ランカウイの休日～ケーブルカー、カヤックDEジャングルに大感動（3日目）

2012/02/04 - 2012/02/11

3日目、そろそろマレーシアの気候にも慣れてきました。
今日は午前中にオリエンタルビレッジへ行き、ケーブルカー。午後は予約していた「カヤックツアー」に挑戦です。カヤックはメタオにとっての今回の旅行のメインイベント！楽しみです！

エリア ランカウイ島(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: マレーシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

3日目の朝。本日も快晴です。晴れ男、晴れ女の面目躍如！

今日は朝寝坊したのでアウトサイドがとれませんでした。残念！
でも室内はピアノの生演奏も聞けて、それはそれで楽しめます。

毎朝シャンパンでスタート・・・。幸せすぎる。

メインは中華風のお粥にしてみました。やさしい味です。

エビコはパンケーキをチョイス。どれも美味しい！

朝食後、ホテルからはタクシーで5分ほどにあるオリエンタルビレッジへ。ケーブルカーの乗降口や数々のショップ、ゾウに乗れたり、水陸両用車で観光したり、たくさんのアトラクションがあります。

オリエンタルビレッジ内。こんな感じです。

ケーブルカーの乗降口が見えてきました・・・
すごい人です。
なんと今日はマレーシアの振替休日（ヒンズー教のお休みで連休）らしく、全土から観光客が来ているそうです。。。知らんかった〜！！
おかげで2時間並んで待ちました。。。
でも、これだけ多国籍民族の行列は面白く、人間観察で時間をつぶすことができました。

注意：チケット売り場の並び列と乗り場の列が別にあって、先にチケットを買わないと、チケット売り場が昼に閉まっちゃいますから、ご注意！

民族、国籍、人種の壁を越えて皆整然と並んでいます。
マレー、インド系はおっとりと並んで、欧米系は静かに楽しそうに待ってます。中国・韓国・日本は先が気になるようで、前ばっかり見てました。実に面白い。。。

あの山の頂上を目指します。標高７００メートル。

我々は２名だったので、人数調整がしやすいらしく、行列を30メートルくらいショートカットで乗せてくれました。２パーソンはお得？

いよいよケーブルカー出発です。
切り立った岩肌に沿ってグングン昇っていきます。
風に吹かれると揺れて、かなりのスリルです。

すごい高さをかなりのスピードで昇っていきます。

そして、第一展望台に到着。眼下にパンタイコックが見えます。
絶景です。

そして第２展望台へはもう一度ケーブルカーに乗り込みます。

第2展望台から階段（ちょっと距離ありますよ）を降りて、吊り橋に到着。こちらも絶景。先ほどとは逆側のインド洋が一望できます。。。が、風が吹くと揺れる吊り橋で、底板は数センチづつ間があいており、下が丸見えです。
鉄骨でできているとはいえ、メチャクチャ恐怖を感じました。

恐怖で顔が引きつり、腰が若干引けております。
我ながら情けない・・・

帰りのケーブルカーの窓から撮影。
テラガトゥジューの滝です。乾季のためか、水が枯れていました。

テラガハーバーに戻り、お昼の買い出しです。
あまりお腹も減っていなかったので、パンを食べることに。
マハティール元首相のパン屋「THE　ローフ」。
イートインもでき、お客さんもたくさん入ってました。我々が入ったのがお昼過ぎだったので売り切れも多かったのですが、買ってホテルの部屋で食べることにしました。

ケーブルカーで炎天下で並び、吊り橋の階段でくたびれたので、ホテルのクーラーが心地よいです。
パンの味は日本人向けというか、日本の美味しいパン屋さんと同じ感じです。

ホテルで休憩後、メインイベントのカヤックツアーへ。
15時15分にフロントへ迎えのタクシーが来て、一路島北東部にあるキリムジオフォレストパークへ。
ここはツアーの出発点、舟の乗降玄関です。

今回のツアーはランカウイ倶楽部の「カヤックDEジャングル」というツアー。夕食・おやつ・飲み物（ビール含む）付で1人350ＲＭ（9500円）。
ツアーは他に、大阪から来られた母娘さん2名と一緒でした。
実はエビコの出身地と隣町にお住まいで、また娘さんは我々と同じ年！すごい偶然というか、世界は狭いというかなんというか・・しかも大変おもしろくてきさくで良い方々で、関西出身の我々にとってすごい懐かしい感覚になりました。おかげさまで心から楽しい時間を過ごすことができ、本当に感謝感謝です。
また、ガイドのタカさん（東京出身）も面白く、すごく思い出深いツアーになりました。

乗船場には、他のジャングルツアー用でたくさんの舟がありました。てっきりこの形の舟に乗るのかな？と思っていたら・・・

来たのはこの木船！すばらしい！
いいぞ〜！こうでなくっちゃ！

エビコはカヤックが初めてなので、少し緊張気味です。

カヤックの準備基地へは木舟に乗って行きます。
湾の間からは隣国タイがうっすらと見えました。

カヤックの準備基地兼夕食会場である水上家屋が見えてきました。これだけでも気持ちがワクワクします。

水上家屋到着！ここでカヤックの基礎講習、着替え、トイレを済ませ、荷物も預けます（鍵付）。でもちょっとの間無人になるので、貴重品は置かないで！とのことでした。

今から始まるカヤックに浮かれてます。天気も上々！

着替えもすませ、いざカヤックポイントへ移動。カヤックを載せて、先ほどの木舟でみんなで移動します。
カヤックへはプラスチックのケースを載せることができ、その中にはデジカメやタオル、虫よけなど自前のものを入れることができます。

簡単な実施訓練です。前に進む、旋回する、止まる、バック等々基礎的な動きを練習してから出発です。

だんだん慣れてきました。コツをつかめば簡単ですね。
写真はガイドのタカさんにお願いすればどんどん撮ってくれます。

マングローブの原生林を縫うように進みます。
エンジン音がないので、すごい静かなジャングルを体験できました。様々な鳥の鳴き声、コンッという二枚貝の開く音、サルが木をかき分けて進む音、などなど・・・
また、これはマングローブの葉。ガイドのタカさんによると、マングローブは海際に生息する為、塩分を排出しなければならない。その為、ランダムに選ばれた葉に塩分を集中させて、その葉が黄色く枯れ落ちることで全体の塩分調整が出来ているとのこと。
どこの世界にも全体の為に犠牲になるものがあるんだなあ・・・なんて妙に黄色い葉に感情移入してしまって、思わず写してしまいました。個人的に胸が詰まらせられた話です。

黄色い葉に感傷的になっている時、オオトカゲちゃん発見！
尻尾を振りながら泳ぐ姿に癒しを感じました。

ランカウイの語源は「ラン＝鷹」「カウイ＝切り立った崖、大理石」。
まさに切り立った崖の前を鷹が飛んでいく姿は感動です。

カヤックも中盤、おやつをいただきました。
カレーパフとボウミルクティです。
疲れた体に染みる美味しさでした！

おやつの後、洞窟へ向かって細い支流を上っていきます。
操船も慣れてきたので、両岸に迫るマングローブを見ながら楽しんで進んでます。

洞窟到着。奇岩が立ち並び、大自然に圧倒されます。
ちなみにこのラッシュガードやウェットスーツは全て貸していただけますので、ご安心を。

洞窟は一人づつホフク前進で入るほどの小さな入口。
仲は漆黒の闇。。。
そして、タカさんがライトをつけたら、うしろにたくさんのコウモリちゃんが！写真右には飛んでるコウモリくん！
よくよく見ると愛嬌のあるかわいい奴です。タカさんの説明によると、コウモリは哺乳類で、哺乳類全体の4分の1を占めるほどたくさんの種類があるそうです。

洞窟探検も終わり、ツアーも終盤です。日が沈み始めました。
めちゃくちゃキレイです。
このころになるとエビコはあまり漕がなくなりました・・・。

夕空をバックにシルエットショットです。

東には満月の月が！
このあとタカさん含め全員が海に飛び込み、月見泳ぎをしました。夕日と断崖絶壁でつくるシルエットをながめつつ、満月に照らされながら、南国の温かな海にプカプカ浮かんでいると、俗世の細かな嫌なこととか全部どうでもいいやっていう気になります。感動的な癒し体験でした。

大阪の母娘さん含め全員で夕食です。
水上家屋の上でマレーシアのお母さんが作ってくれたマレーシア伝統の家庭料理をいただきました。
本当に美味しく、ビールも進み、そして関西特有の突っ込み話や関西ローカルの話も盛り上がり、心の底から楽しめました。

そして、夕食後にサプライズが・・・
帰り仕度も整え、満月の煌々と光る中、舟の乗降口へ向かって木舟に乗って移動したのですが、行きと違う方向の真っ暗なマングローブ林へ・・・ライトを消したタカさんが、水の中を手でかいてみて下さい、とのこと。
いざかいてみると・・・びっくり！
水をかくたびに水中に星が出るように無数の光が出てきたのです。
「夜光虫」とのことで水中のプランクトンが発光するのだそうです。
今日は満月で星があまり見えなかったから、この夜光虫の光のプレゼントだそうです。感動です。忘れられない思い出ができました。
本当にありがとうございます！
＊あまりにサプライズで写真がとれませんでした・・・

この旅行記へのコメント （2）

• Konaさん 2012/03/09 11:31:43

  カヤックをご一緒した大阪からの娘のほうです。

  
  　カツ丼さん　エビコさん
  お久しぶりです。お元気ですか？　ランカウイの
  旅行記楽しく読ませて頂きました。タカさんのお話も詳細に
  記憶してこうして旅行記にして頂けると時を同じく過ごした私たちには
  自分の旅行記のように思われます。（笑）
  私も母もお会いしたときからお二人には親近感を
  感じておりご一緒できてよかったです。
  
  
  カツ丼さんが泊まったホテルと迷った私は
  旅行記を見て次にランカウイへ行ったときは
  ぜひ泊まってみたいと思いました。
  
  朝からシャンパン最高ですよね。
  私たちの泊まったウェスティンにも出ていましたが
  朝からシャンパンと毎食時にビールはたまりません（笑）
  クアラルンプールはビールが高いとあり・・・
  同じ国でも違うのですね。　
  
  
  あの日の、のんびりとした時間は夢のようで
  ランカウイから帰って仕事に出た翌日から現実の世界に
  引きもどされました。　まぁ　ご褒美のあとはしっかり
  働かないといけませんね。
  
  
  楽しい旅行記をありがとうございました。
  
  また時々　遊びにきますね。
  
  Kona
  

  カツ丼さん からの返信 2012/03/11 14:55:24

  RE: カヤックをご一緒した大阪からの娘のほうです。

  Konaさん
  
  お久しぶりです！またコメントいただきありがとうございます！
  ランカウイカヤックでは、楽しい時間を共有させていただき、本当にありがとうございました。
  
  異国の地で、久しぶりに大阪（京阪沿線）特有の温かさと面白さにふれることができて、エビコともども感激しておりました。
  
  ウエスティンは、立地がダナホテルよりも良さそうだったので、最後まで迷ったホテルでした。ウエスティンでもシャンパンが出たんですね〜さすが免税の島ですね。
  
  お仕事お忙しそうですね。。。私共も「よく働き、よく遊べ」をモットーに、頑張りたいと思います。そして早く大阪へ帰りたいと思います（笑）！
  
  それでは、また。お母様にもよろしくお伝えください。これからもどうぞよろしくお願いします。
  
  ＊Konaさんも旅行記、チャレンジしてみてはどうですか？旅の楽しみが増えますよ・・・