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2012年正月9日(月)から10日(火)まで、成都市から東南に約200km強の所にある自貢市に行ってきました。そこで、自貢恐竜博物館を紹介します。本博物館は自貢世界地質公園(総面積56.62??)の一角を構成するもので、1987年1月に開館されました。市中心から東北約9kmの大山鋪238号に位置し、6.6万?を占めます。自貢市は中国で最も恐竜化石の発掘される地で、当地発掘恐竜化石を基本として博物館は開設されました。現在、本博物館は世界三大恐竜博物館として、著名になっています。開館時間は8時半〜17時半(入場は17時まで)で、入場料は42元(60才以上は22元、70才以上は無料)です。なお、日本語ガイド案内は通常時150元です。<br /><br />成都市からの交通は次の通りです。市東南の成都汽車総站(五桂橋公文站隣接)から自貢行(始発9時30分〜最終17時50分。運賃79元、復路69元+保険2元。高速経由で約3時間。なお、北門汽車站発もあり)で、自貢市客運総站(丹佳大街)下車後、大街を北(ターミナルから右手に)に約200mの、市内バスの客運総站から35路(川南皮革城・恐竜館行、1元)に乗車し、恐竜站(川南の一つ前。約40分)で下車すれば、進行方向の交差点東北角奥に表紙写真の本博物館の游客服務中心(サービスセンター)の建物が見えます。入場券売場はセンター建物内で、入口は恐竜に模した建物の左側首部分の下です。<br /><br />自貢市は古くからの塩の町として知られています。そこでこれに関して、『歴史と中国』「自貢市塩業歴史博物館と栄海井―四川雑感〔15〕―」(2012年1月13日付)http://blog.goo.ne.jp/kanazawa4512/e/2ea033375bca8e8593f83ed0f5effe8aをご覧ください。<br />

自貢恐竜博物館

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2012/01/09 - 2012/01/10

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km45

km45さん

2012年正月9日(月)から10日(火)まで、成都市から東南に約200km強の所にある自貢市に行ってきました。そこで、自貢恐竜博物館を紹介します。本博物館は自貢世界地質公園(総面積56.62??)の一角を構成するもので、1987年1月に開館されました。市中心から東北約9kmの大山鋪238号に位置し、6.6万?を占めます。自貢市は中国で最も恐竜化石の発掘される地で、当地発掘恐竜化石を基本として博物館は開設されました。現在、本博物館は世界三大恐竜博物館として、著名になっています。開館時間は8時半〜17時半(入場は17時まで)で、入場料は42元(60才以上は22元、70才以上は無料)です。なお、日本語ガイド案内は通常時150元です。

成都市からの交通は次の通りです。市東南の成都汽車総站(五桂橋公文站隣接)から自貢行(始発9時30分〜最終17時50分。運賃79元、復路69元+保険2元。高速経由で約3時間。なお、北門汽車站発もあり)で、自貢市客運総站(丹佳大街)下車後、大街を北(ターミナルから右手に)に約200mの、市内バスの客運総站から35路(川南皮革城・恐竜館行、1元)に乗車し、恐竜站(川南の一つ前。約40分)で下車すれば、進行方向の交差点東北角奥に表紙写真の本博物館の游客服務中心(サービスセンター)の建物が見えます。入場券売場はセンター建物内で、入口は恐竜に模した建物の左側首部分の下です。

自貢市は古くからの塩の町として知られています。そこでこれに関して、『歴史と中国』「自貢市塩業歴史博物館と栄海井―四川雑感〔15〕―」(2012年1月13日付)http://blog.goo.ne.jp/kanazawa4512/e/2ea033375bca8e8593f83ed0f5effe8aをご覧ください。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 入ると、丘が前にあります。この写真の光景が目に入ります。全体で10数体の各種の恐竜モデルを野外展示しています。ここを過ぎて下りると、恐竜遺址館(恐竜博物館)前となります。

    入ると、丘が前にあります。この写真の光景が目に入ります。全体で10数体の各種の恐竜モデルを野外展示しています。ここを過ぎて下りると、恐竜遺址館(恐竜博物館)前となります。

  • 恐竜遺址館です。本博物館のメインです。

    恐竜遺址館です。本博物館のメインです。

  • 入館して左の室が「恐竜世界」です。ご覧のように、恐竜化石の生態陳列となっています。18種類の各種の恐竜(巴山首竜・太白華陽竜・自貢四川竜・四川巨棘竜・李氏蜀竜など)が展示されています。すべて自貢市で発掘されたものです。写真左に見えるのは長20mの合川馬門渓竜(Mamenchisaurus hochuanesis)で、自貢市紅旗郷発掘、晩ジュラ紀(1.5億年前)のものです。

    入館して左の室が「恐竜世界」です。ご覧のように、恐竜化石の生態陳列となっています。18種類の各種の恐竜(巴山首竜・太白華陽竜・自貢四川竜・四川巨棘竜・李氏蜀竜など)が展示されています。すべて自貢市で発掘されたものです。写真左に見えるのは長20mの合川馬門渓竜(Mamenchisaurus hochuanesis)で、自貢市紅旗郷発掘、晩ジュラ紀(1.5億年前)のものです。

  • 長4.3mの太白華陽竜(Huayangosaurus taibaii)と長6mの自貢四川竜(Szechuanosauras zigongensis)で、共に大山鋪発掘の中ジュラ紀(1.6億年前)のものです。

    長4.3mの太白華陽竜(Huayangosaurus taibaii)と長6mの自貢四川竜(Szechuanosauras zigongensis)で、共に大山鋪発掘の中ジュラ紀(1.6億年前)のものです。

  • 大山鋪発掘の中ジュラ紀(1.6億年前)の天府蛾眉竜(Omeisaurus tianfuensis)です。大きいのが長20m、小さいのが長6mの幼年恐竜です。親子を模して展示しているようです。

    大山鋪発掘の中ジュラ紀(1.6億年前)の天府蛾眉竜(Omeisaurus tianfuensis)です。大きいのが長20m、小さいのが長6mの幼年恐竜です。親子を模して展示しているようです。

  • 「恐竜世界」を出て、中央大庁に戻り、奥に進むと「恐竜遺址」です。ここは恐竜化石埋蔵現場をそのまま保存展示したところです。写真は遺址最奥からの全景です。面積1500?、世界最大規模の埋蔵現場です。数千の化石が重なり合って埋蔵されています。基本的には上から俯瞰することになりますが、写真でご覧のように、中頃に階段が設置され下に降りて、より身近で見ることが出来ます。また、代表的な化石に関しては説明版(12か所。李氏蜀竜・天府蛾眉竜・原始新鳥類・自貢四川竜など)が設けられています。

    「恐竜世界」を出て、中央大庁に戻り、奥に進むと「恐竜遺址」です。ここは恐竜化石埋蔵現場をそのまま保存展示したところです。写真は遺址最奥からの全景です。面積1500?、世界最大規模の埋蔵現場です。数千の化石が重なり合って埋蔵されています。基本的には上から俯瞰することになりますが、写真でご覧のように、中頃に階段が設置され下に降りて、より身近で見ることが出来ます。また、代表的な化石に関しては説明版(12か所。李氏蜀竜・天府蛾眉竜・原始新鳥類・自貢四川竜など)が設けられています。

  • 説明版03の長約10mの李氏蜀竜(Shunosurus lii)の前中部尾椎です。

    説明版03の長約10mの李氏蜀竜(Shunosurus lii)の前中部尾椎です。

  • 説明版09の太白華陽竜(Huayangosaurus taibaii)の左側肩棘化石です。

    説明版09の太白華陽竜(Huayangosaurus taibaii)の左側肩棘化石です。

  • 以上で1階の展示は終わりです。2階に上り、最初の展示室が「恐竜時代的動植物」です。陸上・水中・空中・植物などの展示に分かれて、ここには自貢市以外の中国各地の化石も展示されて、恐竜の生態を示しています。また、ここからは「恐竜世界」を俯瞰できます。写真は、入口に鎮座している沱江西蜀鰐です。自貢市の北の内江市発掘の版ジュラ紀のものです。

    以上で1階の展示は終わりです。2階に上り、最初の展示室が「恐竜時代的動植物」です。陸上・水中・空中・植物などの展示に分かれて、ここには自貢市以外の中国各地の化石も展示されて、恐竜の生態を示しています。また、ここからは「恐竜世界」を俯瞰できます。写真は、入口に鎮座している沱江西蜀鰐です。自貢市の北の内江市発掘の版ジュラ紀のものです。

  • 空中展示にある自貢市発掘の中ジュラ紀の長頭狭鼻翼竜(Angustinaripterus longicephalus)です。

    空中展示にある自貢市発掘の中ジュラ紀の長頭狭鼻翼竜(Angustinaripterus longicephalus)です。

  • 次は隣にある「恐竜珍品」です。自貢市で発掘された恐竜化石の貴重品10数点が展示されています。写真は自貢市和平郷発掘の晩ジュラ紀の和平永川竜頭(Yangchuanosaurus hepingensis)の頭骨です。

    次は隣にある「恐竜珍品」です。自貢市で発掘された恐竜化石の貴重品10数点が展示されています。写真は自貢市和平郷発掘の晩ジュラ紀の和平永川竜頭(Yangchuanosaurus hepingensis)の頭骨です。

  • 奥に展示されている中ジュラ紀の多歯霊竜(Agllisaurus multidens)で、大山鋪発掘です。最後の展示室が「恐竜再現」です。ここでは恐竜化石の生成から発掘・生態再現までを展示しています。<br /><br />最後に、本館の他に、さらに奥に地質遺址館がありますが、当日は閉館しており、見られませんでした。以上の見学時間は約1時間半あまりでした。自貢恐竜博物館の公式サイト(中国語・英語)は、http://www.zdm.cn/です。<br /><br />なお、フォトアムバム「自貢・自貢恐竜博物館」は、https://skydrive.live.com/?cid=67ac4e09f9cd86bb&amp;sc=photos#cid=67AC4E09F9CD86BB&amp;id=67AC4E09F9CD86BB!4214&amp;sc=photosです。

    奥に展示されている中ジュラ紀の多歯霊竜(Agllisaurus multidens)で、大山鋪発掘です。最後の展示室が「恐竜再現」です。ここでは恐竜化石の生成から発掘・生態再現までを展示しています。

    最後に、本館の他に、さらに奥に地質遺址館がありますが、当日は閉館しており、見られませんでした。以上の見学時間は約1時間半あまりでした。自貢恐竜博物館の公式サイト(中国語・英語)は、http://www.zdm.cn/です。

    なお、フォトアムバム「自貢・自貢恐竜博物館」は、https://skydrive.live.com/?cid=67ac4e09f9cd86bb&sc=photos#cid=67AC4E09F9CD86BB&id=67AC4E09F9CD86BB!4214&sc=photosです。

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