祖谷渓・かずら橋・大歩危旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2012年の2月に2泊3日で、主に東四国を車で旅行してきました。<br />主目的は、大歩危・小歩危観光と金毘羅山参りでしたが、本当の目的は今まで行ったことのなかった香川・徳島両県を旅することにありました。<br />2月の寒い時期でしたが、前の週まで降っていた雪もなく、天候にも恵まれて青空の下美しい景色を見ることができました。<br />加えて、かなり前になりますが、2007年に行った西四国2県の小旅行の記録もこの機会に追加しています。<br />これで一応四国は全権制覇ということになりますが、まだ徳島の渦潮とか、足摺・室戸の両岬も行っていないので、機会があったら旅行して、今後追加していくつもりです。

四国ほぼ一周 2日間×2回の旅

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2012/02/10 - 2012/02/12

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massi

massiさん

2012年の2月に2泊3日で、主に東四国を車で旅行してきました。
主目的は、大歩危・小歩危観光と金毘羅山参りでしたが、本当の目的は今まで行ったことのなかった香川・徳島両県を旅することにありました。
2月の寒い時期でしたが、前の週まで降っていた雪もなく、天候にも恵まれて青空の下美しい景色を見ることができました。
加えて、かなり前になりますが、2007年に行った西四国2県の小旅行の記録もこの機会に追加しています。
これで一応四国は全権制覇ということになりますが、まだ徳島の渦潮とか、足摺・室戸の両岬も行っていないので、機会があったら旅行して、今後追加していくつもりです。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 四国旅行の旅行記なのに、なぜか倉敷から始まります。<br />今回の旅行を思い立ったのは一週間前、有休をとることもできなかったため、業務終了後四国にできるだけ近いところまで行っておこうということで、初日は倉敷へと宿泊することにしました。<br />倉敷までは車で3時間。着いたときには既に夜の9時になっていました。

    四国旅行の旅行記なのに、なぜか倉敷から始まります。
    今回の旅行を思い立ったのは一週間前、有休をとることもできなかったため、業務終了後四国にできるだけ近いところまで行っておこうということで、初日は倉敷へと宿泊することにしました。
    倉敷までは車で3時間。着いたときには既に夜の9時になっていました。

  • 初日の宿泊先は、倉敷アイビースクエアというホテルです。<br />泊まるだけなので、できるだけ安価で、かつ倉敷の散策もしたいということで、よく知らずにこのホテルにしましたが、ナビで来てみてびっくりです。美観地区のど真ん中の本町どおりに連れてこられて、中に入れば博物館がいっぱい。ナビを間違って設定してしまったかと思いました。<br />というのも、このアイビースクエアは、昔の倉敷紡績の工場・倉庫を改装してできたということで、赤レンガでできた壁には蔦が覆い茂り、歴史を感じさせる造りになっています。

    初日の宿泊先は、倉敷アイビースクエアというホテルです。
    泊まるだけなので、できるだけ安価で、かつ倉敷の散策もしたいということで、よく知らずにこのホテルにしましたが、ナビで来てみてびっくりです。美観地区のど真ん中の本町どおりに連れてこられて、中に入れば博物館がいっぱい。ナビを間違って設定してしまったかと思いました。
    というのも、このアイビースクエアは、昔の倉敷紡績の工場・倉庫を改装してできたということで、赤レンガでできた壁には蔦が覆い茂り、歴史を感じさせる造りになっています。

  • 翌朝、まずは倉敷の美観地区を散策しました。<br />天気も良く、倉敷川に映る白壁の建物が非常に美しく見えます。<br />本命の四国観光の前なので、前の日の夜と朝少し散策しただけでしたが、時間をとってもう少しじっくりと観光したかったです。

    イチオシ

    翌朝、まずは倉敷の美観地区を散策しました。
    天気も良く、倉敷川に映る白壁の建物が非常に美しく見えます。
    本命の四国観光の前なので、前の日の夜と朝少し散策しただけでしたが、時間をとってもう少しじっくりと観光したかったです。

  • 四国に渡る前に、鷲羽山に登って瀬戸大橋を眺めました。<br />まだ朝であったため、辺りには人も少なく、美しい瀬戸内海の景色をほとんど独り占め状態でした。

    四国に渡る前に、鷲羽山に登って瀬戸大橋を眺めました。
    まだ朝であったため、辺りには人も少なく、美しい瀬戸内海の景色をほとんど独り占め状態でした。

  • 四国に到着してまず訪れたのは丸亀城です。<br />私の旅行の目的の一つに、現存12天守の制覇というものもありますので、この機会を捉えて行ってみることにしました。(本当は倉敷の代わりに備中松山城へ行きたかったのですが、日程的にさすがに無理でした。)<br />丸亀城は丸亀の町を望む小高い丘に建てられた城で、3層の天守は大きいとは言えませんが、白壁の風格ある建築です。

    四国に到着してまず訪れたのは丸亀城です。
    私の旅行の目的の一つに、現存12天守の制覇というものもありますので、この機会を捉えて行ってみることにしました。(本当は倉敷の代わりに備中松山城へ行きたかったのですが、日程的にさすがに無理でした。)
    丸亀城は丸亀の町を望む小高い丘に建てられた城で、3層の天守は大きいとは言えませんが、白壁の風格ある建築です。

  • 香川県に来たら、当然讃岐うどんでしょ。という感じで、ガイドブックでどこに食べに行くのか探しましたが、どうせ行くのならNO1人気の店にしようということで、「山越うどん」に行ってみました。<br />着いたときにはまだ11時をまわったばかり。少し早すぎたか、と思いましたが、店の前には既に長蛇の列ができていました。<br />

    香川県に来たら、当然讃岐うどんでしょ。という感じで、ガイドブックでどこに食べに行くのか探しましたが、どうせ行くのならNO1人気の店にしようということで、「山越うどん」に行ってみました。
    着いたときにはまだ11時をまわったばかり。少し早すぎたか、と思いましたが、店の前には既に長蛇の列ができていました。

  • 寒さの中、待つこと1時間。12時ちょうどにお店に入れました。<br />「山越うどん」は釜揚げうどんに卵をかける「かまたま」で有名になった店ですので、当然注文しました。<br />写真は3玉と、2玉で、トッピングは4つほど。これだけあわせても1,500円程度と非常にリーズナブルです。こうしたところも人気の秘密でしょう。<br />もちろん味は最高で、お土産用にも2セット買いました。

    寒さの中、待つこと1時間。12時ちょうどにお店に入れました。
    「山越うどん」は釜揚げうどんに卵をかける「かまたま」で有名になった店ですので、当然注文しました。
    写真は3玉と、2玉で、トッピングは4つほど。これだけあわせても1,500円程度と非常にリーズナブルです。こうしたところも人気の秘密でしょう。
    もちろん味は最高で、お土産用にも2セット買いました。

  • 続いて向かったのは金毘羅山です。<br />時間の関係で登るのは本宮までと決めていましたが、事前に大変だとは聞いていましたが、785段の階段はさすがにつらかったです。<br />785段といっても実感がわかないため、ビルとかでも登ったことがあるし、大丈夫だろうと思っていましたが、ビルの階段と違うのは、一段一段が長く、距離もあるということです。

    続いて向かったのは金毘羅山です。
    時間の関係で登るのは本宮までと決めていましたが、事前に大変だとは聞いていましたが、785段の階段はさすがにつらかったです。
    785段といっても実感がわかないため、ビルとかでも登ったことがあるし、大丈夫だろうと思っていましたが、ビルの階段と違うのは、一段一段が長く、距離もあるということです。

  • その分本宮に到達したときは非常に達成感があり、そこからの景色もより一層きれいに感じました。<br />お参りをすませ、またもとの石段を戻りますが、帰りは行きの2/3程度の時間で降りることができました。

    その分本宮に到達したときは非常に達成感があり、そこからの景色もより一層きれいに感じました。
    お参りをすませ、またもとの石段を戻りますが、帰りは行きの2/3程度の時間で降りることができました。

  • その後、祖谷温泉を目指して、祖谷の山道を辿りました。<br />祖谷渓に沿った狭い県道を走らせていると、突然小便小僧がありました。祖谷渓の小便小僧といえば、ガイドブック等にも取り上げられて有名なため、さぞかし観光地化されているかと思いきや、全くそんなことはなく、展望台も駐車場もない県道の脇にぽつんと佇んでいるだけです。しかも、直下には200m以上はあろうかという断崖絶壁。写真を撮るためにはガードレールに登らなければならないのですが、とても怖かったです。<br />

    その後、祖谷温泉を目指して、祖谷の山道を辿りました。
    祖谷渓に沿った狭い県道を走らせていると、突然小便小僧がありました。祖谷渓の小便小僧といえば、ガイドブック等にも取り上げられて有名なため、さぞかし観光地化されているかと思いきや、全くそんなことはなく、展望台も駐車場もない県道の脇にぽつんと佇んでいるだけです。しかも、直下には200m以上はあろうかという断崖絶壁。写真を撮るためにはガードレールに登らなければならないのですが、とても怖かったです。

  • その後、有名なかずら橋にも行ってみましたが、こちらは修復中のため渡ることができませんでした。代わりに横にかかる橋からはしっかり見ることができましたが、かなりがっしりとした橋の印象を受けました。<br />直前に見た祖谷渓の小便小僧と比べて、高さもそれほどではなく、アクセス道路や巨大な駐車場、お土産屋等も整備されており、横にはがっしりとした車用の鉄橋もついています。かずら橋というと、いかにも秘境のような感を受けますが、観光シーズンは人ごみも凄いでしょうし、秘境感は正直ほとんどないと思います。

    その後、有名なかずら橋にも行ってみましたが、こちらは修復中のため渡ることができませんでした。代わりに横にかかる橋からはしっかり見ることができましたが、かなりがっしりとした橋の印象を受けました。
    直前に見た祖谷渓の小便小僧と比べて、高さもそれほどではなく、アクセス道路や巨大な駐車場、お土産屋等も整備されており、横にはがっしりとした車用の鉄橋もついています。かずら橋というと、いかにも秘境のような感を受けますが、観光シーズンは人ごみも凄いでしょうし、秘境感は正直ほとんどないと思います。

    小便小僧 名所・史跡

    誰が置いたか小便小僧 by massiさん
  • その後、祖谷温泉のホテル秘境の湯に宿泊しました。<br />ここは、場所としては大歩危から祖谷渓に入るメイン道路に面しており、景色に関しては秘境というほどではありませんが、食事・風呂とも十分で昼の金毘羅山観光での疲れを癒すことができました。

    その後、祖谷温泉のホテル秘境の湯に宿泊しました。
    ここは、場所としては大歩危から祖谷渓に入るメイン道路に面しており、景色に関しては秘境というほどではありませんが、食事・風呂とも十分で昼の金毘羅山観光での疲れを癒すことができました。

  • 翌日は小歩危の観光からです。<br />前日かずら橋を渡ることができなかったため、小歩危駅から辺りの遊歩道を散策していたところ、地元の人用と思われるつり橋を発見したので渡ってみることにしました。<br />この吊橋は鉄製ではありますが、古いせいかかなり錆び付いており、また、足板にも隙間があり、はるか下の水面が見えます。

    翌日は小歩危の観光からです。
    前日かずら橋を渡ることができなかったため、小歩危駅から辺りの遊歩道を散策していたところ、地元の人用と思われるつり橋を発見したので渡ってみることにしました。
    この吊橋は鉄製ではありますが、古いせいかかなり錆び付いており、また、足板にも隙間があり、はるか下の水面が見えます。

  • 橋の上からは小歩危の絶景が見えましたが、中ほどまで来ると風で揺れてとても怖く、途中で引き返してしまいました。<br />戻った後、入り口近くの看板を見ると、この橋は治山用に作られた赤川橋という橋だそうで、観光用ではないため、事故が起こっても管理人は一切責任を負わないとの立て札がありました。<br />すみません。気がつきませんでした。。

    橋の上からは小歩危の絶景が見えましたが、中ほどまで来ると風で揺れてとても怖く、途中で引き返してしまいました。
    戻った後、入り口近くの看板を見ると、この橋は治山用に作られた赤川橋という橋だそうで、観光用ではないため、事故が起こっても管理人は一切責任を負わないとの立て札がありました。
    すみません。気がつきませんでした。。

  • その後、大歩危に戻り遊覧船に乗り観光です。<br />太陽は出ているとは言え、山深い渓谷はとても寒く、遊覧船の中には電気カーペットと炬燵ぶとんが敷かれており、乗客は一人一個の懐炉を渡されて暖をとっていました。

    その後、大歩危に戻り遊覧船に乗り観光です。
    太陽は出ているとは言え、山深い渓谷はとても寒く、遊覧船の中には電気カーペットと炬燵ぶとんが敷かれており、乗客は一人一個の懐炉を渡されて暖をとっていました。

  • その分、渓谷の水はとてもきれいで、不思議なほどの緑色をたたえていました。<br />水の流れも急ではなく、往復30分、寒かったですが大変美しい景色を見ることができました。

    イチオシ

    その分、渓谷の水はとてもきれいで、不思議なほどの緑色をたたえていました。
    水の流れも急ではなく、往復30分、寒かったですが大変美しい景色を見ることができました。

  • その後は、一気に車を走らせてしまなみ海道を目指しました。<br />ここで高速が一時途切れますので、昼食と今治城観光に行きました。<br />今治城は築城名人藤堂高虎が築いた海城で、海に近いということは攻められやすいということですが、その代わりに海水を引き込んだ巨大な堀で防御する思想で築城されています。<br />今治城には立派な天守がありますが、これは模擬天守で、中は大阪城などと同じように鉄筋コンクリートの博物館になっています。

    その後は、一気に車を走らせてしまなみ海道を目指しました。
    ここで高速が一時途切れますので、昼食と今治城観光に行きました。
    今治城は築城名人藤堂高虎が築いた海城で、海に近いということは攻められやすいということですが、その代わりに海水を引き込んだ巨大な堀で防御する思想で築城されています。
    今治城には立派な天守がありますが、これは模擬天守で、中は大阪城などと同じように鉄筋コンクリートの博物館になっています。

  • しまなみ海道を渡る前に、来島大橋を見に糸山公園に行きました。<br />瀬戸大橋が一本の橋であるのに比べ、こちらは島々を縫うように橋がかけられており、いかにも瀬戸内海という景色になっています。天気も良く、ここからの眺めは素晴らしく、旅の最後を飾るに最も良い場所でした。

    しまなみ海道を渡る前に、来島大橋を見に糸山公園に行きました。
    瀬戸大橋が一本の橋であるのに比べ、こちらは島々を縫うように橋がかけられており、いかにも瀬戸内海という景色になっています。天気も良く、ここからの眺めは素晴らしく、旅の最後を飾るに最も良い場所でした。

  • 以下は2007年11月の松山・高知旅行です。<br />1泊2日で高知まで往復するという強行軍でした。<br />初日は柳井港からフェリーで松山へ。<br />市電に乗り松山の町を観光しましたが、そこはかとなく明治・大正の匂いが感じられる見所の多い町です。

    イチオシ

    以下は2007年11月の松山・高知旅行です。
    1泊2日で高知まで往復するという強行軍でした。
    初日は柳井港からフェリーで松山へ。
    市電に乗り松山の町を観光しましたが、そこはかとなく明治・大正の匂いが感じられる見所の多い町です。

  • もちろん松山城も観光しました。<br />松山城は松山を見下ろす小高い岡の上に建っており、ケーブルカーもしくはリフトで山上まで登ります。そこから更に徒歩で天守まで上りますので、往復するとかなりの運動になります。<br />天守は複郭型の天守で、見る方向によって形が異なり、見応えがありました。

    もちろん松山城も観光しました。
    松山城は松山を見下ろす小高い岡の上に建っており、ケーブルカーもしくはリフトで山上まで登ります。そこから更に徒歩で天守まで上りますので、往復するとかなりの運動になります。
    天守は複郭型の天守で、見る方向によって形が異なり、見応えがありました。

  • 翌日は車を飛ばして高知へ向かいました。<br />朝、奥道後温泉を出発して、高知に着いたのがお昼前。桂浜でかつおのたたき定食を食べて、竜馬像と歴史資料館を観光。その後高知城を見て、夕方のフェリーに間に合うように再び松山へ。実質3時間程度とさすがに短すぎました。次回はゆっくり観光したいです。

    翌日は車を飛ばして高知へ向かいました。
    朝、奥道後温泉を出発して、高知に着いたのがお昼前。桂浜でかつおのたたき定食を食べて、竜馬像と歴史資料館を観光。その後高知城を見て、夕方のフェリーに間に合うように再び松山へ。実質3時間程度とさすがに短すぎました。次回はゆっくり観光したいです。

  • このように超強行軍の2日間ツアー2回で四国の主要都市は回ることができました。<br />しかし、鳴門の渦潮とか、足摺・室戸の両岬等遠い場所は行き残しております。今後機会があれば旅行して、随時追加していきたいと思います。

    このように超強行軍の2日間ツアー2回で四国の主要都市は回ることができました。
    しかし、鳴門の渦潮とか、足摺・室戸の両岬等遠い場所は行き残しております。今後機会があれば旅行して、随時追加していきたいと思います。

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