2012/03/22 - 2012/03/22
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のーとくんさん
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ずっと前から行ってみたかった、大阪・交野にある獅子窟寺(ししくつじ)。
この獅子窟寺には、行基が刻まれた国宝の薬師如来坐像が祀られています。
このご本尊を拝観するには、一週間前には電話でお願いしておく必要があり、またかなり歩いて登っていかなければなりません。
予約したときの天気予報ではこの日は雨だったのですが、近づくにつれ予報は晴れになってきます。
朝になってみると、晴れているばかりでなく、近頃珍しく気温も上がりそう。
歩いてご本尊を拝観するのには絶好の日和となりました。
【写真は、境内からの大阪方面の景色です。】
- 交通手段
- 私鉄 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
京阪電車交野線交野市駅です。
電車で行くには大阪周りということで遠回り、車で行くと近くに駐車場が無い。
ということで、車で交野市駅の近くの駐車場に来て、交野市駅から一駅だけ京阪電車の交野線に乗って、河内森駅でおりてそこから歩くことにしました。 -
駅から電車に乗ります。
やってきた電車は、ちょっと絵が描かれているよう。 -
交野線では今きかんしゃトーマス号が走っていて、運良くこのトーマス号に乗ることに。
トーマス号、3月31日までのようです。 -
電車のなかにもトーマスくんが。
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河内森駅でおります。
電車全体にトーマスくんが描かれています。 -
駅の構内にも。
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河内森駅近くにある天田神社です。
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天田神社の本殿です。
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住宅地を過ぎると、急な坂道が現れます。
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このような急な坂道が続きます。
ずーっと、落ち葉がありません。
ときどき竹箒など掃除の道具が置かれていて、きっちり掃き掃除がされているようです。 -
展望台の上からの風景です。
第二京阪道路が見えますね。
坂道の途中ちょっと入ったところに、高さ3mくらいの展望台があります。 -
門のように石柱がたっています。
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仁王門跡です。
急な坂は、ここまでのようです。 -
お大師さまの水です。
ちょっとわき道にそれたところにあります。 -
建物が見えてきました。
獅子窟寺のようです。 -
獅子窟寺の本堂です。
真言宗高野山派のこの普見山(ふみざん)獅子窟寺、開基は役小角と伝えられ、聖武天皇の勅願を受けた行基が堂塔を建て金剛般若窟といい、後に空海もここで修行しました。
亀山上皇は、この薬師仏に病気平癒を祈願され全快されたので、荒廃していたお寺を再建されました。 -
本堂の横から上ったところにある、獅子岩です。
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胎蔵界の大日如来の真言で、この五つの文字は宇宙の要素、地水火風空を表ています。
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巨石がごろごろ。
パワーを感じます。
こちらが獅子岩なのでしょうか。 -
再び本堂に降りてきました。
堂内をのぞくと、薬師如来でしょうか。
国宝薬師如来は収蔵庫のほうに安置されているはずなので、こちらはレプリカ(前立ち)なのでしょうね。 -
本堂の隣にある天福岩(てんぷくいわ)で、昔から災いを転じて福となすと伝えられている岩です。
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境内からは、大阪方面が見渡せます。
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綺麗に咲いている花です。
なんという名前なのでしょうか。 -
約束の時間にはまだ一時間ほどあるので、来た道をもどって王の墓に行くことにしました。
先ほどのお大師さまの水を奥へ行ったところにあるようです。 -
王の墓です。
獅子窟寺の再建にご尽力のあった亀山上皇が嘉元三年(1305)に崩御された時、その徳をしのんで上皇と皇后の王の墓が立てられました。 -
王の墓から戻るところに、お大師さまの水があります。
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もとの道に戻って、今度は本堂に行くのに右にそれたわき道を通りました。
その道をすすんで振り返ってみました。 -
わき道を進むと、階段に出くわしました。
今回来た道が、旧の参道のようです。 -
これが国宝薬師如来像の収蔵庫。
お寺の方は出かけられているようです。 -
奥様が戻ってこられ、収蔵庫が開きました。
この薬師如来像を国立博物館で展示したときに作った絵葉書が未だ残っているのでと、案内してくださった奥様にいただきました。
その絵葉書を写したものです。
お茶と御菓子も。
この薬師如来坐像、行基の作で榧の木の一木刻りです。
ふくやかなお顔にするどい眼差し、綺麗に残っている衣紋、すばらしいですね。
脇侍の日光・月光菩薩そして眷属の十二神将もそろっており、どれもこれも良いものです。
急な坂を一時間弱上ってきた甲斐があります。 -
近頃にしては暖かい一日、境内には桜が咲いています。
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私市駅に出ようと思ったのですが、わかりにくいのでもと来た河内森駅に行ったほうがよいといわれ、元の道をもどります。
参道が綺麗なのは、檀家さんではなく信者さんが、誰言われることもなく早朝から競うように掃き掃除をしてくれているからだそうです。
お薬師さまのおかげです、と言っておられました。
帰り道、下り坂なので、歩きがかなり速い。 -
河内森駅から乗る電車は、残念ながらきかんしゃトーマス号ではありませんでした。
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すれちがった電車は、きかんしゃトーマス号です
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交野市駅です。
交野そしてトーマスくんとお別れです。
(おしまい)
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