日本の旅　関西を歩く　大阪, 大阪市、藤田美術館周辺

2012/02/27 - 2012/02/27

藤田伝三郎（ふじた でんざぶろう、１８４１−１９１２年）は、山口県萩市出身の元奇兵隊士で明治期の関西財界の重鎮となり、藤田財閥の創立者として民間人で初めての男爵になった人物。建設・土木、鉱山、電鉄、電力開発、金融、紡績、新聞、などの経営を手がけ、今日の多くの名門企業の前身を築き、美術品の収集家、慈善事業家としても名高い。
藤田伝三郎が集めた美術品は旧藤田邸跡にある藤田美術館（ふじたびじゅつかん）に伝三郎とその子藤田平太郎が集めた国宝９点、重要文化財４５点を含む５０００点が収納されている。藤田美術館は東洋古美術を中心とした大阪府の登録博物館で１９５４年開館で常設展示は行わず、春と秋に３か月ずつ特別展の形でのみ開館するのが特徴。
藤田伝三郎の大阪本邸は太閤園、東京別邸は椿山荘、箱根別邸は箱根小涌園、京都別邸はホテルフジタ京都に衣替えし、藤田観光が経営する。美術品蒐集だけでなく、伝三郎は、慈善事業や学校教育のための寄付に励み日本女子大学の化学館、慶應義塾大学の旧図書館建設、早稲田大学理工学部の創設などに伝三郎の寄付があてられた。
藤田伝三郎の大阪本邸だった太閤園は太閤秀吉にちなんで名付けられた。　
大阪本邸は１９０８年、大阪の大川に面した網島に本邸、西邸、東邸からなる大邸宅の建築に着手した。
１９４５年、米軍の爆撃で本邸、西邸は破壊されたが東邸は残った。東邸は次男徳次郎の居宅としてたてたもの。１９５８年、７０００坪の邸宅は太閤園としてレストラン、結婚式場、大阪の迎賓館として公開され２００８年にサミットの財務相大阪会議が開かれた際、晩餐会の会場となった。
（写真は「淀川邸」庭園の光景）

エリア 大阪城・京橋(大阪)

• 交通手段: 自家用車 徒歩

旧藤田邸跡にある藤田美術館（ふじたびじゅつかん）。藤田伝三郎が集めた美術品は旧藤田邸跡にある藤田美術館に伝三郎とその子藤田平太郎が集めた国宝９点、重要文化財４５点を含む５０００点が収納されている。藤田美術館は東洋古美術を中心とした大阪府の登録博物館で１９５４年開館で常設展示は行わず、春と秋に３か月ずつ特別展の形でのみ開館するのが特徴。

藤田伝三郎の大阪本邸だった太閤園周辺の光景。

藤田伝三郎の大阪本邸だった太閤園周辺の光景。

藤田伝三郎の大阪本邸だった太閤園周辺の光景。

藤田伝三郎の大阪本邸だった太閤園の光景。

藤田伝三郎の大阪本邸だった太閤園の光景。

庭園を眺めながら食事できることも特徴で２００８年財務サミット大臣会合の晩餐会会場に選ばれている「淀川邸」周辺の光景。

「淀川邸」周辺の光景。

「淀川邸」周辺の光景。

「淀川邸」周辺の光景。

「淀川邸」関連文化遺産の説明。

「淀川邸」周辺の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」庭園の光景。

「淀川邸」周辺の光景。

藤田美術館（ふじたびじゅつかん）周辺の光景。

藤田美術館（ふじたびじゅつかん）周辺の光景。

藤田美術館（ふじたびじゅつかん）周辺の光景。