初のOZ旅行⑧（シドニー Last Day～シドニー・タワー、JALエグゼクティブ・クラス～）

2011/08/12 - 2011/08/20

初のOZ旅行もいよいよ終盤に差し掛かっております。エアーズ・ロックからシドニーへ戻ってきて、最後の晩を名残惜しく過ごすのみ。

翌日は朝の便でシドニーから成田へ。後ろ髪を引かれつつ、でも実はアップグレードでビジネスクラスでの帰国なので、少し楽しみだったりもします。

ここまで旅行記を読んでくださった方、本当にありがとうございます。では、最後の帰国までをどうぞ！

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

エアーズ・ロックからシドニーまで戻ってきました。シドニー空港からタクシーでVibe Hotel Sydneyへ。今回の運転手さんはインドの方でした。

二日前の朝に預けていたスーツケースを受け取り、チェックインして部屋へ。お洒落で綺麗な内装でしたが、子どもが添い寝する我が家にとってはベッドが少し小さめでした。。。
【参考】
http://4travel.jp/traveler/dkkk/album/10652144/

←は洗面所とお風呂です。

最後の晩は、シドニー水族館とセットでチケットを購入していたシドニー・タワーに登ります。

ところが、あいにくの雨・・・。と言っても、シドニーの雨は瞬間的に降るのみだそうで、シドニーの人は雨でも傘を持ち歩かないとか。

だから、ではないですが、我が家も傘を持たずに屋根のあるところを渡り歩き、シドニー・タワーまで移動。本来なら天候の良い日に登りたいところですが、今日登らないともう機会がないので前に進むのみです。

ウエスト・フィールド・ショッピング・センターまでたどり着いたものの、タワーの展望台入口がなかなかわからず苦労しました。5階にあります。

入口ですが、空港の保安検査場のような手荷物検査と金属探知機がありました。私が行ったときは団体客が前にいたので、登るまでに時間が掛かりました。

保安検査場を通過すると、小さなエレベーターで展望デッキまで上がります。本来、シドニー・タワーに登るとOZトレックというアトラクションを体験できるようなのですが、私が行ったときは工事中とかで、同じ料金なのに体験できず残念。

でも、そんなことは気にもせずに展望デッキへ。雨模様なのが残念、という思いもありましたが、逆に雨の日にタワーに登ることなどなかなかないので、お客さんも少なめで良かったと家族で話していました。

シドニー・タワーではあまりこれという写真もないので、展望デッキで撮った写真を掲載します。

展望デッキにはお土産屋さんがありました（どこでもありますよね・・・）。5歳の息子は与えられたお小遣いの範囲内で、そこで買い物をしていました。ちゃんと残金を計算しながら買い物をしていて、良い勉強になったようです。

タワーから下りてくると、またそこのお土産物屋さんでお買い物。OZ滞在時間も残りわずかと思うと、ついつい思い出にと、惹かれるお土産を探しに物色してしまいます。

そんなこんなで時間も20時過ぎ。夕食はどうしよう？OZで最後の晩餐といきたいところですが、シドニー・タワーのあるビル内のレストランも閉店のようです。

とりあえず、ホテルに近付く方角へ歩いて晩飯処を探します。

結局、初日に寄ったWoolworthに吸い込まれるように入りました。子ども達はファースト・フードを強く希望したのですが、さすがにOZ最後の晩御飯がファースト・フードではちょっと寂しい。と言ったものの、Woolworthの3階に入っているMet2 Cafeという庶民的なお店に。

他のお客さんは明らかに地元の方々でした。観光客は来ないようなお店です。店員さんは中国の方かな、非常に親切な方でした。メニューも中華？シンガポールっぽい感じでしょうか。

頼んだのは、焼きそばと

ラザニアと

シーフード・フライです。

いずれも庶民的な味といった感想でしょうか。子ども達に好きなものを選ばせたら、こうなりました。

食事を済ませたらもう21時過ぎ。それからWoolworthで最後のお買い物。思い残すことのないように、色々な人へのお土産はもちろん、自分へのお土産も買い漁ります。

それから、小雨が降り続く中、小走りでホテルまで戻りました。何度も通ったワールド・スクエアのColesであれば、酒屋が隣接していたのでビールを買うことができたのですが、Woolworthではそういう訳にはいきません。翌朝もかなり早いので、とりあえずホテルへ戻って部屋の冷蔵庫に置いてある有料ビールで締めくくることに。

最後の最後で同じ種類のOZビールを飲みました。ちなみに、瓶だったのでフロントまで栓抜きを借りにいきましたが、素手でひねって開けられるタイプでした。

昨晩は最後の晩とあって、なかなか寝付けず・・・。ベタですが、自分（家族）宛にハガキを書いたりしていたら3時くらいになってしまいました。嫁子どもはもっと早く寝ていました。

4時過ぎに起きて、5時にはチェックアウト。8時15分のフライトなので、2時間前の6時15分には空港に着いておきたいと考え、逆算して余裕を持って5時15分にタクシーを予約。

←ホテルのフロントです。朝5時に他にもチェックアウト客が1組いました。先にタクシーで去っていったので、おそらく同じように長距離国際線でしょう。

最後のタクシーは中国人の運転手さんでした。土曜日の早朝とあって道もガラガラ、あっという間に空港到着。

JALのカウンターでチェックインを済ませ、荷物を預けてラウンジへ向かいます。そうです、帰りはアップグレードでエグゼクティブ・クラス（ビジネス・クラス）なのです。

出国手続きを終え、保安検査場も難なくパス。“中”に入ったら免税店でお酒を購入。我が夫婦はBaileysというリキュールが大好きなのですが、国際線の免税店には日本では普通に買うことのできない種類（味）を購入することが可能。海外出張の際は毎回のように買って帰るのですが、今回も例に漏れずBaileys2種とKalua1種をお買い上げです。

そして、もうすぐ6時半になろうかというところで、カンタスのラウンジに入りました。

それなりに食べ物や飲み物の種類が置いてありました。飛行機に乗ったら早々に食事が出るとわかっていても、やっぱり食べてみたくなります。私は朝6時半から生ビール。普段はなかなかできないですね＾＾；

子ども達はひたすらフルーツをいただいていました。

ラウンジからの景色です。カンタスの奥に見えるシドニーのシティ。この旅行が終わろうとしていることを改めて実感し、寂しさが心を襲ってきた瞬間を感じました。

シドニーのシティをズームしてみました。このシドニー空港に降り立って、シドニーを満喫した日々が脳裏に甦ってきます。

やっぱり帰りたくないなぁ・・・

早朝からあまりアルコールを飲むと、飛行機に乗って気持ち悪くなるかもしれないので、淹れたてコーヒーをいただくことに。その場で淹れてくれて、美味しかったです。

間もなく7時半。搭乗時間が7時45分ですので、そろそろラウンジを出て搭乗ゲートへ向かいます。

今更ですが、カンタス・ラウンジの入口です。2階（？）にあり、目下に広がるのは免税店エリアです。

これがその免税店エリア。

ラウンジを出て、細長い通路をゲート方面へ進んでいきます。

搭乗ゲートに着いたものの、まだ開いておらず待合で待機。その間に飛行機好きの私は他のゲートを歩いて回り、色々な国の色々な飛行機を写真に収めてきました。

こちらにはシンガポール航空のA380、その奥にはタイ国際航空、大韓航空、バージン・オーストラリア航空。

こちらはキャセイ・パシフィック。その奥に、ブリティッシュ・エアウェイズとアシアナ航空がいます。

他にも、デルタ航空、ユナイテッド航空、エアー・カナダ、ジェット・スター航空など、ワクワクしました。

さぁ、搭乗開始です。

今になって思ったのですが、前日エアーズ・ロック空港発の飛行機にもし乗り遅れていたら、この便で日本に帰れなかったのですね。ギリギリ間に合いましたが、本当に危なかったです。

【参考】
http://4travel.jp/traveler/dkkk/album/10653232/

嫁子どもにとって初めてのビジネス・クラス。OZを去るのは寂しいけど、ちょっぴりウキウキしています。

搭乗して出発準備が整い、ボーディング・ブリッジが外れたら滑走路へ。ところが、朝から（朝だから？）大渋滞で離陸までかなりの時間を要しました。朝が早かったのでウトウトしていたのですが、目を覚ましてもまだ地上でした。

ちなみに、タキシング中にエミレーツ航空のA380機を見ました。普段、羽田と地方空港しか使わないので、A380を一日に5機も見れてちょっぴり興奮しました。

飛び立って間もなくシートベルト・サインも消え、電子機器を使えるようになったところで、シドニーのシティ上空を通過。

少し曇っていたものの、シドニー・タワーやハーバー・ブリッジ、オペラ・ハウスがしっかりと見えました。あ〜、シドニーともおさらばだ。またいつか来るよ、シドニー。

朝がかなり早かったので、子ども達はあっという間に夢の世界へ。嫁はエコノミー席との違いを全身で楽しんでいました。

飛び立って1時間も経たない頃、食前の飲み物が配られました。朝、ラウンジでビールをいただきましたが、やっぱりまたビール。OZ発の便なのでOZビールを積んでやいないかと尋ねましたが、日本のビールしか積んでいないとのことでした。

食事は子ども達が和風、嫁は洋風で私はオーストラリア風。

←和風。5歳の息子も半分以上は食べていました。往路はチャイルド・ミールを頼んだのですが、復路はビジネス・クラスということもあり、チャイルド・ミールにせず大人と同じ食事に。

←洋風です。美味しかったそうです。

←オーストラリア風です。悪くはないですが、OZ風の食事はOZで食べ収めておくのが良いかなと。バラマンディは美味しかったですが、カンガルーのプロシュートがあまり口に合いませんでした。あくまでも個人の感想です。

最後にデザートです。

食後には、大好きなベイリーズをいただきます。

この辺りはOZ東海岸の上空（だったと思います）。キレイな海が見えました。バタフライ島が見えるという機長のアナウンスがあったのですが、機長が間違えたそうで見れませんでした。しかし、CAの方が機内最後部まで行けば見えるかもしれないと、一所懸命案内してくれました。残念ながら見れませんでしたが、ありがとうございました。

その後、嫁子ども共々、映画やゲームを満喫し、また小腹が空いたらカップ麺やアイスクリームをいただいたりして、贅沢な時間を過ごさせていただきました。

最後の機内食は、ハムとチーズのクロワッサン・サンドイッチ。私だけいただきました。美味しかったです。

ほぼ定刻通りに成田に着きました。というより、着いちゃった・・・という気持ちです。

問題なく入国し、税関も通って家路へ。最後の写真は京成スカイライナーの車内です。

長い長い旅行記に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。これからOZ旅行に行かれる方にとっては、少しでも参考になれば幸いです。