瀘定橋・海螺溝

2005/07/02 - 2005/07/04

2005年７月２日〜４日、国内ツァー（中国人対象）を利用して、成都から海螺溝氷河に行きました。中緯度にある氷河としてはこれは最低海抜にあるものです。四川省の最高峰貢嘎山（ミニヤコンガ）主峰（7556ｍ）の南面に広がっています。

初日、宿泊地の瀘定県磨西鎮への途上で、中国共産党の長征の軍事上の記念碑的地である瀘定橋（甘孜蔵族自治州瀘定県城）に行きました。ここは革命聖地として中国人には周知の地です。

次の日、いよいよ氷河の観光でしたが、この日、磨西鎮一帯が停電のため、３号営地からのロープウェーは運転休止となり、主峰と氷河全景を見ることは出来ませんでした。このため、ロープウェー建設以前の徒歩道で、氷川景観台まで１時間ほど歩き、氷河の中に入りました（中に入れるのはここだけ）。以下にこの時の写真の代表的なものをお見せします。

なお、詳細は「瀘定橋・海螺溝―四川雑感〔３〕―」
http://kanazawa45.wordpress.com/2005/07/05/%E7%80%98%E5%AE%9A%E6%A9%8B%E3%83%BB%E6%B5%B7%E8%9E%BA%E6%BA%9D%E2%80%95%E5%9B%9B%E5%B7%9D%E9%9B%91%E6%84%9F%E3%80%94%EF%BC%93%E3%80%95%E2%80%95/
をご覧ください。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

瀘定橋（大渡河）

奧側（右岸・瀘定県城）に国民党軍が機関銃座を構えて守備していたのに対して、、橋桁が外され鉄鎖のみの橋を、紅軍が手前側（左岸）から匍匐前進して攻撃し、橋を奪取して、大渡河（長江）を渡る場を確保しました。

海螺溝・氷川舌・氷川城門洞

氷河最下部で、海抜約2900mm。

海螺溝・下流部全景

氷河は奧で、右へと曲がり、主峰下へとなり、そこが氷河の主部ですが、ロープウェー休止のため、それは見れませんでした。

海螺溝・下流部

氷川景観台から道を下ると、氷河に足を踏み入れることが出来ます。そして氷河を登っていくと、氷川磨石面に達します。ここから下流を眺めたものです。

海螺溝・氷川磨石面

氷川景観台から氷川磨石面を眺めたものです。
以上のように、両側の山からの落石・削り取られた石が氷河表面を覆って、少々汚れた感がしますが。