【年末年始】子供と２人で北海道寝台列車旅行　その２

2011/12/31 - 2012/01/01

2011年12月30日〜2012年1月2日、豪華寝台特急で北海道旅行へ行きました。メンバーは私（35歳）と長男（10歳）の２人です。

行きは「カシオペア（ツイン）」帰りは「トワイライトエクスプレス（ロイヤル）」を利用しました。

表紙の写真は、途中で立ち寄った新千歳空港内にある「ドラえもんスカイパーク」です。

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

寝台特急カシオペア号で札幌に到着後、普通列車で小樽に向かいます。

車窓からは、石狩湾をはさんで増毛山地が望めます。

札幌から普通列車で40分。小樽築港駅に到着です。

事前調査で「ウィングベイ小樽」に地元の人がお勧めする美味しい寿司屋があるとのことでしたので、向かいます。

ウィングベイ小樽内の寿司屋「魚一心」です。昼食はここで寿司と決めていたのですが…

ここで最初のハプニング！
この寿司屋さん、営業はしているのですが「本日は大晦日のため持ち帰りのみの営業」とのこと…。

聞くところによると、北海道の人は年越しにお寿司を食べるのだそうで、大晦日はどのお寿司屋さんも大忙し。持ち帰りのみの営業なんだそうです。

魚一心 グルメ・レストラン

仕方がないので、行列に10分間並び、持ち帰りずしを購入しました。
これをウィングベイ小樽のフードコートでいただきました。

店内で食べられず、寿司屋の雰囲気が味わえず残念でしたが、やはり地元の方がお勧めする寿司、味は抜群でした。

特にウニは本州では味わえない鮮度の物でした。

お腹を満たしたところで、ウィングベイ小樽から小樽の街に路線バスで向かいます。

オルゴール館のあるメルヘン交差点です。

小樽はガラス細工が有名で、この近くの店で、今回お留守番の長女へのお土産として、ガラス細工のアクセサリーを買いました。

小樽運河です。

冬にも関わらず、大晦日にも関わらず、多くの観光客がいました。

朝は良い天気でしたが、昼過ぎから天気が崩れて吹雪となったため、早々に観光を切り上げて札幌に戻ることにしました。

写真は、小樽駅です。

小樽駅は、観光客向けなのか（？）レトロな駅舎と駅名表が残されていました。

小樽から札幌までは、快速列車で30分で着きます。

札幌駅に着きました。

４年前に来たときは工事中でしたが、立派な駅が出来上がっていました。
後ろのタワーは「JRタワーホテル日航札幌」です。長ったらしい名前（笑）。

ホテルにチェックインし荷物を置いた後、15：30、本日３度目の札幌駅へ向かいます。
今回、私たちは「周遊きっぷ」という一定範囲内の列車が乗り放題となるきっぷを使っていたため、せっかく無料で乗れるだからと、特急列車を「乗り鉄」しに行きました。

まずは札幌〜南千歳の間を「特急スーパーおおぞら」に乗りました。

ところが、ここで２つめのハプニング！
ビデオカメラを落として壊してしまいました。幸いにもそれまで撮った動画は残っていたものの、これ以降の動画が撮影不能に…。（涙）

でもまぁ、悔やんでもビデオカメラが直るわけではありません。

気を取り直して、次は南千歳〜札幌の間、臨時特急「トマムサホロスキー」号に乗ります。
ノースレインボーエクスプレスというイベント列車で、１つしかない珍しい列車です。
この列車も周遊きっぷで無料で乗れます。

列車の一部は２階建てになっており、２階建ての車両に乗車しました。

この列車、もともとはスキー客用の特急列車。
大晦日にスキーに行く人は少ないのか、ガラガラでした。

２階建て車両の１階はラウンジになっており、子供向けアニメを上映していました。

ラウンジにいたら、車掌さんが「乗車したお子さんに差し上げています」と、記念の乗車証明書をくれました。

乗り放題きっぷで無料で乗っているのに、ちょっと申し訳ない気分でした。
でも、長男は大喜び。

17：00過ぎ、本日４度目の札幌駅に戻ってきました。

地下鉄に乗り、ジンギスカンを食べに、すすきの駅に向かいます。

ここで３つ目のトラブル！

お目当ての「ジンギスカンだるま」は、シャッターが閉まっていました。

インターネットには「年中無休」と書いてあるのに！
お店のシャッターにも「年中無休」と書いてあるのに！

…シャッターには「新年は３日より営業します」との張り紙がされていました（涙）。

他のジンギスカン店を求め、旅行ガイド「るるぶ」に載っている、薄野にある３つのジンギスカン店を回りましたが、大晦日であり、すべて閉まっていました。

仕方がないので札幌駅に戻りました。（本日５度目の札幌駅…）

札幌駅の観光案内所は、大晦日の18：00にも関わらず開いており、ここで聞いてみると…
「キリンビール園は今日も営業しています」とのこと。

今、戻ってきたばかりの地下鉄に再び乗り、中島公園駅にあるキリンビール園に到着です。

１時間以上ジンギスカンを求めて彷徨って、ようやくジンギスカンにありつけました。

生ラムジンギスカン食べ放題、大人2,200円、子供1,100円也。

大盛りごはん350円を２人で分け、ビールは飲まず、観光案内所でいただいた10％割引券を使い、２人でお腹いっぱい食べて3300円でした。

値段には満足でしたが、お味は「だるま」に比べると…。

お腹いっぱいになったところで、本日６度目の札幌駅（笑）に降り立ち、ホテルに戻ります。

泊まるホテルは、札幌駅から徒歩５分、「モントレ札幌」です。
（写真は昼間に撮影したものです）

このホテル、中世のイギリスをイメージして作られていて、ホテルの玄関も洒落ています。

後ろにテレビ塔が見えます。

ホテルのエントランスにある階段。

ディスニーランドのホテルのような雰囲気です。

パティオ（中庭）風のロビーを囲む形でホテルが作られており、ロビーから見上げるとガラス窓。

写真にはありませんが、エレベーターもクラシックな雰囲気で作られており、外国に来た気分。長男は大興奮。

客室もヨーロッパ風で、高級感がありました。

こんな良いホテルにも関わらず、冬はオフシーズンであるためか、大晦日〜元旦の宿泊でしたが、じゃらんのインターネット予約で、１泊朝食付きで１人4,400円と激安でした。

お部屋から札幌の街が見え、景色もまずまずでした（真正面はパチンコ屋さんでしたが…）。

洗面所やお風呂も、ヨーロッパ風のタイル＆クラシックな蛇口でした。

一夜明けて、2012年元旦の朝。

ホテル「モントレ札幌」の朝食バイキングです。
宿泊されている方も外国の方（主に中国・東南アジアの方）が多く、ますます外国に来た気分になります。

お正月限定メニューでしょうか？
おせち料理も朝食バイキングにありました。

朝食バイキングも美味しく、十分高級ホテルとして通用するレベルでした。

これで１泊朝食付き１人4,400円は安すぎる！

9：00にホテルをチェックアウト。
本日は札幌滞在最終日ですので、お土産を買いに行くのを兼ねて、新千歳空港駅に行きます。

写真は「快速エアポート」。この列車も、周遊きっぷで乗り放題です。

快速エアポート 乗り物

新千歳空港にある「ドラえもんスカイパーク」。
国内唯一の常設ドラえもんテーマパークです。

入場料は、大人600円、子供300円。
ちょっと高いかなと思いましたが、意外に面白く、値段以上の価値がありました。

新千歳空港 空港

パークに入ると最初にあるのが、のび太の部屋の等身大模型。

メインホールには巨大なドラえもんが待ち構えています。

ドラえもんのアニメによく出てくる空き地です。

35歳の私、のび太の友達になった気分で写真に収まります。

ドラえもんの秘密道具のレプリカ（笑）も展示されています。

画面に映る自分の影で、ドラえもんを助けるというゲーム。

鏡のトリックを使い「取り寄せバッグ」から出てきているように見える仕掛け。

この写真は、自分の描いた絵が、空を飛んでいくというもの。

ドラえもんスカイパークは、いろいろな仕掛けのある、大人にも子供にも面白いテーマパークでした。

さて、札幌駅に戻り、ラーメンテーマパークの「札幌ら〜めん共和国」で昼食をいただきます。

幾つかのラーメン店が軒を連ねているのですが、長男と話し合い、札幌みそラーメンの店「らーめん空」に入ることに決めました。

やや太麺のこってり系。
みそラーメン、750円也。

本州在住の私たちには、みそラーメンはあまり馴染みがないのですが、とても美味しく、ぜひ皆さんにも食べてもらいたいお味でした。

昼食後、ここでうれしいハプニング！

ら〜めん共和国のビルの階下には、家電量販店「ビックカメラ」があるのですが、元旦のこの日、12時過ぎにも関わらず福袋がまだ売っていました。

前日にビデオカメラを壊してしまった私たちは「ビデオカメラ福袋19,800円」を迷わず購入。
中身は型落ちのJVCのHDビデオカメラでした。もともと35,000円くらいで売られていたカメラで、19,800円で買えたのはお得でした。

さっそく、すぐに使い始めました。おかげで、これ以降の旅行記録も動画に残すことができました。
まさか旅先で、こんなに嬉しい初売りに巡り合えるとは思ってもいませんでした。

お土産を買いました。
千歳空港で「じゃが豚」と「白いブラックサンダー」（←白いんだが黒いんだか〈笑〉）、札幌駅では「ドラキュラの葡萄」ジュースを買いました。

長男が飲んでいるのは「キリンガラナ」。これも北海道限定でしょうか。

さて次の旅行記では、札幌から大阪まで寝台特急「トワイライトエクスプレス」に乗車です。
http://4travel.jp/traveler/drizuhara/album/10634417/