2003/03/13 - 2003/03/14
3位(同エリア24件中)
こあひるさん
《古いネガフィルムをデジタル化して整理しています》
2003年3月13日(木)、ピーブルズPeeblesからバスで一度エディンバラに戻り、その足で、列車に乗り、エディンバラから2時間ほどのピトロッホリーPitlochryという町に移動です。
ピトロッホリーは、スコットランドきっての保養地。落ち着いたグレーの石造りの街並みや、鮭も遡上するというタンメル川や上流のダム湖など、自然いっぱいの景色が、町の中心からすぐのところに広がる、小さいながらも見どころたくさんの美しい町でした。
コメントは、当時使用して手元に残っているガイドブックと、当時の記憶(これがかなり曖昧)を元にしていますので、現在は変わっているかもしれません。
*** フィルムカメラは、フィルムがすっごく荷物になったし、1日何本位と決めて撮影しないとならなかったし、ちゃんと撮れているか現像するまでわからないので心配だったし、景色を1枚でも多く撮りたいので、乗り物の中や食事などを撮影することもほとんどなかったです・・。 ***
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
エディンバラから列車で2時間ほどでピトロッホリーPitlochry。
途中、エンジントラブルか何かよくわからないけれど、別の列車に乗り換えさせられるというハプニングはあったものの、無料でソフトドリンク1本もらって、予定より30分ほど遅れて、ピトロッホリーPitlochryに到着。
ピトロッホリー駅です。イギリスの田舎でよく見るふつうのちょっと可愛らしい駅です・・・。 -
私が立っているのは、プラットホームではなくて、プラットホームとの仕切りがほとんどない駅の出口から出た外側です。
白い可愛らしい橋は、さっき列車からおりたホームから、出口のあるこっち側のホームへ渡る橋です。 -
ヨーロッパなどでは割と普通ですが、列車駅は、たいがい町の中心にはありません・・。
駅前は、普通の住宅地でした。
でも、グレーっぽい石造りの家並みは素敵な感じです。 -
駅から、町のメインストリートであるAtholl Rd.までは歩いてすぐ。
ここの町の建物では、三角屋根の正面側に、ギザギザとかの装飾がついているのをよく見かけました。 -
季節外れですが、それなりに、賑わってます。
ピトロッホリーは、イギリスでは保養地として有名で、ロンドン留学中、夏目漱石もここで骨休めをしたとか・・・。
近郊には、イギリスにしては珍しく石の色そのものではなく、白いお城のブレア城Blair Castleがあったり、町にはフェスティバル・シアターがあったりするのだけれど、3月はシーズンオフで、やっていません。残念・・・。 -
まずは、荷物があるので、今日1泊するホテルへ向かいます。
メインストリートには、スコットランドらしいニット製品やカシミヤマフラーなどのお店も多いです。連れ合いへのお土産に、セーターを買いました。
ホテルは、メインストリートから、少し離れた所にあるようです。
その途中の街並みは、落ち着いた色合いの家々と、グレーの屋根がかわいい感じ。
色合いはかなり違っているけれど、コッツウォルズ地方の石造りの街並みをちょっと思い出しました。 -
今日お泊りのKnockendarroch Houseです。
町なかから上り坂の道をすすみ、しかもホテルの建物が丘の上にあるので、荷物を引きながらたどり着くのが、ちょっと苦労でした(体力ないっ!!)。 -
1880年に建てられたとても素敵な建物で、頑張ってうまく写真に撮りたかったんだけれど、どうしても、木とかが邪魔してうまく写せなかった・・・。
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一応、全景はこんな感じ。
ホテルでもらってきたポストカードを写してみました。
私の写真、うまく写っているのがなかったので(T_T)・・・。 -
お部屋、超かわい〜!!!
ひとりだと、感激しても、語り合う相手がいないから、こんな時、ちょっと寂しい・・・。 -
イギリスの田舎のホテルやB&Bは、価格が高くないのに、お部屋が結構広くてうれしい。
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お部屋の窓からの眺め。
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さて、荷物を置いて、散策開始です。
階段を降りて・・・。 -
なかなか雰囲気のよいホテルです。
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当時、1日に撮影する枚数の目安を決めていたのに、しつこくホテル内の写真を撮ってあるってことは、よっぽどホテルがステキ〜と思ったんでしょうね(^O^)。
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レセプションのある玄関ホール。
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ホテルは、こんな感じの芝生と木々に覆われた小高い丘の上にあります。
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ホテルの建っている丘を降りて、ぶらぶら散策です。
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メインストリートからは裏に入った地域なんですが、B&Bが何軒もありました。
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奥の遠くに見える建物が、ホテル。
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ピトロッホリー近郊には、蒸留所があったりして、スコッチウィスキーが名物(スコットランドだから・・)です。
私は、ウィスキーは飲めないので、わざわざ何キロも歩いて、蒸留所を訪ねることはないけれど、そんな私の目に留まったのが、町なかで見かけた蒸留所風の白い壁の建物。ちょびっとだけ、蒸留所の建物の雰囲気を感じられました。 -
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メインストリートに再び出ました。
時刻は、もう夕方4時すぎになっていますので、ちょっと急ぎ目に散策しなければ・・・。暗くなると、田舎だから、真っ暗になっちゃう・・・。 -
記憶がかなり曖昧ですが、たぶんタンメル川River Tummelの方へ出ようと歩いて行ったら、タンメル川の上流に造られたダム湖のファスカリー湖Loch Faskallyに出たのだと思います。
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ファスカリー湖畔の遊歩道を歩きます。
誰もいないし、ひとりで歩いていると、ちょっぴりさびしいような気がする・・・。 -
ファスカリー湖。
季節柄、寂しさつのる色合いの風景です。
でも、きれ〜!! -
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ガイドブックで、緑の丘陵地と美しく澄んだタンメル川・・・という紹介を読んで(写真はなかった)、私のお気に入りの、緑の芝生とあまり大きくない川・・という風景を求めてこの町に来たのですが、どうやらちょっとニュアンスが違う〜!みたい。
かなり森林・・・。ちょっとした山道・・・。結構大きくて、流れの速い川。ハイキングに来るつもりじゃ・・・(;O;)。
はぁはぁ・・!私には、かなりハードでした・・・。 -
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ここ、すっご〜い急な芝山で、上るのにひどくハードだったことは、よ〜くよぉ〜く覚えています。
コートを着ていたのですが、汗だくになりましたし・・。 -
タンメル川。
上流にダムがあり、ダムの先にさっき見てきた、ダム湖であるファスカリー湖があります。 -
秋になると産卵のために、北上してきたたくさんの鮭が、川の上にあるファスカリー湖へたどり着くために、高低差86.5mもあるダムを遡る姿を見ることができるそうです。(今頃、この情報知ったのですが、うろこ嫌いの私には、ちょっと気持ち悪いかもしれないけれど、見てみたい気も・・・。)
その鮭の遡上をヘルプするための魚梯がありました(そういう施設だと知ったのは、やはり今ですが・・・てへっ!) -
当時は、そもそもダムがあること自体、前もって知りませんでしたので、あれ?ダムがあるんだ〜と思ったくらいでした。
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ダムのあたりには、レストランとかの建物が整備されています。
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タンメル川に架かった橋。
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橋から、ダムの方を眺める。
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橋から、(たぶん)ダムと反対方向を眺める。
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芝生と大きくない川・・・といった想像とは、かなりギャップがありました。
求めていたのどかな風景・・というよりも、大自然の風景すぎ・・。
でも、予想外の大自然満喫のハイキングも悪くない(コートが暑かったが・・・)。だけど、こんな場合には、ひとりで必死に歩いているのは、少し虚しい気がする。誰かとおしゃべりしながら、素晴らしい自然を分かち合いたかったかも。 -
イギリスに来てから、水仙をよく見かけました。
イギリスは、まだ寒い冬だと思っていたのだけれど、思ったよりも春が近いんだなぁ〜と感じました。
ここにも、水仙系と見える野草の花が咲いていました。 -
山々と川。いい景色。
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暗くならないうちに、町なかへ引き返してきました。
イギリスでは、夕方5時〜6時頃になるとお店が終わってしまうので、もう人もあまりいませんでした。 -
夕食は、ホテルでとることにしてあるので、暖炉の前で暖まりながら待ちました。
夕食メニューは、前菜・スープ・メイン・デザートで、いくつかの種類から選びます。私は、メインには、せっかくスコットランドなので、サーモンを食べたようです(実は、全く記憶がないのですが、当時、毎日、連れ合いに、泊まり先からFaxで、毎日の便りを出していたので、それを今、参考にしながら旅行記のコメントを書いています。)
とっても、おいしかったと書いてあります。
でも、写真はとってないんですけれど・・・ね(今なら写しておくのが当たり前のようになっていますが・・)。 -
翌3月14日(金)、朝食をとり、今日は、インヴァネスInvernessへ列車で移動します。
ホテルの食堂はこんな様子でした。 -
朝食・・・どうせ写真とるなら夕食も撮っておけばよいのに・・・なんでだろう??
たぶん、当時は、夜の室内では、フラッシュ焚かないと写らないから、撮るのを遠慮したのかな・・。 -
さて、次の目的地、インヴァネスへ出発〜!!
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この旅行記へのコメント (3)
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- わんぱく大将さん 2012/02/27 08:48:01
- このダム
- こあひるさん
懐かしや、このダム。 仕事で何日間か、スコットランドを廻った時にいきましたよ。 でも、このダムは写真、ナシかも?
大将
- こあひるさん からの返信 2012/02/27 13:57:39
- RE: このダム
- 大将さん、まいど〜!!
仕事でスコットランドを廻るって・・・なんていいんだ・・・ろ・・。しかも、ピトロッホリーは、保養地なんだけどなぁ・・。
- わんぱく大将さん からの返信 2012/02/28 10:00:14
- RE: RE: このダム
- > 大将さん、まいど〜!!
>
> 仕事でスコットランドを廻るって・・・なんていいんだ・・・ろ・・。しかも、ピトロッホリーは、保養地なんだけどなぁ・・。
仕事なんで、そんな。 前に言いませんでしたっけ? ロンドンでUKのツアーオペレーターしていたらしいです、と。
大将
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