ポルトガル７　ナザレ１

2012/03/18 - 2012/03/24

リスボンから車で約２時間の漁師町・ナザレは８世紀に西ゴート王ロドリゴが、パレスチナ地方のナザレから持ち帰った聖母マリア像を手に携えた聖職者を供にこの地を訪れたことに由来する、と言われているそうです。大西洋に面した浜辺に沿って広がる「プライア」、海抜110ｍに位置する「シティオ」、内陸の丘の上にある「ペデルネイラ」の３地区から成るナザレの街は、日本の漁師町のイメージと違って、リゾートっぽい雰囲気に包まれていました。

エリア ナザレ(ポルトガル)

ナザレの街の近くに立っていた巨大な手のモニュメント。

ロータリー際にあったナザレへの地名表示板が傾いていました。

ナザレの街近くで行われていた道路工事。

ナザレの郊外にあったオート・キャンプ場。

ナザレの街の近く。学校。

小学校でしょうか？

ナザレの地名表示板

シティオ地区にあるノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会

ナザレの守護聖人を祭ったノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会は14世紀に建設され、17世紀に現在のバロック様式の建物が設けられた。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会の前庭。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会の前庭。

教会の前庭で営業していたお菓子売り。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会内。中央の祭壇にナザレの地名由来となったマリア聖母像が安置されている。この写真を写した時点で、マリア像の前に行くことができるなんて思いもしませんでした。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会内。

十字架を背負うキリスト像。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会内。

0.5ユーロを支払い、祭壇の左横から裏に入場することができました。通路は美しいアズレージョで装飾されている。

アズレージョで装飾さた祭壇裏の通路。

通路に設けられた旧約聖書を題材としたアズレージョ。

祭壇裏の通路

祭壇裏の通路

祭壇裏の通路

祭壇裏にも祭壇が設けられていた。

祭壇裏に設けられた祭壇の部屋の天井。

祭壇裏の階段を上がってゆくとナザレの地名由来となった聖母マリア像の前にたどり着くことが出来る。

マリア聖母像の前から見た教会内。祭壇の上から教会内部を見たのは初めてです。

教会の周囲に聖職者の扮装をした子供たちがいた。

聖職者の扮装をした子供たち。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会そばの展望台に立つ石柱碑。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会そばの断崖上に立つメモリア礼拝堂。

アズレージョで覆われたメモリア礼拝堂内部のキリスト像。礼拝堂には伝説がある。「1182年、馬に乗った騎士が霧深い朝に鹿狩りをしていたところ、獲物の鹿が断崖の手前で突然見えなくなり、馬は危うく後ろ足のみで岩の上に立ち止まった。その時、聖母マリアが現れて奇跡的に馬を救った。これに感謝して騎士はこの場所に礼拝堂を建立した」という。

階下に置かれたイエスに授乳する聖母マリア像。

イエスに授乳する聖母マリア像

聖母マリア像が置かれたメモリア礼拝堂階下の小部屋。周囲はアズレージョで包まれている。

聖母マリア像の真向かいに設けられてある小窓。馬が九死に一生を得た伝説の断崖の状況が分かる。

メモリア礼拝堂の裏壁には、聖母マリアによって救われた騎士と馬の危機一髪の光景を描いたアズレージョが添えられていた。

メモリア礼拝堂のある展望台。

展望台から眺めたプライア地区。

展望台から眺めたプライア地区。

展望台から眺めたプライア地区。

展望台から眺めたプライア地区。