2012/04/11 - 2012/04/11
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Elliott-7さん
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博多駅の “アートプロジェクト”・・・タイル画見学
昨年3月に九州新幹線が全線開通、早くもあれから1年経過した。この全線開通に伴い、JR九州の拠点でもある“博多駅”がリニューアルオープンされたことは、地元の皆さんならよく知っている。
この開業に合わせて、JR九州は“タイル画アートプロジェクト”をスタートさせたことはあまり知られていないと思うので紹介させて頂くことにしましょう。
“タイル画アートプロジェクト”というのは、博多駅をリニューアル(改装)する際に駅の構内や屋上に一般から応募した、葉っぱや花・鳥・魚などの絵を“有田焼”にして、その“タイル画”を駅構内あらゆる場所に貼り巡らそうという計画のことなのです。
そのためにJR九州の各駅にポスターを張ったり、チラシなどを配布したり、鉄道誌・フリーペーパー・旅行誌などを使って大々的に広報活動を行ったという経緯があるんですな。
「応募作品は、有田焼のタイルに・・」
そうして集まった作品を転写紙に写し、それを“有田焼”のタイルに貼り、釜入れ・釜焼きをしてタイル画が出来上がり、その出来上がったタイル画を、千住先生や水戸岡先生が丁寧に一枚ずつ敷き並べ検査を行い、確認作業をしてようやく出来上がるんです。
そうした手間暇のかかる作業を終えた後、JR博多駅のあらゆるところ(博多シティの吹き抜け、中央コンコース、通路、屋上など)に有田焼のタイルが貼られて“タイル画アートプロジェクト”が昨年の春、JR九州新幹線開通に合わせ、完成・公開されたのです。
第一回の応募イベントから足掛け3年、ようやく博多駅に“アートプロジェクト”が完成、それから1年経った今年・2012年、ようやく実際に自分の目で“タイル画”を確かめることができたのです。
というのは、このタイル画に山口在住のうちの孫が応募しているのです。このような企画があることを当時、小三の孫に教えたところ即、これに応募しましてね、
テーマは「葉」でしたが、20cm平方の台紙にクローバの「葉」を書き、千円の参加費(協力金)を支払い事務局に送付したという経緯があるのものですから・・・。
広島から福岡・博多まで都市間高速バスで4時間。博多に到着。JR博多駅で孫の応募作品を探すことにしました。
あらかじめ、作品が展示されている位置はどこなのかネット検索すればすぐにわかるようになっているので探すのに苦労はありません。
作品の展示位置は、屋上“つばめの杜ひろば”、天空の広場の一角にありましたが、そこだけでなく、博多駅コンコースのいたるところに、“アートプロジェクト”の作品が展示されているのには驚きでした。ここにも、あそこにもあらゆる所に“タイル画”が貼られているではありませんか・・・。
「応募者總数は2万8千枚も!!」
それもそのはず、JR九州の“アートプロジェクト”のHPを見たら、28、525枚もの応募作品があったそうですから・・。総額にして2千6百万円の参加費が集まったそうです。
さらにHPを見てみると、日本国内だけでなく中国や韓国、タイ、マレーシアなどから2000枚もの応募があったそうですから、この企画は大成功と言えるでしょう。
という訳で、JR博多駅に展示されている“タイル画”を見学するという目的だけのために、博多へ行ってきました。
JR博多駅“アート計画”のページをご覧あれ!!
内容・・タイル画配置イメージ、募集について、千住さん、水戸岡さんの紹介、タイル画アートができるまで
http://www.jrkyushu.co.jp/touban/art.html
http://www.hakata-artproject.jp/ja
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新装・リフレッシュした博多駅・博多口 -
JR博多シティは、昨年春オープンした・・ -
以前の駅とはかなり違った趣に・・
10年以上の年月をかけて企画されたプロジェクトで、九州やアジアの玄関口として、地域発展に期待されているそうです・・ -
駅構内に入ってみましょう・・
タイル画があちらにもこちらにも・・どうしても目がそちらに向く -
このようにガラスケースに入ったものも・・
中央コンコースで、 -
ここにも、あそこにも・・
ガラスに電灯が反射して見えづらいか・・ -
ここにも・・ -
少しアップしてみよう・・ -
さらにアップして・・ -
しかし、目指すタイル画はこの辺りではない・・・
1階からエスカレーターに乗って・・二階へ -
エスカレーターで上にあがる・・
その途中、壁にもタイル画が・・・ -
このような感じで・・ -
-
二階からエレベーターに乗り換えて、
一階からでも行けたのに、 -
エレベーターは9階まで・・
ここからエスカレーターまで歩く、 -
エスカレーターで屋上へ・・ -
エスカレーターを降りて、いよいよ屋上へ・・ -
屋上はちょっとした庭園になっている・・ -
デパートの屋上で、子供を遊ばすには良い・・
子供用の電車が広場を一周しているが、今日は閉鎖、 -
デパート屋上、”つばめの杜広場”の展示位置 -
周囲は壁で囲まれ、その壁にはタイル画が貼り巡らされている、 -
このように・・ -
-
近づいてみましょう・・ -
ありましたわ・・・目的のタイル画が・・・ -
中央の三つ葉がそうです・・
このタイル画を一目見ようと博多までやってきたんです!
-
わかりました、わかりました・・・
20cm四方の大きさの ”有田焼”のタイル画は、
燦然と輝いて見えました・・
オープンして早くも1年、どうなっているのか是非一度
見てみたかったのがこれです!
早速、山口の孫に報告してやろう・・・ -
駅構内コンコースのガラスケースの中に貼られたものと比べて、”差”をつけられたと感じていたが、
「つばめの杜広場」のタイル画は、オープンなだけに自由に羽ばたいているように見えた・・
燦燦と太陽を浴びたタイル画には展望があるようだ!
「タイル画」は、これから先何年も雨・風・光を受けながら、子供たちの成長を見守ってくれることだろう・・・
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「アートプロジェクト」に応募された方は、自分の目で確かめられたらいかがですか・・・
自分が応募した作品が、どこにどのように展示されているのか、
博多駅まで足を運んでみましょう・・・ -
-
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「つばめの杜広場」を見渡せる屋上へ・・ -
中央に一段高い展望デッキがある。。 -
駅ビルでもっとも高いところにある、
展望スペースから、市内を360度見渡すことができる・・
遠く博多タワーや博多港、筑紫口からは福岡空港が・・ -
デッキには、九州・西中国・韓国方面のタイル画が・・ -
デッキから博多港方面を望む・・ -
-
おやー、これは何だ!
これは、なんと2代目博多駅のホームに設置されていた「柱」なのだそうです。
”つばめの杜広場”にありますよ、 -
-
広場の屋上から眺める・・ -
何やらお宮のようなものが・・ -
揚立屋・あげたちや・・・揚げ物を売っている・・ -
駄菓子屋さんも・・
この日は閉店が多かった -
鉄道神社の庭で、
”縁結び七福童子”
彫刻家・籔内佐斗司氏による制作で、九州地図の上を七人の童子が電車ごっこをしながら遊んでいる姿! -
”九州鉄道建設の父”と呼ばれる、ヘルマン・ルムシュッテルさんの銅版が・・・
十河信二(日本国鉄の父と呼ばれた)筆とあった。
ヘルマン・ルムシュッテルは、九州鉄道(株)が創業にあたりドイツから招いた鉄道技師で、九州鉄道(株)は彼の指導のもと機関車・客車・レール・橋梁など鉄道資材すべてをドイツから購入し、ドイツ式にしたとか、 -
-
”つばめの杜広場”案内図 -
ここにもタイル画が・・・ -
地下に下りてみよう・・・
博多の名物、土産物を集めてある・・
”うまかもん通り”、”めんたいミュージアム”などがある・・ -
通りの様子・・ -
博多一番街は、駅の地下にある・
食の街・博多にふさわしい通りだ・・ -
駅前に出てみましょうか・・
ヘンリー・ムーア 作 ”着衣の横たわる母と子”
博多口広場前で、 -
ここにも、”縁結び七福童子”が・・・
駅前広場にて・・ -
安永 良徳 作 ”博多節舞姿”
留め袖を着て博多帯をしめた芸者さんが博多節を踊るブロンズ像、
駅前広場にて、 -
米 治一 作 ”母里太兵衛の黒田武士”
博多の有名な民謡「黒田節」の歌詞が台座に、
歌詞にあるように、”槍”小脇に抱え、右手に大杯を持つ堂々とした立ち姿の銅像。
駅前広場の右手ににある・・ -
博多駅、”アートプロジェクト”見学後、
駅近くの日帰り温泉、”八百治の湯”で疲れを癒す・・
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