2011/10/26 - 2011/10/26
104位(同エリア956件中)
みにくまさん
ローテンブルクにある中世犯罪博物館の観光その②です。
その①は↓
【欧州旅行12日目】 1000年に及ぶヨーロッパの法制史を一堂に集積 「中世犯罪博物館 ①」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10637940/
■■□□■■ ヨーロッパ旅行 2011 ~ダイジェスト版~ ■■□□■■
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10611562/
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中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
マルクト広場から少し南に進んで行った、聖ヨハニス教会の西隣にある、ドイツ唯一の法と刑罰の歴史博物館。
中世以来の法律制度、警察制度の資料、珍しくも恐ろしい拷問道具が多数展示され、街並みや建物を外から眺めているだけでは理解しえない、中世の人々の生々しい生活の一端を垣間見ることができる。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
館内の展示物には細かく説明文が添えられているのですが、日本で書かれているものは一部で、ほとんどがドイツ語とドイツ語なので、そういうものについては詳細が分かりません。
元々現代の我々に馴染みの薄い展示物ばかりなので、分からないものもかなり多いです。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
いろいろな道具の説明書きでしょうか。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
双輪首かせ
いがみ喧嘩しあう2人の女たちを並べて、喧嘩をやめるまで首かせをさせて、公衆の前で笑いものにした。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Shame mask
恥辱のマスク
どのように使用されたのか、左下の絵に描かれています。
またこのマスクの種類も、それを使用する理由によって様々なデザインのものがあることが分かります。
これらのマスクについては、旅行記①に多数掲載してあります。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Branding Iron
焼印 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Seal machine
印章機 18世紀
これらの印章機で印章が押された。
そして証書、あるいは正本に附加された。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Seal machine
印章機 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Seal
印章 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Seal
印章 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Seal
印章 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
中央
At the pillory
さらし台で
右上
Martyrdom of St Sebastian
聖セバスチアンの殉難。デューラー派の画家作。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
拷問の様子 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
拷問の様子 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
お墨付き
オットー一世王が、936年にクエドリンブルグ尼修道院に賜えらもので、当院が王の信頼と庇護を受けることを保証したもの。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
不明 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Marriage contract
婚姻契約
結婚は両親の許可を前提として叶えられた。
ここでは婚約中の男女が親戚の承諾を得ている。
印章13、即ち13名の親戚。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Marriage contract
婚姻契約 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
ビール税
羊皮紙に書かれた証書で、1513年付。
44の町の紋章が44の絹ひもにつながれ、蝋の器に収まっている。
ブランデンブルグ州の44の町々から発行された。
44の町々は、この証明書で、ブランデンブルグ侯爵に、これまで納税した以外に又1トン当たり、12ペニッヒのビール税を徴収し、そのうち4ペニッヒを町自身が受け入れ、残りを侯爵に収める旨証明した。
君主を支援するための町の共同声明の好例。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
博物館内階段付近
ここには壁にズラッと金属製のプレートが展示してあります。
このプレートが何なのかはよく分かりませんでした。
尚、旅行記①にたくさん写真が掲載してあります。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
天秤 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
不明
何とも不気味な道具箱です。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Rosary
ロザリオ
教会の懲戒罰。罪人は札を首から下げ教会の入口や説教壇の下に立たされた。
その罰としての第一は、ミサの間での居眠り。
ミサは日の出前から2〜3時間続き、朝明けと共に仕事が始まった。
ミサにしばしば欠けた人も同様に罰せられた。ミサに参加しているかどうかは簡単に調べられた。というのは各人の座席が決まっていたからだ。
各市民は、キリスト教徒として敬神的な日々を送ることが務めであった。
これらの罰は回数を重ねるごとに厳しくなっていった。
1回目 罰金
2回目 罰金+ロザリオをかけて教会の入口に立つ
3回目 国外追放+清神=断舌 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
さらし台のジオラマ -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
さらし台のジオラマ -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
絞首刑場のジオラマ -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
絞首刑場のジオラマ -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
絞首刑場のジオラマ -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
金属の器具で全身を拘束されている様子 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Hook of a gallow
絞首刑用のマスク
麻製 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Chairs for Judges
審査員のための椅子 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
武器?
ここにあるものなので、拷問用の道具なのかもしれない。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
武器? -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
武器? -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
1505年に書かれた各職業の様子か。
Tailor=裁縫師
Goldsmith=彫金
Bowmaker=弓屋
Painter=画家
などの説明書きが確認できる。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
何かのメダル -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
螺旋階段を下りて、別のフロアへ移動。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Die Reichskrone(独)
帝国の王冠
帝国の王冠というのは少し言葉としておかしいのではないかと思い、”宝冠”と訳すのが正しいような気がします。
右側にあるのは宝珠、左側にあるのは王笏(ホウシャク)といいます。これに宝剣を加えた4点が、王家の宝物4点セットです。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Die Reichskrone(独)
帝国の王冠=宝冠 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
王笏(ホウシャク)
君主が持つ象徴的かつ装飾的な杖であり、レガリアの一種である。職杖によく似たものもあるが、その用途は全く異なる。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Heilige Lanze(独)
ホーリーランス -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
宝珠
十字架が上に付いた球体である。帝国宝珠ともいう。
中世を通して、そして今日でも、キリスト教の権威の象徴として、硬貨、図像学、レガリアで使われる。また、世界(球体)に対するキリスト(十字架)の支配権を象徴する。
地上の統治者(時には天使のような天界の存在)が、文字通り手で持つことで、支配権を表す。
キリスト自身が宝珠を持つ場合は、西洋美術の図像学では「世界の救世主」(en:Salvator Mundi)として知られている。
宝珠は、王笏と関係がある。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
鉄鎖
急に展示物が変わって、本来の流れに戻ります。
上記の王家の宝物のブースだけが、この館内で異色だったわけですが・・。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
鉄鎖 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Mundbirne
梨口
犠牲者の口や局部に押し込んで、内部が裂けるまで押し広げる。
ネジで拡張できるようになっており、先端(口や肛門・膣に挿入される部分)が太く、根元が細いので、外側からはわからないように内部(喉・腸・膣)を破壊できる。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
正義の女神
天秤は正邪を測る「正義」
剣は「力」を象徴
目隠しは彼女が前に立つ者の顔を見ないことを示し、法は貧富や権力の有無に関わらず万人に等しく適用されるとの「法の下の平等」の理念を表す。
目隠しはそもそも剣と天秤の含意する正義には矛盾する付加物であり、当初はおそらく逆の解釈であったと考えられる。15世紀末に見られる木版画ではさしあたり嘲笑目的の戯画としての意味があった。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Breaking with the Wheel
車輪轢き刑用の車輪
車輪上の粉砕刑、生きたままの骨抜き刑(股・膝・腕・背骨の順と定まっている)ともいわれる死刑である。
車輪刑とは、体を車輪に縛り付けられ生きながらにして四股を打砕かれる、という公開で行われる死刑である。
主に、フランス、ドイツ語圏のヨーロッパ各地で、16世紀から18世紀初頭まで行われていた、西洋独特の刑、男性のみを対象とした死刑である。
※ 漫画ベルセルクの断罪編でその様子が詳しく描かれています。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Breaking with the Wheel
車輪轢き刑用の車輪
◎ 車輪の意味
西洋世界では古くから車輪が天空を回る太陽を表していた。
よって、「車輪刑」の原型は、いけにえ(受刑者)を車輪の上に置き、太陽に向って晒すという太陽神に対する祭祀であったと思われる。
そして、骨を砕くのは、死者の体(魂が帰る場所を)を再生不能にし、よみがえることを阻止するという意味があったという。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
様々な拷問器具の資料 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
鉄球 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
木製の手・足かせ
古いもので木製のものはどんどん朽ちていってしまうので、保存が非常に難しいのでしょう。
今日に残されているのは、金属製のものが多いです。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
金属製の手(足)かせ
★ トップ写真 ★ -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
館内、窓からの景色 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Prison Door
牢獄のドア -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
不明 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Shame mask
恥辱のマスク -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
南京錠など -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
様々な拷問道具 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
約1時間15分をかけた館内見学を終え、建物の外に出てきました。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
さらし台
屋外に展示してあった木製のさらし台です。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
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中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
この建物は展示室兼アトリエのような感じになっていました。
中には現代のアーティストの作品が多数展示してあります。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
マスク
ここには恐らく魔女や魔術に関連したものが展示してあるのだと思われます。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
マスク -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
マスク -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
不明
いかにも魔術に関連した品物っぽいです。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Schluckbildchen
意味不明 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
Heilig Geist taube
聖霊の鳩 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
2階に上がってくると、新鋭の画家さんのアトリエがありました。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
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中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
実はちょっと怖い絵が多かったです。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
700ユーロ(73500円)
値札が貼られていることから、この展示品が商品であることが分かります。 -
中世犯罪博物館 Kriminalmuseum
頭がクラクラしてくるような展示品の数々、今まで漫画や写真でしか見たことのないようなものがたくさんありました。
観光の時間としては1時間20分だったのですが、3〜5時間くらい観光したような疲労感が残りました。
ただローテンブルクに行くなら必ずここには来たいと思っていたので、今回はやっと念願がかなった感じです。
おかげで自由観光時間が全く無くなってしまいましたが、仕方ありませんね〜。
次回は他の博物館もゆっくり見て回りたいです。
◎ おしまい
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この旅行記へのコメント (4)
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- まみさん 2012/01/27 13:40:55
- ベルセリクは
- アニメなら昔見たことがありますが、原作のコミックは強烈すぎて……。
車輪刑。撲殺されたあとさらし者になってカラスのエサにされたシーンは、「ブリューゲルの動く絵」という映画で、ブリューゲルの絵の解釈で出てきました。。
ほんとにこの博物館は広くて、私も回りきれませんでした。最後はかけあし。ツアーでなく、ゆっくり個人でローテンブルクを行きたいと思っているくらいです。この博物館を再訪しに。
だけど、みにくまんさの説明は本当に詳しくて、勉強になりました!
- みにくまさん からの返信 2012/01/27 15:09:43
- RE: ベルセリクは
まみさん、こんにちは〜。
ベルセルクは、もうすぐ映画が始まりますよ、2月4日〜かな。
私はアニメのDVDを持っているので、映画は見に行かないと思いますが。。
> 車輪刑。撲殺されたあとさらし者になってカラスのエサにされたシーンは、「ブリューゲルの動く絵」という映画で、ブリューゲルの絵の解釈で出てきました。。
ほうほう、それは知らなかったです。
漫画で出てくるシーンよりも、実写の映画で出てくる方がリアリティがあって怖そうですね。
この博物館は物語でしか知らなかった中世ヨーロッパの世界を目の当たりにできる施設です。
いろいろと謎な展示品も多いですが、時間があればもっと詳細に調べ上げたいと思っていたくらいです。
ちょっとマニアックですがねー(^_^;)
では〜(^o^)/
-
- 大目付さん 2012/01/18 20:34:46
- みにくまさん今晩は。
- これは商品だそうですが、何なんでしょうね?。理解しがたい形です。
〜大目付〜
- みにくまさん からの返信 2012/01/18 21:16:32
- RE: みにくまさん今晩は。
-
大目付さん、こんばんは〜。
何かよく分かりませんよね〜。
芸術は難しい(^_^;)
では〜(^o^)/
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