2012/03/10 - 2012/03/11
2804位(同エリア3747件中)
hiroさん
この時期「京の冬の旅(1/7-3/18)」で非公開文化財特別公開が13カ所もあるそう。
見てみたかった東寺の五重塔内部と
同じく東寺の観智院も公開されているのでそちらと、
相国寺の承天閣美術館がいいとお奨めされたので
そちらを見てきました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線
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-
東寺といえば新幹線からも見える五重塔。
そして立体曼陀羅と称される講堂のたくさんの仏様がた。
前回、そして国立博物館での空海展で
心惹かれた帝釈天さまへの再会を楽しみにしておりました。
そして今回、ふと振り返ってみた時の
大日如来さまの横顔のイケメンさにも気づいてしまいました。 -
この塔普段は外観のみのなのですが、内陣の公開があって・・・
-
こんな感じに彩色されていて、場所によってはかなり色が残っていました。
天井画も美しかったです。 -
-
出口近くで案内をされる方に教えていただきました。
4方向にある仏様に相対する扉の内側にお名前が書かれた札があると。
そこには
みなみ ほう志ょう如来 と
もう一度他の扉に戻って確認。
確かに
きた 志やか如来(釈迦如来?)と読めました。
(もちろん中は撮影禁止ですから、これはたまたま外に向かって開かれていた扉です。 外観は撮影大丈夫でしたから、確認したくて柵の向こうから最大倍率でとってみました。ぎりぎりOKかなと) -
この東寺にもう一箇所特別公開されている寺院があったので、訪れてみました。
観智院
ここは所蔵する密教聖教の量と質では日本最高といわれているそうです。 -
観智院(かんちいん)
教王護国寺(東寺)の塔頭で、別格本山である。
1308年後宇多法皇が東寺西院に三年間参籠され、二十一院を建立されたうちの一つで、杲宝(こうほう)を開基とする。代々学僧が、移住し、東寺の塔頭の中で最も格式が高く、当院の住持が東寺の別当職を兼ねた。古来多くの経文、書籍を所蔵し、徳川家康が古書を調査して、一宗の勧学院として後学の用に供するよう命じたことがある。
現在の建物は1605年に完成した客殿(国宝)をはじめ、本堂、書院、土蔵、門など、いずれも江戸時代の建築である。客殿は、入母屋造、銅板葺の代表的な書院造の住宅建築で、床の間の「鷲の図」、襖絵の「竹林の図」は宮本武蔵の筆と伝えられる。
本堂には山科安祥寺の恵運が唐から請来した五大虚空蔵(こくぞう)菩薩像(重要文化財)を安置している。
と立札にかかれてます。
杲宝(こうほう)は真言会で随一といわれた学僧とか。 -
入り口でお出迎えしてくれた鬼がわら あ?
-
鬼がわら うん?
-
五大の庭
弘法太師が、唐の長安で密教を学び帰国途中、海が荒れた時、
密教の法具・独鈷杵((とっこしょ)を海に投げると海神が現れて海が鎮まり無事に航海を続けられた、そんな様子を表しているそう。
中央の遣唐船、右の築山が唐の長安、左の築山が日本。 -
龍(咥えているのはドラゴンボール@ガイドさん談 (笑))
-
亀
-
舟
左側が舳先 日本に向かっている -
本堂にはご本尊さま 五大虚空蔵菩薩
五駆の唐からいらした仏様がたがいらっしゃいました。
記憶力によい仏様とか(お守りを買ってきました)
それぞれが獅子、象、馬、孔雀、迦楼羅(かるら・インド神話上の架空の鳥)の上に乗っておられます。
(けっして昔のデパートの屋上にあった10円入れて乗る乗り物のっているみたい、なんて思いません!でしたから・・・ そんな不敬な・・・ 多分・・)
わびすけ -
四方正面の庭
建物に囲まれていて、どちらから見ても美しくできているそう -
茶室 楓泉観(ふうせんかん)庭
ここの茶室には昔は襖のなかに(押し入れの中のようなところに)炉があり壁の猫用ドアのように小さい引き戸からお茶を出していた時代のものとか。
お茶がはじまった初めの頃のお茶会では亭主はお茶を点てず、運んでいただけという説明してもらっいました。
このお部屋に炉は切ってありましたが、移築した時に創ったものだそうです。
襖絵かにかかれた人物がちょっとしただまし絵?で部屋のどこにいても視線が向いているように見えるのでした -
ここのおみくじはこんなかわいい袋にはいっていました。
ここのおみくじは大吉と中吉とかはなく、言葉を一つ。
とそれにまつわるアドバイスが書かれてます。
そして友人ともども身に覚えがあるお言葉を頂きました。
これはそのままお守り代わりにしてしまおうかと。 -
らんち
ニシンそばと生茶ゼリー -
相国寺
京都五山第二位のお寺だそう -
鐘楼「洪音楼」
鐘の音を聴く事が出来るとは思いませんでしたが・・・ -
蟠龍図
この龍が天井に描かれている。龍の眼は堂内どこにいてもこちらを見ているよう。
狩野光信筆 径 約9m
慶長十年(1605)相国寺の法堂が五建された際、狩野光信によって画かれた本図は、円相内にその全容をくっきりとえがき出されていて、彩色も実に綺麗に残っています。円相外に雲が画かれていたのですが剥落し、今は僅しか残っていません。
ということだそうです。 -
わが国最古の法堂建築
ここの天井に龍が。
手をたたくと龍の鳴き声のように聞こえるといわれています。
その場所の天井裏がドーム状になって音がよく響くようになっているとか
列に並んで手を叩いてみましたが、なかなか龍の鳴き声には程遠く。 -
開山堂のお庭
開山夢窓国師の木像を安置している堂
ここで3.11のあの時間を迎えました。
そして鐘があの時間を教えてくれました・・・ -
-
承天閣美術館
金閣寺の「夕佳亭」の復元や、
伊藤若冲による水墨画・重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部を移設されていました。
金閣寺の内部が覗ける模型も -
御知り合からお奨めがあって訪れた美術館。
知らなければきっとそのまま通り過ぎていたと思います。
教えていただいたおかげで素晴らしい作品をたくさん目にする事が出来ました。
今回は屏風絵の展示があり。
俵谷宗達の「屑の細道図屏風」
伊藤若冲の「松鶴図襖絵」
など見てきました。
他にも若冲のイラストのようなシンプルな線で描かれた雨宿りの図に心惹かれました。 -
ちょうと「京の冬の旅」キャンペーン中
ふだんみられない場所の特別公開を堪能。
その上、3か所でスタンプを集めると、
それぞれの寺院の近くでお茶できるプレゼントが。
もしくは記念品。 -
時間がなかったので、駅の案内所で記念品を頂く事にしました。
(駅の自由通路のわかりやすいところに案内所があって助かります)
これはお土産もっと買っても大丈夫よ〜、ってことですね! -
原了郭の黒七味は、駅の伊勢丹地下で買えるので便利。
香りがよくて辛すぎないのでお気に入りです。
(ピザにタバスコがわりに使ってしまうことも 笑) -
東寺の門近くにあった佃煮やさん。
なんだか魅かれてお店にはいり試食させていただくと美味しくて。
小さい食べきりサイズのパックがあったので色々購入してみました。 -
このお店、三年坂の途中でいろいろ試食させてくれたので、他所で見かけない面白い味を買ってみました。
このサイズで色々な味があるので、いろんな種類が購入できるのが嬉しかったです。
京都駅のコンビニにも売っていて、追加でさらにいくつか買ってしまいました。 -
これは自宅用に大きいお徳用。
此方のも美味しかったので。
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