香港　花火　クルーザー　春節　旧正月　過ごし方

2012/01/24 - 2012/01/24

香港　花火　クルーザー　春節　旧正月　過ごし方

エリア 香港(香港)

さて香港の春節、過ごし方について。
香港で迎える春節もついに5年目、実はあまりすることがないのも事実。海外旅行も大勢の香港人が香港を脱出する為、チケットはあまりに高くて混んでいる。かといって春節とは農暦の正月のことで、この春節が一番一年で寒いといわれている時期であり、もちろん春節の日時は毎年変わるのですが、寒さについてはこれが不思議とよくあたる。よってこの時期、香港にいても天気が悪い、気温もジメジメと冷たいことが多く、全く面白くはない。おまけに紅宝というわけのわからない習慣がある。日本のお年玉袋のような赤い袋に２０ＨＫ＄（２００円）程度をいれ、オフィスビルの受付の人、警備員、スタッフ、とにかくあらゆる香港人の知り合いに配らなければならない。そんな馬鹿なことがと思うかもしれませんが、そういう習慣なのです。
香港に来たばかりならいざ知らず、しばらく経ってアパートの玄関で挨拶するような顔見知りがいるのなら常識的に配らなければならないお金です。
下手すると１万円、２万円は軽く飛んでいきます。

さて、毎年恒例、春節元旦の九龍、チムシャッツイのパレードというのもありますが、よほど事前に準備しない限り見れたものではないそうです。見れたものではない、というのはもちろん内容のことではなく（内容は素晴らしいそうです）物理的に見れません。話によれば5時間前からの場所取り、チムのＭＴＲ出口からシェラトンホテルまで歩くのに1時間（普段は5分）かかったというウワサがあるぐらいの混雑だそうです。要するに身動きが取れない。
さて、そんなことはしたくないので、今年はパンダトラベルの花火クルーズに申し込みました。

香港花火、高層ビルのネオンをバックに花火というのは世界的にも珍しいそうで、有名な香港花火ですが、
何せこれもまともに見ようと思えば8時間前からの場所取りが必要。ジメッと寒い香港の街中でそんなことはしたくありません。パンダトラベルの花火クルーズに申し込み、大人2名、子供2名で約17000円、タダでも見れる花火を見る値段とすれば安くはないですが、なにせただで見ようとすれば8時間場所取りしなければならない、その費用です。
また海上から見る花火というのも初めてで楽しみ。

春節二日目、夜6時　パークレーンのロビー集合。なんとホテルロビーがこのツァー参加の日本人で溢れている。子供関係の知り合いがたくさんいる、香港在住の家族がほとんど、子供も多い。
聞けば全部で４艘のクルーザーが出るとの事。１艘約５０人は乗り。ということは２００人。
バスでカントンまで移動して、クルーザー乗り込み。
人数に対してちょっと狭い。あと一艘あってもいいのではなかろうか。

配られたビールやジュースを飲みながら停船した船に乗り込んで１時間待つ。簡単な食べ物もビュッフェ形式であるが、ホントに簡単。軽く食べてきた方がいいかもしれない。
そして、震え上がるほど寒い。上下ともヒートテック、ダウンジャケットを着ていてちょうど良かった。
７時５０分頃、花火の場所に向かって出港。

船が集まっている。

いよいよ打ち上げ。２階に上る。運よく小雨もあがった。
下の舳先に集まって見る人たちもいて、人の数が船のあちこちにバラけた。中は狭かったが外に出れば問題ない。
打ち上げ開始。

約２５分間で終了。十分に満喫。少しだけ贅沢をいえば、船があまり花火まで近づけない。
海上警察が近づけないように警備している。
高校の時、近所の大きな遊園地で開かれた花火大会、スクーター飛ばしていって、草むらに寝そべり、ほぼ頭上で花開くような大きな花火を見た。火の粉が身体に降ってくるんじゃないかと思った。
ああいう、日本の花火の近さはない。当たり前か、あったら危ない。
ただ、ネオンの高層ビルをバックにした花火、初めての経験として充分楽しめた。

他、香港情報等、https://ohmyjulia.hatenablog.com　にあります。