安くて美味いアラスカ！　フランス人女将の手料理＆アイドルワンコに癒され ほっこりオーロラ見物

2010/03/18 - 2010/03/27

2008年9月にイエローナイフにオーロラを求めて旅立ちましたが見えたオーロラは期待はずれ、そこでリベンジすべく今度は2010年3月にアラスカ・フェアバンクスに出かけました

アラスカではフェアバンクス郊外のロッジに滞在してオーロラウォッチングするプランを選択、前半はチェナ温泉に３泊、後半はノーザンスカイロッジに４泊しました

旅全体を３回に分け、今回は「ノーザンスカイロッジ編」を紹介します

ノーザンスカイロッジ*はフランス人女将が美味しい手料理を出すことで有名　　うわさどおりの美味い手料理と宿の番犬の人なつっこさにすっかりアットホームな雰囲気になりました

肝心のオーロラは太陽活動が弱いのでイマイチでしたがゆっくりとマイペースで過ごせるので本格的に写真撮影を志す方には最適と感じました

*その後オーナーが変わったようです。本情報は古いのでご注意！

＜日程＞　9泊10日

3月18日　　　　成田→シアトル→フェアバンクス（チェナ温泉3泊）
3月21日　　　　チェナ温泉→ノーザンスカイロッジ（ロッジ4泊）
3月25日　　　　ノーザンスカイロッジ→リージェンシーフェアバンクス（1泊）
3月26､27日　　　　フェアバンクス→シアトル→成田　

エリア フェアバンクス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ハートフルインターナショナル

チェナ温泉に３泊した後、今度はフェアバンクスの西40kmの小さなＢ＆Ｂ*、ノーザン・スカイロッジに移動、ここに４泊した

*Bed and Breakfast の略で、日本の民宿のようなもの

ノーザン スカイ ロッジ ホテル

７部屋しかないこじんまりとした居心地のよい宿だった

写真は１階の食堂とロビー

日本の常連客が置いていったらしい置物があった
ここの女将のマダム・パスカルの話ではゲストの95%は日本人で特にカメラマンが多いとのこと

食事は宿泊者がみんな食堂に集合して一緒に食べる

写真は朝食の準備をするパスカルの母親モニクさん

ロッジでは自炊もできるが15ドル払えば夕食も作ってくれる
女主人のパスカルはフランス仕込みの名料理人で日本人の嗜好を熟知しており質、量ともにトレビア～ンの食事だった

日本人にはやはりご飯が嬉しい

食後のデザートにはホームメードのケーキが出された

増築された２階のラウンジにはミニキッチンもある

番犬として飼われているゴールデン・レトリバーのシド（2005年2月生まれのメス）　　
　　

人なつっこく誰にでも馴れるので番犬として大丈夫かと心配だ

シドはみんなのアイドルだ　　

ノーザンスカイロッジの長所は部屋のすぐそばでオーロラ観測できること　　

チェナ温泉山頂の場合は北側が開けているため低いオーロラでも見えたが
ノーザンスカイロッジの場合は森が邪魔をしてよく見えなかったのは残念

オーロラが活発なときには最高のロッジだと個人的には思う

夕方にはフェアバンクスのダウンタウンで開催中の World Ice Art Championships*　（氷の彫刻世界競技大会）を見に行った　

翌日の昼は極北のミュージアム、アラスカ大学の Museum North を見学した

アラスカ大学 北方博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入り口近くの大きなヒグマの剥製が歓迎してくれた

館内にはヒグマよりさらに大きかったマンモスの牙や化石も展示されていた

アメリカの象徴（国鳥）白頭ワシの剥製　　一度本物が大空を飛ぶさまを見てみたい

アラスカと言えばゴールド　　同行したＡさんが目を輝かしたゴールドの装飾品の展示もあった

こちらは宝石　　どういうわけかイエローナイフのダイヤモンドなど、オーロラが見えるところは地下資源が豊富なところが多い

あまり知られていないが日本軍はアラスカのアリューシャン列島にも侵攻した　　戦争中の日本軍の行動に関するコーナーもあった

旧日本軍の装備品の展示もあった

以前から見たかったアラスカのパイプライン　　人間が造った構造物では世界に2番目に長い（800マイル、1,287km）　その半分は地上にある

パイプの直径は1.2m　　日本が独占供給したパイプラインを見て満足したが肝心のオーロラについては未だ不完全燃焼

今度はフェアバンクスのホテルからオーロラツアーに参加することにした
（「ボレアレスロッジ編」に続きます）