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夏のパリとイル・ド・フランスを巡る旅も最終日。<br /><br />先日、TGVでお知り合いになったマダムのお誘いを<br />受けて、パリから60Kmの東、モレ・シュル・ロワン<br />(ロワン河畔のモレの意)へ、午後のお茶に伺います。<br /><br />実はモレは、以前から気になっていた町。<br />印象派画家シスレーが終の棲家を構えた程の、明媚な<br />土地柄と仄聞して、いつか、がこんな形で叶って嬉しい。<br /><br />11日目のメニュー<br />・ジェラール・ミュロでお惣菜購入<br />・リュクサンブール公園でランチ<br />・モレ・シュル・ロワンでお茶

アパルトマンの窓から’08夏 11日目 最終日はモレへお招き

8いいね!

2008/06/29 - 2008/06/29

2817位(同エリア8847件中)

5

18

さんしぇ

さんしぇさん

夏のパリとイル・ド・フランスを巡る旅も最終日。

先日、TGVでお知り合いになったマダムのお誘いを
受けて、パリから60Kmの東、モレ・シュル・ロワン
(ロワン河畔のモレの意)へ、午後のお茶に伺います。

実はモレは、以前から気になっていた町。
印象派画家シスレーが終の棲家を構えた程の、明媚な
土地柄と仄聞して、いつか、がこんな形で叶って嬉しい。

11日目のメニュー
・ジェラール・ミュロでお惣菜購入
・リュクサンブール公園でランチ
・モレ・シュル・ロワンでお茶

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 帰国を明日に控え、持参のお米もうまく始末が付き、<br />最後に丁度おにぎりが1個できました。<br /><br />おにぎりときたら、公園。<br />近くのミュロでお惣菜でも仕入れて、リュクサン<br />ブール公園で簡単にピクニックしましょう。<br /><br />ミュロは5年ぶり、フランスでの“初めてのお買い物”<br />の場として忘れ得ぬ思い出があります。<br /><br /><br />その思い出とは。<br />10何年ぶりのパリ、公園近くに宿を取った友人と私、<br />宿に荷物を置いた足ですぐにミュロにやって来た時は、<br />既に19hをまわりお夕飯の買い物客も疎らになった<br />頃です。<br /><br />とりあえず並びながら友人と物色、個々を計って貰って<br />買うなど、個人初めて旅の我々にはとてもできそうに<br />なかったので、メインのチキンの惣菜と付け合せに<br />ポテトやいんげんが始めから一つのボックスに収まった<br />ディナーパックみたいなのを選びました。<br /><br />我々の前のマダムが注文を終え、さあ次は我々、果た<br />して無事注文成るかどきどきです。<br />ショーケースの向こうには狭い中4、5人の従業員が<br />背中を向けてなにやら作業をしているのですが、これが<br />一向に終わらない。<br /><br />あまつさえ談笑しながら、こちらにもちらりと目線を<br />寄越しながらも、そこから離れようとしないのです。<br /><br />その内「これって日本人ばかにしてるのと違う?」と<br />いつも穏やかな友人がさすがに憤慨。<br />そうかもと思いながらも「もうちょっと待ってみようよ。」<br />とどこか気弱な(笑)私。<br /><br />更に居心地悪い思いをしながらかれこれ待つこと(実際は<br />そうでもなかったでしょうが)数分。<br />ようやくこちらに向き直って注文を訊いてくれようと<br />ムッシュ。<br /><br />手書きの品書きの単語を拾い読みして、ようやくです。<br />ムッシュがこれ?と手にしたボックスにうなずいてよう<br />やく事が果たせました。<br /><br />少し余裕も取り戻し、身を乗り出して彼らの手元を覗き<br />込むと、おしゃべりしながらも片時も手を休めず、<br />日本のあの手際の良さには遠く及ばないまでも、それ<br />なりに包装作業をしているのです。<br /><br />そこにいるお客が疎らにしては時間が掛かり過ぎると<br />思ったのは、我々があちらの流儀を知らないからで、<br />客は注文後、包装中に先に会計をしにいく為、一見した<br />ところその場にお客の姿が見えない訳ですが、実は幾人<br />も前のお客のオーダーが滞っていただけで、勿論意地悪<br />な意図の入ろう筈はありませんでした。<br /><br />渡仏早々、ある種のカルチャーショックに見舞われ、<br />この後も行く先々の店で、やたら時間の掛かる思いも<br />さんざん舐め、日本の優秀さを感じながらも、かの地の<br />ゆったりした時間の流れを知ることとなった端緒のでき<br />ごとでした。<br />

    帰国を明日に控え、持参のお米もうまく始末が付き、
    最後に丁度おにぎりが1個できました。

    おにぎりときたら、公園。
    近くのミュロでお惣菜でも仕入れて、リュクサン
    ブール公園で簡単にピクニックしましょう。

    ミュロは5年ぶり、フランスでの“初めてのお買い物”
    の場として忘れ得ぬ思い出があります。


    その思い出とは。
    10何年ぶりのパリ、公園近くに宿を取った友人と私、
    宿に荷物を置いた足ですぐにミュロにやって来た時は、
    既に19hをまわりお夕飯の買い物客も疎らになった
    頃です。

    とりあえず並びながら友人と物色、個々を計って貰って
    買うなど、個人初めて旅の我々にはとてもできそうに
    なかったので、メインのチキンの惣菜と付け合せに
    ポテトやいんげんが始めから一つのボックスに収まった
    ディナーパックみたいなのを選びました。

    我々の前のマダムが注文を終え、さあ次は我々、果た
    して無事注文成るかどきどきです。
    ショーケースの向こうには狭い中4、5人の従業員が
    背中を向けてなにやら作業をしているのですが、これが
    一向に終わらない。

    あまつさえ談笑しながら、こちらにもちらりと目線を
    寄越しながらも、そこから離れようとしないのです。

    その内「これって日本人ばかにしてるのと違う?」と
    いつも穏やかな友人がさすがに憤慨。
    そうかもと思いながらも「もうちょっと待ってみようよ。」
    とどこか気弱な(笑)私。

    更に居心地悪い思いをしながらかれこれ待つこと(実際は
    そうでもなかったでしょうが)数分。
    ようやくこちらに向き直って注文を訊いてくれようと
    ムッシュ。

    手書きの品書きの単語を拾い読みして、ようやくです。
    ムッシュがこれ?と手にしたボックスにうなずいてよう
    やく事が果たせました。

    少し余裕も取り戻し、身を乗り出して彼らの手元を覗き
    込むと、おしゃべりしながらも片時も手を休めず、
    日本のあの手際の良さには遠く及ばないまでも、それ
    なりに包装作業をしているのです。

    そこにいるお客が疎らにしては時間が掛かり過ぎると
    思ったのは、我々があちらの流儀を知らないからで、
    客は注文後、包装中に先に会計をしにいく為、一見した
    ところその場にお客の姿が見えない訳ですが、実は幾人
    も前のお客のオーダーが滞っていただけで、勿論意地悪
    な意図の入ろう筈はありませんでした。

    渡仏早々、ある種のカルチャーショックに見舞われ、
    この後も行く先々の店で、やたら時間の掛かる思いも
    さんざん舐め、日本の優秀さを感じながらも、かの地の
    ゆったりした時間の流れを知ることとなった端緒のでき
    ごとでした。

  • さて、今日はフォアグラのテリーヌ仕立てに目が留まり、<br />付け合せは、照りよくドレッシングと合えたいんげんを<br />計ってもらい、寄越されたレシートをレジに持って行き<br />お会計。<br /><br />見ると11ユーロの数字が目に飛び込んできました。<br />おぉ、テリーヌ一切れが¥1.800とはさすがのミュロ、<br />我が家で今ごろお豆腐でも食べてるに違いない夫に心で<br />詫びながらも、ミュロなればこそ、きっとおいしいに違い<br />ないと舌なめずりの私です。<br /><br />で、11ユーロを差し出した私に、レジのマダムが言い<br />ました。<br />「マダム、足りません。」<br />え?と見直すと、なるほどそれはテリーヌだけのお代、<br />あと、いんげんサラダと合わせて〆て15ユーロ。<br /><br />これは、ちょっとしたビストロで、メインとデザートが<br />食べられるお値段です。<br />さすがミュロと感心しつつ、これでおいしくなかったら<br />どうしてくれようと、力んでみたり。<br /><br />赤に金字も麗々しい小箱に、テリーヌを収めて持たせて<br />くれ満足しつつ、早いお昼をしにぶらぶらと公園目指した<br />のでした。<br />

    さて、今日はフォアグラのテリーヌ仕立てに目が留まり、
    付け合せは、照りよくドレッシングと合えたいんげんを
    計ってもらい、寄越されたレシートをレジに持って行き
    お会計。

    見ると11ユーロの数字が目に飛び込んできました。
    おぉ、テリーヌ一切れが¥1.800とはさすがのミュロ、
    我が家で今ごろお豆腐でも食べてるに違いない夫に心で
    詫びながらも、ミュロなればこそ、きっとおいしいに違い
    ないと舌なめずりの私です。

    で、11ユーロを差し出した私に、レジのマダムが言い
    ました。
    「マダム、足りません。」
    え?と見直すと、なるほどそれはテリーヌだけのお代、
    あと、いんげんサラダと合わせて〆て15ユーロ。

    これは、ちょっとしたビストロで、メインとデザートが
    食べられるお値段です。
    さすがミュロと感心しつつ、これでおいしくなかったら
    どうしてくれようと、力んでみたり。

    赤に金字も麗々しい小箱に、テリーヌを収めて持たせて
    くれ満足しつつ、早いお昼をしにぶらぶらと公園目指した
    のでした。

  • 14h過ぎに約束のモレ村、かのフォンテーヌブローの<br />森の東外れに位置し、河畔が美しいと聞くそこは、いつ<br />か行きたいと思っていた所でもあり、有名なフォンテー<br />ヌブロー城へは、かれこれ2回訪れているので、更に<br />2駅先のモレへは何とはなしに親しみを感じていました。<br /><br />パリからのバスツアーなどでは、件の城とモレ村、ある<br />いはコロー、ミレーやルソーなどバルビゾン派絵画の<br />発祥であるバルビゾン村などとをカップリングした企画<br />を見かけます。<br /><br />さて、パリ・リヨン駅。<br />思えば今旅行、サン・ラザール駅に始まりモンパルナス<br />に北駅、東駅、今日のリヨン駅と未だ利用した事の無い<br />オーストリッツは今回も残した以外、パリの駅をつぶさ<br />に巡りました。<br /><br />チケットは窓口に並ぶのも煩わしく、イル・ド・フランス<br />圏自販機は構内に相当数点在しているせいか空いて<br />いて、迷う事無くマシンを利用する事にしました。<br /><br />滞在中手にしているNAVIGOはここでも重宝して、これを<br />通す事で現金引き落としまでの操作がスムーズに進み<br />ます。<br /><br />が、ここで失敗したのは、結局はNAVIGOに届出してある<br />銀行カードもマシンに通す必要があることを知らず、<br />要求されてから慌ててバッグを探り・・などしている内<br />にあえなく時間切れ、やれやれはじめからやり直しです。<br /><br />慌てるときには重ね重ねの打ち込み間違いもやらかし、<br />遂には後ろのグループのムッシュに、隣のマシンを終え<br />たワカモノなど、助っ人が参戦し手取り足取り口添えし<br />つつ、ようやく往復チケットを手にできました。<br /><br />いやはや、チケット購入は何度やっても迷惑行為の域を<br />出ませず、またしても反省かつ鷹揚な人々へ感謝です。<br /><br />小さいサイズの切符を握り締めやってきたのは、今度<br />こそ間違いなく中短距離路線ホーム。<br />見れば既に電車が到着しています。<br />この切符には刻印は要らないとどこかで聞いた覚えが<br />あるのですが、定かでないのでホームを向こうから来る<br />帽子を被った駅員と思しきムッシュに訊いてみました。<br /><br />要るのか要らないのか言うより早く、やにわに何やら<br />スタンプし、判らぬ数字を書き込んで行きます。<br /><br />「サブロン(下車駅)には14h23に着くからね。」<br />切符に書かれた数字はなるほどその14h23とあり、<br />ムッシュのご親切だったのでした。<br /><br />RER線と同じ車両の2階に席を占め、ゆったり1時間<br />足らずパリの東へ向かいます。

    14h過ぎに約束のモレ村、かのフォンテーヌブローの
    森の東外れに位置し、河畔が美しいと聞くそこは、いつ
    か行きたいと思っていた所でもあり、有名なフォンテー
    ヌブロー城へは、かれこれ2回訪れているので、更に
    2駅先のモレへは何とはなしに親しみを感じていました。

    パリからのバスツアーなどでは、件の城とモレ村、ある
    いはコロー、ミレーやルソーなどバルビゾン派絵画の
    発祥であるバルビゾン村などとをカップリングした企画
    を見かけます。

    さて、パリ・リヨン駅。
    思えば今旅行、サン・ラザール駅に始まりモンパルナス
    に北駅、東駅、今日のリヨン駅と未だ利用した事の無い
    オーストリッツは今回も残した以外、パリの駅をつぶさ
    に巡りました。

    チケットは窓口に並ぶのも煩わしく、イル・ド・フランス
    圏自販機は構内に相当数点在しているせいか空いて
    いて、迷う事無くマシンを利用する事にしました。

    滞在中手にしているNAVIGOはここでも重宝して、これを
    通す事で現金引き落としまでの操作がスムーズに進み
    ます。

    が、ここで失敗したのは、結局はNAVIGOに届出してある
    銀行カードもマシンに通す必要があることを知らず、
    要求されてから慌ててバッグを探り・・などしている内
    にあえなく時間切れ、やれやれはじめからやり直しです。

    慌てるときには重ね重ねの打ち込み間違いもやらかし、
    遂には後ろのグループのムッシュに、隣のマシンを終え
    たワカモノなど、助っ人が参戦し手取り足取り口添えし
    つつ、ようやく往復チケットを手にできました。

    いやはや、チケット購入は何度やっても迷惑行為の域を
    出ませず、またしても反省かつ鷹揚な人々へ感謝です。

    小さいサイズの切符を握り締めやってきたのは、今度
    こそ間違いなく中短距離路線ホーム。
    見れば既に電車が到着しています。
    この切符には刻印は要らないとどこかで聞いた覚えが
    あるのですが、定かでないのでホームを向こうから来る
    帽子を被った駅員と思しきムッシュに訊いてみました。

    要るのか要らないのか言うより早く、やにわに何やら
    スタンプし、判らぬ数字を書き込んで行きます。

    「サブロン(下車駅)には14h23に着くからね。」
    切符に書かれた数字はなるほどその14h23とあり、
    ムッシュのご親切だったのでした。

    RER線と同じ車両の2階に席を占め、ゆったり1時間
    足らずパリの東へ向かいます。

  • 去年降りた懐かしいフォンテーヌブロー・アヴォンを<br />過ぎ、残すはあと2駅。<br />この間アナウンスは無いので、到着するたびのんびり<br />ながらも手元の路線図と付き合せながらの道中です。<br /><br />定刻Veneux les Sablons到着。<br />駅前で待つほどもなく向こうから車が現れ、降りて来た<br />のがマダム・ヴェロニク。<br />先日と同じ、にこやかな笑顔が相変わらず素敵。<br /><br />お誘いを受けた際、私の電話番号をお伝えして別れたの<br />ですが、それから今まで実は、ひょっとしてキャンセル<br />の電話が入るかもしれないと、そうなってもがっかり<br />しないようにと言い聞かせていました。<br />と言うのは、仏人は気まぐれ、の定説^^;が頭の片隅<br />にありまして。<br /><br />そんな風に思うのすら申し訳ないような歓迎のビズに<br />ぎこちなく応えつつ、心で詫びながら車の人となり、<br />5分足らずでエスピリ家到着。

    去年降りた懐かしいフォンテーヌブロー・アヴォンを
    過ぎ、残すはあと2駅。
    この間アナウンスは無いので、到着するたびのんびり
    ながらも手元の路線図と付き合せながらの道中です。

    定刻Veneux les Sablons到着。
    駅前で待つほどもなく向こうから車が現れ、降りて来た
    のがマダム・ヴェロニク。
    先日と同じ、にこやかな笑顔が相変わらず素敵。

    お誘いを受けた際、私の電話番号をお伝えして別れたの
    ですが、それから今まで実は、ひょっとしてキャンセル
    の電話が入るかもしれないと、そうなってもがっかり
    しないようにと言い聞かせていました。
    と言うのは、仏人は気まぐれ、の定説^^;が頭の片隅
    にありまして。

    そんな風に思うのすら申し訳ないような歓迎のビズに
    ぎこちなく応えつつ、心で詫びながら車の人となり、
    5分足らずでエスピリ家到着。

  • 握手で迎えて下さったのが、ご主人のチアリと、バカ<br />ロレアを終え今や結果待ちのファビアン。<br />お嬢さんのナタリーはフォンテーヌブロー観光局に<br />お勤めのお友達とお出掛けだそうです。<br />

    握手で迎えて下さったのが、ご主人のチアリと、バカ
    ロレアを終え今や結果待ちのファビアン。
    お嬢さんのナタリーはフォンテーヌブロー観光局に
    お勤めのお友達とお出掛けだそうです。

  • お言葉に甘えたコーヒーの入る間、家の中をくまなく<br />案内して下さることになりました。<br /><br />きちんと片付いたキッチンでは、ゴミはこんな風に<br />始末してるのよと、収納の扉を開けてまで見せて<br />くれます。<br />引き比べ我家は・・と、反省しばし。<br /><br />そして、家族の寝室。<br />

    お言葉に甘えたコーヒーの入る間、家の中をくまなく
    案内して下さることになりました。

    きちんと片付いたキッチンでは、ゴミはこんな風に
    始末してるのよと、収納の扉を開けてまで見せて
    くれます。
    引き比べ我家は・・と、反省しばし。

    そして、家族の寝室。

  • これがヴェロニクの仕事スペース。<br /><br />地階にはチアリのホビールーム、ありとあらゆる<br />工具類が整然と並ぶのを、きっと我が家の夫は<br />垂涎だろうなあと想像したり。<br /><br />同じ地階には、ゲストルーム、「次に来たら<br />泊まってね。」と嬉しいことば。<br /><br /><br />驚くのはこれら家造り全てが、何と夫君チアリの<br />労作なのです!<br />壁塗りごときは朝飯前、壁を払ったり、新たな<br />階段を加えたり、現在も制作途上なのだそうです。<br /><br />大いなるホビーに感服!

    これがヴェロニクの仕事スペース。

    地階にはチアリのホビールーム、ありとあらゆる
    工具類が整然と並ぶのを、きっと我が家の夫は
    垂涎だろうなあと想像したり。

    同じ地階には、ゲストルーム、「次に来たら
    泊まってね。」と嬉しいことば。


    驚くのはこれら家造り全てが、何と夫君チアリの
    労作なのです!
    壁塗りごときは朝飯前、壁を払ったり、新たな
    階段を加えたり、現在も制作途上なのだそうです。

    大いなるホビーに感服!

  • 庭のテーブルセットにいそいそとクロスを敷き、手に<br />コーヒーのセットを捧げ、これら全てをやってのける<br />のがチアリ、又、そうする事がいとも自然な様子で、<br />爽やかな青空の許、すっかり寛いでしまいました。<br /><br />

    庭のテーブルセットにいそいそとクロスを敷き、手に
    コーヒーのセットを捧げ、これら全てをやってのける
    のがチアリ、又、そうする事がいとも自然な様子で、
    爽やかな青空の許、すっかり寛いでしまいました。

  • さて、村を案内するけど、車で行く?自転車もあるわよ、<br />と。<br /><br />パリ市内では自転車なぞ恐ろしくて、今や市民権を得た<br />ヴェリブにもついぞ乗り損ねていますが、幸いここには<br />ヴェロニク先生が先導してくれるし、ここで乗らずして<br />どこで乗れようか、と自転車を所望。<br /><br />ここでも、チアリが身軽に動いて車庫にとりどりある<br />中から乗り易そうなのを出してくれました。<br />スカートの私には、着替えてねとパンツを用意下さって。<br /><br />

    さて、村を案内するけど、車で行く?自転車もあるわよ、
    と。

    パリ市内では自転車なぞ恐ろしくて、今や市民権を得た
    ヴェリブにもついぞ乗り損ねていますが、幸いここには
    ヴェロニク先生が先導してくれるし、ここで乗らずして
    どこで乗れようか、と自転車を所望。

    ここでも、チアリが身軽に動いて車庫にとりどりある
    中から乗り易そうなのを出してくれました。
    スカートの私には、着替えてねとパンツを用意下さって。

  • 旧市街、西の入り口がサモア門。(この先パリに向かう<br />からか、パリ門とも。)<br /><br />門を潜れば、観光局到着。<br />自転車はと見るとその場でワイヤーロックをからめて<br />駐輪して、ここからは歩いて村巡りだそうです。<br /><br />地図を貰い、この地に住まったという画家、シスレーに<br />ついてあれこれ尋ねてくれます。<br /><br />村内に点在する絵画表示板などを辿って、追い追い<br />画業を追うことができるよう配慮されている他、<br />アトリエの中には有料での催しもあるそうです。<br /><br />また、エルバ島以後の俗に100日天下と言わ<br />れる、ナポレオンのパリ帰還、そして復位。<br /><br />明日がそのパリ入りと言う前夜、疾風怒濤の如く<br />ここまで快進撃して来たナポレオンがほっと羽を<br />休めるように、このモレで一夜の宿を取ったとか。<br /><br />まさにこの門を通り、パリに向ったのでしょう。

    旧市街、西の入り口がサモア門。(この先パリに向かう
    からか、パリ門とも。)

    門を潜れば、観光局到着。
    自転車はと見るとその場でワイヤーロックをからめて
    駐輪して、ここからは歩いて村巡りだそうです。

    地図を貰い、この地に住まったという画家、シスレーに
    ついてあれこれ尋ねてくれます。

    村内に点在する絵画表示板などを辿って、追い追い
    画業を追うことができるよう配慮されている他、
    アトリエの中には有料での催しもあるそうです。

    また、エルバ島以後の俗に100日天下と言わ
    れる、ナポレオンのパリ帰還、そして復位。

    明日がそのパリ入りと言う前夜、疾風怒濤の如く
    ここまで快進撃して来たナポレオンがほっと羽を
    休めるように、このモレで一夜の宿を取ったとか。

    まさにこの門を通り、パリに向ったのでしょう。

  • 看板マダムズも陽気なギャラリー。

    看板マダムズも陽気なギャラリー。

  • シスレー描いた教会、そばにそのアングルで描かれた<br />事が判るよう絵画表示がありました。

    シスレー描いた教会、そばにそのアングルで描かれた
    事が判るよう絵画表示がありました。

  • その昔、修道女達が丹精した事から始まり、今も作り<br />続けられている土地の名産、“大麦キャンディー”が<br />手に入ります。<br /><br />缶も愛らしいそれを、お土産に買ってくれようと<br />ヴェロニク。<br /><br />

    その昔、修道女達が丹精した事から始まり、今も作り
    続けられている土地の名産、“大麦キャンディー”が
    手に入ります。

    缶も愛らしいそれを、お土産に買ってくれようと
    ヴェロニク。

  • これがそのキャンディの缶々。<br /><br />モレ村の図解、シンボルの2つの門が描かれています。

    これがそのキャンディの缶々。

    モレ村の図解、シンボルの2つの門が描かれています。

  • フランソワ一世から賜ったと言われる建築物の、今も<br />残る正面扉部分。<br /><br />東端のブルゴーニュ門に至るまで、まっすぐ来れば<br />のんびり歩いても、ものの5分くらいでしょうか、<br />早くも、旧市街の端から端へと踏破してしまったの<br />でした。<br /><br />そして、門をくぐると、目の前に川辺の光景が飛び<br />込んできました。<br />

    フランソワ一世から賜ったと言われる建築物の、今も
    残る正面扉部分。

    東端のブルゴーニュ門に至るまで、まっすぐ来れば
    のんびり歩いても、ものの5分くらいでしょうか、
    早くも、旧市街の端から端へと踏破してしまったの
    でした。

    そして、門をくぐると、目の前に川辺の光景が飛び
    込んできました。

  • 今しも色とりどりのカヌーが、練習でしょうかクルーズ<br />でしょうか、一斉に漕ぎ出して行きます。<br /><br />岸辺には、人々が思い思いにピクニックなど繰り出して、<br />生活に上手く取り入れられているようで、この上ない<br />潤いを感じます。<br /><br />

    今しも色とりどりのカヌーが、練習でしょうかクルーズ
    でしょうか、一斉に漕ぎ出して行きます。

    岸辺には、人々が思い思いにピクニックなど繰り出して、
    生活に上手く取り入れられているようで、この上ない
    潤いを感じます。

  • 遊泳は禁止だそうですが、一隅に温泉地で言うところの<br />足湯のような、水遊びのできる施設が設けてあります。<br />他に水車小屋なども。<br /><br />橋の上から見下ろして今日はこれで村巡りはお終い。<br />次回があるなら、もちろん水辺でピクニックでしょう。<br /><br />自転車まで帰る道すがら、村の津々浦々に見かけたの<br />は、さすが画家の村だけあってか数々のアトリエ。<br />村を挙げて、芸術活動をバックアップしているかの様<br />でした。

    遊泳は禁止だそうですが、一隅に温泉地で言うところの
    足湯のような、水遊びのできる施設が設けてあります。
    他に水車小屋なども。

    橋の上から見下ろして今日はこれで村巡りはお終い。
    次回があるなら、もちろん水辺でピクニックでしょう。

    自転車まで帰る道すがら、村の津々浦々に見かけたの
    は、さすが画家の村だけあってか数々のアトリエ。
    村を挙げて、芸術活動をバックアップしているかの様
    でした。

  • エスピリ家の一員 Milletille ミルティーユが<br />お出迎え。<br /><br />戻れば間もなくお別れの時間。<br />バカロレアに受かるよう祈ってるわね、とファビアンに。<br />チアリにファビアン、握手でお別れ。<br /><br />ヴェロニクの運転で駅へ戻ってしばらく、ジャケットを<br />忘れた事に気づき、大慌て。<br />電車の時刻まであまり余裕がありません。<br /><br />「携帯持ってる?私忘れちゃったの。すぐに連絡付けば<br />間に合うわよ。」とヴェロニク。<br />「ジャケットは預かって貰ってても構わないけど・・。」<br />と思いつつも、やはり不便です。<br />ヴェロニク宅のナンバーを既にメモリーしておいて正解、<br />迅速にエスピリ家にコール。<br /><br />「チアリが自転車で来るわ。大丈夫、間に合うわよ。」<br />やがて、手にジャケットを持ってチアリが息せき切って<br />やって来てくれました。<br /><br />最後でまたしてもご迷惑、チアリにはなんと言っていい<br />のやら、身振り総動員でお詫び。<br />にっこりと手で汗ぬぐう真似、茶目っ気で返すチアリに<br />感謝です。<br /><br />やがてやって来た電車、別れ際には何とも余韻あるちょっ<br />ぴり切ないビズを交わし、<br />「今度パリに来たら、必ず電話してね。」と。<br /><br />そして、除々に遠ざかる私にいつまでも手を振ってくれた<br />2人でした。

    エスピリ家の一員 Milletille ミルティーユが
    お出迎え。

    戻れば間もなくお別れの時間。
    バカロレアに受かるよう祈ってるわね、とファビアンに。
    チアリにファビアン、握手でお別れ。

    ヴェロニクの運転で駅へ戻ってしばらく、ジャケットを
    忘れた事に気づき、大慌て。
    電車の時刻まであまり余裕がありません。

    「携帯持ってる?私忘れちゃったの。すぐに連絡付けば
    間に合うわよ。」とヴェロニク。
    「ジャケットは預かって貰ってても構わないけど・・。」
    と思いつつも、やはり不便です。
    ヴェロニク宅のナンバーを既にメモリーしておいて正解、
    迅速にエスピリ家にコール。

    「チアリが自転車で来るわ。大丈夫、間に合うわよ。」
    やがて、手にジャケットを持ってチアリが息せき切って
    やって来てくれました。

    最後でまたしてもご迷惑、チアリにはなんと言っていい
    のやら、身振り総動員でお詫び。
    にっこりと手で汗ぬぐう真似、茶目っ気で返すチアリに
    感謝です。

    やがてやって来た電車、別れ際には何とも余韻あるちょっ
    ぴり切ないビズを交わし、
    「今度パリに来たら、必ず電話してね。」と。

    そして、除々に遠ざかる私にいつまでも手を振ってくれた
    2人でした。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • wiz さん 2014/02/04 20:10:35
    わ〜い!
    さんしぇさん〜〜〜!

    わ〜い!

    さんしぇさんのアイコンの背景写真、
    Moretになったのを見て、嬉しい〜〜〜!

    私もMoretにしたかったけれど・・
    Moretは冬に行ったので、寂しい色合いなので諦めました(涙)

    さんしぇさんの爽やかなMoretを
    こうしてトップページで見れてとっても嬉しいです〜〜〜!

    さんしぇ

    さんしぇさん からの返信 2014/02/04 21:12:44
    水辺に遊べば
    wizさん、ありがとうございます!
    ロワン河畔ってほんと豊かですよね。
    背景写真に目を留めて頂いてとっても嬉しいで〜す!

    > さんしぇさんのアイコンの背景写真、
    > Moretになったのを見て、嬉しい〜〜〜!
    >
    > 私もMoretにしたかったけれど・・
    > Moretは冬に行ったので、寂しい色合いなので諦めました(涙)
    >
    > さんしぇさんの爽やかなMoretを
    > こうしてトップページで見れてとっても嬉しいです〜〜〜!

    冬の重い空の下、鈍色のモレ村も味がありますよね〜。
    ただ、水辺はやはり、ね。^^
    いずれwizさんも美しい季節にお出かけになられるでしょうから
    それまでのお楽しみですね。

    ところでここでお尋ねしていいでしょうか?

    妹との今回、zone5までのナビゴをチャージ予定で半日程度
    パリ郊外へ連れて行こうと思うのですが、このモレも目下
    候補ながら、他にどこかお勧めをご存知でしょうか?

    “都会”を脱して、さくっと自然に親しめたらいいかなぁと・・。
                                
                                    さんしぇ

    wiz

    wiz さん からの返信 2014/02/04 22:26:18
    RE: 水辺に遊べば
    > wizさん、ありがとうございます!
    > ロワン河畔ってほんと豊かですよね。
    > 背景写真に目を留めて頂いてとっても嬉しいで〜す!

    さんしぇさんの撮ったMoretの水辺は、本当に素敵な写真です〜!大好き〜!
    水辺ってやっぱりいいですよね〜!


    > 妹との今回、zone5までのナビゴをチャージ予定で半日程度
    > パリ郊外へ連れて行こうと思うのですが、このモレも目下
    > 候補ながら、他にどこかお勧めをご存知でしょうか?
    >
    > “都会”を脱して、さくっと自然に親しめたらいいかなぁと・・。

    さんしぇさんは、色々なところに行かれているから
    気軽な郊外旅の行き先を決めるのももなかなか大変ですよね〜。

    パリから気軽な郊外旅で、私が候補に挙げていて未だ行けずじまいなのは、
    ピサロゆかりのポントワーズ、世界遺産の町プロヴァン などで、 
    モレから歩いて行けるという(シスレーが描いた)サンマメスも
    気候の良い時に再訪できれば歩いてみたいなぁと思っていたところです!
    アルジャントゥイユやその近くのアニエールはいつも時間があればという順位で・・

    あとは、ルーヴシエンヌ駅に向かう時の列車の終点、
    ”サン=ノン=ラ=ブレテッシュ フォレ=ドゥ=マルリ” で降りると
    マルリーの森を歩けるみたいで、ちょっと興味を持ちました!
    列車もサン=ノン=ラ=ブレテッシュ〜あたり終点近くで
    けっこう勾配が上がっていくみたいで?おもしろそうだなぁと思って^ ^;

    また何か思いついたら書きますね〜! Bonne Nuit!

    さんしぇ

    さんしぇさん からの返信 2014/02/05 21:13:28
    水辺でしょうか、森もいいなあ
    wizさん、こんばんは。

    旅巧者のwizさん、すごい!
    さっそく、たくさん挙げて下さってありがとうございます!


    > パリから気軽な郊外旅で、私が候補に挙げていて未だ行けずじまいなのは、
    > ピサロゆかりのポントワーズ、世界遺産の町プロヴァン などで、 
    > モレから歩いて行けるという(シスレーが描いた)サンマメスも
    > 気候の良い時に再訪できれば歩いてみたいなぁと思っていたところです!
    > アルジャントゥイユやその近くのアニエールはいつも時間があればという順位で・・
    >
    > あとは、ルーヴシエンヌ駅に向かう時の列車の終点、
    > ”サン=ノン=ラ=ブレテッシュ フォレ=ドゥ=マルリ” で降りると
    > マルリーの森を歩けるみたいで、ちょっと興味を持ちました!
    > 列車もサン=ノン=ラ=ブレテッシュ〜あたり終点近くで
    > けっこう勾配が上がっていくみたいで?おもしろそうだなぁと思って^ ^;
    >
    あちらにこちら、wizさんてば、よくよくご存知ですね(感嘆)。
    第1に、水辺とおぼしいサンマメス(サンマメとばかり・・恥)
    そしてマルリの森も捨て難く、しばらく迷う事といたします。


    > また何か思いついたら書きますね〜! Bonne Nuit!
    是非!たとえ今回およばずとも、いつかの予習をさせて頂きますね。
    ありがとうございました。^^

                                 さんしぇ

    wiz

    wiz さん からの返信 2014/02/05 22:12:23
    RE: 水辺でしょうか、森もいいなあ

    > あちらにこちら、wizさんてば、よくよくご存知ですね(感嘆)。
    > 第1に、水辺とおぼしいサンマメス(サンマメとばかり・・恥)
    > そしてマルリの森も捨て難く、しばらく迷う事といたします。

    何をおっしゃるんですか〜さんしぇさんだってスゴイです〜!

    私は、だいたい絵を見ていて、現在ここはどんなところかなぁ?と思うことも多いので、少しばかり?変わった場所を見ていることはあるかもしれないけれど^ ^;

    シスレーの絵で、日本語タイトルでよくサンマメスと言っているけれど、フランス語の発音だとサンマメ・・ですね? たぶん!

    水辺も森もいいですよね〜! うんうん! 同感です〜!

    さらにNavigoを考えないとするとたくさん日帰りできるところがあって迷いますね〜楽しい悩み!

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