリアで、迷路のようになっているのは、敵を欺くためだったそう。
そういえば、さっきバスで通ってきた路に、アラブ風の門構えが美しい家もあったっけ。
サン・ニコラス教会の裏手の方には、真新しそうなモスクも建っていた。
あまり治安が良くないらしいけど、結構レストランやバルがある。
観光名所になってから、だいぶ変わったのかもしれないな。 -
この一帯の大きな特徴は、壁の色が白いこと。
これは、日光を反射させて室内を涼しくするためなんだって。
あっ、『るるぶ』に載ってる店だ。
サン・ニコラス広場から一段下がった所にあった。
ふむふむ、元フラメンコダンサーの邸宅をレストランにしたのね。
入ってお茶でもしてみる? -
でも、入ったのはそのお向かいの店。
だってこっちの方が開放的だったんだもん。
ちょうど見晴のいい席が空いてる。
さて、しっかり腰を据え、もう一度あのアルハンブラ宮殿の姿を見ようじゃないか。
はぁ〜〜〜、最高の昼下がりだわ〜。
※この店は「弾丸トラベラー」でも紹介されていましたよ。 -
すっかり景色を堪能した後は、またアルハンブラバスに乗って街中に戻る。
このエリアでのお目当ては、なんといってもカテドラル(アヌンシアシオン大聖堂)でしょう。
えーっと、はて? 入口はどこかな?
へっ!? こんな狭い所が入口?
グランビア通りに面しているのに判りにく〜い。 -
うほーーー、これはこれは美しい。
そして煌びやか。
外観からは想像がつかない白壁と列柱。
壁面に配された装飾やパイプオルガンなどなど。
現在は幾度かの改修を重ねた末の形で、様々な様式が入り混じっています。
だからかな、豪華なんだけど、どことなく統一感のないような。
ここも、グラナダ陥落を機に、メスキータ(モスク)からキリスト教会に建て替えられたもの。
この大きさから察するに、相当大きなモスクだったんだろうな。 -
内陣のステンドグラス。
-
内陣のクーポラは、どことなくモスクのドームみたい。
-
スペインルネッサンスの最高傑作で、国の重要文化財にもなっているカテドラル。
出口側からは、見上げるばかりの鐘楼が立っていた。 -
カテドラルに隣接しているのが王室礼拝堂。
ここに、イザベル、フェルナンドの両王が眠っています。
たまたま、聖職者と思われる衣装をまとった人々が来ていた。
皆さん、棺の前では静かにお祈りをしていたのが印象的。
内部は撮影禁止。
王室といってもけして華美ではなく、霊廟らしい厳かな空気が漂っている場所でした。 -
王室礼拝堂の向かい側にあった小奇麗な建物。
人が入っていくから、じゃぁ私も覗いてみよう。 -
えーーーっ! なんですかコレ。
ナスル朝王宮さながらの装飾美ではないですかっ!
へー、「マドラサ宮殿」っていうんだ。
14世紀できたイスラムコーラン研究所で、カトリック両国王が聖堂参事会(市役所)としたことから、旧市庁舎とも呼ばれているそうです。
この美しいミフラーブは、メスキータ(モスク)の講堂のもの。
現在はアラブの大学なんだって。
ノーマークだっただけに、すごい収穫を得た感でいっぱい。 -
本当に綺麗なので、近くを通った際には是非お立ち寄りを。
-
街中散策はやっぱり楽しいねー。
おっ、これは香辛料などなど。
アラブの香りムンムンですな。 -
よし、次はアルカイセリアだ。
狭い通路の両側には、所狭しとばかりに店が並んでいます。
普通の土産物から、宝飾品、陶器、織物などなど。
後々行き場を失うであろう旅の記念品はまず買わない私だけど、こういうものを見て歩くのはなかなか楽しい。
束の間のアラブの空気を感じたら、このまま海を渡ってモロッコへも行ってみたくなっちゃった。 -
ウロウロと歩いていたら、カテドラルの正面に出た。
どう見たって、こっちが入口に見えるよなぁ。
ちょっとした広場風になっていて、周辺にはお店もいっぱい。
だけど、、、
今、ワタシ何処に居るんだ?
あぁ、方向音痴は一生治らないんだろうなー。 -
やっと何度か通った場所に出た。
さんざん歩いて、そろそろお腹が空いてきたゾ。
この広場には、洒落たレストランが集中しているみたい。
どこに入ろうかなー。 -
あら、この外観。
ひょっとして、、、あっ、「ermita」と書いてある。
先輩トラベラーさんの旅行記で、「いいなー」とチェックしていたレストランだ。
思わぬ所で見つけられて良かったぁ。
ここに決まりネ☆ -
今の季節なら、オープンエアーの席が大人気。
私もそこを陣取って、と。
とにかく喉が渇いたので、「セルベッサ(ビール)下さーい!」
それとこの土地で食してみたかった郷土料理、レモホン(オレンジと鱈のサラダ)をオーダー。
グラナダでは、ビールを注文するとタパが付いてくることが通例。
タコのガリシア風などなどを頂き、もうお腹いっぱい。 -
まだ時間に余裕があるので、ショッピングストリートでも歩いてみますか。
ZARA以外にも、ファストファッションの店が充実しているなー。
刺繍使いのチュニックやシャツワンピなど、欲しかったアイテムを格安でGet。
超ごきげ〜ん♪ -
1泊2日でも、すっごく充実したグラナダ滞在。
タクシーでパラドールまで戻り、預けていた荷物をピックアップしてそのまま駅へ。
明るいからつい時間を忘れちゃうけれど、時刻はもう21時です。 -
21:57分発の『TRENHOTEL』といわれる寝台列車が、ゆっくりとホームに入ってきた。
これから、一晩かけてバルセロナまで移動です。 -
グランクラスの車両。
コンパートメントの中は、シャワーとトイレが設置。
ただその分、どうも座席が狭いのよねぇ・・・。
洗面台付きトイレは便利だけど、シャワーは洗いにくそう〜。
ロシアの寝台車が良かっただけに、ちょっと見劣りしちゃうな。
アメニティはシャンプー付きでホテルなみ。 -
グランクラスの代金には、専用食堂車での夕食と朝食が含まれています。
座席は座り心地が悪いから、早々にディナーを頂きに行っちゃおう。
うん、ここはいいねー。 -
ハイ、カヴァでカンパーイ!
食堂車には、我が家以外にアメリカ人ご夫婦グループと、日本人ご夫婦など数組のみ。
テーブルに置かれたメニューを開くと、あらら、スペイン語で読めない…。
皆どうやって注文しているんだろう?
周りの様子を見てみたら、後ろの席は英語メニューみたい。
人の良さそうなアメリカ人のオバチャンだったので、メニューを貸して頂きました。 -
無事にオーダーを終え、コース料理が登場。
ガスパチョは、夜遅い胃袋に優しい。
肉はキツイから、野菜と白身魚かな。
あとは寝るだけなのに、こんなボリュームあるデザートを食べていいのか?
あぁ、甘い誘惑〜。 -
座席に戻ったら、ベッドがセッティングされていた。
上で寝る夫に、
「頭、ぶつけないでね。」と忠告し、おやすみなさーい。
ゴトゴト、ゴトゴト。
スペインの鉄道は、相変わらずよく揺れて、あんまり眠れなかった…。 -
ケータイのアラームで目覚め、着替えを済ましてまた食堂車へ。
列車は海岸沿いを走っていた。
ビーチを眺めながらの朝食は気持ちいい。
時間ギリギリまでここで過ごし、あとは到着を待つばかり。
グラナダは素敵な思い出ばかりだったな。
これで3つ目のミッションもコンプリート。
でも、旅はまだまだ続きます。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- kodebuさん 2012/05/24 17:35:34
- 女王に会いに行かれたのですね(*^^*)
- shinchanmama93さん、こんにちは!
遅ればせながらグラナダの旅行記にお邪魔しました。
旅行記じっくり拝見しました。
shinchanmama93さんのイザベル女王への思いもつまった旅行記、とても楽しくうらやましく拝見しました。
私もこちらを旅行しましたが、その時はあんまり深く歴史を知らないままだったんです。しかもドタバタ時間も少ない旅行で。翌年にNHKの特集を見て、あーいっぱい見落としてたな…って。
街歩きの写真にも興奮しました!
shinchanmama93さんも利用されたパラドールのレストランでしか食事出来なかったんで、バルの美味しそうなサラダとか羨ましかったです。
そしてマドラサ宮殿も美しい!街中でも美しいモスクの装飾がしっかり残っているんですね。
遠くて簡単に再訪はできない場所ですが、またあの美しいアラベスクを眺めに行きたくなりました。
エジプトよりも、インドよりもずっと快適そうな寝台列車に乗ってのバルセロナ。
次回も楽しみです♪
kodebu
- shinchanmama93さん からの返信 2012/06/18 11:25:42
- RE: 女王に会いに行かれたのですね(*^^*)
- kodebuさん、こんにちは。
お返事が遅れてしまいゴメンナサイ。
> shinchanmama93さんのイザベル女王への思いもつまった旅行記、とても楽しくうらやましく拝見しました。
せっかくのパラドール泊だったので、何かを得てみたかったんです。
いろいろなWebサイトで、ザックリと勉強してみました(^^ゞ
NHKで、アルハンブラの特集番組があったんですか?
観たかったなぁ〜。
帰国してから、TV番組などでもっと深い内容を知ったりすると、やっぱり悔しい思いをしますよね。
「なんで見逃したんだろう・・・。」とか。
そういう悔しさも、旅の面白みなんでしょうね。
> 街歩きの写真にも興奮しました!
移動を夜行列車にしたお陰で、2日目は有意義な時間を過ごせました。
いつものように、手探りでウロウロした街歩きでしたが、思わぬ発見があると楽しいですね。
出来れば、アルバイシン地区ももっとゆっくり散策したかったです。
> エジプトよりも、インドよりもずっと快適そうな寝台列車に乗ってのバルセロナ。
> 次回も楽しみです♪
有難うございます♪
もう1年経ってしまった旅だけに、挫折しそうな自分と戦っています(大袈裟な)
では、また(^^)/
shinchanmama93
-
- わんぱく大将さん 2012/04/30 09:05:22
- イサべル?
- おっと、イサベルと書いたつもりが。 イサべラになってましたね。 大将
-
- わんぱく大将さん 2012/04/30 09:00:18
- イサべラ女王
- shinchanmama93さん
4トラでは(あっちもそうか)御無沙汰してしまって申しわけありません。この間の返事も。。。 グラナダ編まで来られましたか。
やはりアンダルシアの食事の後だけに、よりBCNは喜んでいただけて良かったです。 まあ、料理は私もカタルニア、バスク以外では、期待はしてないのですがね。
パラドールは室内が結構、近代的なのが多いですよね。私も以前は、スペインに来るたびに泊まりは、パラドールでしたが、雰囲気は部屋以外だな、と確認しました。 そういったら、アマン系列も、外は違うけど、部屋の中は、近代的でしたね。そうそう、 申し上げたかもしれませんが、グラナダのパラドールで食事した時に、切れそうになって。 テーブル、蹴飛ばしてやろうか(寺内貫太郎か?と)ということがありましたね。
あそこでは、二度と食事はしないでしょう。
イサべラ女王はかなり質素な生活をしていたそうで、また、国中を走り回っていた人らしいですね。 だから、子供たちは、自分のお城ではなく、各地、各地で産んだようです。 それで旦那さんより早く亡くなったのかも。
(旦那さんは年下) イサべラ、英語読みで、エリザベス、やはり、皇室は同じような名前をつけたがるんでしょうかね。
そうそう、最近、さるトラベラーさんの同僚の方が例のレストランで食事をされ、味、雰囲気、サービス、すべてよしと、満足して帰られ、お礼をいただきました。嬉しいですね。
大将
大将
- shinchanmama93さん からの返信 2012/05/04 11:45:35
- RE: イサべラ女王
- 大将さん、こんにちは。
> グラナダ編まで来られましたか。
間に長崎を入れてしまいましたが(^^ゞ、お蔵入り確実となった3年前のトルコ旅行記の二の前にならぬよう、スペイン旅行記はぽちぽちと進めていくつもりです。
> 私も以前は、スペインに来るたびに泊まりは、パラドールでしたが、雰囲気は部屋以外だな、と確認しました。
バスルームが不思議な空間でしたね。
使い勝手は良かったですが、トイレが何故か超現代アート的なガラス戸で仕切られていたのは「コレって、どうなのよ!?」と思ってしまいました。
それ以外はもう寝るだけだったので、設えがどうのこうのというよりも、それなりの歴史の1ページに触れた満足感を味わう所なんでしょうね。
> そうそう、 申し上げたかもしれませんが、グラナダのパラドールで食事した時に、切れそうになって。
確かお水だったかを頼んだ時の対応でしたっけ?
レセプションも含め、サービスの点では「やっぱり国営だから?」でしょうかねぇ〜。
食いしん坊の我が家は、料理を楽しみにしていただけにちょっと残念でした。
なにせ量が無駄に多かったことしか印象に残らなかったんですよ。
パラドール内だと思うと、つい有難がって美味しい錯覚に陥るんですが、2口めくらいから「フーン…」となってしまいました。
朝食の方が、オープンエアーということもあって美味しく感じましたね。
> テーブル、蹴飛ばしてやろうか(寺内貫太郎か?と)ということがありましたね。
卓袱台だったら、バーンといっちゃいましたか?
で、その傍らで、茶碗から茶碗へポーンとライスを投げて、
そしてバアちゃんが床に落ちた沢庵を拾って食べると、ヒデキが「汚ねーなー!」と怒る。
あぁ、昭和の香りがプンプンしますねー。
あのドラマで人気が出た藤竜也さんが、ある日甲殻アレルギーで海老フライのロケ弁を食べられなかった私に、
「キミは、かっぱえびせんも食えんのかね?」
と、渋〜い口調で尋ねてきた事がありましたっけ。
> イサべラ女王はかなり質素な生活をしていたそうで、また、国中を走り回っていた人らしいですね。 だから、子供たちは、自分のお城ではなく、各地、各地で産んだようです。 それで旦那さんより早く亡くなったのかも。
ほおー。
本当に波乱の人生だったんですね。
> そうそう、最近、さるトラベラーさんの同僚の方が例のレストランで食事をされ、味、雰囲気、サービス、すべてよしと、満足して帰られ、お礼をいただきました。嬉しいですね。
大将さんの情報UPのお陰で、また一組、バルセロナでいい思い出を作ることができたんですね。
だって、本当に美味しかったですもの!
私も、早く旅行記でご紹介したいっ!
日本は今、GWの真っ只中。
でも、私は自宅で新規事業の準備に追われ、夫はバスケの大会に明け暮れて過ごしています。
あぁ、何処かでひと息入れたいよ〜〜〜。
では、また大将さんの旅行記も拝見させて頂きますね(^^)/
shinchanmama93
- わんぱく大将さん からの返信 2012/05/05 08:11:24
- RE: RE: イサべラ女王
- > 大将さん、こんにちは。
>
> > グラナダ編まで来られましたか。
>
> 間に長崎を入れてしまいましたが(^^ゞ、お蔵入り確実となった3年前のトルコ旅行記の二の前にならぬよう、スペイン旅行記はぽちぽちと進めていくつもりです。
>
> > 私も以前は、スペインに来るたびに泊まりは、パラドールでしたが、雰囲気は部屋以外だな、と確認しました。
>
> バスルームが不思議な空間でしたね。
> 使い勝手は良かったですが、トイレが何故か超現代アート的なガラス戸で仕切られていたのは「コレって、どうなのよ!?」と思ってしまいました。
> それ以外はもう寝るだけだったので、設えがどうのこうのというよりも、それなりの歴史の1ページに触れた満足感を味わう所なんでしょうね。
>
> > そうそう、 申し上げたかもしれませんが、グラナダのパラドールで食事した時に、切れそうになって。
>
> 確かお水だったかを頼んだ時の対応でしたっけ?
> レセプションも含め、サービスの点では「やっぱり国営だから?」でしょうかねぇ〜。
> 食いしん坊の我が家は、料理を楽しみにしていただけにちょっと残念でした。
> なにせ量が無駄に多かったことしか印象に残らなかったんですよ。
> パラドール内だと思うと、つい有難がって美味しい錯覚に陥るんですが、2口めくらいから「フーン…」となってしまいました。
> 朝食の方が、オープンエアーということもあって美味しく感じましたね。
>
> > テーブル、蹴飛ばしてやろうか(寺内貫太郎か?と)ということがありましたね。
>
> 卓袱台だったら、バーンといっちゃいましたか?
> で、その傍らで、茶碗から茶碗へポーンとライスを投げて、
> そしてバアちゃんが床に落ちた沢庵を拾って食べると、ヒデキが「汚ねーなー!」と怒る。
> あぁ、昭和の香りがプンプンしますねー。
> あのドラマで人気が出た藤竜也さんが、ある日甲殻アレルギーで海老フライのロケ弁を食べられなかった私に、
> 「キミは、かっぱえびせんも食えんのかね?」
> と、渋〜い口調で尋ねてきた事がありましたっけ。
>
> > イサべラ女王はかなり質素な生活をしていたそうで、また、国中を走り回っていた人らしいですね。 だから、子供たちは、自分のお城ではなく、各地、各地で産んだようです。 それで旦那さんより早く亡くなったのかも。
>
> ほおー。
> 本当に波乱の人生だったんですね。
>
> > そうそう、最近、さるトラベラーさんの同僚の方が例のレストランで食事をされ、味、雰囲気、サービス、すべてよしと、満足して帰られ、お礼をいただきました。嬉しいですね。
>
> 大将さんの情報UPのお陰で、また一組、バルセロナでいい思い出を作ることができたんですね。
> だって、本当に美味しかったですもの!
> 私も、早く旅行記でご紹介したいっ!
>
> 日本は今、GWの真っ只中。
> でも、私は自宅で新規事業の準備に追われ、夫はバスケの大会に明け暮れて過ごしています。
> あぁ、何処かでひと息入れたいよ〜〜〜。
>
> では、また大将さんの旅行記も拝見させて頂きますね(^^)/
>
> shinchanmama93
はい、私は梅干しも、納豆も、鳥も食べれません。 大将
-
- m.4*さん 2012/04/30 07:01:37
- はじめまして!
- 美食に、街歩き・・・。
レストランからの眺めもステキですね!うらやましい〜^^
しかも青空だなんて、これ以上にない贅沢ですね!またお邪魔します。
- shinchanmama93さん からの返信 2012/05/03 17:39:30
- RE: はじめまして!
- m.4*さん、はじめまして。
この度は旅行記をご覧下さっての書き込み、有難うございました。
お返事が遅くなりゴメンナサイ。
もう1年近くも前の旅行記になってしまいましたが^^;、スペインは街ごとに違う発見が出来てとても楽しかったです。
いつも、思い立ったが吉日とばかりに旅に出るタイプで、たまたまグラナダのパラドールが空いていたのはラッキーでした☆
まだアルハンブラ宮殿や、バルセロナ編などもUPを控えており、記憶が薄れないうちに何とかしなければと焦っている今日この頃です(^^ゞ
お返事にあたり、m.4*さんの旅行記も拝見させて頂きました。
アムステルダムの街並み、すごく懐かしかったです。
私が行ったのは1986年で、しかも仕事だったので、2週間も滞在していたのに、旅らしいことはほとんど出来ず仕舞いでした。
いつかまたゆっくりと、運河が続くあの街を散策したいなーと思っています。
旅は、行かれるのなら何回でも行きたいですよね。
これを機に、旅好きの一人としてどうぞよろしくお願い致します♪
では、また(^^)/
shinchanmama93
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