女ひとりドナウ川サイクリング旅行（パッサウ～ウィーン）1日目、2日目ウィーン⇒パッサウ

2010/07/29 - 2010/08/08

1日目、2日目ウィーン到着からパッサウ到着まで。

ドナウ川沿いのサイクリングロードを女自転車ひとり旅してきました。
ドイツとオーストリアの国境近くの町パッサウからウィーンまでのサイクリング旅行記です。

使用したのは、５泊６日のパッサウ⇒ウィーン自転車パック旅行。
ネットで事前に申し込みをしておきました。
自転車と宿がパックになっていて、荷物は毎日車で運んでくれます。

自転車旅行の経験なし。乗ったことがあるのはママチャリだけ。
同年代のアラサー女性よりはるかに体力がないことは間違いない私でも楽しく自転車で走りきることができました。


[日程]
７月30日　ウィーン到着
7月31日　ウィーン⇒パッサウ（鉄道移動）
8月1日　パッサウ⇒リンツ（船、自転車）
8月2日　リンツ⇒Bad Kreuzen　（電車、自転車）
8月3日　Bad Kreuzen⇒ペヒラルンPochlarn　（自転車）
8月4日　ペヒラルンPochlarn ⇒ クレムス（船、自転車）
8月5日　クレムス⇒ ウィーン（電車、自転車）
８月６日　ウィーン郊外 バーデンへ （電車）
８月７日 ウィーンから帰国

エリア パッサウ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 自転車 飛行機
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

自転車に関してはパック旅行を申し込んでいますが、そこまでのエアー、電車、ホテルなどは自分で用意する必要があります。

今回使用したエアーはエミレーツ。
パッサウには、ドイツ側からアクセスするか、ウィーン側からアクセスするか迷いましたが、ウィーンには一度行ったことがあり、大体の地理を理解していたので、ウィーンから鉄道を使ってパッサウまで移動することにしました。
パッサウは比較的電車でアクセスしやすかったところも、このパックに決めた理由の一つでした。

ウィーン着が午後2時ごろだったので、無理をすればパッサウまでその日のうちに行けたかもしれませんが・・・今回はのんびりウィーンで一泊していくことに。
宿泊はホテルブリストル。こちらのホテルも自分で予約していきました。

おなかがすいたので、ホテル周辺をぶらぶら。どうしても自転車が気になります。
自転車専用路があちこちにあるし、自転車も多い。本当に自転車にとって走りやすい国でした。

お腹を満たしてから、明日の切符を買いに、駅に行きました。そして、ホームの場所をチェック。

翌日。朝からマーケットを見て回る予定でしたが、なんとなくダルいので、無理せずホテルでゆっくりすることに。

電車の時刻にあわせてチェックアウトをして、地下鉄でウィーンの駅に向います。
12時過ぎ、昨日予約しておいた電車に乗車。

停車駅が乗った冊子が配られたし、止まる駅の電光表示もあって、わかりやすかったです。

15時過ぎ。パッサウに到着。

パッサウ駅前。さっそくサイクリストがたくさんいます。

さて。旅行社からのメールでは、バスでホテルまで行けるとのことだったんですが・・・そのバス停が見当たらず。
ドイツ語できないため、地元のおばあちゃんが丁寧に教えてくれたにも関わらず、見つけられませんでした。大学で習ったドイツ語、なんの役にも立ちません。悲しい。

といわけで、タクシーで移動。20分くらいで着いたと思います。

パッサウのホテル：Achat Hotel Passau

このホテルは自転車ツアーにパックになっているホテルです。
このホテルが旅の出発点です。

ホテルの部屋はシングルでした。
天井が斜めでかなり狭い。
でも必要最低限の広さはあるし、ただ寝るだけだったので、これでもOK！

ここで今回の自転車パックツアーの流れについて説明。
使用したのはRAD & REISEN という自転車専門ツアー会社の「Danube Cycle Path tours」。
英語でのやり取りで、値段確認、予約、支払いを行いました。
驚くほど安いツアーで、一人申し込みの追加料金を併せても、なんと474ユーロ。
これで自転車代、ホテル（朝食込み）代、お土産代（途中の街でワインや御菓子が貰える）、故障時の修理代、パッサウからの遊覧船代がパックになっています。
何かのアニバーサリーで特別やすくなっているコースでした。

[申し込みから実際に自転車旅行が始まるまでの流れ]
ツアーに申し込む。支払いを行う。
　　↓
日程表が届く。
ホテルの名前や自転車受け取り方法が書いてある。
　　↓
１日目のホテルに着く。ホテルのフロントの人が、旅行会社からの必要なもの一式（左写真）と自転車受け取り場所について説明してくれる。
　　↓
2日目朝に自転車受取所に赴き、自転車を受け取り、地図を見ながら自力でサイクリング開始。

という流れです。ですので、旅行社の人は全てのものを手配するだけ。一度も旅行社の人には会いません。それぞれの場所で旅行社が発行したクーポンを渡していくだけ。
道中はひとりです。同じツアーに参加しているらしい人とも朝食の席で挨拶をする程度です。
ただ、かなり数の人がこのツアーに参加しているので、あちらも外国人に慣れています。どこでも英語が通じましたし、流れに乗っていけば難しいことはありません。
個人旅行が出来る程度の英語力があれば、申し込めるツアーだと思います。

英語のメールも読みやすく、返事も早かったので、心配はありませんでした。こちらの疑問にも丁寧に返答がもらえました。
RAD & REISEN
http://www.radreisen.at/en/home.html

[ホテルで受け取った一式の中身]
自転車用地図（英語でとてもわかやすい地図）
各地の観光案内パンフレット
クーポンがまとまった冊子
自転車の前に取り付けて使えるバッグ

ホテル、遊覧船、お土産、各地の修理屋さんで使うクーポンが一冊にまとまっています。これを各場所でちぎって渡すことになります。

クーポンに地図はついていないため、自力で調べるか、尋ねることになります。ホテルは出国前にメールで送られてきていたので、すべてgoogleマップで場所を調べて印刷して持ってきました。調べておいてよかった・・・。

お腹もすいたし、自転車受け取り場所を確認＆夕食を調達に出かけました。
フロントのお兄さんにスーパーの場所を尋ねるとすぐ近くのようなので、そこに行くことにしました。

自転車受け取りの場所へ行く途中に不思議な建物を発見しました。壁全体にガラス片のようなものが埋め込まれていてとても綺麗でした。

自転車受け取り場所はホテルから10分程度坂を下った場所にありました。
ホテルのフロントで詳細な地図を貰っていたので、簡単にわかりました。

夕食はピザにしました。
明日の朝は早いので、早めに就寝。
明日から、いよいよサイクリングスタートです。