2012/02/04 - 2012/02/04
314位(同エリア386件中)
ちゃおさん
バス路線は認可行政だから、各県で地元のバス会社が根を張っている。隣の福島県では、小針一族が牛耳る福島交通が各分野に根を張っているが、ここ宮城では、宮城交通、通称「ミヤコ―」で親しまれているバス路線が、県内を巡っている。帰りはこの石巻港から30分置き位に循環しているミヤコ―バスで、石巻駅まで戻る。
このバス路線の終点は女川で、このブログの知友竜司さんの大キライな女川原発のあるところである。フクシマ第一が津波による大変な被害を受けたのに反し、震源地に近いここの原発は全くの被害もなく、安全に緊急停止しているが、現在もなお運転の目途が立っていない。
本来はこの原発よりか、牡鹿半島の先端部にある金華山の方が有名で、今日時間があれば、金華山まで足を伸ばしたくも思ったが、バス便で女川まで出て、更に、フェリーで渡るには1日行程ではかなり厳しく、代わりに松島経由で帰ることにした。
又、ちょっと場所がずれるが、牡鹿半島の中程には、月浦という湊があるが、嘗て江戸時代の始め頃、仙台藩主伊達正宗の命を受けて、藩士の支倉常長がこの湊から渡欧したものである。
車であれば牡鹿半島を一周する位、1時間もあれば可能であるが、今回はバス旅行。時間もままならないし、バス停から目的地までは歩いて行かなければならない。そうした思いを残して石巻駅まで戻ったが、仙石線は、途中の津波で最も酷くやられた東松島町、野蒜地区を代行バスで運行し、仙台まで全線通じている。丁度良かった。今からの時間なら、今日明日と松島で行われている牡蠣祭りに間に合うかも知れない。1時15分の電車の発車を待ち遠しく待った。
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牡鹿半島には見るべき所が多い。3キロ沖の金華山神社は東北三大霊場の一つに数えられている。又金華山沖は日本三大漁場の一つになっている。
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石巻駅前ロータリー。折から又粉雪が舞ってきた。
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ああ、こんな場所にも庄やがある。サラリーマンの息抜きの場所は、地方都市でも必要なんだ。
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駅前の観光案内所は名ばかりで、中はこの町の物産の土産物売り場。糸こんぶ、姫たら、小アジの干物等をお土産に買って行く。北廻船、菱垣廻船の伝統は今に続いている。
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もう一度石森章太郎にさよなら、を。
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JR仙石線、石巻駅ホーム。
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今は地方駅でもこうした跨線橋が作られている。
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電車内の様子。土曜日の午後だから、客は少ない。
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ワンマン電車だから、キップも自分で清算。
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窓外に舞う粉雪。
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仙石線はまだ完全復旧されてなく、松島手前の矢本駅で代行バスに乗り換え、松島へ行く。
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