春の嵐を連れて北海道旅行　２　（昭和新山、登別）

2012/04/03 - 2012/04/06

　孫娘２号の中学進学を記念しての北海道旅行です。
行く先々で春の嵐と寒波に見舞われた旅となりました。
　大沼を出発したバスは、当初洞爺湖展望台へ行く予定でしたが、昨夜来の吹雪でオロフレ峠への道が通行止めとなり、仕方なく下の道路で昭和新山に直行する事になりました。
昭和新山では、吹雪の合間を縫って熊牧場に入ります。
　今夜の宿、登別温泉へは、予定より早く到着です。
まだ雪は降っていますが、明朝の事は判らないので、傘をさして地獄谷へ行く事にしました。
地獄谷の道は雪がシャーベット状になり、すべるので途中から引き返します。
今晩は、大浴場の湯船巡りで疲れを取り、又長湯を楽しみましょう。

エリア 登別(北海道)

　バスは昭和新山の駐車場に到着しました。
ご覧の通りの降雪です。

　これが昭和新山です。
昭和１８年１２月から２０年９月迄の約２年間に、何度も噴火を繰り返して出来た山です。
　それまでは一面麦畑でした。　今では１個人の持ち山になっています。

時間を持て余し、熊牧場に入ります。

　熊は、客の投げる食物を待ってジット立って居ました。
体に雪が氷着いています。寒くないのでしょうか。

　冬眠はしないのですか。

こんな施設もあります。

　今夜の宿泊地、登別温泉に到着しました。
予定より早めの到着です。
降雪が続きますが、明朝はどうなるか不明なので、早速地獄谷見物に出かけます。
　地獄谷の入口には、赤鬼青鬼の門番が控えています。
真中に立って居るのは、一緒に旅をしている孫娘２号です。

　地獄谷は昔の爆裂火口跡で、至る処から蒸気を吹き出し、温泉も川となって流れています。

　登別温泉全体の温泉湧出量は１日当たり８千〜１万立方メートルも有り、種類は９種類とも１０種類ともいはれています。

　蒸気の噴出口や温泉の湧き口は、突然現れる事が有り、危険なので遊歩道の柵から出る事は禁じられています。

　地獄谷そのものは、地熱で雪は積もりませんが、遊歩道は雪がシャーベット状になってよく滑ります。
孫娘の事も考え、ここらで引き返すとしましょう。
　宿に戻り大浴場の湯船をハシゴして長湯を楽しみます。
ではおやすみなさい。