2012/01/14 - 2012/01/14
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まみさん
誤算でした。
数ヶ月前の私は、よもや数ヶ月後の私が、こんなに早く、一眼レフを手にするとは思わなかったのです。
だから、1月は、花が目当ての撮影散策はたいしてできそうにないから、と思って、撮影散策ができそうな週末に、せっせと観劇予定を入れてしまいました(苦笑)。
それでも、マチネーは選びませんでした。
というわけで、本日は16時から渋谷で観劇予定なので、JRで一駅の原宿駅が最寄りの明治神宮で、2時間程度しかとれませんでしたが、初めて手にした一眼レフの5日目の試運転散策をしてきました。
今回は、少しでも早く操作を覚えるために、シーンモードを含めたかんたん撮影モードは使わずに、ぐっと我慢しました。
そうして、かんたん撮影モードではできなかった、ホワイトバランスと露出補正、それからオートフォーカスのピントの合わせ方と露出の固定、すなわちAEロックボタンの使い方に少しでも慣れるようにしました。
ずっとコンデジを使い続けてきたので、一眼レフを手にしても、あいかわらず液晶画面を眺めながらのライブビュー撮影がメインです。
ところがEOS Kiss X5のライブビュー撮影では、ファインダー撮影よりまだいろいろと制限がかかることに気付きました。
それでも一眼レフのライブビュー撮影の歴史が浅いことからすると、使い勝手はかなり良いんだと思います。
まず、ライブビュー撮影だと、シャッター半押しでは露出がロックされないので、シャッター半押しだけでオートフォーカスと露出を同時にロックして自由にフレーミングする、というのができません(泣)。
また、測光モードは自動の評価測光しか選べないことも分かりました。
なので、シャッター半押しだけでなく露出ロックボタンを使って露出も固定してからフレーミングを確定するか、先にフレーミングをして、AFフレームを動かしながら、合わせたい被写体にピントを合わせるというやり方に慣れなくてはならないようです。
でも、それらに慣れたら、今度はカスタム設定で、オートフォーカスと露出を別々にやること、そしてマニュアルフォーカスにも慣れて、使い分けができるようにしていきたいと思います。
また、ライブビューでピント合わせをしていると、ものすごく時間がかかるので、ピント合わせ中は、液晶画面が真っ暗になってしまうけれど、ファインダー撮影時と同じ仕組みでピント合わせをするという(専門用語はよくわかりませ〜ん)、クイックモードに切り替えました。
コンデジはシャッターを押してから撮影できるまでタイムラグがあるそうですが、クイックモードに切り替えてみて、そのことは確かに実感できました。
いままで動く被写体を撮るときは、そのタイムラグを計算に入れて、視認できるより前に、気持ち早めにシャッターを押すようにしていましたが、一眼レフだとその必要はなさそうです。
ただし、そう気付いたからといって、本日の明治神宮での撮影散策では、動く被写体を試したわけではありません。
また、一眼レフのその便利さに慣れてしまうと、今度はコンデジでは、動くものが撮れなくなってしまうかもしれません。
まあ、そのときはそのときですネ。
撮影モードは、はじめは絞り優先にしていました。
でも、すぐにズームする私の撮り方と私のレンズ(TAMRON社の高倍率ズーム18-270mm F3.5-6.3)では、F値を小さくしようと思っても4.0とか5.6とかそんなものにしかならず、PowerShotのときと変わりなかったので、だんだんと絞りを構わなくなり、めちゃくちゃになってしまいました(苦笑)。
私の場合、プログラム・モードで十分なようです。
そしてこのレンズでぼけを得たいときは、やはりズームに限るようです。
代わりに、F値はPowerShotよりずっと大きく、11くらいでもいけたので、少し距離の違う被写体でもピントを合わせたいときには、絞り優先モードを使ってみる価値はありそうです。
もちろんその場合はシャッター速度が落ちるし、暗く撮れてしまうことにも注意して。
そんな風に試行錯誤しながら撮影していたためと、参道にずらっと、すばらしい氷の彫刻の「全日本氷彫創美大会」の作品が並んでいたため、これといった花がないから、2度目の明治神宮ではさくさくと撮影が終わるだろうと思っていたのに反して、思った以上に時間はどんどん過ぎていきました。
なので、せっかくの明治神宮なのに、参拝することができませんでした。
いや、1月の明治神宮が、参拝客であんなにぎっしりだったなんて、誤算でした。
こういう有名どころの神社なら、参拝客が多くて行列ができていても、鐘を鳴らさず、何人もいっぺんに参拝するから、さくさくと順番が回るだろうと期待していたのに。
行列は進みがものすごく遅くて、参拝客ではなく、何かの催しものを待っている見物客かと思ったくらいでした。
夕方には観劇予定もあったので、そんな行列に並んで参拝する余裕はなく、あきらめてお守りだけ手に入れて帰りました。
※明治神宮の撮影散策は2度目です。菊まつりを見たくて出かけた初・散策のとき旅行記はこちらです。
2009年11月15日
「はじめての明治神宮(1)七五三と外国人観光客にまぎれて御社殿へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10400623/
「はじめての明治神宮(2)緑と池とちょっぴりの紅葉の明治神宮御苑&キエフ・バレエを観に渋谷文化村へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10400629/
明治神宮公式サイト
http://www.meijijingu.or.jp/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
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南参道の鳥居から、一眼レフをスタンバイ!
-
南参道の鳥居のそばにあった、境内での禁止項目の看板
さすが大正に掲げられた看板だけあって、ハンパではない……!? -
鳥居と灯籠
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南参道には見応えのある木々がぎっしり!
この木はまるで、体操選手のリボンの演技のようでした@ -
奉納された色とりどりの酒樽の展示
この奉納酒樽についての説明看板は、初・明治神宮のときに撮ったこちらの写真を参考に。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/17605514/src.html
関連の旅行記
「はじめての明治神宮(1)七五三と外国人観光客にまぎれて御社殿へ」(2009年11月15日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10400623/ -
酒樽の一つ一つが芸術品のよう
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参道の反対側には奉納ワイン
知っている銘柄はないか、つい探してしまいます@
といっても、別にワイン通でもなんでもないので、知っている銘柄なんてほとんどないんですけどネ。 -
御社殿に続く参道の大鳥居
ここからはなんと、氷の彫像が展示されていました。 -
滴がしたたる迫力ある龍
彫刻はこの場で制作されたようです。 -
氷のユニコーン
背景は明治神宮と日本史がらみの歴史などを紹介した巨大なパネルの一つです。 -
水に飛び込む人魚
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クリスタル・ドラゴン
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テーマは「小さな小さなつぼみ」
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手にしているのがつぼみかな?
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氷の化石の虫さん
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「明治天皇、東京へ」
明治元年、明治天皇が江戸城の二条橋を渡っている光景を描いたものだそうです。
明治神宮ゆかりの明治天皇の時代のはじまり。 -
空中を泳ぐ氷の魚
タイトルは「海誘」。 -
「天空を射よ」
勇ましいけれど、射った矢が落ちてきそうで怖いですナ。 -
高らかにラッパを鳴らしているようなポーズのタツノオトシゴ
タイトルは「波とタツノオトシゴ」。 -
かぎ爪で威嚇するフェニックス
タイトルは「PHOENIX 一輝」。 -
「明治神宮鎮座」
明治神宮の御神霊が代々木の社に鎮まったときの絵だそうです。
建物などは、現在見られる光景とほとんど変わらないです。 -
「破魔矢〜希望にむけて〜」
古代日本人らしい衣装が、正月気分をよみがえらせてくれます@ -
愛を語らう2羽の鳳凰!?
全日本氷彫創美大会大賞・明治神宮賞受賞作品の「鳳凰の舞」です。 -
今年2012年は明治天皇百年祭!
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彦にゃんのチャンバラ〜!?
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彦にゃんでなく、ネコにゃん?
いや、やっぱり彦にゃんかな。 -
人魚のテーマは意外と多い
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「サーカス」──この中でのテーマとしては少し変わり種だったかも
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天使の羽衣? あるいは白鳥王子!?
だんだんと時間が気になってきたので、後半はタイトルが描かれた札をスルー。
なので、この作品のタイトルは分からず。 -
布をくわえて飛び立つ白鳥
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やっぱり今年の干支の龍に注目してしまう
とぐろを巻いたお姿がステキ@ -
咆哮する龍
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御社殿の敷地前の鳥居の間から南神門を望む
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手水場にて
表紙候補でした@ -
正月飾りがたくさんの南神門
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巨大な開運的と、今年の干支の龍が描かれた巨大な絵馬
どちらも授与所で手に入ります。もちろん、適度なサイズのものです@ -
南神門前のお守り授与所にて───南神門に飾られたのと同じお守りがある@
明治神宮の破魔矢は「守護矢」というそうです。
公式サイトのQ&Aに解説がありました。
「明治神宮の「破魔矢」はなぜ「守護矢」と呼ぶのですか」
http://www.meijijingu.or.jp/qa/jingu/14.html
お守りは、帰りにこの南神門前の授与所で手に入れました。
御社殿脇の神楽殿前にも授与所があるのですが、こちらの方がすいているので。 -
可愛らしい3種類の幸鈴
明治神宮は2度目で、前回もここのお守り授与所には何があるか覗いたのですが、これを見るのは初めてです。
あるいは、お正月にだけ授与される縁起物なのかもしれません。 -
そろそろお参りしようと南神門をくぐったら
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なんですかーっ! この行列は!
御社殿で何か催し物があるのでしょうか。
でも私は時間がないので、参拝だけしたいんですけど。
と思ったら……。 -
ぎょえーっ! これが参拝の列ですか!
しかも行列はほとんど進まず、みんな停まっています。
1人1人の参拝の時間が長いように思えました。
去年は東日本大震災や原発事故など大変な年で、今年もまだ完全に収拾がついたわけではありません。
熱心に祈りたくなるのも分かる気がします。
でも、これでは、参拝していたら、とてもじゃないけど観劇の時間に間に合わない!
もともと撮影散策が第一目的だったので、参拝はあきらめました。 -
菊の文様が入った釣灯籠
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御社殿に向かって左には西神門
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背にしているのは南神門
前はこんな風に門の名前が書かれた看板はなかったと思います。
お正月だから? -
御社殿に向かって右には東神門
あの門の向こうには神楽殿や社務所、それからお守りの授与所があります。 -
しめ縄が巻かれた神木と絵馬掛け
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今年の干支の龍の絵馬と、いつもの菊と桐の紋の絵馬
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絵馬掛けの向こうは
ため息が出るような参拝客の多さ……。 -
ずらりと並んで壮観@
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お城のような御社殿の回廊の欄干
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美しいがゆえに余計、参拝できないのがうらめしい御社殿
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釣灯籠が美しい東神門
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明治神宮の建物の中で一番惹かれる釣灯籠
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お札授与所は盛況なり
菊まつりで七五三のときに出かけた前回の薄れつつある記憶と比べると、こちらは思ったよりは混んでいなかったので、こちらでお守りを手にいれても、さほど時間はかからなかったかもしれません。 -
いろんな表情で撮る釣灯籠・その1───底にも一文字菊紋@
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いろんな表情で撮る釣灯籠・その2───緑の梢と南神門を背景に
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いろんな表情で撮る釣灯籠・その3───軒下の木と南神門を背景に
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いろんな表情で撮る釣灯籠・その4───南神門と
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大きな菊紋の扉
ここで15時を過ぎてしまったので、お守りを手に入れたあと、大急ぎで原宿駅に戻り、観劇会場の渋谷に向かいました。
行く前は、2時間もあったら、時間が余ってしまうだろうから、御苑の方も行こう、と思っていたのに、逆に2時間では時間は全然足りませんでした。
さらに、撮影散策自体も、明治神宮での2時間では物足らなかったため、観劇会場である渋谷文化村の写真も撮り(さすがにそれはコンデジで)、その後は再び一眼レフを取り出して、渋谷駅までのネオンで明るい夜の渋谷も撮影しながら帰りました。
「劇場撮影はやっぱりコンデジの出番!───渋谷文化村オーチャードホールでオペラを鑑賞した夕べ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10638443
と「一眼レフを持って夜の渋谷を撮ろう!」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10638603 -
本日手に入れたお守り
母に頼まれて、交通安全守(右)と、自分用には、袋の形が可愛い心身健全守(左)を。
これは実は帰りにビッグカメラに寄って買ったマクロフィルター(4)を使っています。
コンデジなみに被写体に近付けるので、マクロレンズと違う使い道がありそうです。
おわり。
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