2011/12/30 - 2012/01/04
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kazuuzooさん
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2011年12月30日:ブリュッセル−イスタンブール
2011年12月31日:イスタンブール−イズミール−セルチュク
2012年1月1日:セルチュク−エフェス遺跡−セルチュク
2012年1月2日:セルチュク−パムッカレ
2012年1月3日:パムッカレ−イスタンブール
2012年1月4日:イスタンブール−ブリュッセル
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
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セルチュクから今度はマリアの家に向かいます。マリアの家はセルチュクの近郊の山の上。途中山の中腹からセルチュクがきれいに見えました。
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山の上のマリアの家に到着です。マリアはあの聖母マリア。やっぱり宗教色が強いからでしょうか、銃を持った警官が警戒中。
ちなみにトルコは宗教分離の国で、イスラム教が国教ではありません。 -
早速マリアの家のエリアを散策開始。まずはオリーブの森へ。
ここには穴がありました!でも何の穴なのか…分かりませんでした。 -
この穴を越えたところにマリア様がお出迎えしてくれます。
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そこから200mほど進んだところにあるのがマリアの家。石造りのこの家は再建されたものですが、キリスト教の聖地として、ローマ法王も訪れる場所です。内部にはマリア像があるのですが、残念ながら黄金でできた手は盗難に遭ってしまって手がない状態です。ここで2012年、今年の初詣!?
ちなみに内部は撮影禁止でした。 -
マリアの家から坂を降りたところにあるマリアの泉。
聖マリアは晩年、ここエフェス近郊で生活。その時写真に写っている泉から出る万能の水を飲んでいたそうです。ここを訪れた人の中にこの万能の水を飲んで不治の病が治ったり、障害のある子の障害が無くなったりといった奇跡が起きているそうです。 -
マリアの家を後にして、続いて向かったのがアルテミス神殿跡。
アルテミス神殿はもともとアマゾネスが建てたと言われているがその後、7回倒壊、7回再建されたそうです。
この遺跡の向こう、手前に見えるのがイザベイモスク。1375年に建てられたモスクで建築資材の一部はエフェスの遺跡から運ばれてきたそうです。
そしてモスクの向こうにある遺跡が聖ヨハネ教会です。
ヨハネはマリア同様にこの地で晩年を過ごしたそうで、ヨハネのお墓もここにあります。 -
アルテミス神殿のもう半分です。
やっぱり冬は行動時間が短いです。もう夕暮れ時。本当はシリンジェにも行きたかったのですが、ちょっとエフェスで時間をかけすぎたかも知れません…
残念ながらシリンジェは諦めてセルチュク最後の夜を楽しみました。 -
翌朝、本当はバスでパムッカレまで移動する予定だったのですが、ホテルの主人が列車の方がいいよと教えてくれたので、急遽列車で移動することに。
早速セルチュクの駅に向かいます。
セルチュクの駅前には水道橋の柱並んでします。が、すべて最近再建されたものだそうです。 -
セルチュクの駅です。結構多くの人が列車を待っています。
列車はイズミールからデニズリまで。デニズリからバスでパムッカレに向かうルートでパムッカレを目指します。
列車がちゃんと時間通りに運行してるかどうか不安でしたが、数分の遅れで無事到着。席取りにも成功してパムッカレに出発です! -
セルチュクを出発して間もなくすると山を登り始め、その後は平原+山の連続。セルチュクを出て1時間半ほど経つと遠くに雪をかぶった山が見え始めてきました。
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雪をかぶった山が徐々に増えてきました。
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そしてとうとう低い山まで!
と思ったら…隣に座っていたおじいさんがしきりに″パムッカレ″って伝えてくれました。
遠くからでもこんな感じで山が白く見えるんですね。 -
セルチュクを出発して3時間強で到着。バスとさほど差はないかもしれません。でも列車の料金はバスの半額でした。
セルチュクでちょっとブラブラしようと思ったのですが、子供にどこに行くんだって聞かれてパムッカレって言ったらあのバスだって連れて行ってくれました。断り切れず、そのバスでパムッカレに向かうことにしました。 -
セルチュクから合計で3時間半ほどでパムッカレに到着です。
早速パムッカレ、そして入場料が含まれるヒエラポリスという遺跡を見学することにします。
ちょっと京都でお寺をたくさん参拝した時みたいに遺跡でお腹がいっぱいな感は否めませんが… -
パムッカレ、ヒエラポリスの案内図です。これを見るとちょっと分かるかと思います。
白い部分の右側Bの下、白くない部分に居て、白い部分(斜面)を登ってヒエラポリスのある丘の上に向かいます。 -
パムッカレは石灰質の岩盤を持つ温泉地帯で、石灰質を含んだ温泉が湧き出て岩盤に石灰質を残すことで地表が白くなっているそうです。
丘の上から温泉は湧き出しその水は湖に。そして夏はプールもオープンしているそうです。 -
早速丘を登ります。が、まずは靴を脱いではだしで登ります。
石灰質の白い表面はこのように紋があります。この紋を守るために素足で登ることになっているそうです。
靴も脱いで登り始めると…あれっ温泉の水冷たい…
それもそのはず、ここまでくる間にもちろん冷めてしまってます。
でも素足…冬のこの時期はこたえます。 -
少し登ると水の勢いが少し激しいところに行きつきます。
ここまでくれば少し暖かい水の上を歩くことができます。 -
でもなんか不思議。雪の上を歩いているようなのにまず暖かい、そして紋がそう簡単にはというより全く崩れない…
写真だけじゃどこかのスキー場なのかパムッカレなのか分からないです。 -
続けて登っていくと池の様になっているところに行きつきます。
夏はここでのんびり温泉浴!!なんてことをしている人もいるみたいです。
今のこの時期は…絶対風邪ひきます!! -
つららのようになっている部分もあります。
昔はこの辺にも温泉が流れていたようですが、残念ながら温泉の水量が減ってきたこと、それに伴って流量を調整する目的もあってすべての部分に水が行きとどいているわけではありません。 -
20分位掛けてゆっくりと登ってきました。白い石灰質の部分を抜ければ再び靴で移動できます。
ヒエラポリスの見学の前に一通りパムッカレの状況を確認することにしました。 -
ようやく水がたくさん流れているところを発見。石灰の池も水で満たされています。そしてその遠く向こうにや山が。
風景に見とれてしばらくボーッとしてしまいました。 -
しばらくボーッとした後、いざヒエラポリスの見学開始です。
パムッカレを上ってくるとちょうどヒエラポリスの中央辺りにたどり着きます。そこから北側方面の遺跡、 -
そして南側の遺跡です。
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まずは北側の遺跡から散策することにしました。最初はローマ浴場跡です。もともと紀元1世紀頃造られて浴場でしたが、4世紀の地震でダメージお受けて、その後10世紀頃には住宅街だったそうです。
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地面が白いところと、普通の土色のところがあります。
石灰化が始まった場所でしょうか?石灰がたまるとパムッカレの様にもっと白く、そして石灰が色々な紋や形を作って行くのでしょう。
いわばパムッカレの赤ちゃん!? -
続いて北大浴場。2世紀頃に造られた浴場で教会としての役割を持っていたこともあるそうです。
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この先北に進むとカラハユットの村へと続きます。遺跡はこの先にお墓があるくらいだというので、ここでUターン。今度は南へ向かいます。
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北大浴場のそばにあるこの門、ドミティアン門です。85年にドミティアヌス帝を讃えるために造られた門です。
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ドミティアン門を越えて左側にあるのがアゴラ。
遺跡が残っているのが西側アゴラです。 -
現在は残念ながら木で覆われている辺りに東側のアゴラがあったと考えられているそうです。
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東側のアゴラのそばで見つけたこの遺跡。
案内図で見ると劇場の跡??
でもちょっと場所が違うような… -
北大浴場のそばにあったドミティアン門から一直線の通りを進んできたところにあるのが北ビザンツ門。
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温泉に客室がついた大きな建物の遺跡です。昔の温泉宿の様なものでしょうか!?
もともと1世紀に建てられた石灰岩で出来た建物だったのですが、4世紀の地震で壊滅的なダメージを受けたそうです。 -
引き続き南に向かうとあるこの遺跡、6世紀に建てられた大聖堂の遺跡です。
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そして、ヒエラポリスの名所の1つ、円形劇場です。
紀元前2世紀に造られた収容人数15000人ほどの劇場。
残念ながら舞台の壁が工事中でした… -
円形劇場の観客席最上部から今歩いてきた北方向をパチリ。
昔はもっとたくさんの建物があった栄えた街だったんでしょう。 -
そして円形劇場の先に見えるのが聖フィリプの教会の遺跡。
5世紀に建てられた建物で、80年、ヒエラポリスで殉教した聖フィリプを祀った教会だそうです。 -
ヒエラポリス最後に見学した遺跡。
円形劇場の下にあるアポロ神殿の遺跡です。 -
遺跡の見学を終えてパムッカレの石灰棚に戻ってきました。
日も傾いてきて帰る人も増えてきました。
でも上ってくる人も…
パムッカレ村に戻る前にもう少し夕日に映えるパムッカレの石灰棚の風景をブラブラしながら写真に撮りました。 -
まずはつららの形の石灰棚。
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続いて夕日に映える石灰棚。
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石灰棚、夕日、そして石灰に覆われた山の下に見えるのがパムッカレ村です。
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夕日が山に沈むのを見届けて、再びはだしで麓へ下りていきます。
その途中、さっきまで見えてなかった雪を抱いた山が遠くに見えました。
そして、下るほど当然地面を流れる水は冷たく、気温も登るときより冷たく…最後は修行してるのかと思ってしまいました。 -
無事山から下り、夜ごはんを食べてブラブラしていたらなんとまぁ、パムッカレってライトアップするんです。
でもこれどう見てもスキー場みたい… -
翌日、早くもパムッカレを出発です。
しかも朝の飛行機でイスタンブールに向かうため朝早くに宿を出発。
でも美しい日の出の風景を堪能できました。 -
そしてデニズリ空港からイスタンブールに向かいます。
天気も快晴!
イスタンブールも天気が良いといいなぁ〜。
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