2011/12/26 - 2011/12/26
124位(同エリア1657件中)
前日光さん
自然の猛威をまざまざと見せつけられた2011年の暮れ、初めて四国の地を踏んだ。(かつて何度か瀬戸大橋途中の与島までは行ったことがあるが、正式な四国上陸とは言えないだろう。)
初四国は愛媛県、伊予国。
奇しくもこの前日の12月25日、NHKテレビ3年がかりのスペシャルドラマ「坂の上の雲」が最終回を迎えていた。
案の定、松山の町は秋山兄弟と子規で盛り上がっていた。
二人目のノーベル文学賞受賞者大江健三郎氏も、愛媛県出身のはずなのに、大江の痕跡はどこにも感じ取れなかった。
もっとも彼は内子の人だからか?
しかし内子にも行ったけれど、内子はもっぱら内子座と和蝋燭に、内子らしさを発揮していた。
やはり郷土の偉人というのは、死して後その価値を発揮するものなのだろうか?
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12月26日 JAL 1461便 羽田発8:30分発に搭乗。
羽田から富士山がよく見えた。 -
南アルプス?辺りを通過。
-
松山空港からバスでJR松山駅着。
やって来ました!子規の里。
そして秋山兄弟を生んだ地の空には、一朶の雲どころか、けっこうたくさんの雲が浮かんでいた。 -
駅前には子規の句碑
春や昔 十五万石の 城下かな -
飛行機とセットになっている「松山東映ホテル」(東映映画とは一切関係なし)に荷物を預け、さっそく市内散策開始。
-
やって来た市内電車に乗車。
1Dayチケット(乗り放題400円)を購入。
この後何度この電車に乗ったか分からないので、お得感あり! -
車内には旅行者らしき若い女の子などもいて、長閑な雰囲気。
松山県庁の建物がステキだったのに、ついに撮影に成功せず(残念!) -
松山城には、途中までロープウェイで。
リストに乗っている子どもなどがいて、寒さにめげない様子に感心するやら呆れるやら。。。
ちなみに空港や松山城チケット売り場等々には、矢羽根の着物に袴姿のマドンナがたくさんいて、子規・秋山兄弟の他に、漱石「坊っちゃん」の世界はここ松山では未だ健在なのであった! -
マドンナの写真がことごとくうまく写らず、残念ながら公開できない。
ロープウェイを降りて、お城までの坂道を歩く。 -
立派な石垣。
坂道を上ると、雲が浮かんでいた。
う〜〜ん、「坂の上の雲」ですねぇ〜 -
庭園から見下ろした松山の町並み。
実は四国は暖かいものだと勝手に思い込んでいた私。
しかし日本は狭い!
とても寒い松山でした。(>_<) -
なぜこの写真かというと、別にお散歩中のワンちゃんを紹介したかったわけではなく、左の山の上に見えるヨーロッパのお城のようなものが気になって撮ったのだ。
松山駅に近い丘の上にあるこの建物には、実は松山の人があまり語りたがらないわけがあったのである。
ガイドブックにも何も載っていず、ずっと気になっていたナゾが解けたのは、帰りのタクシーの運転手さんの説明によってだった。
その説明によると、この建物は松山市と姉妹都市だというドイツのお城を模して造り始めたものの、予算不足と市長の交代による見解の相違から、造りかけのまま放置されてしまったものだそうだ。
スコットランドのエディンバラ、カールトンヒルにも同じように造りかけの施設があったことを思いだし、松山市よ、お前もかと笑ってしまった。(^_-) -
松山城は思っていたよりもずっと立派で、以前に旅猫さんが「松」の字のつくお城はいいですよということをおっしゃっていたが、「松本城」「松江城」「松山城」と見てきたお城は、いずれも甲乙付けがたい良さがある。
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この時、天守閣の上の雲が一瞬消えて、青空にお城が浮かび上がった。
-
お城の階段は、どこも角度が急だ。
ここを武士たちが鎧など着て、「殿、一大事でございます!」なんて叫んで駆け上ったのだろうか?(^O^) -
天守から松山の町を臨む。
ここで一句
寒風や 天守に立てり 子規の里 -
左の山かげに愛媛県庁があるらしい。
-
雲が多く、この時午後12時11分なのに、この暗さである。
この城で感心させられたことを一つ。
スリッパに履き替えて城内を歩いたが、ここのスリッパはどこでもそうであるように一足ずつ重ねて置かれているのではなく、すべて重ねるということをしないのである。誰かが重ねて返すと、客が去った後、係の男性がそれをはずして揃えているのだ。
城の外の水道では、この寒いのにそこでスリッパを洗っているのだった。
毎日どれくらいの人が訪れるのか知らないが、こんなサービスは初めての経験だった。
その係の男性が、京都で執事のようなサービスで感心させられたタクシードライバーさんに似ていて、感動が倍増したのだった。
恐るべし!松山城及び松山の人 である。 -
寒いのに、城山公園内の茶店で「みかんソフト」を食べた。
愛媛と言えば、やっぱり「みかん」でしょ。
おいしかったですよ〜(^o^) -
さらに「甘酒」も注文。
こちらは暖かくて、染みました。 -
帰り道、石垣好きとしては激写。
この時また雲が消えたので一句。
石垣に 朔風強し 伊予の城 -
「坂の上の雲」ミュージアムには、多くの小説やドラマ関係のものが展示されていた。
なにしろ、昨夜最終回の放送が終わったばかりとあって、興奮冷めやらない空気が伝わってくる。
これは「28サンチ榴弾砲」
説明より
この大砲は、明治時代に実際に使われたもののレプリカで、スペシャルドラマ「坂の上の雲」の撮影に使われたものです。 -
この後、当然のごとく「秋山兄弟」生誕の地を訪問。
乗馬姿もキマッテいる「好古」さんですね。
パンフレットより〜
好古は伊予松山藩士・久敬(ひさたか)の三男。幼児より漢学に秀でたが家計を支えるためよく働いた。成人して教職に就いたが、陸軍士官学校騎兵科に転じ「日本騎兵隊育ての親」となる。陸軍大将で退役後乞われて私立北予中学校長に就任。生涯の最後の六年間、無欠勤で後進の育成に尽くした。
好古の言葉
「人間は貧乏がええよ。『艱難汝を玉にする』と言うてね、人間は苦労せんと出来あがらんのじゃ。苦しみを楽しみとする心がけが大切じゃ。」
好古が言うと、白々しく響かないのはなぜだろう?
それはきっと言行が一致していたからなんだろうな(*^_^*) -
「秋山兄弟産湯の井戸」
昭和20年、空襲によって焼失した秋山家は、江戸時代からこの地にあったそうだ。中でもこの井戸は、兄弟が生まれた当時の位置と同じだという。
眞之の像は胸像で、屋根がついていたためか、暗くなってよく写らなかったので公開できず。
兄弟どちらもいい顔をしている。
眞之は知力・体力共に優れ、海軍兵学校を主席で卒業。日本海海戦におけるロシアバルチック艦隊を撃滅して日本の危機を救ったことは、「坂の上の雲」に詳しい。
子規とは松山中学以来の親友と言われている。
弟の方が50歳で、兄よりも12年も早く鬼籍に入ってしまった。
太く短く雄々しく生きた弟と、細く長く質素かつ地道に生きた兄。
どちらの生き様もそれぞれに素晴らしく、近代国家形成時の志高き日本人であった。
さて、ここでも一句
開化期の 兄弟の郷(さと) 冬の雲 -
そろそろ昼食時も近づき、食事処はないかと探していると、目についたのが「まんま家 ちょくちょく」
なんとなく入ってしまったが、その値段の安さにビックリ! -
メニューの説明もなかったので、?という気分でいたら出てきたのが、この定食。
これだけの種類で、なんと一人前650円也!
お腹いっぱいになった。 -
そして、いよいよ「道後温泉」へ。
ちょうどやって来た市電に飛び乗る。 -
道後温泉駅到着。
レトロな駅舎。 -
こういう町には、やっぱり丸ポストでしょ。
-
「坊ちゃんカラクリ時計」の傍には足湯もあった。
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道後温泉本館へ向かう頃、空模様が雪でも降りそうに暗くなってきた。
-
午後2時41分なのに、この暗さ。
これがよくテレビなどで見る「道後温泉本館」。
あの漱石先生も通ったであろう建物を前に感動もひとしお。 -
このりっぱな建物は、平成6年に現役大衆浴場としては唯一、国の重要文化財に指定。(明治27年、1894年に建てられた)
入浴コースが4通りあるが、多くの人は「神の湯二階席」コースを選ぶようだ。 -
これが階段を上った二階大広間。
反射して分かりにくい写真だけれど、雰囲気は伝わると思う。
ここで浴衣を受け取り、階下にある「神の湯」へ。
(ちなみにタオルはもちろん、石鹸もシャンプーもリンスも、さらに使いかけの石鹸を入れておく容器も、自分で用意しない限り何もありません。この大広間で購入することはできます。初めて行かれる方はすべて準備しておくことをお忘れなく!) -
温泉は源泉掛け流し。約43℃だそうで、最初少し熱いかと思ったけれど、そのうちにとても良い気分になってきた。
確かに間違いなくよい湯だった(~o~)老若男女、沢山の人で賑わっており、さすがに天下の道後温泉である。
ここでまた駄句を一句
寒空を しばし忘るる 道後の湯
(我ながらあまりに当たり前すぎて、おもしろくないと思うが、この時は本当に寒くて、気分はこの句そのものだった(-_-;)
湯上がりには、地元砥部焼の茶碗に輪島塗の天目台で、お茶とせんべいのサービスがつく。
これはシブくていいですねぇ〜 -
浴衣を入れる籠もクラシックでしょ。
それにしても、浴衣が入った写真を撮るべきですよね(>_<) -
これは、本館北側にあった「玉の石」。
出雲の神が、道後の湯で病を治したという伝説があるそうな。(神さまも病気になるんだぁ〜(@_@) -
来た時とは別の、土産物など並ぶ商店街を通って駅に向かった。
名物「一六タルト」を購入。
ロールケーキに餡が入っているだけなのに、そのシンプルさ故においしいのだろう。 -
再び駅前に戻ったら「カラクリ時計」の周りに人だかりが。。。
ちょうど午後4時で、時計の扉が開き、動き出したのだ。
どうやら「坊ちゃん」の有名シーンが出てくる仕掛けらしい。 -
乗りたかったのに、ついに乗れなかった「坊ちゃん」列車。
この赤い上着の坊やは、ずっとこの列車を眺めていた。
将来の「鉄チャン」でしょうか? -
坊ちゃん列車ではない普通の市電に乗って、「いよてつ高島屋」近くの「子規堂」へ。
正宗寺という寺の中に、子規が十七歳まで過ごした住居が残っている。
これは「正岡氏」の墓で、子規堂の隣にある。 -
子規堂に参った与謝野晶子の歌碑。
子規居士と 鳴雪翁の 居たまへる
伊予の御寺の 秋の夕暮れ -
子規は野球を愛したことでも有名である。
子規の幼名 升(のぼる)をもじって、野球(の・ボール)と名付けたという俗説があるが、残念ながら真実ではないそうだ。
ただし「直球」、「四球」、「飛球」、「打者」、「走者」等々の野球用語を訳し、一般に広めた功績については評価されている。 -
子規が詠んだ野球の歌。
健康であったなら、無邪気に野球に夢中になり、短歌や俳句などに心動かされることもなかったかもしれないなぁ。。。
結核が、子規をして文学に向かわしめたのだろうか? -
夕食はどうしようと思い、また松山城に近い所に戻ってきた。
昼に寄った「じゃこ天」屋さんに、後でまた来ますからと言っていたことを思い出し、ウソツキと思われるのもイヤなので再訪すると、夜は息子が店頭にいた。
このじゃこ天屋さんは「東雲かまぼこ」といいます。(アツアツのじゃこ天をフーフーとさましながら食べたけれど、おいしかったですよ〜(~o~))
お土産用に、かなりたくさんのじゃこ天を買い上げ、どこかおいしい居酒屋はないかと尋ねてみると、中心街の「大街道」より一本ずれた道を入ったところにある「烏賊や」という店を教えてくれた。 -
この「烏賊や」さんが、大ヒット!でした。
食事もスタッフも、二重丸!
何か暖かいものをということで、まず湯豆腐。 -
お酒は「城川郷」 西予市城川町
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海鮮サラダ
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本日の刺盛
サザエ・ウニ・マグロ・カレイ・釣アジ -
鰈の煮付け。
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日本酒を珍しく熱燗で
大番 宇和島市三間町 -
メニューを見ていたら、「オコゼの唐揚げ」があったので、これは広島の甥が、よくおいしいおいしいと言っていたものだと思いだし、注文。
なるほど!おいしかったです(*^_^*) -
最後は「土鍋ご飯」(地ダコ)
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お腹いっぱいになった。
ごちそうさま〜〜(^O^)
スタッフは、若いおねえさんやお兄さんだったので、最初はどうなのかなぁ?と思ったものの、この人たちがとても感じがよくて、シャキシャキとしていて心地よかった。
なんと言っても、相棒が店内に帽子を忘れてきたのを、市電乗り場まで女の子が走って届けに来てくれたのには驚いた。
店から停留所まで、かなりの距離があったし、第一私達が市電に乗るなんてどうして分かったのだろう(?_?)
たぶん、この時間だと市電で宿に戻るかと思って…と言っていたが、本当に今日一日たくさんの人に親切にしてもらった。
松山の人は、ハートが熱いです。
そういえば、「坊ちゃん」に登場する松山中学の生徒も憎めませんよね。
とても感じがよかった「烏賊や」さんは
松山市一番町2−4−6 第一吾妻ビル2F(ラフォーレ原宿松山 東裏通り) ? 089−935−8838 です。
松山に行かれる方は、ぜひここに行ってみてくださいね。
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この旅行記へのコメント (20)
-
- ふわっくまさん 2022/05/26 08:11:57
- 四国・・
- 前日光さん、おはようございます。
四国に初上陸されたご様子を、拝見させていただきました。
今から10年以上前のご旅行ということですが、松山城や坂の上の雲ミュージアム,子規堂など変わりないような気がしています。
・・というのも近々、道後温泉1泊を予定しているのです。
私事で申し訳ない気もしますが両方の親を見送って、県跨りの制限がなくなったので・・
・・ここのところ、ちょこっと羽を伸ばしています( ;∀;)
さて思っていたより寒かったと思われた松山でしたが、青空にお城が映えていましたね。
松のつくお城はいいって、本当に同感です(^_-)-☆
地元の美味しい居酒屋さんで、相棒様と舌鼓を打たれて・・
忘れ物を走って届けてくれた店員さんの気遣いも、とても温かく感じました(^^♪
・・坊ちゃん列車の前の可愛らしい男の子、今頃立派な鉄ちゃんになっているのではーとも思いました。
ふわっくま
- ふわっくまさん からの返信 2022/05/26 12:18:59
- 追伸です
- 前日光さん
四国・愛媛と高知編、あと東京駅がリニューアル工事完成後の様子を拝見させていただきました。
・・東京駅のウロコ雲、圧巻でしたね(^_-)-☆
滅多に見られない光景や展覧会の内容など、お陰様で目の保養になりました。
ふわっくま
- 前日光さん からの返信 2022/05/26 23:50:44
- RE: 四国・・
- こんばんは、ふわっくまさん
ずいぶん前の高知や愛媛への旅、ご覧頂きありがとうございます<(_ _)>
> 今から10年以上前のご旅行ということですが、松山城や坂の上の雲ミュージアム,子規堂など変わりないような気がしています。
→坂の上の雲ミュージアムって、今もあるのでしょうか?
それだけが気になりますが、後は変わりないだろうと私も思います。
> ・・というのも近々、道後温泉1泊を予定しているのです。
> 私事で申し訳ない気もしますが両方の親を見送って、県跨りの制限がなくなったので・・
> ・・ここのところ、ちょこっと羽を伸ばしています( ;∀;)
→道後温泉ですか!
体が温まりますよ。
石けんとかシャンプーなどのお風呂セットは、用意していった方がいいかも。
確か余計なものは何一つなかったという記憶が。
でも10年前のことですから、今は用意されているのかな?
そうそう、両方の親を見送ったのですから、ゆっくりされて然るべきと思いますよ。
> さて思っていたより寒かったと思われた松山でしたが、青空にお城が映えていましたね。
> 松のつくお城はいいって、本当に同感です(^_-)-☆
→松山城は、よかったですよ。
スリッパをそろえてくれたオジサマが(今もされているかどうかは分かりませんが)本当に感じが良くてすばらしかったです!
石垣に、萌えました!
> 地元の美味しい居酒屋さんで、相棒様と舌鼓を打たれて・・
> 忘れ物を走って届けてくれた店員さんの気遣いも、とても温かく感じました(^^♪
→ホント!四国の人たちって親切!
あの忘れ物を届けてくれたお姉さんには驚きましたし、何よりも誠意が感じられてうれしかったです。
> ・・坊ちゃん列車の前の可愛らしい男の子、今頃立派な鉄ちゃんになっているのではーとも思いました。
→あれから10年以上経っていますから、彼も立派な青年になっていますね。
そう、間違いなく鉄ちゃん(撮り鉄かも)になっていることでしょう(^_-)
前日光
- 前日光さん からの返信 2022/05/26 23:56:40
- RE: 追伸です
- 東京駅の方にもコメント、ありがとうございます。
これももう10年経ってしまいましたね!
あのウロコ雲は確か「波状高積雲」といったよな?
私は国立博物館の庭で、あの雲を見ました。
でも東京駅の空にも、あの雲は現れていたかもしれませんね。
珍しい雲を見られて大興奮の一日でした。
前日光
-
- antabaさん 2012/03/29 20:36:40
- 祝!四国初上陸!!
- 前日光さん、ご無沙汰しております。
年が明けたと思ったら、あっという間に年度末ですねぇ。
さそり座の王子も早、年中さんですよ〜〜
年末は四国へ行かれたんですね。
旅行記から「坂の上の雲」への熱い気持ちが伝わってきますよ!!
残念ながら私は一度も見た事無いんですが…
サラ・ブライトマンしか思い浮かばないんですが…(涙)
旅行記を拝見すると、素敵なところですね。
道後温泉もいつかは行ってみたい!
あ、今年から旅行記で一句詠まれるようになったんですね〜
素敵です!!
是非、島根、栃木でもお願いします。
antaba
- 前日光さん からの返信 2012/03/30 10:35:08
- RE: 祝!四国初上陸!!
- antabaさん、こちらこそご無沙汰しております。
年度末もまた慌ただしく過ぎて、本日は休暇を取りました。
> 年が明けたと思ったら、あっという間に年度末ですねぇ。
> さそり座の王子も早、年中さんですよ〜〜
そうですよねぇ〜
世の中は、4月に始まり三月に終わるので、送別会やらなにやら盛りだくさんです。
そして実は、私はこの季節がとても苦手。
親しい人が去り、新しい人がやってくる。
新しい何かが始まるのでしょうが、この年になるとどんどん保守化し、同じメンバーで、同じように季節が推移し。。。という方がラクですからね。
それから、何だかウキウキソワソワっていうのも、もうときめかない年頃なので、苦手なんですよ。
仕事辞めたら、この季節好きになるかもね(>_<)
> 年末は四国へ行かれたんですね。
> 旅行記から「坂の上の雲」への熱い気持ちが伝わってきますよ!!
> 残念ながら私は一度も見た事無いんですが…
四国!思った以上によかったんですよね。
松山城が素敵でした。
私って、お城好きかも。。。
秋山兄弟や子規のふるさと松山、この街が生んだ開花期の人物と漱石などなど、いたって文学的な土地でビックリでした。
人々の気質もよさそう。。。
いい人たちに出会えました。
> 旅行記を拝見すると、素敵なところですね。
> 道後温泉もいつかは行ってみたい!
道後温泉でひとつドジったのは、「漱石の間」を見学しそびれたこと。
大失敗!次回はぜったいに(@_@)
> あ、今年から旅行記で一句詠まれるようになったんですね〜
> 素敵です!!
> 是非、島根、栃木でもお願いします。
あ、俳句は松山だからであって、今年から俳句を入れるという予定はありません。俳句は難しくて。17文字で思いを述べるということの困難さを改めて実感しました。
実はこれから山形に向かいます。
天気は最悪みたい。
でもそれなりに楽しんできたいと思います。
それでは〜〜(^_^)v
-
- 旅猫さん 2012/03/24 11:55:30
- 懐かしいなぁ
- 前日光さん、こんにちは!
四国初上陸ですか!
松山はいいところですよね。
と言っても、訪れたのは20年前以上前ですけどね(笑)
松山城跡は、大好きなお城のひとつです。
松山の街から望む天守群が美しくて。
今でも、よく覚えています。
そして、道後温泉本館。
じつは、ここは入り損ねてしまって。。。
今でもそれだけが心残りで。
いつか、もう一度訪れて、思う存分浸かりたいものです。
旅猫
- 前日光さん からの返信 2012/03/24 22:25:04
- RE: 懐かしいなぁ
- 旅猫さん、こんばんは!
いつも本当にありがとうございます!
> 四国初上陸ですか!
行ってきましたよ、四国。
とてもよい思い出ができました。
> 松山はいいところですよね。
> と言っても、訪れたのは20年前以上前ですけどね(笑)
旅行記に、断りもなく旅猫さんの「お城評価」を載せてしまいました。
今更ですが、使わせていただきありがとうございます。
> 松山城跡は、大好きなお城のひとつです。
> 松山の街から望む天守群が美しくて。
> 今でも、よく覚えています。
今回行ってみて、旅猫さんが松山城を賞賛する気持ちがよく分かりました。
松本城、松江城ともまた異なる風情がありますよね。
あの石垣を、秋山兄弟や子規も眺めていたんだろうなと思うと、彼らと時空を超えて交信し会えたような気分になりました。
> そして、道後温泉本館。
> じつは、ここは入り損ねてしまって。。。
> 今でもそれだけが心残りで。
道後温泉に行った時は、一段と寒さが増し、温泉の湯が染みました。
やや熱めなのですが、出た後、とても気持ちがよかったです。
温泉のシステムも(何階の部屋で、どの風呂で、利用時間がどれくらいで…等、料金が合理的に示されています)、そしてなんと言っても、あの建物がすばらしいです!
日本が誇る温泉文化と言ってよいのではないでしょうか?
> いつか、もう一度訪れて、思う存分浸かりたいものです。
ぜひ再訪なさって、温泉をゆっくり味わってください。
今回また好きな場所が増えてしまいました(~o~)
前日光
-
- norisaさん 2012/02/15 07:14:50
- おはようございます!
- 前日光さん、
おはようございます!
はじめまして。
ご訪問とご投票ありがとうございます。
坂の上の雲はNHKのテレビで見て感激しました。
現在の日本のていたらくを考えると感慨深いものがあります。
松山は四国旅行が好きなので4,5回行きました。
今度は坂の上の雲の舞台としてみたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
norisa
- 前日光さん からの返信 2012/02/15 23:31:22
- RE: おはようございます!
- norisaさん、はじめまして、こんばんは〜
> ご訪問とご投票ありがとうございます。
こちらこそ、ご訪問&投票&コメントまでいただきまして、どうもありがとうございます。
> 坂の上の雲はNHKのテレビで見て感激しました。
> 現在の日本のていたらくを考えると感慨深いものがあります。
全く、秋山兄弟や子規たちがいたら、今の日本を見て何と思うでしょうねぇ(-_-;)
確かに、これから近代国家が始まるという時代の高揚感という点においては、現在と異なるものがあったとは思うのですが。。。
> 松山は四国旅行が好きなので4,5回行きました。
> 今度は坂の上の雲の舞台としてみたいと思います。
そうでしたか、既に4,5回も行かれているのですね。
私、初四国で、とてもよい印象を受けました。
人柄がとてもよい人たちが多かったです。
> 今後ともよろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いいたします。
ではでは〜
前日光
-
- エトランゼさん 2012/02/11 23:18:12
- 松山
- 前日光さん、こんばんは。
寒い日が続き、今冬は四国でもよく雪の予報が出ていますよね。
寒い時は温泉にゆっくり浸かり、おいしいお料理に舌鼓を打つ。。。
な~んて贅沢な旅行なんでしょう (^O^☆♪
表紙の写真、いいですね。ふんわり浮かんだ雲がタイトルそのものです。
松山出身の友達がいて、いつもお土産に一六タルトとじゃこ天をいただくのですがここのお店のかしら?
エトランゼ
- 前日光さん からの返信 2012/02/12 10:19:25
- RE: 松山
- エトランゼさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
エトランゼさんの「うだつの町」など、興味津々で拝見させていただいているのですが、なかなかコメントする時間的余裕がありませんで、投票だけで失礼させていただいております。
そのうちゆっくりお邪魔いたしますね。
> 寒い日が続き、今冬は四国でもよく雪の予報が出ていますよね。
> 寒い時は温泉にゆっくり浸かり、おいしいお料理に舌鼓を打つ。。。
> な~んて贅沢な旅行なんでしょう (^O^☆♪
四国も雪が降るのですね。
暖かいだろうという一方的な思い込みで、避寒的な意味もあって行ったのですが、寒かったです〜(T_T)
でも温泉は暖かくて、もっと時間があったら…と思いました。
烏賊やさんという居酒屋で夕食を食べましたが、とても感じがよくてお薦めです。もしエトランゼさんが松山に行かれたら、行ってみてくださいね。
> 表紙の写真、いいですね。ふんわり浮かんだ雲がタイトルそのものです。
ありがとうございます!
何気なく撮ったもので、後で見てみたら感じが出ていたので、表紙にしてみました。
子規や秋山兄弟を生んだ土地は、思った以上によくて、ここを故郷に持つ人って、きっと自分のふるさとが大好き!になるんじゃないかなと思いましたよ。
> 松山出身の友達がいて、いつもお土産に一六タルトとじゃこ天をいただくのですがここのお店のかしら?
このじゃこ天やさんは、添加剤など全く使用していないので日持ちはしないんだけど、味と安全性は保証すると言っていました。
「東雲かまぼこ」さん、坂の上の雲ミュージアムに向かって行くと、右側にあります。
一六タルトもおいしいですよね。
カロリー制限されている私には強敵ですが、魅力的です。
前日光
-
- morino296さん 2012/02/11 21:03:05
- 外れなし
- 前日光さん
こんにちは。
立春を過ぎても、まだ寒さが厳しいですね。
松山、親切な人が多いようですね。
でも、親切にされるのは、前日光さんがそうしてもらえる雰囲気を
お持ちだからではないでしょうか。
道後温泉本館、私も入りましたが、お湯が熱かった記憶があります。
確かに、石鹸はなかったですね。
烏賊やも大正解でしたね。
いつも、前日光さんが行かれるお店は外れがありませんね。
morino296
- 前日光さん からの返信 2012/02/12 10:01:07
- RE: 外れなし
- morin296さん、おはようございます!
毎日寒いですが、2月ともなりますと、やはり日射しにどこか柔らかさを感じるようになってきましたね。
相変わらずの慌ただしい季節でして、なかなかそちらにもお邪魔できなくて申し訳なく思っております。
それなのに、いつもに変わらぬご訪問、コメント等、感謝しております。
> 松山、親切な人が多いようですね。
たまたまそういう人に出会えたのかなとも思いますが、人柄の温かさを感じました。
> でも、親切にされるのは、前日光さんがそうしてもらえる雰囲気を
> お持ちだからではないでしょうか。
そう言っていただけて恐縮ですが、基本的にこちらが善意で接すると、よい反応が返ってくるということはありますよね。
> 道後温泉本館、私も入りましたが、お湯が熱かった記憶があります。
> 確かに、石鹸はなかったですね。
確かに少し熱いかな?とも思いましたが、出た後がとても気持ちがよくて、もう一度入浴グッズを用意して(笑)準備万端で臨みたいと思います(^_-)
> 烏賊やも大正解でしたね。
> いつも、前日光さんが行かれるお店は外れがありませんね。
烏賊やさん、最高でした!
地元の人に聞かなかったら、絶対に行かない場所にありましたので、やはりいろいろ聞いてみることは大切ですね。
再訪の折には、もう一度行ってみたいと思います。
morinoさまも、松山に行かれることがありましたら、ぜひ行ってみてください。
前日光
-
- ちゃみおさん 2012/02/10 20:50:45
- 見上げただけの松山城
- 前日光さん、こんばんは。
松山には何度か行ったことがあるのですが、松山城は毎回下から見上げるだけでした・・・。
近くで見ると立派なお城ですね。お城まで行かなかった事をちょっぴり後悔してしまいました。
四国の中でも北側にある愛媛や香川は意外と寒いんですよ。
香川に居る頃、冬に高知へ行くと日差しが強くて暖かいと感じてましたから。
北側と南側の気候は違うようです。
今年のように寒い冬は、温泉で暖まりたいです。
久しぶりに四国に行ってみたくなりました(*^。^*)
インフルエンザが大流行しているようなので、お気を付け下さい。
ちゃみお
- 前日光さん からの返信 2012/02/10 23:45:30
- RE: 見上げただけの松山城
- ちゃみおさん、こんばんは(~o~)
ご無沙汰していて申し訳ありません。
そちらの平家物語撮影地の旅行記にも、コメントしようと思いつつ、時間ばかりが過ぎてしまっています。
> 松山には何度か行ったことがあるのですが、松山城は毎回下から見上げるだけでした・・・。
> 近くで見ると立派なお城ですね。お城まで行かなかった事をちょっぴり後悔してしまいました。
あ、そうだったんですか?
とっくに上られたとばかり思っていました。
ロープウェイがありますから、けっこう行きやすいですよ。
思った以上にりっぱなお城で、ビックリしました。
雲が途切れて、青空が姿を見せた時は、石垣と空とのコントラストがとてもよかったです。
> 四国の中でも北側にある愛媛や香川は意外と寒いんですよ。
> 香川に居る頃、冬に高知へ行くと日差しが強くて暖かいと感じてましたから。
ああ、そういえば、ちゃみおさんは香川に住んでいたことがあるんでしたよね。
高知はやはり南だから、少しは暖かいのでしょうか?
この後の旅行記に載せようと思っているのですが、四国に雪を被った山があるなんて思いもしませんでした!(石鎚山のことです)
なんと、飛行機からも石鎚山が見えて、うれしかったなぁ〜
> 今年のように寒い冬は、温泉で暖まりたいです。
> 久しぶりに四国に行ってみたくなりました(*^。^*)
ホント!
もう一度ゆっくりあの道後の湯に浸かりたいです。
建物だけでも素晴らしいですよね!
ぜひまた四国にいらして、情報発信してくださいませ。
> インフルエンザが大流行しているようなので、お気を付け下さい。
ちゃみおさんも、今年の広島は雪もたくさん降って寒そうですので、風邪など引かれませんように(^_^)v
ではでは。
前日光
-
- たらよろさん 2012/02/10 19:19:00
- 私もまたのんびり行きたいな
- こんばんは、前日光さま。
松山城も、道後温泉本館も、街並みも、
ほんと、素敵ですよね。
私もまたのんびり行きたいわ♪
お料理もおっしゃる通り安くて美味しかったぁ。。。
坂の上に因んだ場所にはいったことがないので、
今度は是非その辺に焦点を絞って巡りたい!
美味しいミカンはもちろん食べるよ。。。
たらよろ
- 前日光さん からの返信 2012/02/10 23:27:05
- RE: 私もまたのんびり行きたいな
- たらよろさん、 こんばんは〜(^-^)
いつもご訪問や投票等、ありがとうございます。
> 松山城も、道後温泉本館も、街並みも、
> ほんと、素敵ですよね。
> 私もまたのんびり行きたいわ♪
建築物が、味わいのあるものが多いですよね。
じゃこ天、おいしかったです。
温泉は、もっとゆっくり入りたかったですね(しっかり準備をしてからね)
> お料理もおっしゃる通り安くて美味しかったぁ。。。
そうなんですよ。
同感、同感!
その上、あの「烏賊や」さんの、若い人たちは、とても感じがよかったです。
こんな町や空気が、子規や秋山兄弟のような人柄を作り上げたのかもしれませんね。
彼らはある意味、非常に純粋な人たちですから。
> 坂の上に因んだ場所にはいったことがないので、
> 今度は是非その辺に焦点を絞って巡りたい!
お薦めします!
ぜひ訪れてみてください。
「坊ちゃん団子」も「坂の上の雲饅頭」も、今回は食べそびれました。
ひたすら「一六タルト」を買い込んでしまったんです。(みんなお土産用です)
> 美味しいミカンはもちろん食べるよ。。。
あ、蜜柑はおいしいですよねぇ〜
蜜柑については、次の宇和島編で詳述しようと思っています。
蜜柑絡みで、とても素晴らしい人(と言っても会ったことはないのですが)と知り合えました。
愛媛の人を好きにならずにはいられないような、取って置きのエピソードがあるんですよ。
また遊びに来てくださいね。
そちらにもお伺いいたします。
前日光
-
- まつじゅんさん 2012/02/10 00:18:33
- 松山は文化の薫り高い街ですね
- 前日光さん、愛媛、松山初上陸おめでとうございます。
山陰在住の私からすれば、お手軽な旅行地ですが、たしかに関東からは中々遠い場所ですね。
とはいっても道後温泉をはじめ、すばらしい土地ですね。
私も一昨年、久々に訪れましたが、温泉や鯛めしにゆったりとした日を過ごしました。
前日光さんのように高尚な趣味はありませんが(義母は長い経歴をお持ちでいつも詠まれた句を聞くのですが、私は残念ながら????です。)正岡子規の句碑があちこちにあったのは覚えています。
私は、安藤忠雄さんの「坂の上ミュージアム」に感動したのを思い出しました。
私も松山城で帽子を忘れたのですが、きちんととっておいてくれました。
人情豊かな、すばらしい街ですね。
おいしそうな料理とともに、楽しい旅だったようで、何よりでしたね。
今年も良い旅を!
matujyunn
- 前日光さん からの返信 2012/02/10 23:07:42
- RE: 松山は文化の薫り高い街ですね
- まつじゅんさん、お久しぶりです。
今年ももう2月になってしまいましたね。
時間の経つのが本当に早くて、コワイようです。
> 山陰在住の私からすれば、お手軽な旅行地ですが、たしかに関東からは中々遠い場所ですね。
どうやら遠いところにばかり憧れる性分なのでしょうか。
山陰も充分に遠いのですがね。
> とはいっても道後温泉をはじめ、すばらしい土地ですね。
そうなんですねぇ〜
独自の文化がありますし、町の人々がよい人が多かったです。
> 私も一昨年、久々に訪れましたが、温泉や鯛めしにゆったりとした日を過ごしました。
この「鯛めし」ですが、今回食べそびれました(T_T)
ここで食べなくても次の町で…などと思っているうちに、時間が過ぎてしまいました。
「ふくめん」という料理がおもしろいと勧められ、そちらにしてしまったんですよねぇ〜
(これについては「宇和島編」で説明します。)
> 前日光さんのように高尚な趣味はありませんが(義母は長い経歴をお持ちでいつも詠まれた句を聞くのですが、私は残念ながら????です。)正岡子規の句碑があちこちにあったのは覚えています。
お恥ずかしいものを書いてしまったですかね。
俳句初心者です。
俳句は難しいですねぇ〜
短歌の方がずっと簡単だと思いますよ。
お義母様の句、拝見したいものです。
> 私は、安藤忠雄さんの「坂の上ミュージアム」に感動したのを思い出しました。
このミュージアムの写真が意外に少なくて、あまり紹介できませんでした。
どうもこの所、写真がブレてしまうことが多くて、なかなかアップできません。腕は元々よくないのですが、カメラの扱い方を充分に理解していないせいもあると思います。
> 私も松山城で帽子を忘れたのですが、きちんととっておいてくれました。
> 人情豊かな、すばらしい街ですね。
やはりまつじゅんさんもそう感じられましたか?
人が熱いですよね?
観光地での説明も、とてもよくしてくれました。
宇和島編には、さらに素敵な人との出会いがあります。
またいつになるか分かりませんが、ご覧下さいね。
> おいしそうな料理とともに、楽しい旅だったようで、何よりでしたね。
そうそう、料理もおいしかったですし、安いと思いました。
温泉もよかったですし、再訪しそうな予感はありますね。
またそちらにもお伺いいたします。
前日光
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