ブエノスアイレス旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ブエノスアイレ最初の観光地ボカ地区は、ブエノスアイレスの最初の港が有ったラプラタ川の入り江の畔にある。<br /><br />その港に最初は黒人奴隷の人達が、後に更に廉価の労働力として、イタリア系等のヨーロッパから移民がこの港に上陸し、この辺りのコンベンティージョと呼ばれる、長屋形式の建物に住み付いた。<br /><br />この人達が離れた故郷を思い、日頃の憂さを紛らすため、ここで生まれたのがタンゴ。<br /><br />”タンゴはキューバのハバネラが源で、船乗りたちによって伝えられた踊りがアルゼンチン風にテンポが速められ、黒人たちのカンドンベのリズムが加えられタンゴになった”(小川TD配布の「旅のしおり」より)<br /><br />ポカ地区河畔に近い1ブロックを斜めに流れる小川が有ったが、港が繁盛するにつれ、貨物列車の引き込み線として埋め立てられた。<br /><br />ボカ地区は港の盛隆に伴う港機能向上の要請に対応できず、次第にその役割を失い、終には引き込み線もが廃止された。<br /><br />荒廃して行く状況を嘆いた人々が中心となり、ボカ地区の整備が始まった。<br /><br />その中に画家のキンケラ・マルティンがおり、コンベンティージョをペンキでカラフルな街並みに変え、貨物列車の引き込み線跡はタンゴの名曲に因んで”カミニート”(小路)と名付けられた。<br /><br />カミニートの入り口では、マラドーナ人形がほかの人形と一緒に、カラフルな家の2階のベランダから出迎えてくれる。<br /><br />ほんの100m程のカミニートではカラフルな家壁をバックに、キンケラ・マルティンを慕う画家たちが、キャンバスに建て架けた絵を売っている。<br /><br />マリア像が有るかと思えば、傍らの店先には色っぽ~いマネキンが佇む。<br /><br />カミニートを通りすぎるとコンベンティージョの裏はカフェが連なり、客席の中程でギターやバンドネオンのリズムが溢れ、タンゴの踊りが舞う。<br /><br />更に奥へ進むと壁中に漫画々々、無造作にぶら下がる色とりどりの衣類やスカーフ。<br /><br />頭がくらくらしそうになり、カミニートを出て裏にある広場に出る。<br /><br />ボカ地区の河畔側は港の名残りを感じさせる入り江が有り、その前は小さな広場。<br /><br />入り江に沿って街が延び、その先に川に被るように鉄橋が見える。ボカの象徴ニコラス・アベジャネーダ橋。<br /><br />広場の一角にある教会の真っ白の十字架とジャカランダの花の紫と青空が美しいコントラストを見せていた。<br />

msa410南米周遊旅情4章②タンゴ発祥の地カミニート・ボカ地区とラプラタ川 in ブエノスアイレス

3いいね!

2010/11/29 - 2010/11/29

509位(同エリア741件中)

WT信

WT信さん

ブエノスアイレ最初の観光地ボカ地区は、ブエノスアイレスの最初の港が有ったラプラタ川の入り江の畔にある。

その港に最初は黒人奴隷の人達が、後に更に廉価の労働力として、イタリア系等のヨーロッパから移民がこの港に上陸し、この辺りのコンベンティージョと呼ばれる、長屋形式の建物に住み付いた。

この人達が離れた故郷を思い、日頃の憂さを紛らすため、ここで生まれたのがタンゴ。

”タンゴはキューバのハバネラが源で、船乗りたちによって伝えられた踊りがアルゼンチン風にテンポが速められ、黒人たちのカンドンベのリズムが加えられタンゴになった”(小川TD配布の「旅のしおり」より)

ポカ地区河畔に近い1ブロックを斜めに流れる小川が有ったが、港が繁盛するにつれ、貨物列車の引き込み線として埋め立てられた。

ボカ地区は港の盛隆に伴う港機能向上の要請に対応できず、次第にその役割を失い、終には引き込み線もが廃止された。

荒廃して行く状況を嘆いた人々が中心となり、ボカ地区の整備が始まった。

その中に画家のキンケラ・マルティンがおり、コンベンティージョをペンキでカラフルな街並みに変え、貨物列車の引き込み線跡はタンゴの名曲に因んで”カミニート”(小路)と名付けられた。

カミニートの入り口では、マラドーナ人形がほかの人形と一緒に、カラフルな家の2階のベランダから出迎えてくれる。

ほんの100m程のカミニートではカラフルな家壁をバックに、キンケラ・マルティンを慕う画家たちが、キャンバスに建て架けた絵を売っている。

マリア像が有るかと思えば、傍らの店先には色っぽ~いマネキンが佇む。

カミニートを通りすぎるとコンベンティージョの裏はカフェが連なり、客席の中程でギターやバンドネオンのリズムが溢れ、タンゴの踊りが舞う。

更に奥へ進むと壁中に漫画々々、無造作にぶら下がる色とりどりの衣類やスカーフ。

頭がくらくらしそうになり、カミニートを出て裏にある広場に出る。

ボカ地区の河畔側は港の名残りを感じさせる入り江が有り、その前は小さな広場。

入り江に沿って街が延び、その先に川に被るように鉄橋が見える。ボカの象徴ニコラス・アベジャネーダ橋。

広場の一角にある教会の真っ白の十字架とジャカランダの花の紫と青空が美しいコントラストを見せていた。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス 飛行機
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

この旅行記のタグ

関連タグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

アルゼンチンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アルゼンチン最安 688円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

アルゼンチンの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP