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4日目のメニュー<br />・ラテックス寝具店<br />・豫園<br />・豫園商城<br />・茶芸店 試飲と買い物<br />・上海博物館<br />・多倫路文化名人路<br />・南京路散策<br />・お夕飯 「泛禾小菜」<br />

あまりなお安さ、そのワケ探しの上海・蘇州5日間 4日目

12いいね!

2012/02/19 - 2012/02/19

3939位(同エリア11996件中)

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53

さんしぇ

さんしぇさん

4日目のメニュー
・ラテックス寝具店
・豫園
・豫園商城
・茶芸店 試飲と買い物
・上海博物館
・多倫路文化名人路
・南京路散策
・お夕飯 「泛禾小菜」

旅行の満足度
4.0
観光
3.5
ホテル
4.5
ショッピング
3.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 旅は4日目に入り今朝も8:00に出発、早一番から<br />寝具店に引き据えられ、ラテックスといわれるゴムの<br />寝具の特性など、ご講義を拝聴す。<br /><br />何でも、昨今出回る低反発寝具に抗し、こなた高反発<br />がラテックスとか。<br />名前の通り、反発力が強いので寝ている体をしっかり<br />支えると言えば聞こえがいいけれど、支えた場所が<br />うっ血するんではあるまいか・・。<br /><br />敷マット始め求め易い枕など、お財布の紐がひときわ<br />固いと見えた同行者に購入者続出、それだけ、睡眠に<br />不満を抱えて居られると言う事でしょうか。<br /><br />有り難くも不満の無い我々、ここは初めからスルー。<br />しかし、8:00を少し回ったくらいから店開きする<br />上海人ったら何て働き者。

    旅は4日目に入り今朝も8:00に出発、早一番から
    寝具店に引き据えられ、ラテックスといわれるゴムの
    寝具の特性など、ご講義を拝聴す。

    何でも、昨今出回る低反発寝具に抗し、こなた高反発
    がラテックスとか。
    名前の通り、反発力が強いので寝ている体をしっかり
    支えると言えば聞こえがいいけれど、支えた場所が
    うっ血するんではあるまいか・・。

    敷マット始め求め易い枕など、お財布の紐がひときわ
    固いと見えた同行者に購入者続出、それだけ、睡眠に
    不満を抱えて居られると言う事でしょうか。

    有り難くも不満の無い我々、ここは初めからスルー。
    しかし、8:00を少し回ったくらいから店開きする
    上海人ったら何て働き者。

  • 豫園商城外観、いよいよこの中を分け入って有数の名園、<br />豫園を巡ります。<br />

    豫園商城外観、いよいよこの中を分け入って有数の名園、
    豫園を巡ります。

  • かつては、大きく全体で豫園としていたものを、後世<br />商人の手に渡った区画が商場となり、今に至るとか。<br /><br />右の緑色に塗りつぶした処が豫園で、下のいわゆる出口<br />から入り、赤いラインのように逆行しながらショートカット<br />見物をしました。<br /><br />

    かつては、大きく全体で豫園としていたものを、後世
    商人の手に渡った区画が商場となり、今に至るとか。

    右の緑色に塗りつぶした処が豫園で、下のいわゆる出口
    から入り、赤いラインのように逆行しながらショートカット
    見物をしました。

  • 辰年に因み御体と共に記念にぱちり。

    辰年に因み御体と共に記念にぱちり。

  • 木の根だかでできた応接一式。<br /><br />明代清代を経て、中国の高級木とされて来た紫檀や<br />花梨が底を尽き、遂にこうした根っこや瘤などゲテ<br />モノ(失礼)が登場したのでしょうか。

    木の根だかでできた応接一式。

    明代清代を経て、中国の高級木とされて来た紫檀や
    花梨が底を尽き、遂にこうした根っこや瘤などゲテ
    モノ(失礼)が登場したのでしょうか。

  • 中華風には亭と言うか、水上の四阿。<br />

    中華風には亭と言うか、水上の四阿。

  • ここに腰を降ろし、向うの渡り廊下を行く異性を垣間見る、<br />言わばお見合いの場所であったとか。

    ここに腰を降ろし、向うの渡り廊下を行く異性を垣間見る、
    言わばお見合いの場所であったとか。

  • 下の半円を刳って向うを想像させる手法、何と言うん<br />でしたか造園の工夫の一つです。<br />向うは遥かに水路が続くと見えて、実はすぐに行き<br />止まり。<br />壁上方の透かし見も、想像を掻き立てる技ですし、<br />他に借景などは一層身近です。<br />こう言った心理を上手く利用した手法は、中国の<br />お家芸、とても見事です。

    下の半円を刳って向うを想像させる手法、何と言うん
    でしたか造園の工夫の一つです。
    向うは遥かに水路が続くと見えて、実はすぐに行き
    止まり。
    壁上方の透かし見も、想像を掻き立てる技ですし、
    他に借景などは一層身近です。
    こう言った心理を上手く利用した手法は、中国の
    お家芸、とても見事です。

  • そしてこちらがメインとなる庭園。<br />

    そしてこちらがメインとなる庭園。

  • そして、メインの応接間。<br />ここまで逆行して来ているので、応接間と言う事は<br />間もなく出口(入り口)なのでしょう。

    そして、メインの応接間。
    ここまで逆行して来ているので、応接間と言う事は
    間もなく出口(入り口)なのでしょう。

  • こちらがサイドに設けられ女性席、決してセンターには<br />設けられません。<br />そして判り難いのですが、こちら半円の卓、これが女性<br />専用のしるし、比べ男性は四角です。

    こちらがサイドに設けられ女性席、決してセンターには
    設けられません。
    そして判り難いのですが、こちら半円の卓、これが女性
    専用のしるし、比べ男性は四角です。

  • 海上庭園、豫園のこちらが正規の入り口。<br />海上とは、上海の古称とか。<br />

    海上庭園、豫園のこちらが正規の入り口。
    海上とは、上海の古称とか。

  • 入り口遠望。<br />あなた任せの初豫園、さくさくと終了。<br /><br />ガイドツアーは見所の詳細を聞けるメリット、己の見たい<br />ポイントを諦めるデメリットのせめぎ合い、と言う以前に<br />今回は事前サーチ希薄、初めから唯々諾々と引き回され<br />るの覚悟でしたので、いつかまた自分の時間で巡って<br />みたいと思います。

    入り口遠望。
    あなた任せの初豫園、さくさくと終了。

    ガイドツアーは見所の詳細を聞けるメリット、己の見たい
    ポイントを諦めるデメリットのせめぎ合い、と言う以前に
    今回は事前サーチ希薄、初めから唯々諾々と引き回され
    るの覚悟でしたので、いつかまた自分の時間で巡って
    みたいと思います。

  • 小籠包の何とか言う有名店。<br />

    小籠包の何とか言う有名店。

  • 商城の甍。<br />この中で小籠包等も加わったお昼を頂きました。<br /><br />お腹がくちくなった後は、お茶芸店に向います。

    商城の甍。
    この中で小籠包等も加わったお昼を頂きました。

    お腹がくちくなった後は、お茶芸店に向います。

  • お昼の後の一幅と、連れて来られたのが茶芸店。<br />茶のアートと言うほどでは全く無い、言わば<br />ショーのようで目の前でお茶を淹れてくれます。<br />

    お昼の後の一幅と、連れて来られたのが茶芸店。
    茶のアートと言うほどでは全く無い、言わば
    ショーのようで目の前でお茶を淹れてくれます。

  • 居並ぶポットの数だけ登場するお茶の数々、初めに日本<br />でも馴染み深い鉄観音茶、続いてジャスミン茶、苗や<br />種が統制されて国外不出とかの一葉茶(箱には一吐茶)<br />などなど。<br />

    居並ぶポットの数だけ登場するお茶の数々、初めに日本
    でも馴染み深い鉄観音茶、続いてジャスミン茶、苗や
    種が統制されて国外不出とかの一葉茶(箱には一吐茶)
    などなど。

  • ここからがお商売。<br />

    ここからがお商売。

  • 手元には、お茶の効用書きのプリントが配られ、見るもの<br />の心をくすぐるにお役立ち。<br /><br />胃腸に減肥に肝機能、コレステロールだ高血圧、我々<br />中高年、いずれかのキーワードに反応するお年頃です。<br /><br />当初全くその気が無かった私に買ってもいいと思わせた<br />のは、実は団体ゆえの自由時間のあまりの無さ。<br />いつもなら街歩きの合間に、気に染まるあれこれが少し<br />ずつ増えて行く。<br /><br />友人知人の喜ぶ顔を想いながら、少々多すぎるお土産を<br />持ち帰るのが常なのに、今回は昨日のコンビニのお菓子<br />だけ。<br />極安旅に見合ったお菓子を広げ、それもまたオツなご報告<br />になる筈でした。<br /><br />「3つ買えば1つタダ。」<br />撒き餌に甘言施せば、他愛無くも絡め取られるこの私、<br />かくてこの旅2回目のお買い上げ。<br /><br />以上、4日目の午後に及びお買い物引き回しもようやく<br />エンドマークです。

    手元には、お茶の効用書きのプリントが配られ、見るもの
    の心をくすぐるにお役立ち。

    胃腸に減肥に肝機能、コレステロールだ高血圧、我々
    中高年、いずれかのキーワードに反応するお年頃です。

    当初全くその気が無かった私に買ってもいいと思わせた
    のは、実は団体ゆえの自由時間のあまりの無さ。
    いつもなら街歩きの合間に、気に染まるあれこれが少し
    ずつ増えて行く。

    友人知人の喜ぶ顔を想いながら、少々多すぎるお土産を
    持ち帰るのが常なのに、今回は昨日のコンビニのお菓子
    だけ。
    極安旅に見合ったお菓子を広げ、それもまたオツなご報告
    になる筈でした。

    「3つ買えば1つタダ。」
    撒き餌に甘言施せば、他愛無くも絡め取られるこの私、
    かくてこの旅2回目のお買い上げ。

    以上、4日目の午後に及びお買い物引き回しもようやく
    エンドマークです。

  • さて、やって来たのが上海美術館、昨夏訪れて以来こんな<br />早くに再訪叶うとは思いもよらず。<br />先回、どっぷり浸った青銅器フロアを最後に回し、ここは<br />未踏の4階、玉器フロアへ直行です。<br /><br />

    さて、やって来たのが上海美術館、昨夏訪れて以来こんな
    早くに再訪叶うとは思いもよらず。
    先回、どっぷり浸った青銅器フロアを最後に回し、ここは
    未踏の4階、玉器フロアへ直行です。

  • 玉璧 前3.200〜2.200年<br />こちら、完璧の語源でもある“へき”です。

    玉璧 前3.200〜2.200年
    こちら、完璧の語源でもある“へき”です。

  • 死者のマスク 周代(前1046頃〜前771年)<br />これを糸などで繋ぎ、葬儀の際、死者を悼む為に<br />顔前をマスクで覆うのだとか。<br /><br />個々のパーツを繋げる為の小さな穴が見られます。<br />

    死者のマスク 周代(前1046頃〜前771年)
    これを糸などで繋ぎ、葬儀の際、死者を悼む為に
    顔前をマスクで覆うのだとか。

    個々のパーツを繋げる為の小さな穴が見られます。

  • 玉原石あれこれ。<br />左から、<br />青玉、碧玉、白玉、羊脂玉、そして青白玉。<br /><br />中国における最上級がこの羊脂玉とか、とろみを感じ<br />させる美しい白です。<br /><br />そもそも玉とは翡翠を指すのだそうですが、中国で産する<br />のが軟玉、ミャンマー産が硬玉、現在貴石として珍重され<br />るのは硬玉のみ、中国産は実は半貴石の分類とか。<br /><br />軟らかいが故の加工の妙、続けます。<br /><br />

    玉原石あれこれ。
    左から、
    青玉、碧玉、白玉、羊脂玉、そして青白玉。

    中国における最上級がこの羊脂玉とか、とろみを感じ
    させる美しい白です。

    そもそも玉とは翡翠を指すのだそうですが、中国で産する
    のが軟玉、ミャンマー産が硬玉、現在貴石として珍重され
    るのは硬玉のみ、中国産は実は半貴石の分類とか。

    軟らかいが故の加工の妙、続けます。

  • 神の鳥オーナメント。<br /><br />時代が下ると、微細な加工の装飾品が俄然多く見られます。<br />英語でオーナメント(装飾品)と説明があるものは使用法<br />は今一つ不明、しかし何かに使わずとも、眺めるだけで<br />幸せな逸品の数々です。<br />

    神の鳥オーナメント。

    時代が下ると、微細な加工の装飾品が俄然多く見られます。
    英語でオーナメント(装飾品)と説明があるものは使用法
    は今一つ不明、しかし何かに使わずとも、眺めるだけで
    幸せな逸品の数々です。

  • 鶴。

    鶴。

  • 葡萄。<br />冒頭、神の鳥と同じく多彩、違う玉の組み合わせと言う<br />よりも、同じ玉の色の違う部分を上手く生かしたのでは。<br />

    葡萄。
    冒頭、神の鳥と同じく多彩、違う玉の組み合わせと言う
    よりも、同じ玉の色の違う部分を上手く生かしたのでは。

  • 蓮を持った童。<br />

    蓮を持った童。

  • 2匹の蛇。

    2匹の蛇。

  • ひまわりの花びら型皿。<br />画像の具合にも拠りましょうが、この辺りがいわゆる<br />羊脂玉でしょうか、こっくりした質感、そして明らかに<br />白の色が鮮やかです。<br />

    ひまわりの花びら型皿。
    画像の具合にも拠りましょうが、この辺りがいわゆる
    羊脂玉でしょうか、こっくりした質感、そして明らかに
    白の色が鮮やかです。

  • 八角函 期1735年〜1796年。<br /><br />年代、多くは書き留めず不明なままですが、古くは璧に<br />見られる紀元前3.200年から、この乾龍帝1.800年<br />に至る、実に5.000年に亘ろうという長い時を愛でられ<br />続けた玉の魅力、どっぷり浸るには余りに時無く、名残惜<br />しく次に向いました。<br />

    八角函 期1735年〜1796年。

    年代、多くは書き留めず不明なままですが、古くは璧に
    見られる紀元前3.200年から、この乾龍帝1.800年
    に至る、実に5.000年に亘ろうという長い時を愛でられ
    続けた玉の魅力、どっぷり浸るには余りに時無く、名残惜
    しく次に向いました。

  • やってきたのは家具のコーナー。<br />中国骨董家具は、明代と清代に代表されるそうで<br />こちらは、その明代のあるお宅の設えを再現する<br />展示でした。<br /><br />庄氏の寄贈による数々。<br /><br />大別して4つの種類の内、<br />・書斎家具<br />・閨房家具(奥の長椅子など、深窓のお嬢様の<br />      使用した家具)

    やってきたのは家具のコーナー。
    中国骨董家具は、明代と清代に代表されるそうで
    こちらは、その明代のあるお宅の設えを再現する
    展示でした。

    庄氏の寄贈による数々。

    大別して4つの種類の内、
    ・書斎家具
    ・閨房家具(奥の長椅子など、深窓のお嬢様の
          使用した家具)

  • ・寝室家具(外には寝台や鏡台など)<br /><br />の3点がここには見られます。<br /><br />残りの<br />・客間家具<br />は、例えば豫園メイン応接間にあるような応接<br />セットなどを指します。<br />

    ・寝室家具(外には寝台や鏡台など)

    の3点がここには見られます。

    残りの
    ・客間家具
    は、例えば豫園メイン応接間にあるような応接
    セットなどを指します。

  • 時代下り、清代。<br />明代の頃、明るい花梨などが木材に使われたに比べ、より<br />室内照明が明るくなった清代では、重厚な紫檀家具が<br />重用されたとか。<br /><br />彫り物や透かし、象嵌、漆など工芸手法が盛り込まれます。<br />

    時代下り、清代。
    明代の頃、明るい花梨などが木材に使われたに比べ、より
    室内照明が明るくなった清代では、重厚な紫檀家具が
    重用されたとか。

    彫り物や透かし、象嵌、漆など工芸手法が盛り込まれます。

  • 紅木屏風、宝座。<br /><br />黄花梨、紫檀が枯渇した後、紅木に装飾を施した、宮廷<br />家具です。<br /><br />さてあれこれ見る内、時間は余すところ40分、わぁ<br />足りない!と嘆く間に急ぎ下階へ。<br />先回訪れた陶磁器と青銅器フロア、駆け足でどれ位<br />観られるでしょうか。<br />

    紅木屏風、宝座。

    黄花梨、紫檀が枯渇した後、紅木に装飾を施した、宮廷
    家具です。

    さてあれこれ見る内、時間は余すところ40分、わぁ
    足りない!と嘆く間に急ぎ下階へ。
    先回訪れた陶磁器と青銅器フロア、駆け足でどれ位
    観られるでしょうか。

  • 斗彩蟠桃提梁壷 1723〜1735年<br />初っ端から景徳鎮のほぼ完成形、来ました、また見られ<br />ました、なんてチャーミングな形に色。<br /><br />

    斗彩蟠桃提梁壷 1723〜1735年
    初っ端から景徳鎮のほぼ完成形、来ました、また見られ
    ました、なんてチャーミングな形に色。

  • 三つ足香炉 600〜900年<br />ぐっと早い時期なだけあって、浅い青や、白に及ばない<br />地色が初々しくて。<br />

    三つ足香炉 600〜900年
    ぐっと早い時期なだけあって、浅い青や、白に及ばない
    地色が初々しくて。

  • &#25170;村窯彩色釉陶臥嬰枕、つまり寝転んだ赤ちゃんの陶枕<br />1115〜1234年。<br /><br />夏に涼しい陶器の枕、繊細な美しい物があるかと思えば、<br />一方で思い切り遊び心を盛り込んで。<br />

    扒村窯彩色釉陶臥嬰枕、つまり寝転んだ赤ちゃんの陶枕
    1115〜1234年。

    夏に涼しい陶器の枕、繊細な美しい物があるかと思えば、
    一方で思い切り遊び心を盛り込んで。

  • 法貨(?)釉花鳥紋罐1465〜1487年。<br />大きさから黒さから型破り、へたうま 自由奔放な文様に<br />笑いがこぼれてしまう。<br /><br />続いて、同じ時期をもう一点。<br />

    法貨(?)釉花鳥紋罐1465〜1487年。
    大きさから黒さから型破り、へたうま 自由奔放な文様に
    笑いがこぼれてしまう。

    続いて、同じ時期をもう一点。

  • こちらも磁器にしては緩い焼きで、陶器との間のような<br />胎に、ぴったりなおおどかな模様。<br />孔雀緑とは羽の色を模した色でしょうか、コバルト青と<br />同じく高貴で高価な釉でしょうか。

    こちらも磁器にしては緩い焼きで、陶器との間のような
    胎に、ぴったりなおおどかな模様。
    孔雀緑とは羽の色を模した色でしょうか、コバルト青と
    同じく高貴で高価な釉でしょうか。

  • そして、こちらが景徳鎮の完成形でしょうか、よく整った<br />形の上に透かしを入れ、多色の釉を乗せ。<br />好みではないのですが美しさひときわ。<br /><br />

    そして、こちらが景徳鎮の完成形でしょうか、よく整った
    形の上に透かしを入れ、多色の釉を乗せ。
    好みではないのですが美しさひときわ。

  • 白釉暗花蓮紋高足碗 1736〜1795年。<br /><br />昨年に続き2回目の邂逅、この白の繊細な高杯が私の<br />中の1等賞である事は、依然変わりなく。<br /><br />さて、時は一気に2700年遡り、青銅器続きます。<br />まずは、敬意を表しまして。<br />

    白釉暗花蓮紋高足碗 1736〜1795年。

    昨年に続き2回目の邂逅、この白の繊細な高杯が私の
    中の1等賞である事は、依然変わりなく。

    さて、時は一気に2700年遡り、青銅器続きます。
    まずは、敬意を表しまして。

  • 当博物館のシンボル、大克鼎 前10世紀。<br />

    当博物館のシンボル、大克鼎 前10世紀。

  • 子仲姜盤 春秋早期前770〜前半。<br />

    子仲姜盤 春秋早期前770〜前半。

  • 青銅器フロア随一の愛らしさ。<br />

    青銅器フロア随一の愛らしさ。

  • 酒壺 春秋晩期前6世紀〜。<br />牛型のいわゆるデキャンター、何のお酒だったんで<br />しょうか、馬乳酒があるんなら牛乳酒だって。<br />

    酒壺 春秋晩期前6世紀〜。
    牛型のいわゆるデキャンター、何のお酒だったんで
    しょうか、馬乳酒があるんなら牛乳酒だって。

  • 八牛コンテナ、青銅器の1等賞はこちら。<br /><br />また会えたこれや、初めましてのあれや、古くても<br />今だ胸ときめく1時間40分でした。

    八牛コンテナ、青銅器の1等賞はこちら。

    また会えたこれや、初めましてのあれや、古くても
    今だ胸ときめく1時間40分でした。

  • 多倫路文化名人街、いわゆる日本租界にやって来ました。<br /><br />かつて魯迅をはじめ、郭沫若ら中国の有名な作家や、<br />日本人では魯迅と深い親交のあった内山完造をはじめ、<br />金子光晴、尾崎秀実らが住んだ界隈とか。<br />1998年、中国当局が観光用に整備したのだそうです。<br /><br />としかつめらしい話は置いておいて、まぁこの生活臭<br />ふんぷんたる横丁。<br /><br />

    多倫路文化名人街、いわゆる日本租界にやって来ました。

    かつて魯迅をはじめ、郭沫若ら中国の有名な作家や、
    日本人では魯迅と深い親交のあった内山完造をはじめ、
    金子光晴、尾崎秀実らが住んだ界隈とか。
    1998年、中国当局が観光用に整備したのだそうです。

    としかつめらしい話は置いておいて、まぁこの生活臭
    ふんぷんたる横丁。

  • 物干しなぞ、日本とは縦横が逆さ、頭上お構い無しに<br />張り出す張り出す。<br /><br />申さんお構い無しにずいずい奥へと行く。<br /><br />やがて。<br />

    物干しなぞ、日本とは縦横が逆さ、頭上お構い無しに
    張り出す張り出す。

    申さんお構い無しにずいずい奥へと行く。

    やがて。

  • 魯迅故居。

    魯迅故居。

  • 3カ国語表示、なるほど日本人ゆかりの界隈だから<br />ですね。

    3カ国語表示、なるほど日本人ゆかりの界隈だから
    ですね。

  • 長屋のすぐお隣には住人が普通に生活しています。<br /><br />日曜日の午後大勢が繰り出す中を、申さんの先導で<br />あっちに行きこっちに戻り。<br />やっぱりツアーは中身が薄くなり勝ちなのが画像の<br />少なさが物語り、折角の租界もこれだけ。<br />そろそろ中国上海の時間も終盤です。<br /><br />この後は南京路とやらの言わば歩行者天国を黙々行き、<br />例によって同行の仁の発言、<br />「寒いで、もういいわ。」の声に、やれやれと苦笑いの<br />申さん、お疲れ。^^

    長屋のすぐお隣には住人が普通に生活しています。

    日曜日の午後大勢が繰り出す中を、申さんの先導で
    あっちに行きこっちに戻り。
    やっぱりツアーは中身が薄くなり勝ちなのが画像の
    少なさが物語り、折角の租界もこれだけ。
    そろそろ中国上海の時間も終盤です。

    この後は南京路とやらの言わば歩行者天国を黙々行き、
    例によって同行の仁の発言、
    「寒いで、もういいわ。」の声に、やれやれと苦笑いの
    申さん、お疲れ。^^

  • 最後のお夕飯は「泛禾小菜」個室です。<br /><br />わざわざ個室な上に、ビールがそれぞれの卓に渡り、<br />かの薄暗い食堂に始まった今ツアーも終わりよければ、<br />ですね。<br /><br />思えば申さん。<br />50歳にさしかかろうかと言う脂の乗った年代、日本語は<br />的確、ガイド内容も詳細かつ愉快な話し振り、オプション<br />や車内販売の努力など涙ぐましくもユーモラス、現地の<br />やり取りでは、なかなか強引かつ豪胆な押しの強さも<br />見せ、硬軟剛柔合い合わせ、大変に優秀な添乗さんと<br />拝察しました。<br /><br />対する我々総勢20名、ツアー慣れ世慣れ故にオプション<br />買い物最低限、しかし時間厳守規律遵守と迷惑を他人に<br />及ぼす場面が一度足りとありませんでしたし、足弱と見え<br />たご年配も、身のこなしはワカモノに伍して機敏でした。<br /><br />申さんにとっては、思いの外に吝いテキとは言え、気持ち<br />の良いご一行さまだったのではと自画自賛です。

    最後のお夕飯は「泛禾小菜」個室です。

    わざわざ個室な上に、ビールがそれぞれの卓に渡り、
    かの薄暗い食堂に始まった今ツアーも終わりよければ、
    ですね。

    思えば申さん。
    50歳にさしかかろうかと言う脂の乗った年代、日本語は
    的確、ガイド内容も詳細かつ愉快な話し振り、オプション
    や車内販売の努力など涙ぐましくもユーモラス、現地の
    やり取りでは、なかなか強引かつ豪胆な押しの強さも
    見せ、硬軟剛柔合い合わせ、大変に優秀な添乗さんと
    拝察しました。

    対する我々総勢20名、ツアー慣れ世慣れ故にオプション
    買い物最低限、しかし時間厳守規律遵守と迷惑を他人に
    及ぼす場面が一度足りとありませんでしたし、足弱と見え
    たご年配も、身のこなしはワカモノに伍して機敏でした。

    申さんにとっては、思いの外に吝いテキとは言え、気持ち
    の良いご一行さまだったのではと自画自賛です。

  • ホテルに帰り着いてエントランス前。<br /><br />見れば、とんでもない大きさの犬がそこに。<br />「トラ」と言う名前のこの犬、床からの高さと言い、体の<br />幅と言い、座ってしまった画像では<br />大きさが今一つでとても残念、この犬のオーナー氏の言わ<br />れるに、“黒い熊”と言う種なのだそう。<br /><br />後日調べると、マスチフ犬が該当するようで、でも顔が<br />随分違うと思う。<br />オーナー氏を含め画像を撮らせて頂く内に人が集まって<br />来て、写メなどぱちぱち、やっぱりどなたが見ても認める<br />とてつもなさなのでした。<br /><br />明日最終日は、帰国に向かいます。

    ホテルに帰り着いてエントランス前。

    見れば、とんでもない大きさの犬がそこに。
    「トラ」と言う名前のこの犬、床からの高さと言い、体の
    幅と言い、座ってしまった画像では
    大きさが今一つでとても残念、この犬のオーナー氏の言わ
    れるに、“黒い熊”と言う種なのだそう。

    後日調べると、マスチフ犬が該当するようで、でも顔が
    随分違うと思う。
    オーナー氏を含め画像を撮らせて頂く内に人が集まって
    来て、写メなどぱちぱち、やっぱりどなたが見ても認める
    とてつもなさなのでした。

    明日最終日は、帰国に向かいます。

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