1990/08/09 - 1990/08/20
27位(同エリア62件中)
jiuさん
1990年の夏、ペルシャの歴史をたどるトラベル日本のツアー「イラン一周イスラム紀行12日間」(添乗員同行)に参加。直前の8月2日にイラクがクウェート侵攻を開始し、ツアーが催行されるかハラハラしたものの、隣国のイランには直接影響はなく予定どおり催行。
しかし、イラン航空の出国便は4時間遅れ、テヘランにも3時間遅れの午前3時到着で、ホテルに着く頃には空が白み始めていました。その後も、ホテルのオーバーブッキングあり、警察にバスごと連行されたり、いろんなトラブルに遭遇したツアーでした。^^;
<旅程>
□ 9日(木) 成田(IR801)⇒(北京経由)⇒テヘラン
■ 10日(金) レイ観光
■ 11日(土) テヘラン→ハマダーン
■ 12日(日) ターキブスタン、ビストゥーン観光
■ 13日(月) ハマダーン→コム→カシャーン
■ 14日(火) カシャーン→ヤズド
■ 15日(水) ヤズド→パサルガダエ→シラーズ
□ 16日(木) ペルセポリス、ナクシュ・ロスタム観光、シラーズ(IR124)⇒イスファハン
□ 17日(金) 市内観光
□ 18日(土) 市内観光、イスファハン(IR124)⇒テヘラン
□ 19日(日) 市内観光、テヘラン(IR800)⇒
□ 20日(月) ⇒(北京経由)⇒成田
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- イラン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
<8月10日>
テヘラン近郊 レイ
午前の日程はもともとホテル休息だったので観光は午後から。
ガイドの説明によると、レンガでできたこの建物はササン朝時代に宮殿だった所。畑に囲まれた丘の上にあり、ほかに遺跡らしきものは見当たらず。 -
<8月11日>
テヘランからハマダーンへの専用バスで移動の日。当時でも車がみんな古いな〜という印象を持ちました。
途中で寄ったアリサダ鍾乳洞の写真は暗くてブレブレのため省略。(-_-)
ハマダーンのホテルではオーバーブッキング!で部屋が足りず、男性4人が一部屋に泊まる羽目に・・・。連泊の翌日はちゃんと部屋が確保されていたのでホッ。^^; -
<8月12日>
ハマダーン イブン・シーナ霊廟 -
イブン・シーナ像
11世紀初めに活躍した偉大な哲学者であり医学者。日本人には馴染みが薄いですね。 -
ハマダーン サンゲシール広場
石のライオン像は約2300年前に作られたものらしい。風化や(おそらく)人に撫で撫でされて、本当にライオン?という姿に、、、。元の姿は想像するしかない。
このあと、バスの中から街並みの写真を撮っていたのをポリスに言い掛かりをつけられ、バスごと警察署に連れて行かれ3時間も時間が無駄に。^^; -
ターキブスタン遺跡
ササン朝時代(3~7世紀)に造られた磨崖レリーフ群の遺跡。
このレリーフは、アルダシール2世(中央)がゾロアスター教の最高神アフラ・マズダ神(右)から王権のシンボルを授与されているところ。 -
ターキブスタン遺跡
シャープール2世(右)と3世(左)のレリーフ。石窟の奥の壁に彫られています。 -
ターキブスタン遺跡
上の石窟の左隣にさらに大きな石窟があり、奥の壁のレリーフにはホスロー2世(中央)がアフラ・マズダ神(右)から王権のシンボルを授与されている様子が描かれています。 -
ターキブスタン遺跡
時代がずっと下ってカジャール朝(18世紀末~20世紀初め)のレリーフ。ガイドの説明ではアラーの図ということでしたが、イスラム教は偶像崇拝禁止だったのでは?? -
ビストゥーン ダリウス1世の戦勝記念レリーフ
アケメネス朝(紀元前6~4世紀)の第3代の王の功績を称えたレリーフ。
崖の高い所にあるので分かりにくいのですが、左から3人目がダリウス1世。レリーフの下には3種類の楔形文字で記された碑文が刻まれていて、楔形文字の解明にとても重要な役割を果たしたとのこと。 -
<8月13日>
コム ファーティマ廟
コムはイスラム教シーア派の聖地。ファーティマ廟はサファビー朝アッバース1世が16世紀頃に建造。 -
上の写真の左端にちょっぴり写っているドームの全景。細かな模様が美しい。
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カシャーンへ向かう途中、砂ぼこりがひどくなってきて太陽が霞んでしまいました。
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<8月14日>
カシャーン フィン庭園
砂漠地帯にありながら、地下用水路カナートの水を利用しているので水が豊富。 -
ヤズド ゾロアスター教寺院の聖火
ゾロアスター教は火を神聖なものと考えています。この火は1500年以上も途絶えることなく燃えているそうです。 -
ヤズド 金曜日のモスク
別名ブルー・モスク -
ヤズド アミール・チャグマーグ広場
広場に面して建っている建物の方に魅かれたようで、広場は全然写っていなかった。(^^ゞ -
ヤズド 沈黙の塔
ゾロアスター教の鳥葬場。鳥が死者の右目からついばむと天国へ、左目からなら地獄へ行くそうな。壁で囲んでいるのは獣に荒らされないようにするため。 -
<8月15日>
パサルガダエ
紀元前6世紀にアケメネス朝最初の都となったペルシャ発祥の地。写真は初代国王キュロス2世の墓、らしい。ペルセポリスが都になるのは第3代のダリウス1世の頃。 -
パサルガダエ
今は荒れ野が広がる・・・遠くにつむじ風・・・ -
パサルガダエ
半獣人・半魚人のレリーフ -
パサルガダエ
何だったか忘れました。(^^ゞ -
シラーズ ハーフェズ廟
14世紀の詩人ハーフェズはイランの4大詩人のひとり。
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